Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

春の野のような風通し

2024-03-20 | 雑感
散髪を済ませた。生憎、上手な人はおらず、髪結いやり手婆の仕事だった。それでも以前よりはよくなったのは、上手い人が土台を仕上げていて、それを踏襲する形でバリカンを入れるからだ。鋏で揃えるのも大雑把だが仕方がない。そういうのに限ってドライヤーなどで形を整えようとしたりする。

最初だけでもよければ良しとして、次にハイデルベルクに出かける時にどのようになっているのかぐらいであろう。初夏に早めに行くしかない。コロナでの洗髪してからの決まりが無くなったので、先ず始めてから売り上げを上げる為にも、途中洗髪した。揃えるやすいのかもしれないがよく分からない。バリカンにはウェットカットはないというのも分かる。

兎も角、春の野のようにしてくれと頼んだので、地肌が見える感じになった。今度はお陰で頭皮が緩くなって、栄養が回りそうになった。髪の調子がよくなるかもしれない。野の地面のようにである。その影響から眼の廻りも凝りももう少し取れてくれると嬉しい。コロナ後の酷い時に比較すると、新しい眼鏡の影響もあるが大分眼の周りの緊張が緩んできている。もう一息かもしれない。コロナ禍は健康的にもまだ完全には回復していないと思う。不幸中の幸いはワクチンを二本しか打たなかったことぐらいか。

週末にかけて摂氏20度近くになってくる。未だ来週の聖週間は暦通りに一桁になって寒いのだが、復活祭は直ぐそこである。夏タイヤ交換も予約してあるので、あとは新車の発注だけだ。

壮行演奏会に続いて、ルツェルンの音楽祭の券も押さえた。久しぶりに最上階も一枚購入した。アルテオパーでの良い席があるので、二枚ともランクを下げて、その差額でアルテオパー分が殆ど賄える。楽曲とその音響を考えて席を選定した。

日程が決まったので再び予約してあるアパートメントを確かめる。昨年よりも価格が上がって250ユーロ程である。部屋も狭くて、決してよくはないのだが、場所を知っていて、地下ガレージも分かっているので、新車で走って行っても全く問題がない。当分は駐車場の場所とか屋根付きとかも決定要素にはなる。往復の燃料代などを入れて700ユーロ程の旅になるのか。

復活祭が終ったら来年の旅行の計画もぼちぼち立てておかないといけない。先日の講演でブラームスが、上手に仕事を入れて各地を回っていたとあった。ブラームスほどいいところを旅行して滞在している作曲家は知らない。

移動範囲が比較的限られている人ほど知る人は知る所に滞在している。全く知らない土地柄を除いては土地勘が出来てくるのでどの辺りに滞在したらよいのか、次の機会にはあの辺りにと思っていたところが増えてくる。要するに欧州内は大体あそこ辺りというのが決まってくるのである。



参照:
独最高の赤ワインの旨味 2024-03-19 | ワイン
旅絵日記一時帰宅編 2023-09-02 | 雑感

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