「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、、文化財および近代土木遺産をめぐる。

長崎県佐世保市吉井町  「 松原2号橋 」

2017-04-24 16:43:05 | 長崎の石橋























所在地  / 長崎県佐世保市吉井町直谷
橋長  / 5.6m  橋幅  / 3.4m
径間  / ?m 拱矢  / ?m
環厚  / ?cm


松原2号橋は、佐世保市吉井町直谷のデイリーヤマザキ吉井町店の手前にあり、
現役の橋として活躍しているため、舗装されている道路から石橋だと気づきにくい。
橋の周りは雑草で覆われているため、そのアーチの輪郭くらいしか確認できない。
機会があれば再度訪れて、今度は川の中から見てみたいものである。



長崎県佐世保市吉井町  「 板樋橋 」

2017-04-04 17:27:32 | 長崎の石橋



































所在地  / 長崎県佐世保市吉井町
架橋  / 昭和6年3月
長さ  / 18.3m 
幅員  / 5.3m


板樋橋は直谷城主の墓石群がある横に架かる橋で、
スパンが広くやや扁平の大きな輪石のアーチが特徴で、
アーチ頂部は薄く輪石だけで支えている。
そんな石橋の下の岩盤に以前は木橋だった頃の
支柱の穴が残っている。



長崎県佐世保市吉井町  「 古野 ( この ) 橋 」

2017-03-30 18:11:15 | 長崎の石橋



















































所在地  / 長崎県佐世保市吉井町直谷 : 福井川
架橋  /  大正15年 ( 1926年 )
橋長  / 13.2m   橋幅  / 3.4m   
径間  / ?m  

吉井町の中心街から県道40号 ( 佐世保吉井松浦線 ) を北に進み、
直谷地区にある吉井北小学校の道を挟んで向かい側に架かっている。
石橋はシッカリと組まれているが、現在は隣にコンクリート製の新橋が架かっている。


長崎県平戸市  「 誓願寺橋 」

2017-03-14 01:06:18 | 長崎の石橋



















































所在地  / 平戸市戸石川町 ・ 鏡川
架橋  / 嘉永元年 ( 1848年 )
橋長  / 5.3m  橋幅  / 3.3m
径間  / ?   拱矢  / ?
環厚  / ?


平戸市内にある誓願寺橋は、
読んで字のごとく誓願寺への参道橋である。
頂部が高いアーチは大きな輪石で組まれており、
それに比べ壁石は細長い板状の石を使用している。
宝珠を乗せた親柱や、
神社仏閣に相応しく柔らかく面取りされた欄干は、
中間の束とともに優しい形に細工され、
通路部の石畳同様に良い雰囲気を醸し出している。



長崎県佐世保市吉井町  「 曲川橋 」

2017-02-27 16:58:06 | 長崎の石橋





























所在地  / 長崎県佐世保市吉井町立石 ー 前岳
架橋  /  昭和8年 ( 1933年 )
橋長  / 15.5m  橋幅  / 3.6m
橋高  / 6.9m 


昭和7年 ( 1932年 ) に佐世保から潜竜を通り
平戸口へと向かう県道 ( 現在の国道の旧道 ) が開通し、
それまでこの一帯は、深い深い谷で、
福井に行くのにも、田ノ元に向かうにも大変不便であった。
福井や前岳、御橋などでの採炭の興勢にもいよいよ拍車がかかり、
吉井はこの県道の開通によって交通の要所になっていた。
当時、この県道沿いには桜が植えられ、“桜町”と呼ばれ、
多くの人々で賑わいを見せていたそうである。
 
曲川橋は、この県道の開通にともない、
商店街や、佐世保鉄道 ( 当時、佐世保~世知原 ) 吉井駅への利便を考え、
架橋したものである。


長崎県佐世保市吉井町  「 前岳橋 」

2017-02-04 01:01:17 | 長崎の石橋























前岳橋は佐々川の支流の福井川に架かる橋で、
大正11年5月に架けられたものである。
すぐ近くには樋口橋があり、
福井川の上流には橋川原橋が架かっている。
橋の近くには吉井町の中央公民館があり、
橋の上には吉井から潜龍方面に向かう高架橋が出来ており、 
新旧のコントラストが絵になる石橋である。

やや扁平なアーチの輪石は大きな石で組まれており、
アーチ頂部は薄いが壁石はしっかり組まれている。
それを支える橋脚は垂直よりもやや内側に入り、
開口部を側面から見ると扇形に開いて見える。



所在地  / 長崎県佐世保市吉井町立石 ー 前岳


長崎県佐世保市吉井町  「 橋川原橋 」

2017-02-01 01:57:58 | 長崎の石橋





























所在地  / 長崎県佐世保市吉井町直谷
架橋  /  大正15年 ( 1926 )
橋長  / 14.0m  橋幅  / 3.5m
橋高  / 7.6m


橋川原橋 ( はしかわばるばし ) は、佐々川の支流の福井川に架かる橋で、
輪石や壁石には砂岩が用いられている。
福井川に現存する他の橋と同じく垂直に築いた橋台を持つが、
橋台が左岸のみにあるため気付きにくい。
アーチの曲率が高く、要石が大きな石で決められており、
やや尖頭状のアーチに見える。

大きな石を使った壁石も内側に向かってやや傾斜して積まれており、
佐々川吉井の石橋群の中でも異なった趣を持った橋である。
造り自体がシッカリしており、現役の橋として大型なども通行しているので、
言われなければ石橋だとは気づきにくい。



長崎県佐世保市小佐々町  「 西川内橋 」

2017-01-22 09:31:41 | 長崎の石橋
















































































所在地  / 長崎県佐世保市小佐々町西川内
架橋  /  大正9年  ( 1920年 )
橋長 / 15.5m 幅員  / 3.5m
小佐々町指定文化財(4号)


現在の県道18号 ( 佐々ー鹿町ー江迎線 ) を佐々から、
日本本渡最西端の地である小佐々町楠泊方面に向かって走っていると、
小佐々浦から入り込んだ場所に石橋が架かっている。
それが 「 西川内橋 」 である。

西川内橋は、大正9年(1920年)7月にアーチ橋として架橋されたもので、
この堤防沿いの道路は、県道が開通されるまでは小佐々町の幹線道路であった。
ちなみに、この橋の建設費は4、630.5円であったという。
人夫賃が一日2円、石工が3円の時代である。


長崎県平戸市  「 法音 ( 報恩 ) 寺橋 」

2017-01-19 08:31:10 | 長崎の石橋


















橋の袂にある 「 説明板 」







橋の通路部







上流側から見た法音寺橋







下流側から見た法音寺橋





所在地  / 長崎県平戸市紺屋町・戸石川町
架橋   / 元禄10年 ( 1697年 )
橋長  / 5.3m   幅員  / 3.3m


平戸市内の紺屋町と戸石川町を流れる境川に架かる法音寺橋は、
幸橋 ( 元禄15・1702年、国指定重要文化財 ) を造るときに
石工が試作したものと伝えられている。
大きさは幸橋の四分の一ほどで、アーチの形がほぼ一致する。
表面石に高欄の取り付け跡があり、以前は両脇に高欄があった。
橋の名は、渡ったところにあった法音寺に由来するが、
報恩寺ともいわれる場合がある。


長崎県平戸市  「 大越の橋 ( 安満川の橋 ) 」

2017-01-11 11:11:11 | 長崎の石橋
























所在地  / 長崎県平戸市大石脇町
架橋  /  明治37年ごろ
長さ  /  約2.5m
幅  /   約3.8m

この橋は安満川に架かる旧県道の橋で、
平戸市内から中野教会の前を経由して、
紐差に向かう峠を越えてすぐの右側にある。
やや奥まった場所にあるので注意して見ないと、
通り越してしまいそうなほど小さな石橋である。
そんな橋の歴史は古く、明治37年頃と言われているが、
石工などの詳細は判然としない。



長崎県佐世保市吉井町  「 樋口橋 」

2017-01-08 08:30:22 | 長崎の石橋






























所在地  / 長崎県佐世保市吉井町立石 ・ 大渡
架橋  /  大正11年 ( 1922年 )
橋長  / 36.0m
幅員  / 6.4m  橋高  / 7.5m


県道54号線 ( 栗木ー吉井線 ) を世知原方面から吉井町に入ると、
吉井駅を左手に見て佐々川を渡ると右手に二重の目鏡橋が見える。
これが樋口橋である。
この橋は何度も渡っているが、あまりに重厚なので石橋とは気付かずにいた。

やや扁平なアーチの輪石には大きな石が使われており、
薄い頂部を支えている。
左右の橋脚は土手から直接立ち上げているが、
中央橋脚は綺麗な箱型に組まれ、
上流部円柱塔形の水切りは独特で個性的である。

ちなみに建造にあたっては皇居の二重橋をモデルにしたといわれている。


長崎県平戸市  「 幸 橋 ( オランダ橋 ) 」

2016-12-07 17:44:26 | 長崎の石橋




































所在地  / 長崎県平戸市
形式   / 石造単アーチ橋
橋長   / 19.8m
幅員   / 5.2m


幸橋 ( さいわいばし ) は、長崎県平戸市岩の上町の鏡川に架かるアーチ橋で、
国の重要文化財に指定されている。
かつて平戸の中心街を流れる鏡川には橋が架けられておらず、
両岸を船で連絡していたが、
1669年(寛文9年)に当時の平戸藩主松浦鎮信(天祥)により初めて木造の橋が架けられ、
長年の不便が解消したことを祝って 「 幸橋 」 と命名された。

その後、1702年(元禄15年)に鎮信を継いだ松浦棟により
同じ名前の現在の石橋に架け替えられた。
この時、かつて平戸にあったオランダ商館の石造建築に携わった石工から
伝授されてきた技法が用いられたと言われることから「オランダ橋」の別称が生まれた。

1978年(昭和53年)に重要文化財に指定された。
1980年(昭和55年)より3年間にわたり修復が行われている。



長崎県佐世保市吉井町  「 橋口橋 」

2016-11-24 12:01:50 | 長崎の石橋





























所在地  /  長崎県佐世保市吉井町橋口 ー 世知原町太田

レンガアーチの橋口橋は、旧国鉄世知原線の橋梁である。
世知原町の祝橋の約100m東に位置し、
この橋の溝が町の境界になっている。
アーチは煉瓦で組まれており、
輪石には大きな石が使われ綺麗な馬蹄形をしている。
橋脚部は側溝のコンクリートから立ち上げているため、
左右ともに整然と並んでいる。

線路跡の農道の土手から降りた民家の敷地内から見ることが出来るが、
ほとんど手入れがされていないので、周囲の草を刈ったが、
ここも見つけるのに手間取った橋である。


※ くれぐれも地権者の許可を得てから撮影をすること。



長崎県佐世保市吉井町  「 春明 ( はるあけ ) 橋 」

2016-10-23 08:36:02 | 長崎の石橋

































































所在地  /  長崎県佐世保市踊瀬 ー 春明(はるあけ) 
架橋   /  大正11年  ( 1922年 )     
橋長  /  18.6m   橋幅 / 4.3m   
橋高  /  10.2m


吉井町から世知原町へとつながる県道54号線の
踊瀬の県道下を流れる佐々川本流に架橋された石橋で、
下流から2番目に架かる大型の橋である。
輪石や壁石など砂岩を加工して使っており、
壁石は下流にある樋口橋や、福井川に架かる前岳橋と同様に、
長方形に切り出した石材を水平に積み上げている。
架橋年代や工法などから、同じ石工もしくは同じ業者によって
架けられた可能性が高いと思われる。
橋は部分的に拡幅され、路面のかさ上げが行われているが、
親柱や欄干は当時のままの姿で遺っている。

橋の架橋を記念する架橋記念碑が橋の袂に建っているが、
橋台横の自然岩に丸く掘られた穴が現存することから、
この石橋が架かる以前は丸太を使った木橋が架かっていたと類推解釈できる。

近くの樋口橋と同じ大正11年の架橋で、
橋が出来るまで遠回りしていた当時の吉井村の人にとっては
ニ橋のお陰で地区が違う場所への移動が、
随分と楽になったと思われる。



長崎県佐世保市吉井町  「 高峰橋 ( 平山橋 ) 」

2016-10-21 07:59:07 | 長崎の石橋



























































架橋  / 大正9年ごろ
長さ  / 7.2m 
幅員  / 3.6m


大分県の院内や熊本県の美里町ほど知られていないが、
長崎県佐世保市世知原町には18基の石橋があり、
その隣町にある吉井町にも10基の石橋がある。
さらに小佐々町に1基、平戸島に4基の石橋がある。

そんな吉井町を中心とした石橋を探訪順に随時紹介していきたいと思っています。
その第一弾が、場所がわからず探し出すのに手間取った 「 高峰橋 」 である。
高峰橋は佐々町八口免と吉井町下原の両町に跨って架かる橋で、
現在もコンクリートで補強され現役の生活路として活躍している石橋である。

右側の橋台と通路部はコンクリートで固められているが、
その他は切り揃えられた石が綺麗に組まれており、
ガッシリとしたやや扁平なアーチが直接路盤を支えている。
高欄はコンクリートで建てているが、その中に当時の親柱が巻かれている。



高峰橋へのアクセス
高峰橋へは、佐々方面から吉井町に向かって行き、
吉井町の市街地の手前を右手に山に向かって入って行くと、
特別養護老人施設 「 煌めきの里 」 の下の道に架かる八口橋を過ぎて
上流に100mほど行った場所に架かっている。

橋の横の田んぼにイノシシよけの高圧電線が設置してあるので、
くれぐれも触れないように注意して歩かねばならない。