名南将棋大会ブログ 名古屋

名南将棋大会告知や結果のほか、
将棋が強くなるための記事を書きます。
まずは将棋上達法則を見てください。

第251回名南将棋大会(弐)結果速報

2024-03-23 | 名南将棋大会

本日は第251回名南将棋大会(弐)を開催しました。結果速報です。

F級優勝

荒木昭一さん

美和剛さん

本郷聰弘さん

華房永茉さん

G級優勝

桑山湧吾さん

H級優勝

髙木弘志さん

沢田常夫さん

I級優勝

地下好さん

J級優勝

廣瀬孝さん

木村克司さん

優勝された方々、おめでとうございます。

参加された皆様、ありがとうございました。

 

過去12回分の優勝記録です。

半分にして拡大します。

今日のトーナメント表の画像です。

 

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SS3-2 急戦向い飛車(27)

2024-03-23 | 基本定跡の研究

後手の52金左に、先手は78銀が無難な対応です。

後手はすぐに24歩同歩同飛などの動きは無理です。先手は居飛車穴熊を断念したというわけではなく、

銀冠にしてから穴熊に組み替えることはできます。後手も銀冠穴熊にするには、左銀を寄せていくに手間がかかります。なので73桂99玉14歩16歩32飛46歩42角

後手は3筋から動こうとして、先手はそれを阻止する対応を選びます。38飛13桂68銀

安用寺先生は銀を引く順を書いているのですが、これがおかしな手です。25桂79銀35歩同歩37歩

28飛としても36飛に36歩同飛25飛24歩ではまずく、39歩24歩

この図の評価値は-65、互角ですが先手として面白くありません。

戻って

38飛13桂には17桂

しっかり守らねばなりません。以下は進行例ですが、25桂同桂24歩45歩

25歩44歩同銀48飛43歩

45歩53銀44桂

12飛52桂成31角53成桂同角

先手の駒得ですが、後手は桂2枚を持ち駒にしています。この図の評価値は+56の互角。後手としてはこの指し方が最善だと思われます。

安用寺先生の本には他の指し方も載っていて (実戦例でしょうか)

後手は高美濃のまま65歩を突きます。99玉32飛68銀66歩同角35歩

今度は3筋に目を向けましたが、84角45歩77銀

この図の評価値は+335先手有利です。

次の例は

銀冠に組み替える瞬間に24歩と動く指し方。24同歩同飛25歩22飛36歩

後手の35歩~34銀~25銀を阻止します。54歩78金84歩46歩14歩

13桂からの動きを見せられたところで、45歩同歩24歩

24同飛でも同角でも先手が良いとされているのですが、24同飛のほうに面白い変化があります。同飛同角23飛27飛

43飛成57角成は互角です。21飛成46歩同銀32銀

32同竜46角52銀

52同金同竜29飛成

この図の評価値は+193で先手良し。

最後は44銀型です。

99玉42飛に36歩を突いておくのが大事な手で、55歩の攻めに

同歩同銀24歩同歩35歩

先手十分と書いてありますが、評価値は+451の先手有利。

途中24歩に同角のほうが後手の最善手ですが、35歩46歩同歩同銀68銀

この図の評価値は+371の先手有利。

後手としては三間飛車+13桂の形で互角くらいの岐れです。

 

 

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