大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

梅雨明け近し夏鳥も近し 2020.7.28

2020年07月28日 | Weblog
 今年は久しぶりの長梅雨 「雨乞鳥」 アカショウビンは水が飲めて喜んでるだろうな。 
 天気予報があてにならない。いつも日本気象協会とウエザーニュースと両方見て判断するが、全く違う。「曇り雨」 と 「晴れ曇り」 どちらに従うか。 また時間によって変わり、傘を持って行けとか、いらないとか。

 予報は、晴れだったのが雨に変わって、昨夜から、朝の5時から、何度も天気予報を見ながら迷っていた。朝7時には、よし今日は行こうと決める。折り畳みをバッグに入れて。

 大阪城公園に着いて最初に目に付いたのがチョウ。目の前をゆっくり飛んでいる。チョウはまったく分からない。ツマグロヒョウモンという奴かな。
 帰宅してネットで見たら、よく似たのがたくさんいて分からない。タテハチョウ科というのは間違いない。
 
 新型コロナが再び増えつつある。TVを見ていると医療従事者は休み無しの激務なのに、給与やボーナスカットとは。税金つぎ込んでもいいから何とかするべきと思う。
 医師や看護師のありがたさ。病気になってみないと分からない。
 
 今日の鳥もごく普通のばかり。悪いような言い方になってしまった。 鳥見を始めた頃に初めて見たシジュウカラやコゲラと出会いの興奮はどうした。慣れると、こんなになってしまう。悲しいけれど。
 大恋愛で周りの反対を押し切って一緒になった二人も、数年して喧嘩が多くなり離婚。悲しい。

 人類の一夫一妻制に疑問を持つ学者もいる。よく聞く週末婚や別居婚などあるかも知れない。夫婦は愛で繋がっているのか。純粋な愛を追求すると、フランスのサルトルとボーヴォアールのような関係かも。あるいは宮城まり子と吉行淳之介のように。

 ちなみに鳥たちは、子孫を残すために自由に恋愛を楽しんいる。あるいは必死に恋愛している。

 今日も第二寝屋川でウシガエルが鳴く。 「鉄腕ダッシュ」 という番組が好きでよく見る。先日はウシガエルを捕まえて食べるという企画。
 なかなか美味そう。随分昔に十三の居酒屋でカエルを食べたことはある 「ビッキー」 との名でメニュウーにあった。
 みんなで積極的に食べると外来種を減らせるのでは。スーパーで並んでいたら間違いなく購入する。

 25日の土曜日に北外堀の青屋門側でササゴイを見たと、U君から聞いた。
 ササゴイは随分少なくなった。夏鳥なのにほとんど見られない。冬の間も一年中見られていた頃が懐かしい。
 下の記録後、マンションが建設され、窓を開けると目の前が巣の高さ。やがて営巣しなくなった。
 
■■ササゴイ(2013.5.16 南外堀)
 大阪城公園のササゴイは1年中見られるが、私の推定ではいずれ見られなくなるのではと心配している。
 北区の寺院、定専坊のK住職に2003.6.4に取材の記録。
・場所、北区天満4-14-19
・名称、定専坊 浄土真宗 本願寺派
・住職 KS
 ササゴイは自分が生まれた時から来ていた。100年以上歴史がある。昔は寺の敷地は広かった。イチョウは2本あった。寺が370年前に建立され、その時に樹齢30年のイチョウを植栽したので、イチョウの樹齢は約400年だろう。
 時にはヒナの落鳥もあり。今年は4/21に初飛来した。例年より5日ほど早い。
 同日観察の結果は、7か所の巣。5か所で抱卵中。時にヒナも顔を出した。
 周りはコンビニなど町の中。定専坊門前の路上は糞で白くなっている。 
 大阪市保存樹指定=番号101 指定年月日、平17.2.23
・樹種、イチョウ 高さ25M 幹周り2.83M
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青空も見える。ハクセキレイの親子の事 2020.7.20

2020年07月20日 | Weblog
 よし明日は晴れる。前夜から登城のつもり。快晴ではなかったが雨は大丈夫の様子。

 相変わらず鳥は少ない。市民の森の石の水場を前にベンチに座って休む。メジロ、ムクドリがやって来て水浴や飲水。
 シジュウカラ、スズメも次々と。よくやってきたのはメジロだった。それらを眺めながらお茶を飲む。

 林の中のひょうひょうYさんに気付く。ひょうひょうと歩いて向かってくる。久しぶりだ。人工川でチョウやトンボを楽しんでいたという。
 ベンチに並んで座って、あれやこれやよもやま話。彼は私より7歳ほど上の長老。 人工川では今日もハクセキレイの親子が来ていたと。♂♀と幼鳥2羽。彼の観察によると、幼鳥の1羽は、親がくるとすぐに駆け寄って餌をねだる。
 しかし、もう一方の幼鳥はそんなことはせず、地面に向かって餌をついばんでいる。

 確かに人の兄弟でも性格は違う。甘えん坊もいれば自立心の強い子もいる。鳥を見て鳥を見ているだけではない。面白い。

・メジロ 12羽 市民の森石の水場
・シジュウカラ 4羽 市民の森石の水場
・アオサギ 1羽 第二寝屋川
・ツバメ 1羽 第二寝屋川
・ハクセキレイ 4羽 城南地区人工川

 鳥の少ないこの時期に、気になっていたカメラのメンテナンスすることに。キャノンのサービスセンターは中之島に移っている。私の知っているかぎり4回目の移動。
 コロナの影響か予約が必要で時間は12時。久しぶりに梅田へ出かける。じゃあ一杯飲もうと頭が反応。ただし堂島方面で朝飲み店は知らない。

 とりあえずネットで検索。大阪生まれの大阪育ち、多少の土地勘はある。梅田第3ビルで発見。
 朝から数人が飲んでいた。私もその中に入って焼酎湯割り。最初のあては 「茗荷の酢味噌和え」 いける。旨い。茗荷の味は、いきがっているガキでは分からない。年齢を重ねた者のみに許された味。
 時間を計算し、3杯飲んでキャノンへ向かう。

 まず自重でズームが伸びる。撮影には問題はないが、締め付けが緩んでいるのを強くするだけだろう程度に思っていた。ところが縷々説明があり結局数万円の料金。
 酒代の事を思えばいいんだけれど、数千円の調整費くらいに思っていたのでちょっと高い。かと言って断ることもなく依頼。
 合わせてピント調整も。これもカメラ側だけでなくレンズ云々。・・・んー。仕方ない。お願いしますと預けてきた。

 私は機械が好きでカメラや自動車には詳しい方。受付担当者に技術的な説明を求めることができる。ところが今は、カメラも自動車も機械でなく電気製品。これが苦手。
 歯車やバネの動きなら理解できるがコンピューターのように見えないものはだめ。

 シャッターはどれくらい?と聞かれる。7DⅡは20万回の設計になっているという。分からないが5万回くらいだと答えると、調べてみると、カメラを持って中に入る。
 そんなこと分かるんだ。やはりパソコンカメラにはついていけない。 やがて出てきて7万6千回ですと。・・・まだまだ半分にもいっていないじあないか。

 コロナの影響か、返却日は早くて8月上旬と。頭の中では 「数日で数千円程度」 と思っていたのが 「半月以上で4万円以上」 参った。
 仕方がない。まあいいか。カメラで何度も胸を躍らせた事もあった。

 帰り道、堂島地下街を歩きながら、どこかでもう少し飲んで帰ろうと左右に目をやりながらゆっくり歩いていると、青森・岩手二県アンテナショップ 「青森・岩手えぇもんショップ」 

 店に入って、ねーちゃんに、地元で有名な酒のあてになるものを二つ三つと頼む。しばらくして彼女が選んだものが
 「鰊の切れ込み」
 「ねぶた漬け」
 「ホヤの塩から」
 3番目のホヤは癖がありますが・・・と。大丈夫。生を料理して食べた事もあるからと購入。

 会計の時お姉さんに、東北出身かと聞くと、青森ですと言う。大阪弁やなーという私に、大阪は結構長いのでと答えた。 酔うとねーちゃんに声を掛ける癖がある。

 帰宅して早速空けてみる。どれも特別感はなくやや塩味の効いたものだった。酒のあてにと言ったので、そういうものを選んだのだろう。

 修理が終わるまで予備機もなく、当分カメラなし。まさかと思うがこんな時 珍鳥が出たと連絡があれば・・・。辛いなーと、酔った頭で。高倍率コンデジでも1台持っておこうかな。

 昆陽池のゆきちゃんからメールがあった。 おー! キビタキが繁殖したという。すばらしい。おめでとう♪
 不思議だが大阪城公園と昆陽池は似ている。同じ事が起こる。これまで何度もそんな事があって、ゆきちゃんと連絡しながら驚いたことがあった。当然キビタキの繁殖も想像の中にあった。 しかし、現実になると本当にうれしい。
 詳細はゆきちゃんのブログをどうぞ。
 「二人の記念日」 https://love.ap.teacup.com/snowbunting/3891.html

 三浦春馬という俳優が亡くなったとのニュースで話題になっている。私の年齢の年寄りは、彼がどれだけの俳優であったかよく知らない。ただし娘や孫の驚きや反応から、超大物のすばらしい俳優だとは理解できる。

 30歳の若さで覚悟を決める思いとは何だろう。 実は若い頃友人たちを亡くしている。大酒飲み友達たち、酔ってホームから転落死。帰宅して吐しゃ物を喉に詰まらせて窒息死。1千万円もの退職金も放棄して行方不明になった奴。みんな酒友だ。

 私もかつて仕事で追い込まれ悩んだ事は何度もあった。どれだけ辛かったか・・・。でも振り返ると自死を選ぼうとは思わなかった。悔しかったり、恥ずかしかったり、情けなかったり、地獄の底をはいずって過ごした時期もあった。
 私の場合は、酒が救ってくれた。辛い日々はただ酒を飲んだ。人はみんなそうなんだ。生きることは辛いんだ。

 こんな辛い世の中の舞台に投げ出されるのが悲しくて、人は泣きながら生まれる。人以外の生物で泣きながら生まれるものはない。
 辛いのは当然。いい事もある。誤魔化してもいい。適当でもいい。生きていたら夢に出会うこともある。

■■アオバト(1994.12.23 音楽堂西側上)
 以前、岡山県の氷ノ山で遠くから響いてくるような哀感のある声を聞いたのが初めて。その後、梅林南側上桜広場で玲子さんと耳にしたとき、あの悲しそうな「アーオーアーオーアオアオ」の声は聞き間違えようがなく、瞬時にアオバトと二人で顔を見合わせたが、それきりで探すすべもなく、残念な記録として残っているだけだった。
 そして今回、「アオバトが出ている」と玲子さんからの無線の声に、飛騨の森から急いで音楽堂西側上まで駆け戻った。
 その日は一日中座りこむ予定で、厚着をしていたため体中から汗が吹き出す。急いでカメラをセットするが、いつもこの時が一番気の急くとき。心の中で今しばらく居てくれと祈りながら用意を進める。
時々眼線をちらちら送り、とまっている事を確認しながらセットする。
 準備ができるととりあえず数枚シャッターを切る。しかし急いで駆け付けたことと、興奮でメガネが曇りよく見えない。心臓の鼓動が分かる。
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一番少ない時期 2020.7.16

2020年07月16日 | Weblog
 新型コロナが、じわっと増加している。いやーな感じ。TVでは連日活動の自粛か経済とのバランスかと話題になっている。

 クマゼミの声が聞こえるが、例年よりおとなしい。この時期なら耳が痛くなるほど鳴いているのだが。
 いつものように大阪城公園まではマスク。公園内は外している、時と場合によってマスクを付ける。
 マスクにミントのスプレーをかけると息が楽で涼しいと知った。今朝は出かける前にスプレー。確かに香りがいい、涼やか。これは皆さんにお勧め。

 今朝も鳥は少ないし鳥友にも会わない。例年7月は最も少ない月。特に中旬から下旬はまったくだめ。いわゆる鳥照り。

・ツバメ 1羽 梅林から内堀にかけて飛び回る。
・シジュウカラ 4羽 市民の森。
・カルガモ 1羽 第二寝屋川。
・コサギ 1羽 第二寝屋川。
・アオサギ 1羽 第二寝屋川。
・カワウ 2羽 第二寝屋川。

 今年になって京橋へ行っていない。コロナもあってコンビニで買って飲んでいる。これまでは大阪城公園での観察記録が終わると、京橋をうろうろし、昼から飲める店を探した。
 寿司、串カツ、大衆酒場、居酒屋、焼き鳥、立ち飲み、焼肉、中華などなど、昼から飲める店にはほとんど知っている。それが半年も行っていない。

 今日も川を前にビールを飲んでいるとカモが1羽上流へ飛んでいく。手帳に記入しようとしたが、ん?名前が出てこない。
 日本で繁殖してる奴、ハンターの友人が美味しくないと言ってた奴、この時期も見られる奴などなど、情報は次々出てくるが名前が出ない。とりあえず 「カモ1 第二寝屋川」 とだけ記入。

 鶴見イオンに車で出かけた。夕食の買い物と、フライパンを買うためだった。 
 始めにイオンカードに1万円をチャージ。売り場を40分ほど回って買い物をしてレジに並ぶ。自分の番になって、財布を出した途端思い出した。あっ!イオンカードがない!

 急いで先ほどの所へ走る、もちろんチャージ機にカードは残っていなかった・・・。
 「何で、こんな失敗が多いのか・・・」 落ち込む。とりあえずサービスカウンターへ行って話すと、何と私のカードが届いている。日本はすばらしい国!

 やれやれ、次はフライパン。売り場は2階で10時オープン。まだ15分ほどある。エスカレーターの前にガードマンが立って数人が待っている。
 待つのが大嫌いな性格、とりあえず車で待とうと駐車場へ。そして車に乗り込んでエンジンをかけて自宅へ走り出した。気が付いたのは家に帰ってから。あ!フライパン忘れた!

 あーあ。情けない。なぜこんな頭になってしまったのか。酒のせいか、年齢のせいか。よしんば酒が原因で人生を終えても
 「酒と野鳥と 出会の数だけ 夢が残る」 と慰めている。

 カルガモはその後、頭に浮んだ。図鑑を開く事なく。

 頭だけでなく体力も自信がなくなってきた。元射撃の横の階段を、上まで登ると息が切れる。途中で一度立ち止まる。
 ただ立ち止まるのは、いかにも体力がなく休んでいるように見られるので、必ず左右の木々を探す。鳥がいないか立ち止まって探しているふりをして。

 意識は数十年前と変わらないが、頭も体も確実に弱っているのを実感させられる。
 仕方がない。歳を取って生物は衰えて消えていく。世代交代しなければ絶滅する。そんなに悲しくはない。近づいてきたのかと思う。
 泣きながら生まれてきて、今日まで生きてきた。

■■ササゴイ(1992.7.14 北外堀京橋門跡付近)
 越冬個体の観察をよく耳にしていたので、何度か立ち寄って堀をのぞいたりしていたが出合うことが出来なかった。
 ある日、早朝から一日待つ覚悟で昼食も用意して北外堀に待機した。やがて上空を飛翔通過するそれらしき鳥を発見。双眼鏡で追うが物陰に消えた。すぐに見失った辺りの寝屋川と第二寝屋川の合流点に駆けつけて探すが見当たらず再び元の場所に戻る。
 その後数時間が経過、水面を低く飛び石垣にとまった鳥。双眼鏡で確認するとササゴイの姿があった。「合えた!」との思いで胸が熱くなる。
 行動パターンが分かりその後何度か観察できた。しかし繁殖期には公園を去るのか気になっていた。
 夏の初めに期待もなく探していると、「ビュー・ビュー」の鋭い声とともに飛んでくる。観察を続けていると幼鳥と思われる1羽も発見し心が躍る。
 町の中の公園にいながら繁殖相手を見つけ、そして子供を連れてやってくる。感動だ。きっと私に見せるために連れてきたのだ。心の中で親子にあいさつを送って堀を後にした。
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梅雨の晴れ間にサンコウチョウ 2020.7.12

2020年07月12日 | Weblog
 今年の梅雨は晴れ間がない。連日曇り空に雨。チャンスがあれば大阪城公園に行こうと、日々天気予報を見てため息をついて冷蔵庫に向かう。

 久しぶりの大阪城公園。おきらく先生から飛騨の森にサンコウチョウ教えてもらう。市民の森で出会ったひでキングからここにもサンコウチョウと。ともに♀に見える個体。同じものかどうか分からないが。

 サンコウチョウの写真は、今夕か明日には、上げられるだろうからぜひ次のブログを。
・ おきらく・ごくらく日記
・ ひでキング! 日鳥事DE日記蝶

 先日、我が家にひでキング夫妻とU君がやってきた。大阪城公園のこと、野鳥のこと、カメラのこと、パソコンのこと。・・・・あれやこれや話しながら飲む。気が付けば8時間も飲んでいる。後半は酔っぱらって何の話していたか記憶にない。
 ただ、7時からF1のオーストリアGPのFP(自由走行)が始まるので、とりあえずお開きに。
 ざっと片付けてパソコンの前に。そこからが記憶にない。あっと気付くと10時前。しまった。3時間も寝てしまった。
 若い頃はどれだけ飲んでも、寝てしまうなどは全くなかったが。酒に弱くなったと思う。齢73だ、仕方ない。とりあえず10時からの予選には間に合ったからやれやれ。

 ところで今朝のサンコウチョウ。7月とはずいぶん遅い。 「大阪城公園の野鳥 26年間の全記録」 128頁を開いてみると、2007年7月1日にみどりのリズムから市民の森にかけて1羽が観察されているのが、7月のただ一つの記録。今回のものが2回目になる。

 8月に入ると記録は多くなる。多分繁殖を終えたものや幼鳥の通過によるのではないか。春の渡りで遅く通過するものは、秋の渡りは早くなる傾向にある。
 何故そうなるのか・・・コルリもその典型である。春の飛来は遅いのに、秋の飛来は早い。 「コルリは遅刻して早退するタイプ」 というのはこの意味。

・ ハクセキレイ1羽 人工川 ひでキングやU君から。
・ キセキレイ1羽 当初ハクセキレイとしていたが、ひでキングからの写真とともに連絡があり、キセキレイと判明。7月のキセキレイは初記録。しかも幼鳥。どこで繁殖したんだろうか。
・ コサギ 3羽 第二寝屋川
・ カワウ 8羽 北外堀、第二寝屋川
・ メジロ 5羽 市民の森、音楽堂西側上
・ ゴイサギ 3羽 北外堀
・ アオサギ 3羽 北外堀、第二寝屋川
・ ハクセキレイ 2羽 人工川

 とうとう発表された! 話題で騒然になっている。キャノンEOS R5。 これには参った! 私の写真歴は長い。18歳の時にペンタックスSPを買ったのが始まりでカメラ歴55年になる。
 凝り性の私はカメラが人生のような毎日。週末夜になると台所に幕を張って暗室に、フィルムの現像からプリントまでした。フィルムはネオパンSSSやトライX。

 自慢になるが、各種の草コンから、各カメラ雑誌など多くに入賞。賞金を稼いだ。日本カメラでは年度賞を受賞し、東京のホテルでの表彰式や、その後のパーティーに出席した。思いは今も頭にある。
 その後、野鳥写真になり、それなりに注文もあって、得た収入でカメラやレンズを買い替えた。これまでに50数台のカメラを使った。ペンタックスからニコン、キャノンにカメラも変わった。

 先日発表されたEOS R5 、 カメラに豊富な経験の私もついていけない衝撃のカメラだ。時代が変わるとはこんな感じなのかと。
 同時発表された超望遠レンズ。600ミリF11と、800ミリF11。超軽量で強力なブレ防止。しかも安価。R5を、多くの皆さんが使っているAPS-Cで使うと1000ミリ、1600ミリの超望遠が手持ちで使える。

 こんな暗いレンズをどうするねん! と思いきや強力なブレ防止と、カメラ側の高感度でも高画質で対応するとの発想だろう。頭がくらくらする。めちゃくちゃやないか。

 ありえない! 分かりやすく言うと、月旅行が日帰りでできる時代になった。そんな感じ。でもその時代に生まれた人には当然なのだろう。 いずれこれを持った鳥カメラマンをよく目にすることになるだろう。
 ついていけない。年寄りが酔っぱらって昔の自慢をする。よく分かっている。。。。。

 ようやくプロスポーツも徐々に。野球も始まっているが、阪神の情けないこと。ずーと最下位。ところがここ数試合。目を覚ましたような活躍。
 またかと思われていたボーアが、最近は打率4割ホームラン連発。早くもバース二世などとの活字が躍る。
 また明日から曇り雨の日々。うんざりする。

 楽しみは今晩10時10分から F1グランプリ第2戦決勝。オーストリアで開催される。早くも興奮状態!酔っている。
 頭の中にTスクエアの曲が流れる。思いはその中におぼれる。鼓動が激しくなる。血が沸き立つ。鳥肌が立つ。セナやプロスト、ピケやマンセルが時速350キロで火花を散らし、飛行機雲を作って疾走する。もうだめだ!!

■■ゴイサギ (2007.12.19 東外堀)
 石垣沿いに双眼鏡を動かして端から順に確認していると遠くにゴイサギの成鳥を見つける。
 道際で人が通れば驚いて逃げるような場所だ。撮影しようとその場所まで行ったが見えないほど真下にいる。
 身を乗り出して下を見るといるいる。頭部が見える。私に気付いていないのか全く動じない。
 カメラを向けていると気付いて頭を傾げて目を向ける。目が合う。至近距離で目が合う。1.5メートルほどの距離だ。
 逃げると身構えたがゴイサギは飛び立つ気配無し。近すぎて全身が見えないし撮影できない。驚いて数メートル離れた所へでも移動してくれればいいのだが。
 天王寺動物園のアシカの池では、来園者が買ってアシカに投げ与える魚を横取りしようと待っているゴイサギがいる。これも全く人を警戒せず、反対に人が来れば餌を投げてくれると寄って来るほど。
ひょっとしたらこのゴイサギは、天王寺動物園からやって来た奴か。
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もう7月、水場に次々と 2020.7.2

2020年07月02日 | Weblog
 早くも7月。遠くでクマゼミの声。市民の森の水場前に着いて横の木にエナガ数羽。

 ベンチに座ってお茶を飲みながら見ていると、水場にシジュウカラが次々と。数えると5羽。ほとんど幼鳥。周りを気にしたり急いで水をかぶったりして忙しい。

 やがてエナガも次々やってきて水浴。久しぶりに撮影しようとバッグからカメラを取り出してゆっくり近づく。
 鳥を驚かせるのは、一番に激しい動き、そして音。 静かに動かず 「木成り作戦」 結構近くに立っているが次々下りてくる。
 ちなみに、緑の服を着ているとか、迷彩服だから鳥に見つからないなどは、人の不遜な考え。鳥は人と比較できないほどの視力。すべて 「お見通し」
 
 時代劇の遠山の金さん。やい、やい、やい! 「この桜吹雪がお見通しだい!」 シジュウカラたちから見ればこんな感じ。どう誤魔化してもお見通し。

 なので、見つからないようにでなく、心配しないで、大丈夫、恐がらないで。愛してるんだから♪ こんなオーラーを全身から発して、静に静かに動かないで驚かせない事。
 近くで観察撮影するには、服装でなく、動きと音。

 シジュウカラ5羽、エナガ6羽、メジロ4羽 水浴を楽しませてもらう。メジロの幼成は不明も、シジュウカラはひと目で幼鳥。エナガも幼鳥。
 エナガ幼鳥の赤いアイシャドーがはっきり。大人になるとこれが黄色に。

 一通り回っていつものようにベンチでビール。スズメが集まってくる。そのうち1羽が大変人馴れしている。座っているベンチに飛び上がり、横の飲みかけの缶ビールの上にとまってねだる。
 おい。そんな汚れた足で飲み口にとまるなよ。

 食べかけのチーズを小さくして手のひらに乗せると、すぐにくわえて飛んでいく。数羽のスズメが追いかけていく。

 しばらくして戻ってくると、寄ってきて膝の上にも乗ってくる。手で抱きしめてやろうかと思わせる。吸い込まれそうな瞳で私の目を見る。可愛いなー。 (その昔、センダイムシクイを片手で抱きしめた事がある。 誉められた行為ではないが忘れられない)
 与えるものが無いので、手を広げて前に差し出す。寄ってきて見ているが、何もないことを知って、大きく嘴を広げ中指の先に噛みつく。その仕草が一段と可愛い。

 撮影しようとウエストポーチからスマホを取り出す。左手はスズメにかまれている。右手で操作するもスマホでの撮影は詳しくない。
 もたもたしていたらスズメは飛び立ち前の柵に。そして対岸へ一気に。

 シジュウカラ、エナガ、メジロ、ツバメ、カワウ、カルガモ、キジバト、ハシブトガラス、ムクドリ、スズメ。

■■メジロ(1993.2.13 ピースオオサカ東側)
 子供のころオシロイバナの花をちぎって蜜を吸い、ほのかな花の香りと甘味を楽しんだことを覚えている。ジュースは貴重なおやつでいつでも飲めるものではなかった。大人になって飲むと甘味が強すぎて口に合わない。
 ジュースを容器に移して林の中に置いておくと、いつの間、にかメジロが見つけて飲みにくる。20~30分間隔で1日に何回もやってくるところをみると相当な甘党なのだろう。
 単独より2羽が一緒にくることが多い。1羽が飲んでいる間は他の1羽は近くの枝で警戒するように周りを見ている。仕草を見ているとつがいのようだが時期的にどうなのだろう。
 別のメジロがやってくると鋭い声を出して追いかける。食物を守る時は可愛い姿に似合わず本気だ。
 近くで見ると林の中で飛びかっている姿より、一段と小さく見えて私の片手の中にすっぽりと入ってしまうようだ。これほど小さな命が自然の中で懸命に暮らしていることに感動を覚える。
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