股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

gifted/ギフテッド

2018年02月02日 11時08分15秒 | 映画評論カ行
製作年:2017年
製作国:アメリカ
日本公開:2017年11月23日
監督:マーク・ウェブ
出演:クリス・エヴァンス,マッケンナ・グレイス,リンゼイ・ダンカン
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めいで7歳のメアリーと片目の猫フレッドと共に、フロリダの小さな町で生活している独り身のフランク。平穏に過ごしていた彼らだったが、メアリーにある天才的な能力があることが判明する。フランクは彼女に普通の子供と同じように育ってほしいと願っていたが、彼の母エブリンは二人を引き離してメアリーに英才教育を受けさせようとする。
『(500)日のサマー』や『アメイジング・スパイダーマン』シリーズなどのマーク・ウェブ監督が手掛けたヒューマンドラマ。7歳の少女の特殊な才能が発覚したことから、ささやかな幸せが揺らぎ始める。『キャプテン・アメリカ』シリーズなどのクリス・エヴァンス、子役のマッケンナ・グレイス、『ウィークエンドはパリで』などのリンゼイ・ダンカン、オスカー女優のオクタヴィア・スペンサーらが出演。

特殊な才能を持つ7歳の姪と一緒に暮らす独身男性の生活を描いた本作。一言で言えば王道のお話。嫌味な人間がいたり、優しい人間がいたり、親子の確執や、裁判沙汰など、お決まりの展開が続きますが、そのぶん安定感もあります。人生には得るモノもあれば無くすモノもある。たとえ無くしても失敗しても、やり直しは出来る。特別な才能があってもそれを活かすことだけが幸せとは限らないわけで、特別な贅沢な場所が無くても、お金が無くてもささやかな幸せを感じらえる場所さえあれば本当の幸せを感じられるのだろうと思いました。数学のように明確な答えが無くても、幸せと思えるだけでいいのだから。何でもかんでも子供に期待してプレッシャーをかけるのは良くないね。メアリー役の女の子の演技は素晴らしい!観終わって考えると新鮮味が無い普通のヒューマンドラマ。でも観終わったあとで優しい気持ちになれる作品です。

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
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