嫌わるる鳥もいとほし懸命の鴉の子育てテレビに視れば
童謡の「からす」の歌詞の優しさに雨情をしのぶ春寒の夜
鴉が好きだという人はあまりいません。それはやはり黒一色の羽と鳴き声のせいでしょう。先日テレビで鴉の子育てを見て、思わす「からす」の童謡を口ずさんでしまいました。「からすなぜなくの からすは山に 可愛いい七つの子があるからよ 可愛可愛とからすはなくの 可愛可愛となくんだよ 山の古巣へ行って見てごらん まるい目をした いい子だよ」これは有名な野口雨情の作詞ですが、彼だけは鴉にもこんな暖かい目を注いでいたのですね。さすがです!