わすれな草

日々心にとめたことをを31音の短歌で表してみたいと思います。一生に一度しかない今日の私を忘れないために・・・

はち

2009-07-31 19:35:33 | Weblog
         
    開きたるかぼちゃの花にはちを見きよくぞ来たれり愛のキューピット

 最近、蜂がいなくなったと聞いていました。果物農家は受粉作業に大変だったとも。私も初めて作ったかぼちゃに初めての受粉作業をしました。ところが梅雨の晴れ間に蜂を見たのです。我が家の大きく開いたかぼちゃの花の周りを飛んで、次々と花の中に入っていきました。ヤッター!! やっと愛のキューピットが来てくれました。
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手作り絵本

2009-07-30 19:00:19 | Weblog
          
     友の歌にわれ描きたるにじみ絵の試行錯誤の手作り絵本

 友人と短歌絵本を作ろうということになり、歌は友人が、絵は私が分担することになりました。歌が出来、どのように絵を描こうかと試行錯誤を重ねてきましたが、歌を際立たせるために、和紙を使用し、にじみ絵を裏から入れてみました。内容は出会いから別れまで、一応ストーリー性を持たせています。短歌絵本なんて見たこともありませんが、今日やっと二冊完成させました。
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蝉と蜘蛛と私

2009-07-29 19:42:54 | Weblog
      
       待ちまちし巣に熊蝉のかかりしも見つめるだけの蜘蛛とわたくし

 ここ4・5日、巣には何もかからないのに、じっと待っている蜘蛛の忍耐力には感心していたところです。ところが今日クマゼミがかかりました。この蜘蛛にとってはあまりに大きすぎて、何も出来ず、ただで見つめているだけのように見えました。蝉を助けたいけど、待ち続けた蜘蛛を思うそれも出来ず、私もまた見つめるだけしか出来ませんでした。
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ヌマエビ

2009-07-28 18:05:56 | Weblog
          
        用水にめだか掬ふに沼えびのみ入るわたしの反射神経

 我が家の横を流れる用水の水かさが少なくなって、めだかが沢山泳いでいます。今がチャンスとさっそく網を出してめだか掬いに挑戦しました。めだかはとてもすばしっこいので、二つの網ではさむようにして掬うのがコツなのです。でも、まんまと逃げられてしまい、がっかりしたのですが、なんとぬまえびが入っていました。あ~あ私の反射神経はこの程度なのかと痛感したのですが、可愛いので、ぬまえびの水槽を作りました。
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ターシャの庭

2009-07-27 15:11:02 | Weblog
       
        のびのびと花のはびこるわが庭もターシャの庭と思へば愉し

 ハイビジョンで見たあの有名なターシャ・テューダーの庭。30万坪という広大な荒地をみごとな花園に変えた彼女の庭の美しさは、計算されているのでしょうが、自然そのもののような美しさでした。ところで、我が家の狭い庭はあまり手入れもしないので、花がのびのびと自由にはびこっています。自然といえば自然、これもターシャの庭なのだと、ひとり楽しんでいます。
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渾身の爪

2009-07-25 18:54:34 | Weblog
        
     紫陽花の青き葉つかむ空蝉の生ある如き渾身の爪

 梅雨がなかなか明けません。それでも蝉の幼虫は、季節をたがえず暗い土の中から這い出していました。朝の庭にふと見つけた蝉の抜け殻、それはいかにも不安定な紫陽花の葉を精一杯につかんでいました。こんなに揺れる木の葉につかまって羽化するなんて・・・その大変さを物語るかのように、命を支えた大きな爪がやわらかな葉に食い込んでいました。
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孤独

2009-07-24 18:40:25 | Weblog
         
      巣をはりて当て無き虫を待ちてゐる庭辺の蜘蛛のひねもす孤独

 朝、窓を開けると巣をはった蜘蛛が目のなかに飛び込んできました。大きな模様のある蜘蛛です。気になって昼も夕方も見ましたが、虫が掛かった様子もなくそのままです。次の日もその次の日も全く同じでした。それでも一匹でじっと待っているのです。孤独だろうなあなんて思ってしまいました。ひねもす(一日)ではないようです。いったい何時までこのままなのでしょう。
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ダイヤモンドリング

2009-07-23 17:52:54 | Weblog
         
        太陽も恋をせしかも天空のダイヤリングはいづこへゆくや

 日食のダイヤモンドリングはほんとうに綺麗でしたね。勿論テレビで見ただけですが、実際に見たらどんなに感動するでしょうね。こうして何年かに一度ダイヤモンドリングが現れるということは、太陽も恋をするのではないでしょうか?恋をするたびに若返って永遠の命を保つのではないでしょうか?さて今度のリングは誰の指にはまったのでしょうね。
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皆既日食

2009-07-22 17:55:42 | Weblog
            
       太陽の黒くなりたるひと時にほのかに光る昼の明星

 今日の話題は、なんといっても46年ぶりという皆既日食ですね。テレビに首ったけで見ましたが、めったにない天体のドラマに感動しっぱなしでした。なかでも私は皆既日食になった時、星が光って見えたのに感動しました。昼間でも星は空にあることは知っていましたが、実際に見ることは出来ません。それが見えたのです。太陽がすっかり月に隠されて黒くなった時小さな星の光が・・・目を凝らして見てください。画面左下に写っています。

      
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母子像

2009-07-21 17:58:33 | Weblog
          
         幼子を抱く銅像の美しき裸身に母の逞しさあり

 岡山の市民会館の前の公園に、こんな銅像があるなんて気がつきませんでした。ゆっくり見ると、いろいろなものが見えてくるものです。それにしてもなんと美しい像でしょう。母に抱かれた丸々とした幼子のなんと可愛いこと。そしてまた母親のプロポーションのなんと美しいこと。でも、生を生み出す母はやはりすごいですね。美しさの中に逞しさが感じられます。やはり「母は強し」ですね。
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