栗瀬橋のたもとにある野口雨情詩碑
栗瀬橋の左側に微かに詩碑が見える
栗瀬大橋 流しちゃならぬ
流しちゃ たよりが
遠くなる
鹿北町教育委員会によると、
高瀬川橋と同時代に橋本勘五郎が架けた石橋だったが、
残念ながら大正9年頃崩壊しコンクリート橋になったそうです。
この詩を読んで、ふと沖縄の嘉手納と読谷を結ぶ比謝橋を思い出した。
流れた栗瀬大橋とは逆に、比謝橋を架けたばかりに
わずか8歳で那覇の遊郭に売りに出され、
若くして命を絶った琉球歌人 吉屋チルーを・・・
比謝橋のたもとにある吉屋チルーの歌碑
恨む 比謝橋や
情きねん人ぬ
我身 ( わん ) 渡さと思てィ
かけてうィちぇら
吉屋チルーについて書かれた説明板
島んとゥなとなとゥ
クバんソイソイとゥ
繋じある牛ぬ
鳴ちゅらとゥみば
那覇の遊郭から故郷を偲んで詠った歌