製作年:2022年
製作国:アメリカ
日本公開:2023年4月14日
監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン
出演:ジェイミー・リー・カーティス,アンディ・マティチャック,ローハン・キャンベル
ローリー・ストロード(ジェイミー・リー・カーティス)は4年前に娘のカレンをマイケル・マイヤーズ(ジェームズ・ジュード・コートニー)に殺され、今は娘のアリソン(アンディ・マティチャック)と平穏な日々を送ろうとしていた。ある時ローリーは、少年転落死事件に居合わせたことから町の住民に冷遇されるコーリー・カニンガム(ローハン・キャンベル)と出会い、彼をアリソンに引き合わせる。コーリーはアリソンと心を通わせていくが、不良たちに絡まれて橋の上から落下。下水道をさまよううちに、衰弱していたマイケルを発見する。
ジョン・カーペンター監督作『ハロウィン』の続編として2018年に公開された『ハロウィン』のシリーズ第3弾。前作でまな娘を殺人鬼マイケル・マイヤーズに殺されたローリー・ストロードが、彼との決戦に臨む。監督のデヴィッド・ゴードン・グリーン、ローリー役のジェイミー・リー・カーティス、フランク・ホーキンス役のウィル・パットン、マイケル役のジェームズ・ジュード・コートニーら、『ハロウィン』『ハロウィン KILLS』のスタッフ、キャストが結集する。
『ハロウィン』(2018)、『ハロウィン KILLS』(2021)に続く第3弾にして最終章となる本作。ブギーマンことマイケルがどのような結末を迎えるのか気になっていましたが、最終章なのにNEWキャラクターであるコーリーが登場するという「なんでマイケルをメインに置かないんだよ!!」というお話。周囲から酷い扱いを受けている若者コーリーが後継者ブギーマンへと堕ちていく姿がメインとして描かれていました。というわけで、肝心のマイケルが全然登場しない(笑)後半に入ってやっと登場してくれたが、不死身と思っていたマイケルも老いには勝てなかったか。青年に簡単にマスク奪われちゃうなんて…。どこか弱弱しいマイケルの姿がちょっと切なかったです。やはり“THE END”って付くくらいなのだから、コーリーの尺は短くして大暴れするマイケルとローリーの死闘をもっと見たかった。
予想外の内容ではありましたが、元々はどこにでもいるような1人の若者だったコーリーが、ローリーやアリソンとの交流を経て殺人鬼へと堕ちていく過程は怖さを感じられたのは評価できます。
さすがにマイケル・マイヤーズ死んだよね?あれで実は不死身でしたっていうのは冷めるからやめてほしい…
この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)