東南の空に瞬く大き朱のスーパーマーズを見上ぐる夕べ
火星人居たらいいなと指を立て交信してみるスーパーマーズ
今日5月31日はスーパーマーズ、地球の一番近くに火星が近づく日だそうです。東南の空の赤い星を探せばいいとのニュースを聴いてさっそく外に出てみると、ラッキーなことに空は良く晴れていて、しっかりと火星が肉眼で確認できました。1センチ近くの大きさに見えて、赤色がかった光が瞬いていました。その瞬きは火星人が私に何か話しかけているように感じられました。
東南の空に瞬く大き朱のスーパーマーズを見上ぐる夕べ
火星人居たらいいなと指を立て交信してみるスーパーマーズ
今日5月31日はスーパーマーズ、地球の一番近くに火星が近づく日だそうです。東南の空の赤い星を探せばいいとのニュースを聴いてさっそく外に出てみると、ラッキーなことに空は良く晴れていて、しっかりと火星が肉眼で確認できました。1センチ近くの大きさに見えて、赤色がかった光が瞬いていました。その瞬きは火星人が私に何か話しかけているように感じられました。
草木さへ季節違えるこの時世初夏の道辺にコスモスの咲く
春に芽吹いたヨモギは今、濃い緑の葉を茂らせていますが、なんとその間にコスモスが一輪咲いているではありませんか?驚きました!! コスモスは秋に咲く花で今はまだ小さいはずだと思うのですが・・・ほんとに不思議です。異常気象のせいでしょうか? たとえそうであっても、草木は季節を違えず芽吹き、茂り、花を咲かせると思っていたのに、このごろは草木までも狂ってしまったのでしょうか?
タチアオイ上まで咲けば吾と同じ匂いの君に逢ひに行かむか
タチアオイの花が美しい季節になりました。私がよく通る道辺にも咲いていて、通るたびに一輪ずつ上に上にと咲き継いで増えていきます。それはまるで希望の灯りが点るようで、見るたびに幸せな気持になります。そんな花を日々眺めていると、一番上まで咲いたら気の合うあの人に逢いに行こうかなあ~なんて思ってしまいます。 はてさてそんな人はいるのでしょうか?それは秘密です。
涙ぐむ被爆者の肩抱きしむるオバマ氏の手の大き温もり
昨日、私がテレビで撮ってブログに載せたと同じ写真が、今朝の新聞にも大きく載っていて嬉しくなりました。でも、私の写真と違ってやはりすごいと思いました。オバマ氏の手に焦点が当たっていたからです。こんなにも大きな温かい手だったのだと改めてその手を見詰め胸がいっぱいになりました。他にも原爆資料館の中で小学生に、バマ氏自らが折られた折鶴が手渡されたとのニュースもあり、何気ない行動の一つ一つに、彼の心の大きさと温かさが響いて来る昨今でした。
若夏の広島晴れてオバマ氏と被爆者抱き合ふ平和公園
全世界が注目しているオバマ大統領の広島訪問がいよいよ今日となり、午後4時50分からの中継を固唾を飲んで観ました。オバマ氏のスピーチは「広島 長崎を核兵器の始まりとして記憶するのではなく、人類の道徳的な目覚めにしなければならない」と結ばれました。私が一番心に残ったのはオバマ氏と涙ぐむ被爆者が抱き合う場面でした。人間とはなんとすばらしい! 心が通じ合うことのすばらしさに目頭が熱くなりました。
いつしらに洗濯干場を占有し葡萄の蔓は今日もまた伸ぶ
洗濯干場の傍に植えた葡萄が昨年から実りはじめ、今年はすごい勢いで蔓が伸びています。このままだと二本の干し竿が独占されて、洗濯物が干せなくなります。どうしても一本の竿だけは洗濯用に確保しなければと思い、庭にはびこっている黒竹を切って葡萄を誘引するための竿を二本作りました。お蔭で庭もすっきりして一挙両得といったところです。それにしても疲れました。
足悪き友が育てて持ちくれしポピーの花に揺るる優しさ
友くれしポピーを挿せば独り居の夜の厨も華やぎを見す
足が悪く杖をついている友が、自分の育てたポピーの花を持って来てくださいました。ポピーの花はまるで超薄い和紙で作られたようで、しかも滲んだような色合いがとても綺麗でした。細い茎の先に大きな華やかな赤い花がふわふわ揺れて、それはまる友の優しい心のようでした。さっそくガラスの花瓶に挿して台所の出窓に置きました。独りの夜もそこだけは華やいでほっとな気分になっています。
自生せし苔育てむと晴天の続く庭辺に霧吹く朝(あした)
我が家の玄関先の庭になぜか自然に苔がはびこり始めました。それならばと、このまましっかり苔にはびこってもらうことにしました。ところがこのところ晴天が続いているので、苔もかさかさに乾いて元気が無く、緑もくすんでいます。どうしたもんじゃろう??? と考えた末、今朝は洋裁の時使う霧吹きを持ち出して、霧を吹いてやりました。一段と緑が鮮やかになり苔も喜んでいるようでした。
庭先に芽吹きし青菜のさ緑を揺らをす立夏の風のさやけし
庭先に蒔いたラディッシュとワサビ菜が芽を吹き、そろそろ本葉も出始めました。あんな小さな種の一つ一つに命が宿っていたのだと思うと、一本一本の青菜が愛おしく感じられます。特にわさび菜の本葉には、小さなぎざぎざが出来ていて、見た目にもとても可愛らしいです。さ緑の若い青菜の葉が、五月の風に揺れる様はなんとも爽やかです。
空の青海の青とに染まりつつ心を磨く今日の吟行
牛窓の海を見下ろす料亭の魚料理に舌つづみ打つ
お刺身が好きでも跳ねるエビの皮剥くなど出来ぬ絶対出来ぬ
今日は年に一回の短歌の吟行会でした。総勢23名がマイクロバスの送り迎えで、日本のエーゲ海と言われる牛窓へ行きました。良い天気に恵まれ、青い空と青い海に包まれて、心の中まで青に染まって帰りました。昼食は新鮮な海の幸がいっぱいでとても美味しくいただきましたが、お刺身の跳ねるエビの皮を剥くことはどうしても出来なくて、店の方に剥いてもらいました。なんと剥くことが出来なかったのは私だけでした。