大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

大型ツグミたちも到着しはじめた 2020.9.30

2020年09月30日 | Weblog
 明日から10月。秋の渡りのピークの月だが、9月から多くの夏鳥が通過し前倒しのよう。これからどうなるか。
 少なくともこの秋は、渡りの当たり年であることは間違いない。

 今朝も数人がタカの渡りを狙って空を見上げていた。しかしトビ1羽も通過しなかったと言う。先日の130羽+は数十年に一度かも知れない。明日にあるかも知れない。

 第二寝屋川を前に、上空に2羽のタカが舞い遊ぶように前後し回り飛ぶ。アッ!すぐにカメラを向けて撮影。サシバか! 違う。タカの渡りが頭にあるので、ついいい事を思ってしまう。
 チョウゲンボウ2羽だった。ビルの影に隠れて見えなくなる。

 大型ツグミの観察が増えてきた。私は飛騨の森で一瞬顔を見ただけ。
●マミチャジナイ 4羽 一番やぐら、西の丸庭園、飛騨の森。
●クロツグミ 3羽 市民の森、西の丸庭園。
●イソヒヨドリ 3羽 一番やぐら。

 キビタキは今日も多かった。オオルリも。
●キビタキ ♂5・♀型21の計26羽。水上バス乗り場、太陽の広場東の森、市民の森、もみじ園、音楽堂西側上、沖縄復帰の森、豊国神社裏、豊国神社東、修道館裏、梅林南側上桜広場、愛の森、飛騨の森。ほとんどすべての場所。
●オオルリ ♂5・♂幼鳥3・♀5の計13羽。音楽堂西側上、市民の森、沖縄復帰の森、もみじ園、豊国神社東、愛の森、飛騨の森ほか。

 サメ3兄弟。
●コサメビタキ 1羽 西の丸庭園。
●エゾビタキ 6羽 水上バス乗り場、市民の森、空堀、天守閣東側配水池、西の丸庭園ほか。今秋は本種が多い。各地でもそうなんだろうか。

●サンコウチョウ 2羽 市民の森、沖縄復帰の森
●ヤブサメ 1羽 元射撃場 枝に上がっていた。
●エゾムシクイ 1羽 梅林。
●モズ 2羽 もみじ園と梅林南側。

 カモたちは、東外堀は昨日から、ボートが入って清掃中。
●コガモ 1羽 南外堀。
●ヒドリガモ 17羽 西外堀。
●カルガモ 1羽 西外堀。

☆高円宮妃久子さまが撮影された野鳥の写真展 「遊風の鳥たち」 が今日からあべのハルカスで始まった。10月14日まで。午前11時~午後7時。行ってみようかなと思っている。

■■ヒドリガモ(1994.12.24 内堀)
 今年は昨年より少し多く、内堀では6~7羽を見かけることもある。投げるパンにホシハジロやキンクロハジロとともに近寄ってくるので観察はしやすく、♂♀ひと組みでの撮影のチャンスだ。
 大阪城公園で一般的に見ることができるカモ類の中では一番好きなカモで、その理由の一つは鳴き声。「ピュィー・ピュィー」と哀歓を含んだような鳴き声。いわゆるカモらしくない声だ。
以前に車中泊した琵琶湖畔で、沖合から聞こえてくるこの声に何故か感動したことがあった。大阪城公園でもたまに声を聞くとヒドリガモが鳴いたとなぜかうれしい。
 もう一つの理由は顔つきや目つき、そして行動などから醸し出される雰囲気。ホシハジロやキンクロハジロとはかなり違う。パンにたくさんのカモが集まってきた時は、その中からヒドリガモを探してしまう。
 今回は♂♀一緒に撮影できていい気分。他人からすればつまらない事だろうが、私にとってはちょっとうれしい出来事だ。写真の出来は今一つだが、これで十分。これからも通い続ける強い意志があるから。
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大阪城 今日もキビタキいっぱい! 2020.9.29

2020年09月29日 | Weblog
 快晴の秋空、初めは涼しかったがやがて気温が上がって汗も。

 初めに今日の事でなく昨日の話題。昨日は出掛けていた。ウナギのきも焼きや半助豆腐をあてに湯割りを飲んでいた。
 その時スマホが鳴った。渡りのタカ130羽+が大阪城公園を通過と。思わず凄ーい! 同時に残念、悔しい。

 もう一口飲みながら、もし大阪城公園に出掛けていても、一か所に留まり、ひたすら空を見上げタカの観察に専念しただろうかと自問。

 酒飲みトリミニストの事、多分いつものコースを回りながら、開けた場所で時々空を見上げる程度だった。見られたかどうか?だめだっただろう。

 大阪城公園に居ながら見られなかった悔しさと、他に出掛けていて見られなかった悔しさ。

 今日もキビタキが大変多い。これまで同じ種が20~25羽以上見られると、タイトルに乱舞や爆発を使っていた。
 今秋は毎日 「乱舞・爆発」 で使えない。30羽超えた時、おっ!感じるそれ以上の単語ないだろうか。

●キビタキ ♂8・♀型21の計31羽 いつも同じ事を書いているが実際はこの倍くらいはいると思う。どこにいてもキビタキ・キビタキ・キビタキ。
●コサメビタキ 1羽 水上バス乗り場。
●エゾビタキ 本種も多い。5羽 水上バス乗り場、市民の森、沖縄復帰の森、元ヘリポート。市民の森でとまって動かないエゾビタキ。バックの抜けもよく撮影には最良。ただ枝でなく人工の杭。いい顔してる。
●ヤブサメ 1羽 音楽堂西側上。
●オオルリ 3羽 市民の森、豊国神社裏、飛騨の森。
●サンコウチョウ 1羽 飛騨の森。
●アリスイ 1羽 豊国神社裏で酒の会会長が観察撮影したと。
●マミチャジナイ 2羽 先日から大型ツグミがツィーと鳴きながら飛ぶ姿が何度も観察されている。しかし例年のごとく樹頂部を飛びとまったところが確認できない。
 本種は、今日観察の中では、エゾビタキと同じ旅鳥とされる。今秋大陸で餌などの条件が悪いのだろうか。
●ヒドリガモ 11羽 西外堀。
●カルガモ 5羽 第二寝屋川を下流へ飛ぶ。
●モズ 1羽 愛の森。高鳴き私は今秋初。確か先日ひでキングが初高鳴き確認だったと。
●ヤマガラ 3羽 市民の森、修道館裏
●その他 シジュウカラ、メジロ、アオサギ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

■■エゾビタキ(1993.10.31 飛騨の森)
 大きな瞳を輝かせて私を見る。秋の旅人エゾビタキ。旅を続けてきたあの瞳は何を見てきたんだろう。きっと想像もつかないほど多くの出来事を目にしてきたに違いない。
 洋上に映える日の出のゆらめき、高原を渡る風の道、一瞬の先の命さえ見えない豪雨風雨。襲ってくる猛禽たち。北から南へ変わる自然と人間たちの日々。激しく変化する地上。 
 私が想像できる事はたかが知れている。仲間を次々と失い、自分も傷つき、明日はどこで生きているのかも明日次第。自然の中。
 厳しい日々を幾度もくぐり抜けて、大阪城公園まで到着した。今はわずかな休息の時。
 たくさんの経験は、悲しい記憶は、瞳のどこに映しているんだろう。瞳の輝きは悲しみの裏返しか。エゾビタキ。
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今秋 エゾビタキ多し! 2020.9.27

2020年09月27日 | Weblog
 帰途雨に降られてしまった。頭を洗ってそのまま出てきたような様。

 金曜日の雨の日に、観察に来られたI氏に聞いた話しでは、至る所に鳥があふれていたと言う。行く先行く先、オオルリ、キビタキ、コサメビタキ、エゾビタキ・・・・などなど。木曜日に私が出合った多くの鳥たちと同じ。
 
 昨日、飛騨の森でアカショウビンが観察撮影された。今日はその話題でいっぱい。
 写真を見せてもらった。嘴に赤味はなく先端は淡色、喉から首は白っぽい部分、背面の赤はやや褐色が入る、胸から腹はやや褐色味。

 これらから幼鳥と思われる。記録としては幼鳥の方がより貴重。成鳥羽なら春も秋もあるが、幼鳥は秋のみ。より出合いが少ない。羨ましいほどの出合い。

 この秋は渡りの当たり年と言える。多くの夏鳥が見られる。例えばエゾビタキ。大変多くよく出合う。年によっては少なく、どこかにいませんか?とよく聞かれる種。
● エゾビタキ 16羽 みどりのリズム、市民の森、元ヘリポート、飛騨の森、梅林南側、梅林、音楽堂西側上、沖縄復帰の森、飛騨の森ほか。
● コサメビタキ 8羽 本種も多い。みどりのリズム、人工川、沖縄復帰の森、市民の森、豊国神社裏、修道館裏、飛騨の森ほか。
● サメビタキの観察も聞いた気がするが・・・。ひでキングからだったか?ひょっとして大将? だんだんあやふやになる。
● キビタキ 今日もほどほど多い。♂5・♀型16の計21羽。最近はキビタキの♀型は相手にされない。「なんだキビメスか!」 と無視される。
 それ、間違ってます! はっきり言うと♂かも知れません。地味な方をみんな♀と言うのは間違い。
 詳細に確認して成鳥羽だったら♀でもいい。しかし私が見るかぎり幼鳥が多い。
 ぱっと見で分からないから、とりあえず♀型、あるいは♀タイプとしている。あなたの撮影した地味なキビタキ♂かもしれないですよ。
● サンコウチョウ 2羽 市民の森、飛騨の森
● ヤブサメ 5羽 おきらく先生が、豊国神社裏と飛騨の森でそれぞれ2羽を木の上で観察したと。枝にとまったヤブサメは、私も数回の観察がある。
 陰もんヤブサメの行動としては興味がある。渡りの時期と枝で見られる時期の関係。
● オオルリ 8羽 ♂と♂若6・♀2。市民の森、豊国神社東、梅林南側上桜広場、飛騨の森その他。
● モズ 2羽 ひでキングが教育塔裏で高鳴きを聞いたと。梅林南側上桜広場1羽。そう言えば大阪城公園のチゴモズ、南港野鳥園のタカサゴモズ。さわがせてくいれたな。
● オオタカ 1羽 成鳥 六番やぐら。
● カワセミ 1羽 西外堀
● ヤマガラ 8羽 市民の森、修道館東、大手前ほか
● マミチャジナイ 2羽 市民の森と梅林南側上桜広場
● コサギ 1羽 第二寝屋川

● ヒドリガモ 6羽 西外堀
● カルガモ 7羽 西外堀
● マガモ 10羽内堀
● カワウ 2羽 第二寝屋川

☆☆ 「季の花*つれづれノート」 というブログを知った。つい引き込まれて、さかのぼって最初からすべて読んでしまった。
 どのような方が知らないが、ごく自然に花やチョウなど写真とともに、てらいの無い言葉を続ける方。

 例えば、書出しの言葉。
(9月10日 ヒメジャノメ蝶とタカサブロウ)
曲がり角。
右か左か どっちに行く?
・・・・これからタカサブロウに展開していく。

(9月16日 キバナコスモスとランタナ 秋の入口で♪)
もしも 秋の入口にドアがあったら
そのドアを開けた時
出迎えてくれるのは
夏からずっと咲き続けている花でしょう

「葉っぱに映る影が面白かった」 と撮影する、写真も優しいもので、フルサイズのカメラに明るい単焦点レンズ、あるいは接写レンズで撮影か。柔らかく画像加工されているか。
 絵も文も余計なものがない。シンプルですっと入ってくる。安らかに楽に読める。心が穏やかになる。
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夏鳥があふれる。シマセンニュウも。2020.9.24

2020年09月24日 | Weblog
 雨だとの予報に、今日は買い物に行こうと思っていた。ところが空の色がだんだんと明るくなってきて。、買い物に行けば後悔しそう。やはり大阪城公園に変更。

 ただし蒸し暑い。汗がぼとぼと。でもいたる所に鳥たちの姿が目にはいる。素晴らしい秋の渡り。中でもキビタキが多い。ともかく多い。園内どこにでもいる。

 この秋は、キビタキ渡りの当たり年であると言える。一方、これが当たり前になる前兆なのかもしれない。
 やがてキビタキが大阪市内数か所で繁殖し、渡りの時期には、数十羽が普通に見られるようになるかも知れない。

 都市の環境が全ての野鳥に負の影響かどうか。大いに興味がある。その環境を積極的に利用する鳥たちが増えてくるかも知れない。
 何しろヒトに比べ野鳥は地球の大大先輩。そう簡単には・・・。かと言ってヒトの好き放題はヒトが滅ぶ方向に。

●キビタキ ♂7・♀型27 計34羽 本種の増加には何度もふれているが、その傾向は一段と激しい。
 かつて一日に20羽を観察すれば大騒ぎだったが、今は20羽くらいは普通。
●エゾビタキ 6羽 水上バス乗り場、飛騨の森、修道館裏、豊国神社裏ほか。
●ヤマガラ 6羽 東外堀沿い藤棚、豊国神社裏。地面にお降りて木の実を採餌。
●オオルリ ♂5・♂若7・♀2 計14羽 ブルーが美しい。
●メジロ 11羽 六番やぐら前に実に集まる、その他。
●コサメビタキ 4羽 飛騨の森、修道館裏、愛の森など粋に飛ぶ。
●サンコウチョウ 6羽 市民の森、飛騨の森、修道館裏。今期本種が多い。
●ヤブサメ 2羽 修道館裏、梅林。
●カワウ 3羽 第二寝屋川。
●シジュウカラ 10羽 各所。
●ハシボソガラス 1羽 第二寝屋川。
●カモがいない。昨日到着のヒドリガモやちょっと前に来ていたコガモも、カルガモまで見られない。何かあったのかも知れない。
●シマセンニュウ 1羽 空堀。さかなやさんが観察撮影、カメラのモニター写真を見せてもらったが識別微妙。
 写真をパソコンで拡大し露出補正してみました。印象はシマセンニュウ。背面や顔から受ける感じなど、いわゆるジズ(※Jizz)尾羽にかろうじて白斑も。シマセンニュウと判断。

 大阪城公園では今回で6羽目になる。多分、もっと多くが通過していると思われるが、潜入の名のとおり非常に見つけ辛い。
 各地では、かすみ網を使ったバンディング(鳥類標識調査)で確認されることが多いのはその生態によるもの。

 それにしても、さかなやさんはよく見る探す。すばらしい。「大阪城 探鳥四天王」 のひとりであることに誰も異論はない。

※ジズ(Jizz)自分の家族や恋人が人込みの中にいても、遠くにいても一瞬で分かる感覚。目や顔つきや、頭の形や、服装など確認して判断している訳ではない。
 鳥の生態や形態や声など微妙な違いで、全体の雰囲気が識別の手がかりとなる感覚的なもの。観察経験や鳥に対する思いなどで身に付くもので他人には説明し辛い。

■■シマセンニュウ(1997.10.18 観光バス駐車場北側の青屋門寄り)
 市民の森を歩いていると、ノゴマの♀が出ているとの無線連絡が入った。ノゴマならあわてることもない。一通りの観察が済んでから向かうと返事した。ところがすぐ後から再度無線が入り、どうやらシマセンニュウの幼鳥らしいとのこと。あわてて青屋門に向かった。
 潜入の名のとおり暗い植え込みの中を素早く動き回りとても見づらい。まして撮影となると不可能にちかい。ISO100のフィルムを400に入れ替えるがそれでも30分の1。
 後のためにも正確な撮影がしたかったが、これが精一杯。写真でセンニュウらしい体型は確認できると思う。かろうじて尾の先の白っぽい部分も確認できる。
 同時に見ていた数人も、丸尾の先の白い部分をはっきり確認している。その一人のK氏は最近、舳倉島で幼鳥を見てきたばかりだったことも参考にした。ウチヤマセンニュウとの識別が問題になるが、長くはっきりした眉斑と嘴がより短いことから本種と断定した。
 当然翌日も終日撮影に費やす予定でいたが、残念ながら既に抜けてしまったようだ。
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オオルリやキビタキ。ヨウシュヤマゴボウ 2020.9.23

2020年09月23日 | Weblog
 日差しは暑いが、木陰を流れる風は心地よい、そんな日だった。
 大阪城公園に着いて、いつものメモ帳がウエストバッグに入っていない事に気付いた。
「あーあ またやってしまった」 近年はこんな事が多い。

 とりあえずスマホのメモに書く。しかし手間がかかってスムーズに書けない。スマホに難儀しながら市民の森へ。
 十数人がカメラを向けている先には木の実。聞くとヨウシュヤマゴボウというらしい。

 この実にキビタキ♂♀型やコサメビタキが近くに。酒の会の理事長が昨日撮影したと見せてくれた写真は、オオルリの♂若が2羽一緒に写っている。いい写真だ。

 ヨウシュヤマゴボウの赤い茎にオオルリのブルーが輝いて美しい。成鳥よりこの場では若が似合うとも思った。
 野鳥の写真は必ずしも♂の成鳥がいいわけではない。若い♂が似合う場面もある。

 メモ帳を忘れた事を愚痴っていると、近くにいたマダムがメモ帳とボールペンを差し出してくれた。ありがたい。彼女の人気の秘密はこんなところだろう。

 彼女はパリへ絵の留学に行った女性で、私はマダムとしているが愛称でという人も多い、中には吉永小百合と呼ぶ人もいる。優しくて魅力的な女性だ。

 「鳥写真マンガ」 というタイトルのブログをされているので、ご覧ください。過去のブロブには彼女の絵の作品も見られる。

●キビタキ 22羽 ♂6♀型16 水上バス乗り場、市民の森、音楽堂西側上、沖縄復帰の森、梅林南側上桜広場、豊国神社東、豊国神社裏、梅林、飛騨の森ほか。近年本種の増加が話題になっているが、大阪城公園でも各所に多い。
●モズ 2羽 もみじ園、梅林。
●ヤマガラ 5羽 市民の森、沖縄復帰の森、豊国神社裏
●メボソムシクイ 1羽 飛騨の森
●コサメビタキ 3羽 市民の森、飛騨の森、梅林
●アオサギ 1羽 内堀
●コムクドリ 1羽♀ 愛の森
●ハシボソガラス 第二寝屋川1羽
●ヒドリガモ 6羽 西外堀に到着。山男Tさんより初認の観察情報。
●コガモ 1羽 昨日西外堀で初認4羽の情報をひでキングよりもらったが今朝は1羽と。
●カルガモ 6羽 西外堀

 梅林で出会った方と立ち話しの中で、以前のブログの 「ミルクボーイ風アカハラ」 を読んで、中学生の娘が大笑いし、大変うけていたと聞いた。
 これは非常に嬉しい。お笑い芸人と一緒で、うけると、よし!やったと素直にうれしい。
 (ミルクボーイ風 アカハラで一席 2020.2.10 のブログ)

 その中学生の女の子も、ぜひ若い鳥見人の感性で、他の鳥での面白いネタを作って連絡下さい。このブログで紹介します。

 昨日のコチョウゲンボウ。酔っぱらって書いていたので、今日はそこまで酔う前に、数種の図鑑も調べていい出合いだった。

 大阪城公園での初認コチョウゲンボウは、2010年3月8日に超上空の飛翔通過を撮影したのが初記録。(大阪城公園の野鳥124ページ)
 当時私は、アマツバメを思わせる鋭いスマートな翼などからチゴハヤブサではと、タカに詳しい知人に識別をお願いした。彼は他の詳しい方々と確認した、結論はコチョウゲンボウだった。

 あれから十数年、再び超上空通過を観察できるとは胸がいっぱいになる。今回のは♂の成鳥と思われる。

■■コチョウゲンボウ(2010.3.8 上空通過)
 超上空を飛ぶ鳥を発見。とりあえずカメラを向ける。数枚を撮影しモニターで確認するもスマートなシルエットが見えるだけ。
 帰宅後、パソコンに取り込んで拡大、露出補正するとわずかに色や柄が見えてくる。体型などからチゴハヤブサではと思ったがすっきりしない。
 詳しい知人の意見を求めた結果は、コチョウゲンボウだった。もちろん大阪城公園初記録である。
 KS氏の意見。「チゴハヤブサではない。なぜならチゴハヤブサは足と下腹部が赤いだけ、写真では胸まで赤く見える。シルエット、尾が長すぎるように思う。羽の模様も何か違和感がある。」
 KJ氏の意見。「コチョウゲンボウかと思われる。チゴハヤブサではありえない。チョウゲンボウかコチョウゲンボウがノミネートできるが、P10の短さ、P9とP8のほぼ同じような長さはチョウゲンボウよりもコチョウゲンボウがふさわしいと思われる。また、下雨覆の斑紋のコントラストと腹部の斑紋の粗さもコチョウゲンボウに有利と思われる。」
 大阪城公園であまり観察されない種の識別能力不足を感じるが、知人たちに意見を頂けるのがうれしい。
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連休の最後の日。コチョウゲンボウ! 2020.9.22

2020年09月22日 | Weblog
 木陰での風が心地よい。秋を感じる。
 この時期にしては、まあまあこんなもの。オオルリやキビタキは楽しめる。

 この歳で連休もくそもない。一年中休日。現役の皆さんに言う。今必死に生きないと老後は大変。年寄りたちも泣きながら働いてきた。金でなく人生の充足感。
 アッ!仕事だけでなく、酒も恋も必死に生きよう。その時が人生。

●コムクドリ 飛騨の森のキツネかネコかのオブジェの所で5羽と。昨日あれほどいたので公園内に分散しているのではないか。
●キビタキ 水上バス乗り場、市民の森、沖縄復帰の森、梅林南側上桜広場ほかで♂4・♀型10の14羽。
●コサメビタキ 3羽 みどりのリズム、沖縄復帰の森、愛の森。
●エゾビタキ 1羽 市民の森。
 ちなみにサメ3兄弟、大阪城公園での出合いの確率は大まかな印象で、コサメを10とすると、エゾは3、サメは1くらいか。データを調べてでなく印象で。

 人は出会いの少ない方に心を躍らせる。興奮する。理由は簡単、縄文生活が脳に残っているから。狩猟生活でいつも獲れる同じ獲物だけでは栄養のバランスが偏る。
 いつもと違う獲物に合うと血がたげり興奮する。家族ため恋人のため捕らえようと。健康に生きる知恵だ。あれから数千年経過した。しかしいまだに少ない方に興奮する。コサメよりエゾ。サメならもっといい。

●ヤブサメ 2羽 教育塔裏、飛騨の森。
●カルガモ 6羽 西外堀
●ヤマガラ 5羽 市民の森、沖縄復帰の森、梅林
●エナガ 12羽 沖縄復帰の森、市民の森
●アオサギ 2羽 東外堀、第二寝屋川
●オオルリ 5羽 ♂と♂若5羽 市民の森、梅林南側上、飛騨の森ほか
●ハクセキレイ 1羽 もみじ園
●コルリ 2羽 ♀飛騨の森
●チョウゲンボウ 1羽 上空飛翔。
●コチョウゲンボウ 1羽 大阪城ホールの横を歩いている時、モズの声に見あげると、空に黒い点が目に入る。タカの渡りか!双眼鏡で確認しカメラを向ける。翼がとがっている。ハチクマ・サシバの体形ではない。ともかく数十枚シャッターを切る。チョウゲンボウだろうかと。しかし尾の長さとのバランスが気にいらない。
 とても遠い。小さな黒い塊でしかない。帰宅してパソコンでムリムリ拡大、露出補正すると胸の辺りの赤褐色が見える。

●カワセミ 1羽 北外堀
●コガモ 5羽 西外堀 いよいよカモの到着
●カワウ 2羽 西外堀
●ハクセキレイ 1羽 第二寝屋川
●モズ 1羽 大阪城ホール
●その他 シジュウカラ、コゲラ、メジロ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

ハチクマ (2001.9.23 梅林から上空を)
 秋には空を眺めて過ごす半日がある。サシバとハチクマの渡りを観察するためだ。雲の高さに焦点を合わせ時が過ぎる。
 やがて心が空と渾然一体になって無になる。座禅と同じようなものだ。
 どれほどの時間が経過したのだろうか、宇宙の果ての空にゴマ粒のような小さな点々が目に入る。サシバとハチクマだ。大阪の上空を通過して淡路島から四国へそして九州から沖縄、台湾、東南アジア方面へ渡るのだ。
 秋には南へ渡り、春には戻ってくることを毎年繰り返している。自分の父も母も、祖父も、祖母もすべて毎年繰り返してきたのだ。連綿と続く渡りの歴史。人の歴史よりも長く渡りの歴史の一瞬を今目にしている感動は言葉にならない。
 野鳥を見続けると人生観が変わるのは、この歴史の重みに触れてしまうからだ。
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コムクドリ25羽+ 2020.9.21

2020年09月21日 | Weblog
 秋晴れの空。汗をかくこともなく快適に鳥見ができる。その上鳥たちもほどほど見られるいい時期。今日一番のニュースは、最近よく見られているコムクドリ。

● 今朝は梅林入口の高い木と、西側の内堀沿いの木を行き来するコムクドリが25羽+が観察されている。一日に観察された数の過去の記録を繰ってみると、
1 2004年9月18日の32羽
2 2002年9月13日の30羽
 に次ぐ3番目の多い記録。
● キビタキ ♂3♀型14の計17羽。水上バス乗り場、市民の森、音楽堂西側上、豊国神社東、豊国神社裏、六番やぐら、愛の森、飛騨の森など。今日も多い。
● コサメビタキ 7羽。豊国神社裏、水上バス乗り場、市民の森、沖縄復帰の森、六番やぐら、豊国神社東。
● オオルリ ♂・♂若7♀3の10羽 市民の森、飛騨の森、ピースおおさか、豊国神社裏ほか。何故か♂が多い。
● サンコウチョウ 1羽 沖縄復帰の森。
● ヤブサメ 1羽 飛騨の森。
● エゾビタキ 2羽 市民の森、愛の森
● メボソムシクイ 1羽 飛騨の森
● ヤマガラ 7羽 愛の森、飛騨の森、太陽の広場東の森、豊国神社裏ほか
● エナガ 8羽 音楽堂西側上、沖縄復帰の森
● カワセミ 1羽 第二寝屋川
● その他 シジュウカラ、メジロ、カルガモ、アオサギ、カワウ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

☆☆☆ 驚きのニュース!! 先日のチゴモズの情報を追加・訂正します!

★その1 先日梅林南部で観察されたチゴモズ。先のブログで9月5日から9日まで5日間滞在とお知らせしましたが、写真も含め新たな観察情報をいただきました。
 9月2日の午後4時44分に同所で撮影されていました。確認したところ全く同じ個体と判断しました。
 記録を訂正します。初認は9月2日ー終認は9日で8日間滞在。

★その2 チゴモズ過去の観察。これにも驚きました。写真も含め観察情報をいただきました。
 2013年8月31日 梅林南部 幼鳥1羽。午前9時40分ごろに観察撮影。記録追加。

 頭でっかちの顔、大きな目、太く短い嘴、赤褐色の背面、脇の太い波状斑などなど。ただただびっくり。
 チゴモズで驚いているうえに、今回と同じように幼鳥とは。どこか遠くない場所で繁殖していたんだろうか。あるいは幼鳥でもかなり大きく移動するのだろうか。

 大変お手数をおかけいたしました、お二人の方に心から感謝いたします。ありがとうございました。大阪城公園の記録を追加訂正しました。

 それにしても大阪城公園は何が出るか分からない。長年観察しているが、常識や思い込みで判断してはいけないとつくづく思った。こんな事もあるんだなー。
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キビタキ・オオルリなど賑わう大阪城公園 2020.9.20

2020年09月20日 | Weblog
 今日も素晴らしい秋の渡りの一日。今日来た方々は後悔しないだろう。きっと運のいい人たちだ。

● キビタキは今日も大変多い。水上バス乗り場、みどりのリズム、音楽堂西側上、沖縄復帰の森、梅林南側上桜広場、豊国神社東、豊国神社裏、修道館裏、飛騨の森、愛の森などなど全域で♂6羽、♀型19羽。今日は♂がよく見られた。
● オオルリは♂6と♀が4の計10羽。2羽の♂が追いかけ合い、珍しく♂の方が多かった。
● カワセミ1羽 東外堀。
● コゲラ1羽 みどりのリズム。
● ダイサギ1羽 上空飛翔通過。8月31日に上空飛翔を大将が観察して後数回。今期よく見る。
● コサメビタキ 2羽 音楽堂西側上、梅林。
● マミジロ♀ 1羽 音楽堂西側上、さかなやさん観察撮影。今期初認か。
● サンコウチョウ 4羽 沖縄復帰の森、梅林南側、豊国神社裏。過去の記録を確認していないが、この秋はサンコウチョウが多いように思う。
● コムクドリ ♂3♀1の4羽 梅林入口の高い木。淀川での本種の観察情報をよく耳にする。多い時は50羽を超える群れで観察されると。さすがに大阪城公園ではそれほど大きな群れの観察記録はない。
● エゾビタキ 1羽 梅林。
● ヤブサメ 1羽 愛の森。
● ヤマガラ 5羽 愛の森、修道館裏。
● サンショウクイ 1羽 愛の森。
● アオサギ 2羽 第二寝屋川。
● ハクセキレイ 1羽 水上バス乗り場。
● その他 カワウ、カルガモ、メジロ、シジュウカラ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

 トケンの飛翔を確認したが種の特定はできなかったと聞いた。そろそろトケンや大型ツグミ、ノゴマたちもやってくる。
 メボソも到着し始めたと聞いたが1羽も見られず。と言うより今日はムシクイに1羽も合えず。

 戦争で亡くなった画学生たちの作品を集めた 「無言館」 が長野県にある。以前から行きたいと思っていた。
 今回、巡回展が開催されると知り、一番近い開催地の 「神戸ゆかりの美術館」 へ行ってきた。「遺された絵画からのメッセージ」 との副題。

 反戦の絵画展ではない。ごく普通の画学生たちの作品。妹や家族の絵、恋人の裸婦像、故郷の風景、自画像などなど。
 もっと絵を描きたかっただろうと、作者の思いが迫ってくる作品に胸がいっぱいになった。もっと描いてほしかった。その絵を見たかった。

■■コムクドリ(1999.9.26 博物館南側)
 出合いが悪く好条件にも恵まれず長い間撮影できなかったものが、一度成功するとその後は簡単にできてしまうことがよくある。撮影だけでなく見るだけの場合でも同じことが起こる。
 コムクドリは長い間撮影できなかった。今春に連絡をいただいて撮影できたのが7年ぶり。すると秋に再びチャンスに恵まれた。しかもこれまで一番労せず撮影することができた。
 ほとんどの場合シャッターを押した瞬間に良し悪しは分かる。現像後の結果が想像できる。今回は「やった!」と心中わくわくして満足感に浸った。
 コムクドリの♂は白い頭。顔に不規則な形で茶褐色の斑がありバランスが悪く不自然な印象だ。野生の生物は素晴らしい色合いや見事な配色のものが多い。その妙に驚き自然の圧倒的な力を感じさせられ感嘆することが多いい。
 しかし焦げた紙のように見える顔の斑を見ると神が手抜きしたのか、あるいはうっかりミスかとさえ思わせる。一方♀は実にシンプル。まったく特徴がない。頭部は薄い灰茶色、体は薄い褐色としか表現できず言葉で説明するのが困るほど。
 とは言うものの、今回手ごたえのあったシャッターの一押しでこれだけ幸福感に浸らせてくれる。美味い酒に酔えるのだからコムクドリも悪くない。次は♀も撮影しないと。 
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それなりに秋の渡り 2020.9.17

2020年09月17日 | Weblog
 今日は蒸し暑い。気温より湿度で不快。
 大阪城公園に着いて気付いた。スマホを忘れてきた。ここから取に帰るのも大層で、そのまま観察を続ける。

 気持ちが落ち着かない。スマホを持っていなことが常に気になる。何か大切な事を忘れているような不安感。スマホが頭から離れない。
 これがスマホ依存症と言われるものか? アルコール依存症ならまだしも、スマホ依存症は無いと思っている。しかし不安。早く帰ろう思う。

 昨日はかなり良かったと鳥友たちから聞く。今日はそれほどではないと。
 でも、それなりに観察できたのでまあまあかな。それよりスマホが・・・。

●キビタキ 19羽 ♂4♀型15 みどりのリズム、豊国神社裏、豊国神社東、六番やぐら、音楽堂西側上、教育塔裏、愛の森、本丸日本庭園裏など。
●サンコウチョウ 1羽 市民の森。昨日は5羽だったと。
●オオルリ 4羽 ♂1♀3 修道館裏、本丸日本庭園裏、市民の森、梅林南側
●ヤブサメ 3羽 音楽堂西側上、梅林南側上、飛騨の森。昨日は4羽だったと。
●エゾビタキ 1羽 梅林。

●ヤマガラ 4羽 修道館裏、愛の森
●カワセミ 2羽 第二寝屋川、一緒に行動
●ハクセキレイ 1羽 水上バス乗り場
●マガモ 2羽 ♂♀ 内堀
●カルガモ 5羽 西外堀
●その他 メジロ、シジュウカラ、カワウ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

 100歳以上の方の人口が8万人を超えたとニュース。大阪城公園の知人たちは、私と同じような年代の方が多いが、みんな元気でかくしゃくとされている。私のような酒漬けとは大違い。

 元気だから大阪城公園に来ているともいえる。鳥見は頭と体を使う趣味。健康にもいい。なにより緑の中で過ごすのは気持ちがいい。
 100歳以上は、毎年増加し続けているそうだ。その内88%は女性だと。んーやはり女性は強い。


■■イソヒヨドリ(1995.11.26 内堀東部)
 渡りの時期なら移動途中に立ち寄ったと考えられる。しかし渡りの時期が終わっても見かける。大阪城公園に越冬にきているのだ。 
 冬期に内陸部にやってくることはよく知られているが、近辺の海岸からだったら大阪城公園に来ても越冬の意味はないだろう。風や波など採餌が困難になるのだろうか。
 北日本で生息していたものが移動中に海岸より陸部が気に入ってやってきたのだろうか。
 堀の石垣を海岸の岩場に見立てているのだろうが餌も海岸ほど豊富にあるとは思えない。
多聞やぐらや、空堀の石垣で見られることが多く、堀をはさんで向かい側から見ていると、採餌しているより石垣を左右に飛びまわったり、石垣で動かず休んでいたりしているように見える。
 距離があるので800ミリでも小さい。好まないがテレコン1.4倍を装着して撮影した。やはりシャープさにかけるようだが、近い距離での出合いもそのうちあるだろう。
 背面のブルーと胸の赤褐色は独特で、共に鮮やかさのない色合い。いぶしたような色合いに見える。磯の岩場でちょうど合う。鮮やかな色合いだったら不自然だろう。磯から町の中に出てきたりする変わった奴だ。
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キビタキ 乱舞 ♪ ♪ ♪ 2020.9.15

2020年09月15日 | Weblog
 秋晴れの空。大阪城公園に着いて、リュックから双眼鏡などを出して準備していると、キビタキ♂が枝にとまるのが目にはいる。

 向かうと、別の枝にキビタキ♀型、そこに別の1羽が飛んできて追いかけ合う。
 目で追っていると、前の枝にコサメビタキがとまる。
 凄い!今日は良さそう。昨日とは大違い。着いて10分で4羽も。

 その後も、行く先行く先にキビタキ乱舞。今日はキビタキのウェーブ デー。
●キビタキ ♂4・♀型20 計24羽。水上バス乗り場、太陽の広場東の森、市民の森、音楽堂西側上、沖縄復帰の森、梅林南側上桜広場、豊国神社東、豊国神社裏、修道館裏、愛の森、飛騨の森など各所。

 愛の森では、北外堀沿いの手すりにキビタキ♂1♀型3が並んでとまる。長年観察しているがこんなのは初めて。びっくりと感激。

 もしも、多くのメンバーで園内を一斉調査すれば、間違いなくこの倍以上は確認されるだろうと思う。

●コサメビタキ 8羽 本種も多い。水上バス乗り場、太陽の広場東の森、市民の森、豊国神社裏。

●オオルリ ♂1♀4の計5羽 飛騨の森、市民の森、豊国神社裏、豊国神社東

●エゾムシクイ 1羽 音楽堂西側上

●ヤブサメ 1羽 飛騨の森

●その他の鳥 コサギ、シジュウカラ、コゲラ、アオサギ、カワウ、メジロ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。


■■アオゲラ(1993.10.5 梅林南側上桜広場)
 初認以降、飛騨の森で丸一日と、西の丸庭園で丸一日待ったが、それらしき声を1度聞いただけですべて空振りだった。
 気にしながら日の岬へタカの渡りを見に行き、翌日は加古川へオオアジサシを見に行った。その帰りに大阪城公園に寄ると数人がアオゲラを楽しんでいる最中だった。少し焦りの心を感じながらも、この様子なら明日でも大丈夫だと心に言い聞かせて帰宅した。疲れがあったのも事実。
 翌日は、早朝から梅林南側上桜広場でカメラを三脚にセットして待ったが出てこない。「ピョーピョー」と遠くの方から鳴き声が数回聞こえたのでそれを心の支えにしてきっと現れると信じて待った。
 6時間ほど経っても現れず、やはり昨日に撮影しておくべきだったと、少し後悔の気持を感じながら、その場に座り込んで持参の昼食を始めた時に突然声もなく現れた。
 数年前に比叡山で初めて見たが、その時と同じかそれ以上感動が心の中にわき起こり、興奮気味で彼女の動きを追った。
 後で撮影済みのフィルム1本を、どこかに落した事に気付いたが、分からないままとなった。それだけ興奮し冷静な自分を失っていたのだろう。
 かろうじてこの写真が残ったのが幸いだ。
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