阪田流向い飛車の続きです。
後手は52金の代わりに52玉としておくのもあったはず。今の定跡本では確認できませんが。78玉24歩同歩同金56角
33銀83角成25金46歩26歩47馬54角
同じ手順を踏んでみます。27歩同歩成同銀26歩18銀35金38金
18角成同香19銀
36歩28銀成35歩28成銀34歩
34同銀38馬27歩成31角
飛が縦に逃げると42銀が詰めろです。32飛が最善で、42金同飛同角成同玉22飛
32角はもったいないし、32金は21飛成です。なので31玉27飛成32金
この図の評価値は+337の先手有利です。金損で竜馬を作っているのですが、この先は37桂23歩33歩22金45桂
23歩を打つと後手が歩切れになるのが問題で、53桂成を受けて38竜の銀取りを受ける味が悪いということのようです。
戻って
37桂に44歩と受けると、35歩同銀22歩26歩21歩成42玉 (21同玉は33歩同金25桂の筋で寄せられる) 29竜
後手の駒得は消えて先手有利です。
先手の変化として
77銀35金25歩というのもあるようです。
25同金66銀35金55銀
1歩で1手稼いで、銀を進出します。後手は二択で、27角成は同銀同歩成48飛
28歩36歩26金45歩
29歩成44歩同歩65馬37と31角
この図の評価値は+997の先手優勢。後手玉に手が付くと速いです。
戻って
27歩成のほうは、23歩同飛54銀28と32角
54歩23角成28と同馬と進んで
評価値は+313の先手有利。二枚替えだけど後手玉が安全ではありません。22歩から駒を取られるのも痛いです。
ということで昨日やった52金も、今日調べた52玉もうまくいきません。