京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「京の七草時間」

2017-01-06 09:50:12 | 時計修理

1月6日金曜日。京都の街はまだ寝正月。観光客もまばらで静かに眠っているようです。
やはり七草がゆで目を覚まさないといけません。
京都の正月は旧正月の行事のほうがぴったりとくる。旧正月の行事、お初不動さんやら奈良若草山の山焼きの知らせでやっとお正月気分に浸れます。
今年は1月28日が旧正月なのでそれまで気を長くして待ちましょうね~。

七草がゆの7の数字が気になります。七福神、7回のミサ、七人の侍、7曜日、などなど7にまつわることはめでたいことが多い。時計でも7時はデザイナーは一番好きな数字だという。

ミレーの晩鐘の絵は教会の鐘の音とともに1日の仕事が終わり静かにお祈りをしている風景が描かれています。時間は6時!時計師の仕事も6時で止めるしきたりでした。
その後夕食になる。音楽会などのコンサートは8時くらいから始まる。食後の催しなのだ。
ヨーロッパは夜が長いと感じる。7時はまだ宵の口!よるはこれからウキウキする時間帯なのだ。
7時に力が入りますね~。今日から工房は7時まで平常営業に戻ります。
写真はハミルトン・クオーツ。
スイスメイドと書かれているがネジやケースの材質を見ると何となく中国の臭いがする。
またETAのムーブメントがケースの割に小さい!これでは歯車のアガキで剣ずれが起きやすい。

最近小さなムーブメントを大きなケースに入れるのがブームか?SR521SWの小さな電池で長く重い針を回すのでは電池交換後に2年持つのか心配になります。
昨日は旧暦の針供養でした!これでは大きな畳針を舞子さんが使っているような風景が見えてきますね~。

ウラブタはネジ留め方式。ドライバーの荷重を強くかけないと回らないので均等に少しずつ締め上げていきます。するすると入るカルティエ、エルメスのネジ止めを想像していると失敗するぞ!

今年はトランプ効果のうわさで持ち切り?
お正月休みで集まった仲間の海外組もトランプVS中国の期待感にあふれていました。
ちなみにとなりの韓国大統領が弾劾されているのもチャイナマネーの仕業だという意見が多い。
今まで中国べったり政策からアメリカ寄りに移ったばっかりにクビになるほどの大騒動でチャイナマネーの威力は強力でした。
これから増えそうな従軍慰安婦の像も何となく習近平さんに似ていないか?
これでは新しい韓国大統領の訪問先は北京になるようです。
台湾併合より実質的に韓国併合が先になるでしょう。
チャイナマネーに染まっていないトランプ大統領がどのように巻き返すか?楽しみですね~。
家族に中国人の家庭教師をつけていたオバマ大統領、退職後に元国連事務局長と仲良く従軍慰安婦像の制作に取り込む日々になるか?

結果、安倍のお坊ちゃまの10億円の無駄使いが決定します。
日本のメディアは必至に韓国側の契約不履行の不誠実を責める。ところが私たち海外でのネゴ経験者ならボンクラお坊ちゃまがお金を巻き上げられた情けない事件になります。心配した通り簡単に騙されたほうが悪いのだと世界は判断する。
問題解決のため話し合いの結果を文書で取り交わすことで初めて契約になる。ただばらまいた10億円は私たちの税金なのだ。
味を占めた年末のロシアとの交渉も無残なほど一方的な惨めな結果になってしまいました。

明日は七草がゆ!冷めたおかゆを食べさせられているような政治が続きます。
今年も静かに時計を見つめて我慢しましょうかね~。



コメント
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