秋日和続く窓辺に干し柿が琥珀色なる蜜を貯めゆく
19日に吊るし柿を軒下に下げたので、今日で12日目です。その間、爽やかな秋日和が続いてくれたおかげで順調な仕上がりを見せています。秋の陽に照らされ金色に輝いていた柿は、いまでは少し透明感が出て、琥珀色に耀いています。渋柿が蜜を貯めて甘く変化した証拠です。食べてみるとすご~く甘くこれが渋柿だったとは?誰が考えたのか先人の知恵には脱帽です。後は冷蔵庫へ入れて白い粉を吹かすと完成です。
秋日和続く窓辺に干し柿が琥珀色なる蜜を貯めゆく
19日に吊るし柿を軒下に下げたので、今日で12日目です。その間、爽やかな秋日和が続いてくれたおかげで順調な仕上がりを見せています。秋の陽に照らされ金色に輝いていた柿は、いまでは少し透明感が出て、琥珀色に耀いています。渋柿が蜜を貯めて甘く変化した証拠です。食べてみるとすご~く甘くこれが渋柿だったとは?誰が考えたのか先人の知恵には脱帽です。後は冷蔵庫へ入れて白い粉を吹かすと完成です。
宅配の牛乳屋さんに注文をすれば新米はやばや届く
宅配の牛乳をとっているのですが、このごろでは牛乳以外にも注文書に記入しておけばいろいろなものが届きます。例えばお菓子、飲み物、冷凍食品・・・など。他にも、独り住まいの人に何かが起こって牛乳を取り込んでいなかったら、家族に連絡をしてくれるサービスもあります。ありがたいことだなあと思います。今回、新米を注文したら広島県産が早々に届きました。美味しいかな?明日はさっそく新米を味わってみようと思います。
早朝の電話に目覚む慌てたる声にて友は「めだかが死んだ」
まだ寝床の中でうつらうつらとしていると、固定電話が鳴りました。びっくりして飛び起き受話器を取ると、慌てた友の声がして「この間もらったメダカが沢山死んでる。ヌマエビも死んでる。まだ生きてるのもいるけど・・・餌はちゃんとやっているのになんでだろう?」すごく喜んでいただけに彼女のショックは相当なものでした。おそらく餌のやり過ぎと思う。我が家にはいっぱい居るからまた持って行ってあげて、飼育指導をしなくては・・・・。
この世には置いておけない青春の思い出を焼く今日の終活
80歳を過ぎるとぼつぼつ終活をと始めたのですが、なかなか思うように進みません。でも、今日はやっと60年前の青春の思い出を勇気を出して焼却処分しました。実はこの1っか月ほど、何処でどのように処分しようかと迷ったのですが、結局は我が家の庭の植木鉢の中でゆっくり、丁寧に燃やしました。秋空に吸われていく白い煙を眺めながら、これでいい!これで安心してあの世へ行ける!と思いました。
小さき実は胡麻和えにして熟れたれば赤飯あんこと便利なささげ
10年くらい前に友達からもらったささげ。いまでもグリーンカーテンとして毎年育っています。肥料無し、連作オッケー、ただ水をやるだけで立派に育ちます。花は綺麗な紫、小さな実は鞘ごと茹でて胡麻和えにし、黄色に熟してきたら中の豆を入れて炊飯すると赤飯になります。さらに熟した実を乾燥させ貯蔵しておけば、煮豆やあんこと年中使えとても便利な豆です。今日はうるち米ともち米半々にささげを入れて赤飯を炊きました。
祝ひ菓子が岡山市より今日届く敬老の日はとつくに過ぎて
敬老の祝い菓子を役員の方が持って来てくださったので、敬老の日について調べてみました。「多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し長寿を祝う」ことを目的として昭和23年に祝日法とし制定され9月15日となっていた。しかしハッピーマンデー制度の導入により平成15年より9月の第三月曜日となったとのこと。だから今年は9月19日だったのに・・・・なんで今頃?ちょっと気になりましたが、役員さんにお礼を言って頂きました。
水草とえびとめだかの共生する丸き水槽は小さな地球
この春から夏にかけて生まれた沢山のひめだかのうちの少しだけを円柱形の水槽に入れて、いつでも愛らしい姿が見えるように部屋の窓辺に置いています。最近は用水ですくったヌマエビも3匹入れたので、その愛らしい姿にみとれています。もともとこれは水槽ではなく廃物利用で半透明のため、上手く写真に撮れませんでしたが、水は綺麗に澄んでいて、水草とめだかとエビが共生し素敵な住処になっています。地球上で起こる自然循環がこの水槽の中で起こっているのでしょう。まるで小さな地球みたいと思いながら毎日見て癒されています。
七十年ぶりにスプーンで食むずくし果肉は澄みて天然ゼリー
熟柿とは完全に熟して柔らかくなった柿のことで、「じゅくし」とか「ずくし」と呼ばれるものです。今の子どもたちはほとんど食べたことがないと思います。でも私たちの年代はみんな食べていました。熟柿は甘柿よりもむしろ渋柿の方が甘くて美味しいです。先日、友人からもらった渋柿のうち3個が熟れ過ぎていたので干し柿にしないで残していました。それが熟柿になったので4等分してスプーンですくって食べてみました。熟柿なんてもう70年近く食べてないように思います。果肉は火の色に澄んで甘く、まるで天然のゼリーでした。
人参の本葉可愛いや美しや庭に初めてぎしぎし育つ
太極拳の合間のおしゃべりで、「初めて蒔いた人参からいっぱい芽が出た」と言ったら「人参は芽が出にくいのにすごい!」と言われびっくり! 何しろ彼女はプロ農家の方だから・・・。それなのに初めての私がなんでこんなにいっぱい芽が出たのだろう?やっぱり庭に人参の花を咲かせ種まで採って蒔いたからかな?なんて思うと、ぎしぎしに芽吹いている人参が愛おしいです。出てきた本葉はこれまた清々しくて可愛いです。
秋告げて朝の庭辺に楚々と咲く水引草の花の小ささ
長長き一本の茎に列為して咲ける小花を目を凝らし見る
庭のあちこちに今を盛りとミズヒキソウが秋を告げて咲いています。赤いのも白いのもあり、反日蔭の我が家の庭が適しているらしくほったらかしですが毎年よく育ちます。細くて長い茎に列をなして小さな花が咲き、水引のように見えるところからこの名が付きました。この花の小ささは誠に小さく1,2ミリくらいで、目を凝らして見なければ花の形が分からないほどです。