名南将棋大会ブログ 名古屋

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SS3-2 急戦向い飛車(20)

2024-03-16 | 基本定跡の研究

ではAIに33角戦法の対応策を聞いてみましょう。

安用寺先生の端歩を採用して、62玉68玉72玉58金右82玉78玉72銀88銀

21飛36歩25桂

「25桂ポン」はどうでしょうか。25同飛24歩85飛

28角はありませんから、27角には35歩同歩56角

これは75桂をねらっています。後手は角を手放したので74角の受けはなく、62金がぎりぎりの受け (75桂に74歩同角73金) ですが、35飛54角成33桂

31飛23角成52金上34歩

じっくり攻めて後手の飛をいじめたり、成駒を作ったりできます。評価値は+398の先手有利。

戻って

27角でなければ25歩くらいですが、35歩同歩66角

33桂や35飛をねらいます。最善の受けは33角の合わせですが、33同角成同銀37桂

42銀45桂24飛65桂

桂はもらっているのですから、53桂不成から攻めても駒得のままです。この図の評価値は+431の先手有利。84歩にも構わず53桂右不成で有利です。44角ならば53桂右不成同銀同桂不成同角33角

こんな調子で攻めが続きます。「25桂ポン」には対応できました。持久戦のほうは明日。

 

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