股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

アメイジング・スパイダーマン

2012年07月10日 16時54分25秒 | 映画評論ア行
製作年:2012年
製作国:アメリカ
2012年6月30日公開
監督:マーク・ウェブ
出演:アンドリュー・ガーフィールド,エマ・ストーン,リス・エヴァンス
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13年前に父リチャードと母メアリーが失踪して以来、伯父夫婦であるベンとメイに育てられてきた高校生のピーター・パーカー。彼は、ニューヨーク市警警部キャプテン・ステイシーの娘で、同級生のグウェン・ステイシーを密かに慕っていた。そんなある日、ピーターは自宅で父親の残していった鞄を見つける。中には、父の親友であった生物学者カート・コナーズ博士と父の関わりを記したメモが入っていた。父のことを知ろうと、ピーターはオズコープ社で遺伝子を研究するコナーズ博士を訪ねるが、そこで遺伝子操作の実験中の蜘蛛に噛まれてしまう。その翌日、ピーターの体内で大きな異変が起こり始める……。
『ソーシャル・ネットワーク』のアンドリュー・ガーフィールドを主役に迎え、『(500)日のサマー』のマーク・ウェブ監督の手によって“ニューヨークの親愛なる隣人”スパイダーマンが帰って来た!アンドリュー版スパイダーマンは、やせっぽちでナイーブな雰囲気を持つヒーロー。エマ・ストーン演じるグウェン・ステイシーや早々にニューヨーカーたちに正体を明かし、自分の弱さもさらけ出している。「守ってあげたい」と思わせる、新しいヒーロー像を誕生させた。

あのスパイダーマンがキャストを一新して帰ってきました♪せっかくなので3Dで鑑賞しましたが、あまり3D感は感じられず…。2000円も払ったのに!
こういうのは、やっぱり前3部作と比べてしまうもの。まぁストーリーもサム・ライミ版の前作と特に変わったところもなく新鮮味がありませんでした。全体的に悪くはなかったけど「あぁスパイダーマンだな」程度のレベル。主人公のピーターの精神的な弱さは描かれていたけど、逆に強さが最後まで感じられなかった。新しいスパイダーマンとして今年の期待作の1つだったけど残念…
その点では前作のトビー・マグワイアの演技力は素晴らしかったと思います。アクションも大事だけどもっと心情を描いて欲しかった。前作のピーターは背負うものがたくさんあって、その苦悩が伝わってきたけど、今回のピーターはただ若いだけって感じです。青春真っ只中のガキんちょが街を守ってるだけじゃ感情移入も出来ない。

伯父さんを殺した強盗を追いかけていたのに、途中からトカゲ男を追いかけるし…これじゃあ伯父さんが報われないよ!(笑)トカゲ男はトカゲ男で良い奴になって終わっちゃうし。なんか…敵ってやっぱり死んでもらわんとスッキリしない色々と続編で描かれるのでしょうか?なんだか謎が謎のままで終わっているので何とも評価しづらいのですが、シリーズ1作目の出来としては不安が残る作品でした。やっぱりサム・ライミは超えられないよ!

つまりだ

内容が濃いスパイダーマンを観たい人→サム・ライミ版“こってりスパイダーマン”

とりあえずサクっとスパイダーマンを観たい人→マーク・ウェブ版“あっさりスパイダーマン”

なのです。


この作品の評価・・・・68点

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