股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

善悪の刃

2018年02月16日 01時36分08秒 | 映画評論サ行
製作年:2017年
製作国:韓国
日本公開:2017年7月1日
監督:キム・テユン
出演:チョンウ,カン・ハヌル,キム・ヘスク
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益山市でタクシー運転手が殺害される事件が起き、ナイフを所持していた第一発見者で15歳の少年ヒョヌが逮捕される。有罪判決を受けた彼は、10年の刑期を終えて出所するが、被害者遺族への賠償金の支払いに悩まされる。一方、敗訴が続いていた弁護士ジュニョンは、話題作りのためにヒョヌに再審を提案する。その話に乗ったヒョヌから、殺人を犯していないと告白され…。
『残酷な出勤』のキム・テユンが監督を務め、韓国で実際に起きた殺人事件を題材に描くサスペンス。10年間服役したものの無実を訴える男性と、出世のために注目の事件の再審をもくろむ弁護士の姿に迫る。『ヒマラヤ ~地上8,000メートルの絆~』などのチョン・ウ、『ハッピーログイン』などのカン・ハヌルらが出演。

韓国で実際に起きた殺人事件を映画化した本作。無実の罪を訴えながらも10年間服役した男性が、弁護士と共に事件の真相に挑む。警察や検察もグルになってこのような事が実際に起きていたなんて信じられません。真犯人が自供したにもかかわらず釈放するなんて…。ドロドロした展開は無いが、じわじわと恐怖が襲ってくるような感覚。すぐ隣の国で無実の人間が簡単に殺人犯にされてしまうという事が起きていたことが衝撃でした。権力者の暴走、親子の愛、冤罪に立ち向かう姿勢。いつもの韓国映画にはない、韓国社会の裏の顔を見れた新鮮な作品でした。韓国サスペンスはやっぱり質が良いね。本当にこれが実話だなんて信じられない

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)

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