28日千葉県匝瑳市の住宅の敷地内で、騒音トラブルの通報を受けて臨場した警察官2人に、男性がのこぎりを振り回して向かってきたため発砲した事案。
ヤフコメではこの 警察官の拳銃使用をおおむね容認するというか、好意的な意見が多い。一部の新聞では常に問題視する傾向にあるのだが……。
このような事態は外国では特段、問題視されることすらないようだ。人を殺傷できる「武器」を持って警察官を襲う行為は容認できるものではないし、治安の確保という観点からも発砲はやむなし。
日本では警察官の拳銃使用について条件をつけすぎるようだ。「緊急不正の暴力」には「現場の対応」を第一に尊重すべきだ。
日本では銃刀法という世界でも類を見ない「刀狩」が行われ、「武器」に関しては異常に厳しい。武器・戦争・被ばくという負の連鎖がそうさせるのかもしれない。「もはや戦後ではない」と言われてから久しいが、まだ「戦後」を引きずっている。共産主義・社会主義を標ぼうすれば「平和」になるどころか、「暴力」の裏打ちが必須、という事実を見落としている感がある。
民間の武器所有を1200年代から禁止している手前、行政側の武器使用を極端に躊躇している現実があるが、法治国家であるならば「緊急不正の暴力」には、毅然とした対処が必要である。