ウィーンで研究留学!

以前はウィーンでの留学生活を綴っておりました。今後はクラッシック音楽を中心に細く長く続けていけたらと思っています。

運命の流れの中で

2008年02月23日 08時27分25秒 | 雑記
現在研究とは関係のないものに取り組んでおり、家ではそっちのほうになるべく集中しなければいけないのですっかりブログどころではなくなってしまいました。今日はちょっと特別な行事があってお酒も飲んでしまったので例外ということで久しぶりの更新です。

考えてみたらそろそろ人生半ばという年頃ですが、今までに何度か運命の流れがあまりに強すぎて自分ではどうにもならないと感じることがありました。それがポジティブな流れならばなんとも思わないのですが、どうして自分の身にこんなことが起きてしまうんだろうというようなことが重なるとそういう思いになります。そういうときはどこまで絶望したって運命の流れは変えようも無く、甘んじて受け入れて自分に出来る最善を尽くすしかありません。わかりやすく言いたいときは「悲劇のヒロイン(ヒーロー)になっても何も良いことは無い」という言い方を私はするのですが、そこで自分の運命を悲観して立ち止まっては人生は進まなくなってしまいます。どんなに自分の意思が押し曲げられても、人生は進まなくてはいけないと思います。私の場合しかし家族が居なかったらそれも難しかったでしょう。どんなに自分の運命に悲観しても守るべき家族がいれば弱音は吐いていられませんでした。

そんな状況から抜け出すのに後ろを振り返ってばかりいてはどうにもならないのですが、どうしてもこの時期自分がやっていたことはなにか足しになったのだろうかとか、計算してしまうとまあそんな楽しい結果は出てきません。それでもそういった経験から人生をプラスに向かわせなければいけないのでしょう。

何を書いているんだかわからなくなってきましたが、留学を果たすことができてそれだけで達成感がありましたが、傾きの角度がさらにプラスに転じている感触があります。10年くらい前の自分だと波に乗ったとおもって調子に乗って転覆しているところですが、今の自分の人生観で行けば、こういうときにいかに冷静に対処できるかが運命を分けるところのように思います。

常々、数日間のんびりと面白そうな論文を読んで将来の研究に思いを馳せるようなことがしたいなあと思っているのですが、なかなかそんなチャンスはめぐってきません。きっと私の性格の問題なんだとは思いますが。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。