光画繚乱

映画と写真、どちらも「光」が関わるので、そしてそれが「錯綜し合う」ということから、ブログタイトルを光画繚乱としました。

「大谷問題」を考える

2024-03-27 20:09:39 | 私見偏在

 
 連日、米リーグで日本人初のホームラン王・ドジャース移籍・莫大な契約金・結婚など「いい話題」には事欠かなかった大谷さん。ここへきて通訳が、違法賭博で多額の借金を作り、大谷さんが肩代わりしたか・通訳が盗んだかの問題が持ち上がった。「この問題」が浮上してから「いい話題」はそっちのけで、テレビをはじめとするマスコミは連日かまびすしい限りだ。遅まきながら大谷さんも記者会見したが、「捜査中」を理由に質疑応答はなし。我々素人も、常識的になにやら「消化不良」状態。「真実は何か」よりも「望ましいシナリオ」が優先している感がする。
 テレビのニュースで、大谷さんの「いい話題」の次に、自民党の「裏金問題の面々」が画面に出てくると、いかにもやましいことをしている顔に見えてくる。大谷さんの顔は、もうすぐ30歳になろうとする青年の顔ではなく、まさしく「野球少年」のそれだ。30歳にもなれば、モラハラ・パワハラなどや、大勢の前で恥をかかされることなどを経験するはずだ。「艱難汝を玉にす」とは言うけれど、あまりにもそれらを経験すると「艱難汝をダメにす」となり心が折れたりするはず。それを繰り返すと30歳でもはや大谷さんのような
「野球少年」のような顔にはなれない。
 大谷さんも苦労しないでここまで来たわけではないだろう。それでも「野球少年」。あの「屈託のない笑顔」には、日本人はもとよりアメリカ人まで魅了されている。心根が正しくここまで生きてきたのだ。テレビでは、日本のプロ時代に母親が金銭の管理をしていたらしい。野球をやることだけを優先してきたという。しかし、今回のような事案が起きた時「野球少年」のままでは埒が明かない。さらに彼の野球生命さえ危険にさらされることになりかねない。「奥さんがいるから」といっても、大谷さんと同じスポーツマン。普通の人のように大量の「世俗の垢」の洗礼は受けていないはず。ならば個人の「現地の専門家」を雇うことだ。弁護士・会計士・税理士など。
 我々は、あの「屈託のない笑顔」に助けられているからだ。


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