林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

定例作業日

2012-06-05 | お節介

6月3日は森林公園の定例作業日だった。
参加した人数は僅か8人。雑木林班は明らかにじり貧である。
古参会員は作業が億劫になり、何かと不参加の理由を考え出す。
新参おじぃは3K作業が嫌いなようだね。

作業は、園路沿いに延々と繋がる立入り禁止柵の腐りかけた杭の交換だった。
以前は、あの可愛い舞ちゃんがはにかみながら、じじたちにお願いしてくれた。
今期からは西武連合から公園へ出向して来た青年が、じじぃたちに指示を出す。

青年は立派なガタイの快食快便な好青年だが、いかんせん初体験の仕事。
しばしば立ち往生する。
今時の若い人に共通し、段取りや進行を予測してない。
必要な道具が揃っておらず、時間を無駄にしますな。

しかし、説明会でずけずけと意見したあの赤いサスペンダーおじぃ。
今日はつなぎにブーツ姿で、的確に助言した。

快眠青年、大分助かったはずである。だから高嶺者を敬えよ、な。

杭の交換は難しい。こういう作業は嫌いだ。
杭を繋ぐロープを腐った杭から、結び目を崩さないように慎重に外す。
次に新しい杭に結び目を嵌めなければならない。

新しい杭が古い杭より細ければ問題はないが、同じか太いのでこの作業が困難を極めた。

実はこの森生はロープの結び方を知っている。
そこで後輩おじぃの前で実演してやろうとしたら、結び方を習得したのは5~6年も前。
イザ、となったら役立たず。
注目の中、尊敬の眼差しはいっとき。........結局、赤っ恥をかいた。

作業が前もってから知らされていれば、過去記事で、結び方を復習しておけたのである。
悔いが残った定例作業日になった。

  結ぶの難しいねとおじぃが言ったから六月三日は定例作業日 
                                ...............森生                                     

あの舞ちゃんは、この度の財団撤退を機に寿退社した。
ガッカリだけど幸せにね。

120605