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天国に行こう

とても寒くなってきました。この寒さからいつも田舎のことを思い出し、感傷にしたります。

しびれるような寒さと枯れ葉。葉の落ちた木々。落ち葉をためた小川の流れ。

家に帰れば暖かい部屋と食事、そして家族がまっています。しかしその空間から外にでるとじっとしてられない寒さが肌を伝わるのです。
ほんの壁一枚違うだけで天と地の差です。

以前にニュースになった北海道の父と娘の吹雪での遭難事件をよく思い出します。あと家まで数百メートル。その日はクリスマスケーキを買って二人で仲良く食べようとした、そんな楽しみな日が真っ白なブリザードによってさえぎられて進むこともできず、戻ることもできず。
父は意をけっして車から出て家の方向に向かうが悲しくも力尽きて、娘を守るように抱きしめてそのまま命を落としてしまいました。

幸いにも、父の命がけの願いが通じたのか娘は命を取り留めたのです。このニュースを思い出すと胸がキューンと締め付けられます。
彼女は今、どのように成長しているのだろう。この世では会えなくなった両親の分までしっかりと生きてほしいです。

人は今の生活が当たり前のようにつづくものと考えがちです。しかし壁一枚向こうの世界にいつ行くことになるかは誰もわからないのです。あの世はこの世とくらべてひどくつらい世界だとは思いません。しかしこの世にいられることに感謝なくしてこの世に生きる意味はないのではないでしょうか。

もし突然、無常の嵐がやってきたとしても向かう先は暖かく、綺麗な花といい匂いのする天国に必ず行きたいものです。
皆さんは普通に頑張っていれば必ずいけますから安心してください。
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« 死の平等性 自分を生かす »
 
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精一杯生きる事 (麗華)
2017-11-17 01:56:25
元気に生きて居られる事に感謝をしてこれからもこの世で出来る事を全うしたいと思います。

いつどうなるかは誰にも分かりません。
お迎えが来るその日まで精一杯頑張りたいと思いました。

本日(11/16)も1日お疲れ様でございました。
 
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