京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「京のときめき時間」

2017-04-22 09:22:20 | 時計修理

4月22日土曜日仏滅。明日は仏滅の次の日が大安!
松尾大社の神幸祭。「千年の歴史を持ちかつては松尾の国まつりと呼ばれた大祭」とものの本に書かれているお祭り。
私はお酒の神様であるのでお酒が切れないようにひたすらかしこむだけである。

女性の神様でもあるのできちんとした服装で出かけるのがコツ。最近出張の日以外は毎日お酒を飲める日々が続いています。ありがたいことじゃ~!
穀雨が過ぎると市内の和菓子屋さんでは一斉に柏餅が売りだされます。一日の終わりにレミーマルタンと柏餅の久しぶりの出会いのときめきはお勧め。

京都のときめき!
早朝の上賀茂神社の鳥居をくぐると鳥肌が立ちます。甲子園球場のスタジアムに入るといつも鳥肌が立つのと同じ。孫ができたら必ず連れて行く予定のポイントです。
また「北野をどり」京人形がわ~っと出てきたような怖いようでそりゃ~鳥肌が立ちます。まるでパテック・フィリップの裏蓋を開けた瞬間のよう。わ~っこりゃあかなわんと思う。

夕方になると嵐山の夕日!これもすごい。何か別世界へ連れていかれそうな気分になります。
上賀茂神社を皇室御用達のパテック・フィリップに例えるなら嵐山の夕日はカルティエか?真っ赤な血の色がよく似合う。
「しつこく生きながらえているのだね~」とここでは自分を褒める。自分へのご褒美アイテムの中で世界最高の夕日の中のお酒と湯豆腐。
これは鳥肌ものです。

京都へ観光で来られる皆さんはこのような鳥肌物を探しをお勧めします。
手っ取り早く清水の舞台から下を見る?
大丸さんでずらりと並んだロレックスのケースを見る。
ロレックスはすべて買い取り仕入れ!これが1本でも在庫が余ったら利益は吹き飛びます。鳥肌がたつほどぞ~っとする。
週末は百貨店の時計売り場へ出かけましょう。かなり勇気のあるバイヤーの仕事が見られます。
ラストマン・スタンディング!を目指すバイヤーさんに脱帽!

フランスの大統領選挙もいよいよ始まる。先日地方のシャッター通り商店街を見て来ただけにルペン氏が勝ちそうな気がしてきた。
中国製の時計の電池交換作業をやってもルペンさんが勝ちそうな気がする。ベルト・バックル部分のバネ棒が怖い。不良品が多くバネ棒のあたまだけが飛んで行ってしまいます。そのたびに予備の部品を探す。
このように時計業界の狭い世界でも市場原理主義経済の弊害に苦労しています。
食品、医療など命にかかわる業界のリテイラーの皆様の苦労がわかる気がする。
先年スーパーで買った柏餅のパッケージを破いたらぷーんとアルコールの香りがした。
しばらく鳥肌が立ちました。
顔見知りの鳴海餅さんやら鶴屋吉信さんが安心!ケチったらいけない。
正統派国産品こだわりのラストマンスタンディングを目指すお店はありがたい京都の宝だと思う。

ただし京都のお菓子は日持ちがしないのですぐに食べてくだされ~。
「お前が送ってきた餅が硬かった!」のクレームが多い。餅は直ぐに硬くなるものなのじゃ~は京都だけの常識になったようです。合掌!

「永き日もさえずりたらぬひばりかな」芭蕉。
しゃべってんと仕事しなはれ‼嫁さんの声で鳥肌が立つ月末がすぐに来ますよ~ん。









コメント
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