大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

ユリカモメ いまだ来ず! 2021.1129

2021年11月29日 | Weblog
 どうしたんだろう。今年はいまだにユリカモメ1羽も飛来ない。少し前からユリカモメの減少が話題になっていたがその傾向は顕著になる一方。

 このままでは初認が12月になってしまうかもしれない。大阪城公園の記録を始めた頃では、
・1992年 11月11日
・1993年 10月30日
・1994年 11月14日
・1995年 11月3日
・1996年 11月9日
 大体11月の中旬までに到着。10月下旬の記録もある。

 一方最近5年間の記録では、
・2017年 11月7日
・2018年 11月18日
・2018年 11月10日
・2019年 11月10日
・2020年 11月21日

 最近はハイタカの上空飛翔をよく見る。今日は太鼓櫓跡から本丸上空飛翔、梅林から梅林南側上桜広場上空飛翔、青屋門から本丸上空飛翔。
 この秋は明らかに違う2羽が観察される。1羽はかなり小型でひと目ではツミか?と思う個体。もう1羽は胸・腹の横縞が太くてはっきりしている個体。

 昆陽池のゆきちゃんからのメールで、先日私がブログに書いたチュウヒの件。向こうではこれまでに5回の観察があったとのこと。今後大阪城公園でも可能性が無い事はない。そのうえハイチュウまでも記録されている。羨ましいかぎり。

 ちなみにハイチュウの♂成鳥は、草原などの上を優雅に飛ぶ白っぽいタカ。一般的にタカは褐色系で地味な色が多いが、この色合いはたまらん。その上マダチュウ♂となると狂喜乱舞。

 小学生のころ近所の友だち仲間に山本忠がいた。みんなヤマチュウと呼んでいた。後年鳥を始めて、先輩がハイチュウ、マダチュウと言うのを耳にすると思い出した。今ごろは爺さんになっているだろうヤマチュウ。

・ハクセキレイ 7 東外堀ほか
・カワウ 2 東外堀、西外堀
・メジロ 10 市民の森ほか
・シロハラ 2 もみじ園、音楽堂西側上
・アオジ 2 音楽堂西側上
・ウグイス 2 音楽堂西側上、六番やぐら
・カイツブリ 3 南外堀
・ハイタカ 上記
・モズ 1 修道館裏
・ジョウビタキ 2 ♂修道館裏、内堀
・ルリビタキ ♀1 音楽堂西側上
・アオサギ 2 北外堀
・ゴイサギ 4 北外堀

 Kさんに出会って、青屋門近くでしばらく雑談。私は持参の焼酎にコンビニで買ったビールなど飲みながら。彼にも勧めたがこれから健康診断で飲食禁止と。一人で飲んで申し訳ない。
 パソコンのプロなのでいろいろいい話を聞いた。前回は画面左下にあるメガネマークでメモの使い方。これは大変役に立ってよく使っている。
 今日は、写真のエグジフ情報をもとに、一瞬で1枚1枚に撮影月日時間等をいれて整理する方法。

・オカヨシガモ 31 南外堀、東外堀、西外堀、内堀
・ヒドリガモ 76 全ての堀
・マガモ 12 東外堀、南外堀、内堀
・カルガモ 4 東外堀、西外堀
・ハシビロガモ 53 東外堀、南外堀、北外堀
・コガモ 9 東外堀、南外堀
・ホシハジロ 47 内堀、北外堀
・キンクロハジロ 46 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀
 
■■ハイタカ(2007.12.8 音楽堂西側上)
 今秋はオオタカとハイタカが時々見られる。今朝も音楽堂西側上でキマユムシクイを探しているとハイタカの飛翔に気付く。
 カメラを向けようと思ったが、この付近は樹木にさえぎられてすっきり見える空が少ない。
そのまま目で追っていると、近くの樹頂付近にとまる。幸運とカメラを向けるが周りの枝や葉が障害になりこれもすっきりと見えない。飛び立たない事を祈りながら、前後右左と位置を変えて撮影。
 帰宅後すぐにプリントして詳細を観察。ハイタカの特徴である中指の長いのがよく分かる。胸から腹の横斑が荒く褐色味がみられ、白い眉斑が長くはっきりしている事などから幼鳥♀であろう。その後、市民の森へ向かう途中上空を旋回するハイタカを発見。先と同じ個体だろうか。
 デジタルは、画質を多少我慢すれば、すぐにプリントできるのが便利で楽しい。いい出合いだった。この写真は、2008年朝日新聞社刊「大阪城ネイチャーウオッチング」に使った。
 これまで、すべてポジフィルムを印刷原稿に使っていたが、今回はデジタルデーターでの原稿依頼であった。デジタルデーターを印刷原稿にしたのは初めての事だった。
 出来上がりに若干の不安を感じていたが、想像以上に十分使えたのは上出来だった。
 この程度の印刷原稿としては、高感度にして手持ち撮影でも使える事がはっきりしたのは大きな収穫だった。ポスターなど大きな原稿依頼の時に困ったことになるが、体力や大阪城公園の記録という特殊性などから、今後もこの方法で続ける事に自信ができた。
コメント (2)
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やっぱり極端に少ない 2021.11.26

2021年11月26日 | Weblog
 今朝は前回と同じ服装で行ったがまったく寒くなかった。そのわけは気温が数度高かった事と風がなかったから。
 いつものコースを歩く。マダムやともちゃんに出会う。梅林南側上さくら広場の梅林側の植え込み(ウバメガシ)が全て撤去されるとの張り紙。
 この場所は春秋の渡りの時にコマドリ、コルリ、ヤブサメ、ノゴマなどなど多くの野鳥が利用する重要な場所。管理者たちはこの植え込みの意味は分かっていないだろう。

 大阪城公園は野鳥にとって少しずつ居心地の悪い場所になっていく。大都市の中央にある大きな空間。決して無駄な空間ではない。と言うより人の未来のため必要な空間。

 高度に進化した人類は心を病む。それを治せるものがあるとすれば自然。川の流れや緑の景色。大阪城公園の緑を削ることは人類の未来を削ると言うこと。

 「Today birds, tomorrow men(今日の鳥、明日のヒト)という標語がある。自分たちの未来を知るには鳥を見れば分かる。
 大阪城公園の広い空間は無駄じゃない。

・オカヨシガモ 56 すべての堀。本種は興味をそそられるカモ。年明けのガンカモ調査の結果が楽しみ。
・ヨシガモ ♂♀ 2 東外堀。
・ヒドリガモ 102 すべての堀
・マガモ 6 西外堀、内堀
・カルガモ 3 東外堀
・ハシビロガモ 43 全ての堀
・コガモ 25 東外堀、南外堀
・ホシハジロ 10 南外堀、西外堀、内堀
・キンクロハジロ 43 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀
・オオバン 53 すべての堀
・メジロ 16 各所
・ウグイス 3 もみじ園、音楽堂西側上、人工川
・アオジ 2 音楽堂西側上
・ハイタカ 1 梅林上空飛翔
・ハクセキレイ 4 東外堀、梅林
・カイツブリ 1 南外堀
・カワウ 4 西外堀

■■カシラダカ(1993.11.27 ヘリポート)
 郊外へ行けばごく普通の鳥でも、この公園では珍しいという鳥がある。このカシラダカも、今まで観察されたことはないようだ。
 教えられたヘリポートへ行ってみると、下の方から「チッ・チッ」と地鳴きが聞こえてくる。これは!と思わず体が熱くなる。
 下に降りようか、ここで待とうか迷っているうちに、下から飛び上がってきて枝にとまった。そしてわずか数秒で飛び去った。
 数枚のシャッターを切ったが、興奮から冷めて冷静になると、60分の1では露出オーバーではなかったかと気になりだした。あらためて測光してみると125分の1も必要だったようだ。
 その時は測光しなおす寸秒もなく、瞬時に勘でセットしたが、空に抜ける構図の場合はいつも迷う。時間に余裕があれば必ず前後の露出も撮影するが、時間的にも心の余裕もなかった。
 数日後出来上がったポジを見ると、やはりオーバーになっていた。いつか再会の機会もあると思うが心残りな結果となった。
コメント (5)
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冬のツバメ 2021.11.23

2021年11月23日 | Weblog
 今朝は陽ざしが恋しい。気温だけなら十分暖かいが風が強い。

 東外堀沿いでU君と出会う。音楽堂西側上でひでキングと出会う。一番やぐらでおきらく先生と出会う。
 そうか。今日は祝日だったと分かった。リタイアして20年も過ぎると祝日の意識がなくなる。

 豊国神社上を飛ぶツバメ1羽。こんな時期に珍しい。冬のツバメは過去に数回の観察記録がある。
・1996.12.2 北外堀 2羽
・2013.12.19/22 南外堀 2羽
・2020.12.26 沖縄復帰の森 1羽

 数日前の 「喜と寿の野鳥観察」 ブログによると鶴見緑地でチュウヒが撮影されている。これは驚いた。
 チュウヒはいろんな所で見たが、広い草原で下を見ながらゆっくり飛ぶ姿の記憶。

 まさか町の中の公園で見られるとは。仮に大阪城公園の上空通過を観察しても、初めはチュウヒを除外して判断するだろう。その時チュウヒが頭に浮ぶかどうか。何れもの事だけれど、先入観にとらわれてはいけないと言うことだろう。

・ウグイス 5 市民の森、一番やぐらほか
・アオジ 6 音楽堂西側上、市民の森
・メジロ 12 各所
・シジュウカラ 8 各所
・モズ 1 ♂玉造口
・ツバメ 1 豊国神社上を飛翔
・ハイタカ 1 上空飛翔
・カワセミ 1 東外堀
・アカハラ 1 市民の森
・シロハラ 2 市民の森、飛騨の森
・キセキレイ 2 南外堀、内堀
・コゲラ 1 市民の森
・ジョウビタキ 1 城南地区
・ハシボソガラス 1 人工川

・オカヨシガモ 31 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀 
・ヨシガモ 
・ヒドリガモ 158 東外堀、南外堀、内堀、西外堀、北外堀  
・マガモ 13 東外堀、南外堀、西外堀、内堀
・カルガモ 1 西外堀
・ハシビロガモ 61 東外堀、南外堀、内堀、西外堀、北外堀
・コガモ 43 南外堀、内堀、北外堀
・ホシハジロ 43 内堀、北外堀
・キンクロハジロ 56 東外堀、南外堀、西外堀、北外堀、内堀
・カワウ 9 南外堀、西外堀
・カイツブリ 2 南外堀
・アオサギ 8 東外堀、北外堀
・ゴイサギ 4 北外堀
・オオバン 51 すべての堀

■■モ ズ(1992.9.23 音楽堂西側上)
 鋭い高鳴きが響いた。久し振りのモズの声に秋を感じ懐かしさをおぼえる。
 声の方をうかがうと赤褐色の鳥が地面に飛び降りて、すぐ林の中に飛び込むのが目に入った。  
双眼鏡を向けるとモズの雄姿があり鋭い目付きで辺りをうかがいながら盛んに尾を回している。
モズは梢の頂で、回りに宣言するように鋭い声を発している姿を見かけるが、撮影できるほど近づかせてくれない。
 この鳥は私を許してくれているのか、無視しているのか分からないが、すぐ近くの枝に飛び出して採餌に夢中の様子でいた。
 このため近距離でしばらくの間彼の姿を楽しむことができた。かわいいというより、厳しさと気品を感じさせる美しさで見とれてしまう。私がモズに惚れるのはこの雰囲気だ。
コメント (3)
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大阪城の空にタカ3種舞う! 2021.11.19

2021年11月19日 | Weblog
 大谷選手MVPおめでとう♪♪ イチロー選手以来20年ぶりとの事。素晴らしい。二刀流って当時はプロの解説者などから、ありえないと酷評された。でも大成功。その方たちはどう思っているんだろう。

 紅葉のニュースをよく目にするが少なくとも大阪城公園の今秋はだめ! 鳥もダメなら紅葉もダメ。ちょっと寂しい秋。

 梅林南側上桜広場の上空をハイタカが舞う情報。最近はハイタカが2羽確認も増えている。

 梅林でベンチに座っているとオオタカが天守閣方向から飛んできて東外堀沿いの木にとまる。
 トイレに行ってからそちらに向かうと、ちょうど飛びったって市民の森方向へ。モニターを確認すると胸は縦斑の幼鳥。最近のオオタカは成鳥と幼鳥が観察されている。

 観察の最後に第二寝屋川から太陽の広場の上空をチョウゲンボウが舞って東へ消える。

 今日はタカ3種。出来ればツミが出てくれたら、飛び上がって喜ぶところだが。多分そのうち出合うだろう。

 ソウシチョウ、今年の5月以来。天守閣東側配水池で2羽を観察の情報。生態系への影響が問題視されている外来種。確実に増加している。
 飼い鳥として持ち込まれただけあって、色合いも美しい、声もいい。可愛い小鳥だ。しかし日本はソウシチョウの暮らす所じゃない。

 輸入した人が悪い。飼った人が悪い。放した人が悪い。はっきりしているけど、今となってはどうしようもない!簡単にはいかない!

 カモたちも少ない。ヨシガモ確認できず。
・オカヨシガモ 18 西外堀、内堀、北外堀
・ヒドリガモ 92 東外堀、西外堀、内堀、北外堀。200羽を超える日もあったが大きく減少。西外堀の水草などが食べ尽されたからか?
・マガモ 14 南外堀、西外堀
・ハシビロガモ 66 東外堀、南外堀、内堀、北外堀
・カルガモ 2 東外堀
・コガモ 2 南外堀
・ホシハジロ 36 北外堀、第二寝屋川
・キンクロハジロ 68 全ての堀
・オオバン 38 すべての堀
・ハクセキレイ 20 東外堀、南外堀、ほか
・カワウ 5 西外堀
・アオサギ 2 北外堀
・ゴイサギ 2 北外堀
・アオジ 2 音楽堂西側上、修道館裏
・シロハラ 1 音楽堂西側上
・メジロ 10 各所
・シジュウカラ 8 各所
・ハクセキレイ ジョウビタキ 1 六番やぐら
・ハイタカ 1 上記
・モズ 修道館高鳴き
・オオタカ 1 上記
・ウグイス 1 内堀沿い
・チョウゲンボウ 1 上記
・ソウシチョウ 2 天守閣東側配水池

■■ソウシチョウ(2010.11.11 豊国神社裏)
 20年以上も前に、梅林で撮影したことがあると今別府さんから聞いたことがある。
 ソウシチョウは特定外来生物に指定されて、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすものとされている。
 11月4日にピースオオサカ付近で鳴き声が聞かれていた。6日、7日と音楽堂西側上で1羽~2羽が見られていた。そして今日、豊国神社東南側で出合う。
 6羽の群れは、低い植え込みの中を「ジェッ・ジェッ」としわがれたような地鳴きを発しながら、南外堀沿いに豊国神社裏を西へ西へと進む。
 クロツグミに似るという声量のある声で一度鳴いて豊国神社に次々飛びこんだ。
 とうとう大阪城公園にまでやってきたか?といった思いである。確かに美しく可愛い鳥ではあるが、他の日本の鳥が居なくなっては困る。
 かと言って、既に駆除するのは不可能になっている。いずれミシシッピィアカミミガメやブルーギルなどのようになってしまうのだろう。
 放した人間の愚かさ。そうした小さな事の積み重ねで人類は滅亡へ向かっている。
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鳥が少ない。この秋 2021.11.17

2021年11月17日 | Weblog
 今朝も快晴の秋空。しかし今秋は冬鳥が極端に少ない外れの年。こんな事は何年ぶり、あるいは何十年ぶり。
 例えば代表的な冬鳥のツグミで見ると、今日はわずか1羽を太陽の広場東の森で見たのみ。例年の同じような月日では
・2020年は11/18に18羽。
・2019年は11/18に11羽。
 明らかに違う、大きく違う。大阪城公園だけでなく他の公園でも同じたろと思う。

 アトリの大きな群れもトラツグミも越冬していない。年によって変化はあるので仕方ないが園内を回っていても寂しい。
 ただし過去の記録では12月に入ってから一気に増加した年もある。これからどう変化するかを楽しみにしよう。

 年間の観察日数は、昨年も今年もコロナの影響を受けた。しかし最近は感染者数が激減してありがたい。

 緊急事態宣言も解除になって落ち着いている。溜まっていたのを吐き出すように飲みに出かけた。焼肉、寿司、会席など。ちょっと高級な店を選んだ。いづれも酔っぱらっていい気分になって何杯飲んだかも記憶にない。

 この歳まで頑張ってきたから、好きな酒でお迎えが来ても上出来。70歳を超えて過去を振り返ることが多くなった。その時その時必死に生きてきた。
 山本周五郎の小説に、こんな一行がある。
 「心に傷を持たない人間がつまらないように、過ちのない人生は味気ないものだ」 

 その言葉が分かる歳になった。人生は失敗したり恥をかいたりして年を重ねるもの。それらは必死に生きてきた証。いい事ばかりの人生ってありえない。一度も失敗した事のない人生は面白くない。

 振り返ると自分も 「恥も百倍、楽しかった事も百倍」 悲しくて懐かしい日々。面白い人生やったなーと、ぼちぼち終着点に向かう。観察しながら歩き回ってそんなことを思い浮かべた。

・オカヨシガモ 7 東外堀、内堀。ヨシガモは見当たらない。
・ヒドリガモ 69羽 東外堀、西外堀、内堀、北外堀。かなり減少。
・マガモ 10 東外堀、南外堀、内堀、西外堀
・カルガモ 4 西外堀、第二寝屋川
・ハシビロガモ 37 東外堀、南外堀、内堀、北外堀
・コガモ 4 南外堀
・ホシハジロ 16 北外堀
・キンクロハジロ 48 南外堀、西外堀、内堀、北外堀
・オオバン 44 すべての堀。ところで、先の「ひでキングのブログ」で東外堀にバン!それ以来、いつもより慎重に石垣沿いを確認しているが見つからない。
・ハクセキレイ 3 東外堀ほか
・シジュウカラ 7 太陽の広場東の森ほか
・ツグミ 1 太陽の広場東の森
・シロハラ 1 市民の森
・アオジ 5 音楽堂西側上、修道館裏
・メジロ 4 
・ジョウビタキ 5 人工川、梅林ほか
・ハイタカ 1 梅林南側上桜広場上空飛翔。山男Tさんと、さかなやさんと立ち話していると現れる。最近本種多い。2羽かもしれないと。

■■コガモ(1996.4.14 西外堀)
 10年以上も前の大阪城公園の観察記録をM氏から贈っていただいた。1983年の欄を見るとコガモは普通◎又は少ない〇となっている。一方ホシハジロは観察されなかったか又は少ない〇とある。現在の状況とはかなり違う。(◎〇の数は不明)
 今はホシハジロが圧倒的に多くコガモは北外堀と西外堀の一部に少数観察されるのみ。当時の堀の中をぜひ見てみたいとの思いがいっぱい。
 現在のようにビデオなどが普及していればどこかに記録が残っているだろうが、今となっては想像するしかない。
 急激にホシハジロが増えたのかいつ頃に逆転したのかの推移に興味を覚えるが、継続した記録がないのが残念だ。記録は続けることに意味がある。長い時間を超えてその価値が出てくるのだろう。
 また10年後20年後の堀にはどんな種のカモが越冬しているのだろうか興味は尽きない。そのために苦しい事があっても今の記録は続けようと当時の記録を前にして自分に言い聞かせている。
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快晴も鳥は少ない。2021.11.15

2021年11月15日 | Weblog
 素晴らしい秋の空。
 今日は久しぶりに取材の対応をした。近年は断わる事が多い。一番の理由は歳とともに面倒な事が嫌になった。何時に放送局に来てくれ、何時に大阪城公園のどこで待っているとか。

 好きな酒を我慢して相手に合わせて行動するのが邪魔臭い。この歳になると自分のペースで生きたい。もちろん大阪城公園の野鳥の情報提供は断らないが。

 今回はフリーペーパー 「アルキメトロ」 の取材依頼だった。いつもの時間に自分のペースで回って観察して、いつものように飲んで、自由にとの事。それならどうぞと了解した。

 9時過ぎに、今どこに居るかと電話があった。城南地区の南外堀でライターと出会った。その後修道館裏で編集長とデザイナーに出会い一緒に回りながら話す。
 観察が終わり青屋門のローソン裏で石に座って雑談。「アルキメトロ」 は地下鉄の駅などに配置されていると聞く。私について歩くのは大変だったのではと思う。

・オカヨシガモ 16 南外堀、西外堀、内堀
・ヒドリガモ 149 東外堀、西外堀、内堀、北外堀
・マガモ 6 東外堀、南外堀、内堀
・カルガモ 8 東外堀、北外堀
・ハシビロガモ 53 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀
・コガモ 6 南外堀
・ホシハジロ 22 北外堀
・キンクロハジロ 58 全ての堀
・オオバン 38 すべての堀
・シジュウカラ 6
・メジロ 6
・シロハラ 2 音楽堂西側上ほか
・アオジ 7 音楽堂西側上、空堀
・モズ 2 一番やぐら高鳴き、空堀
・カイツブリ 1 南外堀
・ハシボソガラス 1 南外堀沿い
・ジョウビタキ 2 ♂♀人工川
・ハイタカ 1 城南地区上空飛翔
・ウグイス 4 空堀、京橋口、北外堀、太鼓やぐら
・カワウ 3 
・アオサギ 3 内堀、北外堀
・アカハラ 1 市民の森
・マミチャジナイ 1 市民の森
・ゴイサギ 2 北外堀
・ルリビタキ 1 ♀型北外堀

■■マミチャジナイ(2010.11.15 豊国神社東側)
 かつて珍鳥気味だったマミチャジナイも近年大変多くなった。
 最近は、待っていれば出て来るといわれても、撮影のために時間をかけることは少なくなった。たまたま偶然の出合いが良ければ撮影する。そんな感じ。
 出会いが重要。人生と同じ事。用意されたものより出会いの瞬間の感動がうれしい。
 豊国神社東側で、マミチャジナイが飛び出して、よく見える枝にとまる。少し距離はあるがカメラを向ける。数枚シャッターを切ったら飛んでいった。
 ややシャープさに欠けるが、ごく短い時間だったので、心の動揺がそのまま写ってしまったのだろう。
 カメラを持ち歩いて手持ちで撮る。こんな楽な事はない。しかし以前のような慎重さはなくなった。偶然の出合いが撮影できるが、一枚のできは落ちる。かつてのように800ミリに三脚で1枚にかける撮影では、いい写真が撮れるが、こんな出合いは撮れない。イコールKだ。人生イコールK。
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大阪城公園定番のカモ9種揃う。2021.11.12

2021年11月12日 | Weblog
 昨日も天候に振り回された。予報で朝のうちに上がると知り、服も着替えリュックも背負って 玄関のドアを開けるとかなりの雨! そのまま部屋に戻って待つか止めるか悩んだ。その後も上がったり降ったりで振り回されて、結局焼酎を飲み始めた。

 今朝も早朝は雨が降っている。悩みながら一応準備する。空を見ながら出かける。風が強い。日差しの当たるところでは暖かいけれど風が吹いてくるとちょっと寒い。外でビールはそろそろ終わりかなと思う。

 南外堀でヨシガモの小群に出合った。かっこいいナポレオン帽子の♂の夏羽も。今期初。この秋の渡りは低調だった。この冬も今のところ少ない。野生の生き物だから当然多い年もあれば少ない年もある。温かい酒でも飲もうかなと思う。

 内堀でマガモの小群。警戒心も色の輝きも野生の雰囲気。惚れる実にいい。大阪城公園で定番のカモ9種が揃った。ただし数は多くない。

 飛騨の森でひょうひょうYさんと出会い立ち話。城南地区の人工川の注水が始まっているとの話しで喜び合う。早速カルガモとコガモが来ていた。
 ルリビタキの♂が観察撮影されたと聞く。

・オカヨシガモ 10 東外堀、西外堀、北外堀
・ヨシガモ 9 南外堀
・ヒドリガモ 136 全ての堀
・マガモ 12 東外堀、北外堀、内堀 内堀の♂6羽は、これぞ野生の雰囲気で、色合いが非常にすっきり美しく見える。警戒心も強い。
・カルガモ 4 東外堀、人工川。人工川に注水が続いている。
・ハシビロガモ 56 すべての堀。
・コガモ 30 南外堀、人工川
・ホシハジロ 17 内堀、北外堀
・キンクロハジロ 35 西外堀、内堀、北外堀

・ハクセキレイ 4 もみじ園ほか
・オオバン 28 南外堀、西外堀、内堀、北外堀
・カイツブリ 1 南外堀
・カワウ 4 西外堀、北外堀
・ゴイサギ 2 北外堀

・アオジ 1 音楽堂西側上
・シロハラ 2 六番やぐらほか
・モズ 2 太鼓やぐら跡ほか高鳴き
・ルリビタキ 1 ♂飛騨の森
・ジョウビタキ 2 豊国神社東
・その他 キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、メジロ、シジュウカラ。

■■ヨシガモ(2009.12.4 東外堀)
 アームチェアバーディング。雨が続いて行けない時、焼酎の湯割りを片手に椅子に座って、西の丸庭園を飛ぶオオタカや堀に休むナポレオン帽子のヨシガモとの出合いを思い浮かべる。
 そして出会った人たちを思い出す。公園で出会った方に、HPを勧めるとほとんどの方から「見ていますよ」「知ってますよ」との返事が返ってくる。素直にうれしい気分になる。
10万件アクセスの何人かに出会っているのだ。
 東外堀のヨシガモ。日増しに顔の緑が出てくる。エクリプスと♀の識別が難しく悩んでいた。図鑑などにある「三列風切が幅広く白っぽい」を参考にしていたが、この2羽の♂の三列風切に違いはなんだろう。左に♀と思われるものと比較してもどうだろうか。
 分からない事が多い。知りたい事が多い。決して不幸じゃない。いつまでも知識欲が刺激される。
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アオバトに興奮 2021.11.8

2021年11月08日 | Weblog
 蓮如上人の前を通りかかると2羽のアオバトが飛んできてとまる。♂♀のペアだ。1羽が後ろの方に下りていく。
 そこに手水鉢があるのを知っているので、そっと回り込んでみるとアオバトはおらず柄杓が水に差し込んであった。

 いないのかと思ってよく見ると、アオバトが深く頭を突っ込んで水を飲んでいる。動きがなく半分以上が隠れて風切りか雨覆いの白い線が目立って鳥に見えなかった。

 ハトの仲間はくちばしを水に入れてごくごく飲める。他の鳥のようにいちいち頭を上げて流し込む必要はない。そのため動きがなく見間違ってしまった。

 アオバトは飛び立って低く内堀の方に消えた。内堀のカモをカウントしようと向かう。対岸の下にアメヒではないかと思える♀型を見つける。シャープな写真を撮って後で調べようと、柵に肘を付けてカメラを構えると目の前を一羽の鳥が通り過ぎて横の木にとまる。

  アオバトだった 距離は7mほど。大変近いがちょっと枝が邪魔になる。右へ寄ったり左へ移動したり後ろへ下がったりしながらよく見える位置を探すがうまくいかない。アオバトは全く警戒しない。

 やがて横の枝に飛び移る。先ほどよりは見やすいが、物足らない位置。見る分には最高の条件。撮影にはやや辛い。
 再び横の枝に飛び移る。ここが素晴らしい位置だった。興奮状態になってカメラを向けてシャッターを切る。すぐにアオバトは堀の下の方へ飛んで見えなくなる。

  モニターを簡単に確認する。これまでに撮影したアオバトの中でもかなり気に入った写真。
 梅林に入ってベンチに座る。もう一度モニターを確認。満足感に浸って持参の焼酎を飲む。アオバトと素晴らしい出合いのひとときだった。

・オカヨシガモ 2 内堀 なぜか今期は増えない
・ヒドリガモ 120 東外堀1・西外堀65・内堀28・北外堀26。西外堀が減少傾向。餌の水草や藻の影響か。
・マガモ 22 東外堀、南外堀、内堀、北外堀。北外堀には10羽の群れ、あらたに大陸から飛来した野生の雰囲気の群れだった。
・カルガモ 1 東外堀
・ハシビロガモ 37 東外堀、南外堀、北外堀が最多で31羽
・コガモ 8 南外堀、西外堀
・ホシハジロ 2 北外堀
・キンクロハジロ 32 西外堀、南外堀、内堀、北外堀
・ハクセキレイ 5 東外堀ほか
・オオバン 22 西外堀ほか
・カイツブリ 1 南外堀
・カワウ 5 西外堀
・ウグイス 1 南外堀沿い
・モズ 3 豊国神社、蓮如前、梅林。高鳴
・ジョウビタキ 2 豊国神社東、梅林
・アオバト 2 ♂♀ 蓮如前~内堀
・ルリビタキ 1 ♀型 飛騨の森
・ゴイサギ 2 北外堀

■■アオバト(2009.1.22 音楽堂西側上)
 1/22のブログの一節はこうだ。「音楽堂西側上の小道を歩いていると“アーオーアーオー”の声。アオバトだ!声の方を見ると高く茂った樹々。数歩向かった時、頭に浮かんだ格言。「アオバトは遠くに聞こえて近し」で立ち止まる。すぐ上を見ると樹頂付近にアオバト1羽発見。やっぱり!居たぁ!
 かつて何度も失敗した経験からできた私の格言だ。アオバトの声は遠くに聞こえる。
 15年ぶりの撮影だ。何度も出合いがあったが撮影の機会に恵まれなかった。特に昨年の春には梅林南側でどんぐりを採餌する姿が時々観察され撮影もされていたが、多くのカメラマンと一緒に出現を待っているのが厭で結局撮影チャンスを逃してしまった。
 今日は曇り空で高い木の上。条件は非常に悪い。野鳥をやっていて最も感激するのは、まさしく出合いだ。次はどんな出合いを準備して私を感激させてくれるのだろうか。
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まだ残っているクロツグミ 2021.11.5

2021年11月05日 | Weblog
 11月だと言うのに暖かい。いまだに上着も無しに大阪城公園へ出かけている。上は下着1枚シャツ1枚の2枚だけ。どちらかと言うと暑がりだが。

 少し前に六番やぐら横で大将が緑のセキセイインコを撮影した。近年はカゴ脱けの鳥が減少。以前は逃げ出した種々の飼い鳥をよく見たが。
 小鳥を飼う人が少なくなったのか、あるいは逃げ出さないような飼い方をしているのか。

 子供のころ飼っていたジュウシマツは、毎日下の新聞紙を取り換えたり、餌の殻を吹いて飛ばしたり、水を替えたり、青菜を与えたりするのが私の担当だった。

 兄が知人から借りてきたカナリアを飼育したこともあった。カナリアはアトリ科の鳥である。大阪城公園で記録のある中ではマヒワなどカナリアの雰囲気がある。声がいいカナリア。マヒワのさえずりはどうなんだろう。

 市民の森の石の水場にクロツグミの♂♀が下りてきた。しばらく雨も降っていないし水たまりもない。この水場は貴重。

 クロツグミがこの時期まで残っている。帰宅後記録を調べると11月に入ってもクロツグミの観察は多い事が分かった。これなら心配することはない。
 多分1週間もすると見られなくなるだろう。。。知らんけど。

 例のトモエガモ。ブログ「喜&寿の野鳥観察」では鶴見緑地に滞在している。やがて換羽が進み顔に柄が出てきたら合いに行こうとおもう。それまでに一度行ってもいいか。

 意外にカモたちが増えない。全体に鳥たちは多くない。バンはやはり見つけられなかった。
・オカヨシガモ ♂♀2羽 内堀。たったこの2羽のみ。少ない。
・ヒドリガモ 178 もっと増えると思ったが
・マガモ 3 東外堀、内堀
・カルガモ 7 東外堀、内堀、北外堀
・ハシビロガモ 47 各堀計
・コガモ 12 南外堀
・キンクロハジロ 20 南外堀、内堀、北外堀
・オオバン 33羽 西外堀、内堀、北外堀
・ハクセキレイ 7 各所
・モズ 4 高鳴き 元ヘリポート、六番やぐら、豊国神社、大阪城公園駅
・クロツグミ 2♂ 市民の森 水場
・ジョウビタキ 5 ♂3♀2 市民の森ほか
・メジロ 16 市民の森ほか
・カワセミ 3 南外堀 2羽が追いかけ合う
・アオジ 2 音楽堂西側上
・シロハラ 2 梅林、飛騨の森
・シジュウカラ 6 各所
・カワラヒワ 4 梅林ほか
・ルリビタキ 1 ♀型飛騨の森
・ゴイサギ 1 北外堀
・アオサギ 1 北外堀
・カワウ 2 第二寝屋川

※追加情報:バン 朝は見つからなかったが昼に西外堀千貫櫓下でともちゃんが見つける。

■■クロツグミ(1994.11.5 豊国神社東側)
 秋のクロツグミ。待っている所に何度も現れたが、葉の陰に隠れるようにとまる事が多い。たまに全身が見られるところにとまった時はすぐに飛ぶ。多分三人の人が気になっているのだろう。
 しかし数時間も経過するとだんだん人慣れしてくるのか、あるいは危害を加えられる相手ではないと安心したのか、初めのころよりは気にしなくなった。
 そのうち全身が見える場所に飛び出して、逆に私たちを観察するようにじっとこちらを見る。こちらは、良い所にとまってくれたと踊る気持ちを抑えながら写真を撮る。
 ファインダーの中でくちばしや目の回りが黄色くないのに気付く。背面も褐色味がある。胸の白さや斑点のあり方や形状などから成鳥ではないと分かる。多分今春生まれの幼鳥なのだろう。
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ムギマキ多い今年の秋 2021.11.3

2021年11月03日 | Weblog
 秋の空。今秋はムギマキが多い。
 モズの高鳴きが響き渡る秋空。祝日だけあってたくさんのバーダーやカメラマンと出会う。

 ちょっと挨拶したり、目礼してすれ違う。何となく知っている人だと思うが、本当のところは誰だかよく分かっていない。
 名前となるとほとんど分からない。今朝も50人以上と出会っているが名前が分かるのは数人。
 失顔症の上マスクしているのでなおさら。〇〇ですと名乗ってくれる人のありがたさ。

 もみじ園でU君と出会い、彼が「チッ」とアオジかカシラダカみたいな声が聞こえると。声をたよりに探すが分からないまま。私は全く聞こえない。
 今の私の鳥見は「飛車角落ち」で戦うようなもの。歳を取るとはこういう事。残念だけど悲しくはない。

 その後ひでキングとOBPで昼食で飲んだ。彼と飲むときは気を使わずに好きなだけ飲めるのがいい。残念だったのはアコさんが来なかったこと。

 堀の水鳥はU君に任せたので中を軽く回ったのみ。大将ともおきらく先生とも出会った。いよいよ冬鳥の時期が近付いて来た。

・モズ 3+ 梅林、飛騨の森、市民の森ほ
・クロツグミ 2 ♂♀市民の森
・アカハラ 1 市民の森
・コサメビタキ 1 市民の森
・エナガ 6 市民の森
・ハイタカ 1 飛騨の森
・ハクセキレイ 6 もみじ園ほか
・アオジ 3 音楽堂西側上
・キクイタダキ 1 梅林南東
・メボソムシクイ 1 梅林南東
・ツグミ 2 梅林、飛騨の森
・メジロ 13 各所
・ジョウビタキ 4 豊国神社裏ほか
・シロハラ 1 飛騨の森
・マミチャジナイ 1 飛騨の森
・ムギマキ 1 飛騨の森
・ルリビタキ 2 飛騨の森
・オオタカ 1 飛騨の森
・オカヨシガモ 1 西外堀
・ヒドリガモ 206 東外堀、内堀、北外堀、西外堀
・マガモ 20 東外堀、南外堀、西外堀、内堀
・カルガモ 9 東外堀、西外堀、内堀、北外堀
・ハシビロガモ 79 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀
・コガモ 5 南外堀、北外堀、西外堀
・ホシハジロ 4 南外堀
・キンクロハジロ 39 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀
・オオバン 25 西外堀、内堀、北外堀

■■アカハラ(2008.4.30 修道館裏)
 今春はアカハラの当たり年だ。各所でよく目にする。特に市民の森や太陽の広場東の森には多い。さえずりもよく耳にした。
 シロハラ、クロツグミ、マミジロなども時にさえずる。大型ツグミ独特の響きはよく似ていて誤認する事がある。完全なさえずりならまだしも、不完全なさえずりでは注意が必要だ。できるだけ姿を確認するようにしている。
 修道館の裏で出合った1羽のアカハラは、じっと立ち止まっていると結構近くに寄ってくる。理由は分かっている。20メートルほど前に水溜りがあるからだ。
 なるべく不安を与えないように、動作はゆっくりと、大丈夫と心の中で声をかけながら、優しい気持ちでアカハラと対峙する。
 かつて元博物館の裏で、同じように近距離で観察撮影できたことがあったが、こんなアカハラとの遭遇は2度目のように記憶する。
 今回も水浴びや採餌など十分に堪能させてくれた。10分ほど相手をしてもらって、心の中でありがとうと伝えて静かにその場を後にした。
コメント (2)
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