最高裁判所裁判官の暴走を許さない

最高裁判所裁判官の国民審査は、衆議院選挙の時の「ついでに」ならないようにしましょう。辞めさせるのは国民の権利です。

トンデモ判決:工事済みでもないのに女扱いしろ 4

2023-10-20 09:39:53 | 日記
裁判官今崎幸彦の補足意見

トランスジェンダーの人々が、社会生活の様々な場面において自認する性にふさわしい扱いを求めることは、ごく自然かつ切実な欲求であり、それをどのように実現させていくかは、今や社会全体で議論されるべき課題といってよい。・・・原審の認定事実によれば、本件説明会に先立ち、上告人は、平成10年頃から継続的に女性ホルモンの投与を受け、平成20年頃からは私的な時間の全てを女性として過ごすようになっており、そのことを原因として問題が生じたことはなかったというのである。

この書き方からすると、個別で判断すべきでこの判例が以降に影響しないかのような印象を持ってしまいます。

情報提供についても、どのような場合に、どの範囲の職員を対象に、いかなる形で、どの程度の内容を伝えるのか(特に、本人がトランスジェンダーであるという事実を伝えるか否かは場合によっては深刻な問題になる。もとより、本人の意思に反してはならないことはいうまでもない。)といった具体論になると、プライバシーの保護と関係者への情報提供の必要性との慎重な較量が求められ、事案によって難しい判断を求められることになろう。

本人が洗いざらい公にしてくれれば問題は小さくなるでしょうが、管理職として他の同僚にどの位の情報を提供するか、どの順番でいうか、希望を聞くのか要請するのか、これは管理職としてはかなりしんどい業務になります。心理カウンセラーあるいは産業医がやってくれるならまだしも、これは相当なストレスですよ。そういう社会的費用も含めて公正に見てくれているのでしょうか。

本判決は、トイレを含め、不特定又は多数の人々の使用が想定されている公共施設の使用の在り方について触れるものではない。この問題は、機会を改めて議論されるべきである。

これは意見じゃなくて感想だよね。

裁判官全員が判断に苦慮したのは分かりますが、社会的公正性と個人がやり過ごせる範囲ともっと比較して議論すべきじゃないでしょうか。全員思考停止になっています。