いよいよ花山天皇退位へ向けての策略が始まるのですね。
怖い物見たさで、観てみたいです。
寛和二(986)年6月
安倍晴明のアドバイスにより、6月23日に、花山天皇退位、出家の企みが実行されることなります。
よく考えると安倍晴明が、当時の政治を操っていた本人だったかもしれません。
安倍晴明の言うとおりに、兼家は、実行しようとするのですから。
花山天皇の心を動かしたのは、道兼。
「おかみがご出家なさるなら、私もお供いたします。」って、口から出任せでしょと思いながら、観てました。
天皇退位を関白に知らせる役が、道長。
道長とまひろの和歌と漢詩の交換。
行成が言うように、漢詩で返すのは珍しいです。
漢詩には、志を詞に託しているとか。
まひろと道長の逢瀬。
道長は、「一緒に都を出よう。」
まひろは、「二人で都を出ても、世の中は変わらないから。」
道長が女性的で、まひろは男性的な考え方だなと思いました。
気持ちで動くのが女性、もっと広い視野をもつのが男性という偏った見方でもありますが。
大河ドラマにしては、濃厚なラブシーンでした。
もし子供と一緒なら、チャンネルをかえるレベル。
大石さん、攻めるなあと思いました。
しかも、二人は結ばれる設定。
二人は、てっきり、プラトニックラブなのかと思ってました。
絶対に結婚できない悲しい恋です。
6月23日
花山天皇は、退位、出家。
新しい帝は、懐仁親王 。兼家の孫です。
兼家は、摂政に。蔵人頭は、道兼。
兼家一族が、政治の実権を握ることとなります。
これから、面白くなりますね。ただ、まひろは、蚊帳の外になりそうな気がします。いっそ、藤原道長が主人公の大河ドラマで良かったんじゃないかと思ったりします。