このあいだ、運転免許学科試験場に行ったときのことです。
まず、視力の適性検査を受けたわけですが、普通免許の場合は色の判別と普通の視力の検査をするわけですね。
しかし、その検査場の入り口に、適性検査の受け方、という説明書きがあって、ふと見て見ると、「3本の棒があり、そのうちの真ん中の1本が動くので、その1本が両側の棒の間に来て3本が直線に並んだ瞬間に、ボタンを押してください」などということが書いてありました。
あれえ、こんなわけのわからない検査もするのか、と驚き、列に並びながら一生懸命読んでいたのですが、周りの人たちはそれには見向きもしないので、不思議だなと思っていました。
それに、1人1人がそんなに長い時間はかからず、あっという間に進んで行くので、みんな手際よく受けているのかなと思いました。
さて、自分の番が回ってくると、ただ普通の視力と、信号の赤青黄の色を言えばいいだけで、やはりあっという間に終わりました。
あとでわかったことですが、この棒が通過する瞬間を把握するという視力検査は、深視力検査といって、2種免許・大型免許・牽引車免許の場合に必要なものということでした。
この検査は、三桿(サンカン)法といい、奥行の知覚を検査するもので、遠近感や立体感を適切に認識することができるかどうかを調べるものだそうですね。
3回くりかえして、平均誤差が2cm以下であることが必要なのだそうです。
この深視力というものは、人間が育つうち、6歳くらいまでに完成するそうで、大人になってからできない人が練習してできるようになるものではないとのことです。だから、これが苦手だと、大型や二種免許などは取れないことになってしまいますね。
遠近感や立体感がわかるかどうかっていうのは、今まであんまり考えたこともなかったのですが、運転を始めてから、難しいなと思うようになりました。
やはり、遠くから近づいてくる車のスピードを把握するのが難しいです。
交差点で右折する場合など、前方から車が来るのを見て、どのくらいで交差点までやってくるんだろうというのがよくわかりません。だから、安全を期して、対向車がかなり遠くにいる場合か、まるでいないときか、あきらかに止まりそうになっているときに限って右折を始めるようにしていました。
そして、運転での注意事項として、「二輪は車体が小さいので、遠くにいるように見えるが、実は近くまで来ている。また、スピードも遅いと思いがちだが、4輪と同じ速度で走っているので、充分気をつけること。」というのも頭にありました。
だから、二輪が近づいている場合は、さらに気をつけていたのです。
そんなある日、やはり右折待ちしていたところ、車が途切れたあとに2輪が直進してきました。これは要注意だと思って、辛抱強く待っていると、2輪がかなり近づいてきたところで、信号が黄色に変わりました。しかし、黄色では止まらずに進んでくるかもしれないと思い、右直事故でも起こしたら大変だと思って、さらに止まっていたところ、教官から早く曲がれと号令がかかりました。
曲がったあと、教官が、なぜいつまでも曲がらないのかと聞くので、「バイクが来ていたので」と答えると、「だってバイクは速度を落としていたじゃないか」とのことです。
へえ、そうなのか、速度を落としていたのか、と思いました。
そのへんが、なんかあんまりわからないんですよね。
たとえば、対向車が右折を譲ってくれている場合は、速度を落としながらライトを点滅させるということですが、逆に、右折するなよと威嚇する場合もライトを点滅させるそうです。この場合は減速はしていなので、結局のところ、相手が速度を遅くしているかしていないかで判断するしかないのですが、どうもそのあたりが初心者には見定めにくいなあと思います。
そういえば、以前野球場でホームランが客席に飛んできたりしたとき、今にも自分にぶつかってくるんじゃないかと逃げようとしたことがありますが、ボールはかなり遠くに落ちて、自分にぶつかるはずもないようなものでした。それも、遠近感がないからそんな錯覚がおきるのかなと思います。
そうなると、バドミントンなんかでも空振りが多いとか、球技が苦手っていうのも、自分には遠近感がないからじゃないかななどと思うのでした。
私は、深視力がそなわっているのだろうか?
深視力検査ってのを一度やってみたいものです。
まず、視力の適性検査を受けたわけですが、普通免許の場合は色の判別と普通の視力の検査をするわけですね。
しかし、その検査場の入り口に、適性検査の受け方、という説明書きがあって、ふと見て見ると、「3本の棒があり、そのうちの真ん中の1本が動くので、その1本が両側の棒の間に来て3本が直線に並んだ瞬間に、ボタンを押してください」などということが書いてありました。
あれえ、こんなわけのわからない検査もするのか、と驚き、列に並びながら一生懸命読んでいたのですが、周りの人たちはそれには見向きもしないので、不思議だなと思っていました。
それに、1人1人がそんなに長い時間はかからず、あっという間に進んで行くので、みんな手際よく受けているのかなと思いました。
さて、自分の番が回ってくると、ただ普通の視力と、信号の赤青黄の色を言えばいいだけで、やはりあっという間に終わりました。
あとでわかったことですが、この棒が通過する瞬間を把握するという視力検査は、深視力検査といって、2種免許・大型免許・牽引車免許の場合に必要なものということでした。
この検査は、三桿(サンカン)法といい、奥行の知覚を検査するもので、遠近感や立体感を適切に認識することができるかどうかを調べるものだそうですね。
3回くりかえして、平均誤差が2cm以下であることが必要なのだそうです。
この深視力というものは、人間が育つうち、6歳くらいまでに完成するそうで、大人になってからできない人が練習してできるようになるものではないとのことです。だから、これが苦手だと、大型や二種免許などは取れないことになってしまいますね。
遠近感や立体感がわかるかどうかっていうのは、今まであんまり考えたこともなかったのですが、運転を始めてから、難しいなと思うようになりました。
やはり、遠くから近づいてくる車のスピードを把握するのが難しいです。
交差点で右折する場合など、前方から車が来るのを見て、どのくらいで交差点までやってくるんだろうというのがよくわかりません。だから、安全を期して、対向車がかなり遠くにいる場合か、まるでいないときか、あきらかに止まりそうになっているときに限って右折を始めるようにしていました。
そして、運転での注意事項として、「二輪は車体が小さいので、遠くにいるように見えるが、実は近くまで来ている。また、スピードも遅いと思いがちだが、4輪と同じ速度で走っているので、充分気をつけること。」というのも頭にありました。
だから、二輪が近づいている場合は、さらに気をつけていたのです。
そんなある日、やはり右折待ちしていたところ、車が途切れたあとに2輪が直進してきました。これは要注意だと思って、辛抱強く待っていると、2輪がかなり近づいてきたところで、信号が黄色に変わりました。しかし、黄色では止まらずに進んでくるかもしれないと思い、右直事故でも起こしたら大変だと思って、さらに止まっていたところ、教官から早く曲がれと号令がかかりました。
曲がったあと、教官が、なぜいつまでも曲がらないのかと聞くので、「バイクが来ていたので」と答えると、「だってバイクは速度を落としていたじゃないか」とのことです。
へえ、そうなのか、速度を落としていたのか、と思いました。
そのへんが、なんかあんまりわからないんですよね。
たとえば、対向車が右折を譲ってくれている場合は、速度を落としながらライトを点滅させるということですが、逆に、右折するなよと威嚇する場合もライトを点滅させるそうです。この場合は減速はしていなので、結局のところ、相手が速度を遅くしているかしていないかで判断するしかないのですが、どうもそのあたりが初心者には見定めにくいなあと思います。
そういえば、以前野球場でホームランが客席に飛んできたりしたとき、今にも自分にぶつかってくるんじゃないかと逃げようとしたことがありますが、ボールはかなり遠くに落ちて、自分にぶつかるはずもないようなものでした。それも、遠近感がないからそんな錯覚がおきるのかなと思います。
そうなると、バドミントンなんかでも空振りが多いとか、球技が苦手っていうのも、自分には遠近感がないからじゃないかななどと思うのでした。
私は、深視力がそなわっているのだろうか?
深視力検査ってのを一度やってみたいものです。