光画繚乱

映画と写真、どちらも「光」が関わるので、そしてそれが「錯綜し合う」ということから、ブログタイトルを光画繚乱としました。

救急車〝便利使い〟歯止め

2024-01-31 19:50:44 | 私見偏在

 
 三重県松阪市は市内の3基幹病院に救急搬送された患者のうち、入院に至らなかった患者から保険適用外の「選定療養費」として1件(人)当たり7700円(税込み)を6月1日から徴収すると公表した。救急車の出動件数が2023年に過去最多の1万6180件を記録するなど〝便利使い〟に歯止めが掛からない現状などが背景にある。選定療養費の導入には、軽症者に救急車の利用以外の選択を促すことで医師・看護師らの負担を軽減し、緊急性のある患者への適切な医療提供体制を維持していく狙いがある。
 徴収の対象は救急車で搬送されながらも「入院に至らなかった患者」。ただし紹介状持参者、公費負担医療制度の対象者や、個別で医師が判断した場合には徴収の対象外とする、とした。
 〝便利使い〟防止のため、歯止めが必要なのは前から言われてきたこと。これに異議を唱える人は、普通の常識さえ持っていれば問題のないことなのだが、「権利の主張はすれど義務を回避」する人が増えた結果なのか。
 ネット記事では119番通報で「ゴキブリが出た」とか「人生相談」など、「やってはならないこと」がわからない人がいるようだ。「入院に至らなかった患者」だけではなく、こういう非常識な人にも「何らかの適応」を考えたほうがいい。「業務妨害」に準じる措置もありだ。「水と平和」以外に「救急車」もただ、という考えは改めさせる必要がある。


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