大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

オオルリ、キビタキ多い! サンコウチョウも飛来。2023.4.28

2023年04月28日 | Weblog
 大阪城公園は、もう初夏の彩り。新緑が目にまぶしく、林間を渡る風も心地よい。実にいい季節になった。

 いよいよゴールデンウィークに入る。春の渡りも終盤。これからサンコウチョウが多くなる。ホトトギスも出るだろう。
 今日はオオルリとキビタキが多かった。共に園内の至るところで見られた。
 また出会う人出会う人が、口をそろえてオオルリ、キビタキの観察情報を教えてくれる。手帳に記録するのも限界。

 サンコウチョウも見られた。初認かと思うと、昨日に見られているとの話しだった。不思議とよく見られたクロツグミやシロハラが見られない。コマドリと行ってしまったのか。
 オオルリはいよいよ♀も見られ始めた。

・キビタキ 12羽 全て♂ 音楽堂西側上、太陽の広場東の森、市民の森、梅林南側上桜広場、天守閣東側配水池、飛騨の森など。
・オオルリ 18羽 ♂12♀6 市民の森、梅林南側上桜広場、太陽の広場東の森、修道館裏、豊国神社裏、音楽堂西側上、教育塔裏、飛騨の森など
・センダイムシクイ 3羽 市民の森、みどりのリズム、教育塔裏
・エゾムシクイ 5羽 市民の森、教育塔裏、梅林南側上桜広場
・イカル 1羽 市民の森
・アカハラ 18羽 市民の森、天守閣東側配水池、梅林。早朝市民の森で10羽ほどのアカハラが盛んにさえずったと。
・クロジ 2羽 ♀市民の森、音楽堂西側上
・シジュウカラ 6羽 市民の森ほか
・コサギ 1羽 人工川
・カルガモ 2羽 人工川、内堀
・ツバメ 2羽 城南地区
・アオバト 1羽 梅林南側上桜広場
・カワウ 3羽 内堀ほか
・サンコウチョウ 1羽 ♀飛騨の森。昨日も観察されたと聞く。
・サンショウクイ 1羽 飛騨の森
・アオサギ 1羽 第二寝屋川

■■クロジ(2018.11.8 市民の森)
 台風21号の被害は甚大だった。大阪城公園の樹木倒壊は約2700本との新聞報道もあった。公園の景色が変わったといっても過言ではない。
 台風21号で倒れた木々。散乱した枝や葉。まだ片付いていない市民の森。それらの下で採餌するコマドリが見られ、同じ場所にノゴマが出て、今度はクロジが出た。
 突然倒木の上に現れたクロジ。胸などには独特なスレート色が出ている。♂の1Wだろう。大阪城公園では渡りの時期に少しが見られるが越冬することはなく、どちらかと言うと撮影機会が少ない鳥と言える。
 特に時間をかける訳でもなく簡単に撮影。記録としては十分。やがてこのクロジも山へ帰って見られなくなるだろう。ちょっとした私との接点。過ぎてみればそれだけの事。やがてノートを開かないと思い出せなくなるのだろう。
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飛騨の森がにぎわう 2023.4.27

2023年04月27日 | Weblog
 早朝に家でこまごましていると大将からライン。早朝の観察情報だ。大将は社長に就任してから忙しい。大阪城公園に来る時間は大きく減少。それでも早朝から頑張って観察に来ている。 

 この二日間雨だったりすっきりしない空模様だった。今日は快晴。実に気持ちいい。花見も終わって静かな大阪城公園に戻った。
 家を出てしばらくして髭を剃ってくるのを忘れているのに気付いた。いまさら戻るのもと無精ひげのまま、気にしながら大阪城公園に向かった。
 ここ数年はちょっとした買い物で近所に出かける時は、髭も剃らずマスクで隠して行った時もあった。

・コマドリ 2羽 市民の森
・ツバメ 7羽 もみじ園上空飛翔ほか
・カワウ 5羽 南外堀ほか
・シジュウカラ 7羽 南外堀沿いほか
・コガモ 3羽 南外堀
・キビタキ 4羽 ♂修道館裏、飛騨の森、梅林南側上桜広場、天守閣東側配水池
・クロツグミ 3羽 ♂2♀1 飛騨の森、修道館裏
・オオルリ 5羽 ♂4♀1 飛騨の森、梅林南側上桜広場、豊国神社東
・コサメビタキ 1羽 豊国神社東
・アトリ 1羽 梅林南側上桜広場
・クロジ 4羽 市民の森ほか
・サンショウクイ 1羽 山里丸、飛騨の森で鳴き声
・エナガ 14羽 14羽 ヒナ10、親2、ヘルパー2。大将の観察で、早朝飛騨の森のねぐらー青屋門ー少年野球場ー青屋門と大きく移動。この二日間天候が悪く動きは鈍かったが晴れて一気に動いたと。
・アカハラ 3羽 飛騨の森
・シロハラ 6羽 飛騨の森、みどりのリズム
・アオジ 2羽 飛騨の森
・アオバト 1羽 飛騨の森
・イカル 1羽 飛騨の森
・エゾムシクイ 1羽 飛騨の森
・ビンズイ 1羽 愛の森
・ツツドリ 1羽 西の丸庭園で声 
・昼過ぎに、梅林南側上桜広場でレンジャク約20羽、キレンジャクも混じっているとのこと。 

■■コゲラ(2002.4.19飛騨の森、2002.4.23本丸庭園)
 「ギィー・キキキキッ」見上げると登りながら時々幹を突くコゲラの姿。すでに嘴には餌らしきものをくわえているがなおも探し続けている。営巣中のコゲラだ。どこかで雛が待っているのだろう。
 大阪城公園へコゲラが進出しはじめて10年にもならない。東京では1980年代に、一部の公園でほぼ毎年繁殖するようになったそうだ。大阪城公園でも1990年代の後半には繁殖するまでになった。
 今では珍しい事ではなくなり、今春はすでに二か所の営巣木を見つけている。今のところ順調だ。
 営巣できる程度に樹木が育ったこと、比較的人に対して警戒心が薄いことなどが理由だ。
 なぜ山間部から都市に出てきたかについては、生物は本来、常に分布の範囲を広げようとの力が働いているがそれにより都市へも進出した。決して山間部を捨てて都市へ向かったのではない。山間部でも同じように繁殖している。
 ただ、他の種は都市へ範囲を広げようにも阻害要因のため出来ないのだ。阻害要因としては、餌などの環境、営巣条件、人に対する警戒心などが考えられる。
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ビンズイ、サンショウクイ 2023.4.24

2023年04月24日 | Weblog
 今日は曇天で風もあり、寒くはないが少しひんやりした。
 緑は濃くなり見あげるとかなり茂っている。鳥も見にくくなる。南外堀教育塔のふじの花は落下さかん。足元に美しい藤色の花びらが散っている。

 春の渡りの「谷の日」だった。渡りは多い日や少ない日が波のように繰り返す。決して寒かったからではない。
 朝初めに太陽の広場東の森で鳥友二人と出会い、今日は少ないと聞いた。確かに鳥は少なくひっそりとした森だった。かろうじて市民の森でオオルリ♂1羽を観察して進む。

 最後に飛騨の森に行くとカメラマンが30~40人。サンショウクイが鳴き飛ぶ。大将とも出会い種々情報をもらう。
 このサンショウクイについてリュウキュウサンショウクイではないかとの意見もあったが、帰宅してパソコンで拡大補正して観察した。その結果私はサンショウクイの♀だと思う。

 昨日西の丸庭園に入った巣立ちエナガ一行も今日は飛騨の森。巣立ちした一番やぐら前から豊国神社裏、修道館裏、六番やぐら、城内管理詰所、西の丸庭園、そして飛騨の森と園内を大きく半周している。今日もヒナ10、親2,ヘルパー2の14羽。

・シロハラ 9羽 水上バス乗り場、市民の森、みどりのリズム、修道館裏、梅林ほか
・ウグイス 1羽 水上バス乗り場
・アオジ 3羽 市民の森、豊国神社裏、飛騨の森
・ツバメ 12羽 東外堀、空堀ほか
・シジュウカラ 6羽 みどりのリズムほか
・クロジ 3羽 ♂2♀1 市民の森、飛騨の森
・オオルリ 3羽 ♂2♀1 市民の森、飛騨の森
・カワウ 7羽 南外堀ほか
・オオバン 1羽 西外堀
・アカハラ 2羽 梅林
・ツグミ 2羽 梅林
・マガモ 3羽 内堀
・カルガモ 2羽 内堀、北外堀
・コサギ 1羽 内堀
・サンショウクイ 1羽 飛騨の森
・キビタキ 1羽 飛騨の森
・ビンズイ 3羽 飛騨の森、天守閣東側配水池
・クロツグミ 3羽 飛騨の森、梅林
・ヤブサメ 1羽 飛騨の森
・センダイムシクイ 1羽 飛騨の森
・コゲラ 1羽 飛騨の森
・オカヨシガモ 1羽 内堀
・アオサギ 1羽 第二寝屋川
・エナガ 14羽 飛騨の森

■■クロジ(2013.4.12 天守閣東配水池)
 天守閣東配水池、オーバーフロー水だろうか、常に水が流れている。そこに鳥たちがよく集まる。また柵の中のため人が近づき過ぎることもない。
 水だけでなくその周辺は、鳥たちがよく見られるスポットのひとつになっている。
 奥の方で見られていたクロジが、突然近い場所に現れる。但し金網越しの観察。撮影も金網が写る。少し近づいて金網がボケて影響が出ないようにして撮影。撮影成功したが、ただクロジが写っているだけという面白味のない写真となった。
 ファインダーで覗いている時は、あるいはモニターで確認した時は、結構気に入っていたんだけれど、パソコンに取り込みプリントする時には興奮はさめてしまっている。
 半年で思い出になる鳥もいる。一番ひかれたのは気ままかもしれない。夏鳥のように、春と秋だけでもよかったのかもしれない。あるいは迷鳥にように。
 20年ほど前の初撮影のクロジの写真を見ると、今でもその感動が蘇る。苦労した方が感動は深く刻み込まれているのだろうか。
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エナガ 巣立ち 2023.4.21

2023年04月21日 | Weblog
 エナガが巣立ちした。一番やぐら前の林、マテバシイ地上約6メートル。
 巣立ちしたヒナは10羽、親2羽とヘルパー2羽。団子状になったり離れたりして給餌を受ける。

 今春のエナガの繁殖はこの1巣のみ。昨年も4/22に巣立ち1巣のみ。一昨年と大違い。これは環境とどう影響しているのだろう。

 今朝は夏鳥が少なかった。昨日、一昨日と多かった、オオルリ、キビタキ、クロツグミなど一気に減少。
 春の渡りは日替りと言うがその通りとなった。明日からの土日多くのバーダーやカメラマンがかけつけるだろう。渡りの鳥たちはどうだろうか。

・シジュウカラ 6羽 太陽の広場東の森、みどりのリズムなどさえずりも
・コマドリ 5羽 市民の森、音楽堂西側上 
・クロツグミ 3羽 市民の森、音楽堂西側上、梅林南側上桜広場
・シロハラ 4羽 市民の森、音楽堂西側上、梅林
・キビタキ 3羽 ♂市民の森、梅林南側上
・クロジ 1羽 音楽堂西側上
・アオジ 1羽 音楽堂西側上
・エナガ 14羽 一番やぐら前 巣立ちヒナ10羽
・カワウ 1羽 南外堀
・オオバン 3羽 西外堀、北外堀
・オオルリ 2羽 飛騨の森、梅林南側上桜広場
・サンショウクイ 1羽 市民の森
・ミゾゴイ 1羽 音楽堂西側上
・カルガモ 2羽 内堀
・コルリ 1羽 飛騨の森
・ヤブサメ 1羽 飛騨の森

■■クロジ(2011.5.2 豊国神社裏)
 豊国神社裏の水場で水浴すると近くの枝に飛び上がって羽の手入れ。すっきり見えないのはまだ濡れているからだ。
 この春はクロジによく出合った。しかし警戒心も強く、なかなか近い距離で撮影できない。これもトリミングして大きくしている。
 近年大流行のデジスコは超望遠撮影が簡単にできるので、クロジでもきれいな写真が撮影されている。種々のブログを見ると、大阪城公園で撮影したとクロジのアップ写真があげられている。
 20年も前に今のようにデジタルカメラが普及していなら、800ミリにフルサイズのカメラで撮影したか、或いはデジスコにしたか。
 いずれにしろ、数十分の一の努力で、数倍いい写真が撮れていただろう。科学技術の進歩とはそういうものだ。
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コルリ、コマドリ、サンショウクイ 2023.4.20

2023年04月20日 | Weblog
 春の渡りのまっただ中。多くの種が大阪城公園を通過している。
 今日特に多かったのはクロツグミ13羽。コマドリも♂4♀2と多かった。

 クロツグミの♂成鳥の白黒のすっきりした姿はシンプルで美しい。私は好きだ。
 山地で林道の脇に突然出てきて驚かせる。そして「森の歌い手」と言われる響きのある声が素晴らしい。
 今朝もその声を聞いて立ち止まりしばらく聞き惚れた。日本三鳴鳥としてオオルリ、コマドリ、ウグイスが知られるが、私ならクロツグミを入れたいと思う。

 今日の夏鳥は、クロツグミ、キビタキ、センダイムシクイ、コマドリ、エゾムシクイ、ヤブサメ、オオルリ、サンショウクイ、ツツドリ、コルリ。

・クロツグミ 13羽 ♂10・♀3 水上バス乗り場、みどりのリズム、市民の森、六番やぐら、梅林、飛騨の森など
・キビタキ 8羽 ♂太陽の広場東の森、市民の森、音楽堂西側上、飛騨の森、梅林南側上桜広場ほか
・アオジ 9羽 太陽の広場東の森、市民の森、元ヘリポート
・アカハラ 2羽 みどりのリズム、愛の森
・カワウ 4羽 東外堀ほか
・オオバン 4羽 西外堀ほか
・クロジ 2羽 みどりのリズム、市民の森
・センダイムシクイ 2羽 市民の森、飛騨の森
・コマドリ 6羽 ♂4♀2 市民の森、飛騨の森、天守閣東側配水池、西の丸庭園など
・エゾムシクイ 2羽 市民の森、飛騨の森
・ヤブサメ 2羽 飛騨の森
・シジュウカラ 7羽 市民の森ほか
・シロハラ 4羽 市民の森ほか
・オオルリ 5羽 市民の森、飛騨の森、修道館裏ほか
・ハシボソガラス 1羽 人工川
・カワラヒワ 1羽 教育塔裏
・カルガモ 2羽 南外堀
・サンショウクイ 1羽 飛騨の森
・ビンズイ 1羽 梅林
・ルリビタキ 1羽 ♀型梅林
・トラツグミ 1羽 梅林梅見坂
・ゴイサギ 1羽 内堀
・ツツドリ 1羽 元ヘリポート
・コルリ 1羽 ♂西の丸庭園
・ウグイス 1羽 水上バス乗り場
 

■■ビンズイ(2011.5.9 太陽の広場東の森)
 大阪城公園以外の場所でビンズイは珍しい鳥ではない。たまたま出かけた先でよく目にする。例えば、馬見丘陵公園、奈良公園、京都御所などで出合った。ごく近い距離でのんびりしている。
 大阪城公園なら喜んで撮影するのにと少し残念な気持ちで眺めている。
 ここでは越冬せずに渡りの時期に立ち寄るのみ。今日も太陽の広場東の森の林床で採餌する1羽を発見。越冬の場合は、環境や人に多少慣れて警戒心が弱くなるが、移動途中の場合はそうはいかない。
 そのうえ暗い林床で落ち葉がカモフラージュになってどこにいるか分からない。撮影条件は悪い。しかし今は、大阪城公園では出合っただけで、喜ばないといけない。
 これまでそうだったように、いずれすばらしい出合いがある事を信じている。
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夏鳥がいっぱい 大阪城公園 2023.4.18

2023年04月18日 | Weblog
 今朝は薄晴れ。朝食をとっている時に大将からライン。「パラダイス」と。急いで出かける。
 確かに今日は大阪城公園内どこに行っても空振りはなく、それなりに鳥が見られる。ツツドリの「ポッ・ポッ・ポッ」やクロツグミの素晴らしい響きのさえずりもよく聞かれる。

 私が着いたのは8時前だがそれよりずっと前から観察している大将の話しでは、それ以外にセンダイムシクイ、エゾムシクイ、オオルリ、キビタキ、サンショウクイ、アカハラなど等々たくさんのさえずりが市民の森を覆っていたと言う。
 春の渡りの一番いい時期を迎えた。オオルリやキビタキは共に10羽を超えた。

 ヤマシギが太陽の広場東の森、みどりのリズム、市民の森などで林の中を早い速度で飛ぶ姿を何度か観察する。
 ツツドリは市民の森でよく鳴く。鳴いている木までは特定できるが、茂った葉の中で姿を見ることができない。
 愛の森でコムクドリとビンズイの観察情報をいただく。ともかく今日は鳥の多い日だった。

・ヤマシギ 1羽 太陽の広場東の森、みどりのリズム、市民の森
・ツツドリ 1羽 市民の森。
・キビタキ 11羽 ♂10♀1 太陽の広場東の森、市民の森、修道館裏、豊国神社東ほか
・アオジ 4羽 水上バス乗り場ほか
・オオルリ 12羽 太陽の広場東の森、みどりのリズム、市民の森ほか
・クロジ 2羽 太陽の広場東の森、音楽堂西側上
・クロツグミ 2羽 みどりのリズム、豊国神社東
・メジロ 4羽 各所
・シジュウカラ 4羽 各所
・ツグミ 1羽 東外堀沿い
・コマドリ 3羽 市民の森、豊国神社東、飛騨の森
・コサメビタキ 3羽 太陽の広場東の森、市民の森
・トラツグミ 1羽 市民の森
・サンショウクイ 1羽 市民の森
・センダイムシクイ 3羽 市民の森、太陽の広場東の森
・エゾムシクイ 3羽 市民の森、太陽の広場東の森
・ツバメ 4羽 市民の森、内堀
・アカハラ 3羽 市民の森、飛騨の森
・シロハラ 5羽 飛騨の森ほか
・ウグイス 1羽 北外堀沿い
・コムクドリ 3羽 飛騨の森
・ビンズイ 2羽 飛騨の森
・チョウゲンボウ 1羽 北外堀沿いの木

・カルガモ 1羽 東外堀
・カワウ 4羽 内堀ほか
・コガモ 4羽 南外堀
・アオサギ 1羽 内堀
・ハシビロガモ 2羽 西外堀
・キンクロハジロ 7羽 内堀2・北外堀5
・マガモ 1羽 内堀
・ホシハジロ 1羽 北外堀

■■ヤマシギ(1999.10.24 西の丸庭園上空)
 空堀はヤマシギを見るのに絶好の場所だった。冬には必ずといっていいほど見られた。時には2羽同時に見たこともあった。
 ある日、空堀は耕され大型バーナーで土を焼き尽くされた。雑草が生えないようにとのことだが、小さな生物も焼き尽くされた。
そこに洋種の草花が植えられ花畑になった。全ての生物を殺して花畑を作って美しいのだろうか。雑草はそれでも毎年のように伸びて花畑を覆い尽くした。植えられた草花には生き残ったものもある。
 そのころからヤマシギが見られなくなった。昼間に安全で静かな空堀で休むのが、耕運機がうなりバーナーで焼かれては休息できる場所ではなくなった。その後、梅林や飛騨の森などで時々見られたが休息している姿は見られない。
 たまたま西の丸庭園でオオタカでも飛ばないかと眺めていると、上空をくちばしの長い鳥目に入った。ヤマシギだ。大空を飛ぶのは初めてだ。上空から探しているのか。私は思い当る場所がなく案内できない。
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コマドリ、ノゴマ、ヤブサメなど 2023.4.17

2023年04月17日 | Weblog
 大阪城公園に着くと太陽の広場東の森でいきなり、オオルリ1、キビタキ2、クロジ1が追いかけ合うように飛び回る。今日はよさそうといい気分。
 今朝は晴れているが風がやや強かった。でも寒くはなく気持ちいいくらい。

 夏鳥の渡りは順調で数も種も出た。夏鳥だけでなく漂鳥も移動している時期なのでよく見られた。特にクロジは多かった。

 今日の夏鳥は、オオルリ、キビタキ、ツバメ、コマドリ、センダイムシクイ、ヤブサメ、クロツグミ、エゾムシクイ、コサメビタキ、ノゴマ。
 漂鳥はアオジ、クロジ、ルリビタキ、アカハラ、トラツグミ、ミゾゴイ。

・オオルリ 8羽 太陽の広場東の森、音楽堂西側上、一番やぐらなど。
・キビタキ 11羽 太陽の広場東の森、市民の森、音楽堂西側上、豊国神社東、梅林南側上桜広場、飛騨の森。
・ツバメ 13羽 みどりのリズム、空堀、内堀、北外堀
・コマドリ 3羽 ♂市民の森・豊国神社東、♀飛騨の森
・センダイムシクイ 3羽 沖縄復帰の森、音楽堂西側上、飛騨の森
・ヤブサメ 2羽 人工川、飛騨の森
・クロツグミ 6羽 太陽の広場東の森、梅林南うめみ坂、元射撃場、愛の森
・エゾムシクイ 1羽 飛騨の森
・コサメビタキ 1羽 梅林南側上桜広場
・ノゴマ 1羽 ♂市民の森

・シロハラ 9羽 太陽の広場東の森ほか
・アオジ 1羽 太陽の広場東の森
・シジュウカラ 5羽 各所
・オオバン 10羽 各所
・クロジ 11羽 太陽の広場東の森、市民の森、飛騨の森ほか
・コガモ 8羽 南外堀7・西外堀1
・ヒドリガモ 3羽 南外堀2・西外堀1
・カワウ 10羽 各堀
・カルガモ 2羽 南外堀
・マガモ 2羽 人工川
・ハシビロガモ 2羽 西外堀
・ルリビタキ 1羽 ♀型飛騨の森
・アカハラ 1羽 元射撃場
・キンクロハジロ 8羽 内堀3・北外堀5
・ヨシガモ 1羽 内堀
・オカヨシガモ 2羽 内堀
・ホシハジロ 2羽 北外堀
・トラツグミ 1羽 梅林南側上桜広場
・ミゾゴイ 1羽 沖縄復帰の森

■■ミゾゴイ(2013.4.27 本丸庭園池北)
 本丸庭園池の北側の土産店の裏に現れた。見つけられにくい場所ではあるが、先にコマドリやコルリが観察されていたため、多くのカメラマンが、その場所をのぞくようになっていたため見つけられたのであろう。
 26日の金曜日に初認された。メールをいただいたのが夕刻。27日にもまだ居てくれてこの撮影。28日は所用で伊丹空港の近くへ出かける。夜にメールでまだ居るとの連絡。
 警戒心の非常に弱い個体で撮影はごく簡単である。5分ほど撮影してその場を後にする。
 出会った人に、とても66歳には見えないと言われる。もちろん、お世辞も入っているだろうが、悪い気はしない。
 今月の初めに、初めての人間ドックを受けた。大腸にポリープが2つあり、それを切除し1日入院。すべて初めての経験だった。
 しかし特に問題は見つからず、健康に自信を持つことができた。まだまだリタイアするつもりはない。当面70歳が目標。最終的には生涯現役。ある朝気づいたら死んでいたとなるように。死の前日まで現役。
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コマドリ、オオルリ、センダイムシクイなど 2023.4.14

2023年04月14日 | Weblog
 今日も快晴だけどすっきりした青空ではない。薄い雲がかかっているのか、黄砂の影響か。

 今朝は昨日に比べ声がずっと少ないと大将が言う。私は耳が遠いので好条件でないと聞こえない。
 今日の夏鳥は、コマドリ、オオルリ、キビタキ、クロツグミ、コサメビタキ、センダイムシクイ、ヤブサメ。

 春の渡りは順調だ。しかし個体数はまだ多くない。しかしクロツグミは多かった。
 明日土曜日は天気が悪いとの予報。日曜日は晴れの予報。一気に夏鳥が入ってきそう。

・シロハラ 7羽 みどりのリズム、市民の森ほか
・シジュウカラ 4羽 みどりのリズム、大手前ほか
・クロツグミ 14羽 ♂11♀3 元射撃場、元ヘリポート、市民の森、飛騨の森ほか
・コマドリ 3羽 市民の森、飛騨の森、愛の森
・センダイムシクイ 1羽 市民の森
・オオルリ 8羽 市民の森、音楽堂西側上、元ヘリポート、梅林南側上桜広場ほか
・キビタキ 2羽 市民の森、音楽堂西側上
・アトリ 4羽 太陽の広場東の森
・コサメビタキ 2羽 もみじ園
・ツグミ 1羽 もみじ園
・ヤブサメ 2羽 梅林南側上桜広場、飛騨の森
・クロジ 2羽 梅林南側上桜広場
・アカハラ 1羽 飛騨の森

・カルガモ 1羽 東外堀
・カワウ 7羽 内堀ほか
・オオバン 7羽 西外堀ほか
・コガモ 2羽 南外堀
・ヒドリガモ 2羽 南外堀、内堀
・キンクロハジロ 6羽 内堀1・北外堀5
・ゴイサギ 1羽 北外堀
・ホシハジロ 4羽 北外堀

■■クロツグミ(2018.4.14 音楽堂西側上と沖縄復帰の森の間)
 大変フレンドリーなクロツグミ。数人が近い距離で観察撮影している。特に警戒することなく地面を突いている。背面は完全な黒でなく喉は白っぽい。胸や腹部には斑点が多く、脇にはわずかに橙褐色が見える。しかし♀ではない。
 背面が真っ黒でない成鳥もあるとの図鑑もあるが、少なくとも♂の成鳥羽ではない。時期的には幼鳥ではない。結論としては♂第1回夏羽だろうか。クロツグミは第1回夏羽の個体差は大きいのだろう。願わくは、それらの多くを網羅した図鑑が欲しい。
 クロツグミ♂成鳥で、完全に真っ黒に黄色いくちばしとの対比が目立つシンプルで美しい個体が、このようにフレンドリーだったらと願ってしまう。
 こんなに撮影しやすい個体なのに、多くのカメラマンに取り囲まれることなく数人が撮影しているのみ。それほど人気がないのはそのせいだろうか。
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コマドリ、オオルリ、キビタキなど 2023.4.13

2023年04月13日 | Weblog
 今朝は快晴だがすっきりした青空ではない。黄砂の影響だろうか。
 春の渡りは夏鳥の主役たちが揃ってきた。
 コマドリ、オオルリ、キビタキ、クロツグミ、センダイムシクイ、エゾムシクイ。それぞれまだ数は多くないがこれから日増しに増えて来るだろう。

 春の渡りはこれからますます増加する。大阪城公園での一番いい時期を迎える。

・シロハラ 13羽 水上バス乗り場、みどりのリズム、市民の森ほか
・コマドリ 1羽 ♂市民の森。昨日からいるとのこと。
・オオルリ 4羽 市民の森2,太陽の広場東の森1,沖縄復帰の森1
・センダイムシクイ 2羽 市民の森さえずり
・キビタキ 2羽 太陽の広場東の森、市民の森
・カルガモ 6羽 東外堀3.南外堀2,内堀1
・オオバン 14羽 各堀
・エゾムシクイ 1羽 市民の森
・メジロ 5羽 市民の森ほか
・コガモ 10羽 南外堀
・ホシハジロ 8羽 内堀1・北外堀7
・カワウ 4羽 南外堀ほか
・クロツグミ 2羽 教育塔裏
・キンクロハジロ 15羽 南外堀1・内堀4・北外堀10
・アカハラ 2羽 梅林南側上
・シジュウカラ 5羽 梅林南側上桜広場ほか
・ツバメ 2羽 内堀飛翔
・マガモ 1羽 内堀
・ゴイサギ 2羽 北外堀
・カイツブリ 1羽 北外堀
・アオサギ 1羽 第二寝屋川

■■コマドリ(2018.10.29 市民の森)
 台風21号の被害は甚大だった。大阪城公園の樹木倒壊は約2700本との新聞報道もあった。公園の景色が変わったといっても過言ではない。
 市民の森で裂けて倒れた木にコマドリがとまった。これも記録になりそうとカメラを向ける。大阪城公園での野鳥撮影の基本は写真による記録、そのうえ作品ができればとの姿勢。
 このコマドリは♀と思われるが自信がない。なぜなら 1992年に撮影した個体が♀に見えたが、さえずることで♂と確認できた。一般的に図鑑での解説だけで判断するのは大変難しい、図鑑の解説も孫引きしたようなものが多く過信すると失敗する。
 いつも思う。ヒトが鳥を完全に理解することは不可能かもしれない。同じ種でないから。別の種は敵対関係にあるのが基本だから。守ってやるなどありえない。好奇心で研究をするだけ。
この写真を好きなのは避けて倒れた木にとまっているから。
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オオルリ、センダイムシクイ、クロツグミ 22023.4.10

2023年04月10日 | Weblog
 雲ひとつない空。素晴らしい快晴。いよいよ春の渡りが始まった。
 クロツグミはすでに見られているが、今日はそのクロツグミの他、オオルリ、センダイムシクイが見られた。
 これから5月の中旬まで夏鳥が次々と通過して行く。

 オオルリを追いかけている時に、はっきり分からないのを2羽見た。共に0.5秒ほどしか双眼鏡に捕らえられなかった。
 1羽はキビタキの♀。もう1羽はサンコウチョウの♀に見えた。詳しく見ようとした時は視界から外れて分からなくなった。
 多分この2種ではないと思うが、もう少し、せめて3秒くらいは見たかった。

 近くにいたカメラマンたちはオオルリの♀との声もあった。でも一瞬たったけれど私の中にオオルリ♀はなかった。

 第二寝屋川水上バス乗り場でハシブトガラスがカルガモのヒナと思われる幼鳥を嘴にくわえて岸で食べ始めた。・・・。

・ツバメ 1羽 水上バス乗り場上空飛翔
・ツグミ 2羽 太陽の広場東の森、もみじ園
・ハイタカ 1羽 太陽の広場東の森上空飛翔
・クロツグミ 5羽 市民の森、音楽堂西側上、豊国神社東。豊国神社東の個体は♀か第1回夏羽。
・クロジ 3羽 市民の森 
・センダイムシクイ 2羽 市民の森、元ヘリポート
・シロハラ 13羽 太陽の広場東の森、市民の森ほか
・オオバン 12羽 各所
・キンクロハジロ 20羽 東外堀2・南外堀4・内堀2・北外堀12
・ヒドリガモ 14羽 東外堀3・内堀7・北外堀4
・シジュウカラ 6羽 各所
・オオルリ 2羽 ♂市民の森
・コガモ 19羽 南外堀
・カワウ 4羽 各所
・ホシハジロ 10羽 南外堀2・北外堀8
・エナガ 5羽 城南地区南外堀沿い
・コサギ 1羽 南外堀上飛翔
・コゲラ 1羽 教育塔裏
・カイツブリ 2羽 南外堀
・カルガモ 3羽 内堀1・北外堀2
・アオサギ 2羽 第二寝屋川

■■クロツグミ(2014.4.24 太陽の広場東の森)
 淀川右岸の豊里大橋の下流側にオガワコマドリが出て話題になっている。そのせいだろうか、早朝の大阪城公園は意外とカメラマンが少ない。
 朝一番の太陽の広場東の森には人気がなく、林床でシロハラ、ツグミ、クロツグミ、アカハラがのんびり採餌している。木の陰で様子をうかがっているとクロツグミが近くに寄ってくる。一番警戒心が強いのはアカハラだ。ここで越冬していたのでなく、春の渡りの移動途中に大阪城公園に立ち寄ったものだ。
 太陽の広場東の森、木の根に腰かけてしばらく休む。林床でのんびり採餌しているシロハラ、アカハラ、ツグミ、クロツグミが見える。自転車の人が通るとアカハラだけが飛び上がる。シロハラやツグミはまったく反応していない。ここで一冬過ごした越冬組はかなり人なれしている。
やがて私が願ったとおり、クロツグミが近づいてくる。双眼鏡で見るとくちばしが少し汚れている。先ほどから、落ち葉の下の何かを食べている。そっとカメラを向ける。しかし早朝の林の中は暗い。感度を1600まで上げる。
 もう少し来て。そう顔を上げて。よしよしいい子だ。男前だ。しばらく二人で間を楽しむ。先ほどから、頭上のキビタキがさえずりやまない。何枚かシャッターを切る。特にこれといった写真でない。ただ林床にクロツグミがいるだけ。
 意味もなく頭の中を ♪ありのままの♪ 流行したデズニー映画の主題歌が流れる。
 一人で静かに鳥見していると、時に人生を考える事がある。過去の思い出やこれから先の自分。
コメント (2)
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