小沢代表より「民主くん」 民主地方議員がCM対案(朝日新聞)
不評を買った民主党のテレビCMをめぐり、同党地方議員の若手有志が「対案」を独自に制作し、近く党本部に提案する。小沢代表を前面に出した現在のCMに比べ、党のロゴマークにヒントを得たキャラクター「民主くん」が登場するのが特徴。党本部にアイデアを提供し、統一地方選の議席増を参院選につなげたい考えだ。
呼びかけ人の伊藤悠・都議は「党本部の批判をする人は党内に多いが、建設的な提案の方がより重要で、地方議員がアイデアを出す足掛かりとしたい」。親しみやすいキャラクターで若者層の支持拡大をねらうという。
で、「民主くん」というのはこれです。
このキャラで若者層の支持拡大を狙えると本気で考えている人は、あまりにも民意から遠いと言わざるを得ません。中年男性からの支持では自民党と拮抗する民主党ですが、若者と女性からそっぽを向かれる現状への打開策を見いだすには、まだまだ遠いようです。まぁ、民主党が若者と女性から好かれない理由に関しては、決して民主党が悪いわけではないような気がしますが・・・
それはさておき、国民投票法案やその他で民主党がふがいないところを見せたせいか、対抗馬としての民主党に期待を寄せていた左派ブロガーの間にも失望が広がり、良くも悪くも本来の左派政党に回帰する傾向が見られます。そこで共産党が息を吹き返せるか・・・と言うことになるのですが、共産党のイメージもなかなか堅苦しく野暮ったいわけでして、イメージチェンジを訴える人もいます。
で、局所的に話題になっているのが上のバナー。ふむ、なかなかのものです。
ただ敢えて野暮なツッコミを入れるならば、中年男性は割と野党支持が多いわけです。ビールのポスターと同じセンスで仕上げられたこのバナー、これが一番効きそうなのは中年男性になりそうですが、この辺りは元から野党支持の高い層であるわけでして、そこにイメージチェンジを計るのはリスクが高いとも言えます。イメージチェンジによって、既に支持のあるところを動揺させてしまう可能性があるわけですから。
ですからイメージチェンジを計るときの主たるターゲットは、これ以上に支持を失うリスクの少ない層に対して、つまり自民支持が強い若者、女性に対して行われる必要があるように思います。まぁ、女性に対して推測でモノを言うのは今回は慎むとしまして、若者相手だったらどうでしょうかね? 私は年に数十本のエロゲーを購入する訳で、ヲタク文化とかその辺に関してはかなり自信を持って断言したいのですが、実はヲタク及びエロゲー購買層は基本的に性的欲求が薄いのです。女性に奉仕されたいという独占欲、支配欲が強いのであって性欲は弱い、むしろエロに関しては先行する世代よりも潔癖感が強い人が実は多いのです。ですから(もちろん、そうでない人も少なからずいるわけですが)若者向けにエロは通用しにくいような気がするわけです。おそらく若者ウケするであろうものは「高潔な軍人」でしょうか、きっと好評を以て迎えられると思いますが、そういう方向にイメージチェンジして欲しくはないなぁ・・・
とりあえず、もっと幅広い層にアピールするべく私も作ってみました。バナーの作り方はわかりませんので、かろうじてポスター風で(画像に文字を入れただけですが)。
主婦層狙いであれば、四様あたりがいいのかも。(古いけど)
野暮なツッコミにもコメントありがとうございます。う~ん、ヨン様は賞味期限切れかもしれませんね。賞味期限切れなど無関係の主婦のアイドルと言えば、思いつくのはみのもんたですが、みのもんたは嫌ですよねぇ・・・
思わず笑えました!
イヤイヤ本当にそうですな!
でもたしかに言えてるな。女性ターゲットなら一時的に韓流にはまっていた私として思うに、ラブストーリーもののポスターにヒントがあるかもしれません。
医者の数が不足している、(特に地方では)この前提には医術は万能である医師は善意のカタマリを前提として成立しているのであり、現実無視の人間の美化を根底に置くユートピア住民様御用達。
医者で病気が治るとは限らない(恋の病だけでなく)薬品投与タイミングのずれで死者拡大のO-157他)
むしろ医者のバカ息子の世襲医者は要らないと主張すべき。返す刀で2世3世政治家不要と言えばー。
社会主義体制のもとでの人間の本性としての労働を美化し続けてきたが旧社会主義国ソ連の労働モラル崩壊などは言及なし、怠け者(私を含む)には強制労働を課す用意があることは表に出さず等です。
民主党のようにビジネスとしてのレズビアン候補を擁立しないだろうと少しは安心感があります。
女性向けにはボーイズラブ系か特撮系、若者にはアニメ系なんていかがでしょう。
官僚的というと昨今では石頭だとか強圧的だとかで非常にイメージが悪いですが、本来官僚というものは全体の奉仕者として規則に従って職務を遂行しなくてはならないので、規則にない例外ってものを勝手に作ってはいかんのです。
ましてや、職権を乱用して私服を肥やすなんて事は言語道断。はっきり言って官僚というものは石頭かつ愚直で大いに結構でして、共産党ってのはそういうところでは非常に信頼できるのですが、それ故に限界も簡単に露呈してしまうのが大きくなれない要因でしょうな。
ですが、私の価値観としてはどちらが良いかと問われれば、公務員としては共産党みたいな石頭であるほうが好ましいので、こういう政党ってのは絶対に無くしてはいけない。他の自民党みたいなのは、それはそれでちゃんと役割がありますが放っておいても支持者が多いので特に積極的に支持する必要は無いってことで、いつも選挙だと共産党に入れていますがね。
うーん「Eat me alive!」と「民主君のアップ」のポスターが並んではられていたら素敵でしょ。
冗談はさておき、何故こういう官公庁や政党のマスコットキャラって垢抜けないものが多いのか・・・・
いっそのこと、ばりばり萌え系のマスコットキャラ(佐賀県の大和町であったけど)とか気を利かせて作らないのかな?ま、電通や博報堂が関わっている限り、駄目でしょうけどね。
70年代、ロッキード事件で自民党が危うくなると、新自由クラブ(76.6)をつくり、目先を変え、この化けの皮が剥がれる(86.8)と、日本新党(92.5)・新党さきがけ(93.6)・新生党(93.6)をつくり、細川内閣を成立させた。しかしこれも自民党の亜流政権だったことがわかると、役割の終わった日本新党を解党させ、意図的に公明党を分裂させ、新進党を作らせた(94.12)。日本社会党が自社さ政権で失敗すると、社会民主党と新社会党に分裂し、共産党の躍進を抑えると豪語して鳩山由紀夫氏がさきがけ出身の菅直人氏らと社会民主党から分裂してきた横路グループなどと民主党をつくり(96.9)、そこに新進党から加入する羽田グループと自由党をつくる小沢グループ(98.1)が入ってくる。新進党は公明党に戻るグループもいた。それが神埼公明党(98.11)。その後自由党は保守党が分裂(00.4)しそれは保守新党(02.12)を経て自民党に戻る(03.11)。小沢グループは民主党に結集する(03.10)。小沢・鳩山両氏は、いずれも田中グループだ。
70年代はロッキード事件で、80年代後半の消費税・リクルート・コメ輸入自由化問題で国民の支持を失った自民党が90年代にどう変質してきたかをみてみた。
簡単に言えば、鳩山氏が語ったように、米国・財界や保守層が日本共産党に国民の支持が流れないための装置づくりだった。
これが政権交代をめざして試みられてきた二大政党制
に基づく政党政治だった。国民を欺く離合集散だった。
これが今自民VS民主という構図で、再び行われているのだ!メディアがその最大の支援者・応援団になっている!
政策的には、日米安保と基地・消費税と法人税・日本国憲法遵守か改悪か、これが基本的な対立点だが、それを曖昧にする装置が日々流されている!民主党こそが、その張本人だろう。民主党内の「革新性」に期待するのは、仕方のないことだ。共産党嫌いという感情があるからだ。だが民主党に幻想を持つのは、如何なものだろうか。
国会や地方議会で証明されているではないか!議会ではオール与党だが、選挙になると二大政党制で対決という構造が振りまかれている。