大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

風強し オオタカの食痕 一番やぐら 2018.6.27

2018年06月27日 | Weblog
 今朝は大変風が強い。帽子を飛ばされる。危ない所は手にもって歩く。でも風は頭に心地いい。

 ワールドサッカーの話題があふれている。明日の夜にポーランド戦。これで予選リーグ突破が決まる。
 もちろん応援するつもりだが冷静。普段からJリーグを見ることもなく、それほどサッカーファンでもない。
 ただし4年に1回のこのワールドカップは見る。
 
 どちらかというと野球の方をよく見る。でも熱烈なファンではない。阪神戦を見るが負けているとチャンネルを変える。
 勝った試合を見るのが好きで、勝ったと結果が出ている試合のVTRを見るのが好き。最後は勝つので安心して見ていられる。

 随分昔、職場に熱狂的な阪神ファンがいて、連敗 連敗の毎日にとうとう胃潰瘍を発症した先輩がいた。
 のめり込むとそうなるのかも知れない。

 内堀の青野六三郎はフェンスの上に見当たらず。少し離れた所で潜水を繰り返すカワウが1羽。
 ただし、頭だけでこれが青野かどうか分からない。でも六三郎ではないか!そんな気がする。

 一番やぐらで、道の中央にドバトの羽が散乱している。頭部は無い。散らばり具合や汚れ具合などから、それほど時間は経過していないだろう。
 リュックを下しカメラを出して撮影記録しておく。断定できないが最近の状況からオオタカが一番疑われる。

 第二寝屋川、いつもの場所に着く。ビールを飲んでしばらく休む。30分ほどして帰りかけると大将が自転車でやってくる。

 再びベンチに戻る。大将が昨日に東外堀で撮影したササゴイ2羽のカメラモニターを見せてもらうと、1羽は確かに婚姻色。黄色い脚が見事に赤くなっている。
 帰宅後、過去のデーターを検索 「ササゴイ 婚姻色」

 「該当なし」 んー・・。そうか。見逃していたのか、過去一度も観察が無かったのか・・・。
 大阪城公園の鳥、どれだけ観察しても飽きることはない。今日婚姻色のササゴイを見せられて、ますますそんな思い。

 大将から今朝H夫妻の奥さんが、一番やぐら近くでドバトを襲うオオタカを観察撮影したと聞く。
 やはり! 朝のあれは予想通りオオタカの食痕だった。もやもやがこれですっきり。記録にあげることができる。

 第二寝屋川の水面をツバメが1羽。

 カルガモが2羽、上流へ向かいながら流れてきた草を食べている。その後別々にカルガモが1羽下流へ飛ぶ。計4羽。

 スズメの幼鳥が羽を震わせて親に餌をねだる。この甘えた仕草は、全てに共通ではないかなどと思う。
 親も分かっているんだけれど、よしよしと与えている。

 甘える女の子に、分かっているけどよしよしと答えてしまった事もあった。愛想がないより、見え見えでもぶりっ子の方が可愛いのが、親や男のDNAかも知れない。

 しばらくすると、YさんとSさんがやってくる。そしてK夫妻の旦那もやってくる。
 この場所は、私が一人で過ごす秘密の酒場だったのに・・と思ったが、魅力的な男ばかりで、気の置けない鳥友たちとの酒場もいいなと思った。

 もっともこの中で飲むのはK夫妻だけ。あっ!今日は酒の会のー理事長がいない。遠出しているんだろうか。

 今日もイソヒヨドリの♀がやってきた。
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青野六三郎 2018.6.25

2018年06月25日 | Weblog
 ひでキングが名付けた 「青野六三郎」 今朝は内堀で頭を羽に埋めて寝ている。きっと夜遊びしたんだろう。(青色の足環636の番号のカワウ)
 他にこれといった鳥と出合いなし。鳥見人にも豊国神社東でSさんと出会った以外なし。

 シジュウカラ、メジロ、コゲラ、カワウ、アオサギ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、カワセミ。

 京橋に向かい回転寿司で昼食。焼酎を飲み過ぎたようだ。帰ってTVで昨夜のサッカー番組を見ていると、そのまま眠ってしまった。
 眼が覚めると3時を過ぎている。慌てる。考えていた晩ごはんの献立が思い出せない。

 リュックの中に文庫本が3冊。紀伊国屋書店に寄って購入したのを思い出した。酔うと本屋に入ってうろうろしてしまう。
 書店内を歩くのが好き。目的がある訳でもない。本がたくさん並んでいる風景が好き、表紙を見て歩くのが好き。本の匂いが好きかも。

 気分で買ってしまって、覚めてからしまったと思うこともある。前に買った 「よくわかるきのこ 大図鑑」 もそうだ。

 「サメ図鑑 ほぼ命がけ」 との図鑑があって思わず購入しそうになった。
 気を付けないと買ってしまう恐れがある。内容より 「ほぼ命がけ」 のタイトルに惹かれてしまう。

 今日は新潮文庫の 「最後の恋」 を買っていた。
 阿川佐和子、角田光代、沢村凛など8名の作家の短編集。ぱらぱらと読んでみたら面白そう。細かい字は疲れるので、本格的な長編はしんどくなったがこれならよさそう。

 本の副題に 「つまり、自分史上最高の恋」 とあり、あとがきを読むと、・・・経験してきたすべての恋を肯定したくなる珠玉のアンソロジー。

 実は昨夜サッカーを半分見ながら、他局へチャンネルを回していた。そこで大手出版社の編集部の社員が、文庫本のあとがきについて話していた。
 その中で 「最後の恋」 も紹介されていた。あとがきひとつで、一気に売れて版を重ねることになるらしい。

 孫が帰ってくる時間になった。急いで晩ごはんにかからないと。
 今日も鳥のネタがない。お盆過ぎまで仕方がない。
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青636カワウ 今日も内堀に。2018.6.22

2018年06月22日 | Weblog
 この土日は再び雨の予報。今日はまさに梅雨の晴れ間。
 かと言って鳥はだめ。サッと回ってビールを飲んで、スーパーに寄って晩の食材を買って帰宅。
 淡々と日々が過ぎて行く。

 「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。 娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。 おごれる人も久しからず・・・・」

 先日、沙羅双樹の花を見たいと京都へ出かけた。
 妙心寺の塔頭 東林院で 「沙羅の花を愛でる会」 が開かれている。

 苔むした静かな庭に白い花が撒いたように散らばっている。苔の深い緑と白い花の対比が印象的だった。

 住職の話しでこれは 「夏椿」 の木。沙羅双樹は本来インドから東南アジアに分布する木で、日本の気候には合わない。

 そこで植えられているのがこの夏椿。平家物語にある沙羅双樹はこの夏椿を指していると。
 しばらく座り込んで静かに心の中に。

 昼食は清滝川沿いの料理旅館の川床。キセキレイが2羽飛んできて流れの石にとまる。京料理をあてに飲む。酒がすすむ。どんどんすすむ。
 東林院の庭を見て洗われた心はどこに。いつものように、ただの酔っぱらいになる。諸行無常。

 その後、本当の沙羅双樹を見たいとネットで検索すると、滋賀県大津市の 「水生植物公園みずの森」 で見られるらしい。
 しかも日本ではここだけとある。これはぜひ見たい。ただし今年の花はすでに終わっている。来年の春を忘れないようにしないと。

 調べていて気づいた。この場所は何度か行った場所。もちろん鳥見で。
 記憶にあるのはサンカノゴイ。もう30年くらい前になるだろうか、珍鳥情報をいただいて出かけた。
 サンカノゴイが芦原の上を飛ぶと聞いて、早朝から終日待ったが出ない。その日は現地で車中泊。
 簡単な鍋を作って飲む。野外の鍋は一段と酒が美味い。翌日も朝から探したが見つからず、昼から帰阪。

 サンカノゴイはまだ見ぬ悔しい鳥だった。ところが10年ほど前に大阪府の服部緑地に出た!
 琵琶湖まで出かけなくても、自宅から30分ほどの場所で合う事ができた。サンカノゴイお前か!苦労したぜ。何枚か撮影して大満足。
 その晩、写真を眺めながら美味い酒を飲んだのは間違いない。

 遠出し一泊までして探して見つからず、それが近くでごく簡単に観察できた。努力と成果は必ずしも比例しない。諸行無常。

 青636のカワウは今日も内堀のオイルフェンスの上に。
 北外堀にササゴイと大将から。
 第二寝屋川の柵にイソヒヨドリ♀とYさんから。
 カルガモ2羽が第二寝屋川を下流へ飛ぶ。
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梅雨の晴れ間 2018.6.21

2018年06月21日 | Weblog
 先日の地震には驚いた。亡くなられた方も出て大変な被害。心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。
 私はちょうど出かけていて駅のトイレの中にいる時だった。突然の揺れに、この駅は電車が走るとこんなに揺れるのかと思った。携帯に緊急地震速報が入って地震だと気づいた。

 何人かの方から安否のメールをいただいた。私の住む城東区は震度4。家族も家も特に被害はなく無事に過ぎた。ご丁寧なメールにあらためてお礼申し上げます。

 梅雨に入って、大阪城公園に行こうとする日に天候が悪くなる。何故かタイミングが悪い。
 今日は久しぶりに登城。

 市民の森の中央のベンチに、Yさん、酒の会理事長、大将の3人の姿。鳥も出なくて所在無さげ。
 少し立ち話して回るが、すでにさっぱりだめとの情報で探す元気もない。

・ムクドリ。蓮如上人横の木に22羽群れてとまる。
・カワウ。第二寝屋川6羽、内堀に青636カワウが今日も1羽でとまっている。
・アオサギ。第二寝屋川の照明塔の上にとまる。
・イソヒヨドリ。第二寝屋川♀が1羽。
・カルガモ。第二寝屋川飛翔通過。

・雑種カモはすでに見られない。
 6/14に人工川に10羽のヒナを観察と、H夫妻よりメールいただいていた。その後ひでキングをはじめ南外堀での観察情報。今朝大将からの情報でヒナの数は。
・6/14 人工川に10羽。 
・6/16 南外堀に7羽。
・6/18 南外堀、朝に4羽を確認。午後には2羽に減少。翌朝には全く見られなかった。

 前回の時(4/18~5/6 11羽)も不思議だったが、今回も理解できない。どこで営巣、抱卵していたのか。何故次々数が減るのか。
 カラスに襲われたり、コイやカメに引き込まれて食べられたとか想像は出来るが一度も観察されていない。
 今回も1羽も残らず消えてしまった。

 大将の話しでは、南外堀の石垣の上の親に向かって、苦労しながら登っていくのを観察しているらしい。(10メートルもある石垣を!)
 しかし途中で落ちてしまって、上まで登ったのは観察していないとのこと。

 登っても行く先がないと思うが。まさか豊国神社裏などで草を食べて・・・。水がない所でもカモのヒナは育つのだろうか??

 ちなみに大阪城公園でカモのヒナは、2008年5月に西外堀での2羽のカルガモが、順調に成長して親と見分けが付かないほど大きくなって飛び立った事があった。

 南外堀と西外堀の違いをしいて言うと、西外堀には石垣下部に草が生えている場所が多い。一方、南外堀にはほとんど草がない。
 とにかく分からないことばかり。謎?謎?のカモのヒナ。

 そういえば私はいまだに、カルガモの抱卵から巣立ちまでを自分の目で観察したことがない。本で読んだりTVで見たりした知識でしかない。強い興味を感じなかったので、これまで積極的な行動を取らなかった。反省!(汗)
 トリミニストとしては実際に見ておくべきだった。本の知識だけではダメ!

※追加情報=コサメビタキ1羽、天守閣東側配水池。 
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青636 カワウは 昆陽池生まれ 2018.6.14

2018年06月14日 | Weblog
 梅雨の晴れ間というか快晴で爽やかな風。軽く散歩の気分。

 鳥はツバメ、シジュウカラ、コゲラ、アオサギ、カワウ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメなど。

 昨日の足環カワウ。即日ブログにコメントをいただいた。5/27の野鳥の会大阪支部の大阪城公園定例探鳥会で観察されていたそうだ。山階鳥研からの返信もあったとのこと。

 夕刻、山階鳥研から同じような内容の返信があった。(下記)
 
※ 「標識付カワウの観察情報と写真を有難うございました。
 青「636」は、2017年7月9日に兵庫県伊丹市昆陽池で、ヒナの時に標識された個体で、金属脚環番号は「13D08420」です。
 この鳥は目立つところによく止まっているためでしょうか、5/17以来多くの方から観察情報を頂いています。観察回収記録として保存させて頂きます。ご協力有難うございました。」


 そうだったのか。昆陽池チームKのゆきちゃんの所から来たとは。繋がったみたいでうれしい。メールしておかないと!
 「ゆきちゃんとこのカワウが来たよー♪」

 昆陽池は、池の中に日本列島を模した島がありカワウが繁殖している。
 調査のために、ヒナの時にそこで足環をつけられたのだろう。それにしても大阪城公園にやってくるとは。

 山階鳥研にはこれまで落鳥個体を送ったこともある。ヤマシギがOBPのビルの窓にぶつかって落鳥。
 冷凍庫で保存してクール宅急便で山階鳥研へ送ったこともある。当時我家の冷蔵庫には、オオルリ、キビタキ、メジロなどの死体が入っていた。

 家族からは非難轟々だった。いくらポリ袋に入れてあるとはいえ食品と一緒に・・・!

 ちなみに山階鳥類研究所とは、元皇族の山階芳麿博士が私費を投じてつくった鳥類の研究施設。
 山階芳麿博士は、日本三大野鳥図鑑の著者でもある。

・山階図鑑とよばれる=山階芳麿の「日本の鳥類と其生態」
・黒田図鑑とよばれる=黒田長禮の「鳥類原色大図説」
・清棲図鑑とよばれる=清棲幸保の「日本鳥類大図鑑」

 現代の図鑑は、基本的にこれらの図鑑から孫引きして書かれているものが多い。
 こんな事を書くと嫌われるが、現在の図鑑の著者が、600を超える日本の鳥を手に取って寸法を測った訳ではない。
 シベリアや中国の奥地へ分け入って分布を調べた訳ではない。すべてこれらの図鑑をベースに解説している。

 ではなぜそんな凄い図鑑が出来たのか?
 極論で言うと金である。元皇族の莫大な資産を使って、多くの人を雇って調査したからできたもの。
 現在、採算を考えたらありえない。あの時代だから出来た図鑑といえる。

 アメリカで最大の自然保護組織 「ナショナル・オーデュボン協会」 のオーデュボンは元画家で、珍しい鳥を持ってきたハンターにお金を渡して集めた。ハンターたちは競って珍鳥を撃った。

 歴史には悲しい過去がある。しかしそれらの事が、現在の保護に繋がっていることに救いがあると思う。


 今朝は久しぶりに、ひとりGBセットに行った。ビールは、サントリー ザ・プレミアム。 軽く回ってから、第二寝屋川を前にビールは、アサヒスーパードライ 瞬冷辛口。
 帰宅後、冷蔵庫の奥に忘れていた島レモン。

 島レモンは、先月淡路島にドライブに行った時、淡路ハイウェイオアシスで見かけた。
 聞くとビールだと。淡路島産アレンユーレカレモン使用とある。レモンのビールなど聞いたことがないので1本購入したもの。

 今日は半日で、ザ・プレミアム。瞬冷辛口。島レモンと3種のビールを飲んだ。こんな贅沢ってあるだろうか。
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ハシボソガラスに市民の森で出合う。2018.6.13。

2018年06月13日 | Weblog
 快晴でしかも風が心地よい。今朝も散策気分。

 市民の森で鳥友たちと少し立ち話して、いつものコースへ向かう。ふと目をやると林の中の樹木の支柱にハシボソガラスがとまっている。市民の森でハシボソガラスは珍しい。

 嘘のような話しだが、その時、頭の中でハシボソガラスのことを考えながら歩いていた。するとハシボソガラスが突然・・・。こんな事って!

 とりあえず数枚シャッターを押して後にする。

 先の鳥友たちがササゴイを観察。市民の森から東外堀へ飛び回った。よく鳴いたと。かつてササゴイは1年中見られたが今は希になってきた。
 10年20年のスパンで見ると大阪城公園の鳥たちも大きく変化している。

 内堀ではカワウが2羽。1羽が水面のオイルフェンスに上がって休む。
 足環が見える。少し前から見られているカワウだ。足環がよく見える位置にとまっているので撮影し確認。
 
 左足に青色に白字で636。調査個体だ。帰宅後、山階鳥研(山階鳥類研究所 千葉県我孫子市)へ報告。

 以前、淀川で観察した足環のあるソリハシシギの観察報告したことがあった。後に、千葉県の小櫃川河口で装着した個体云々だと連絡があった。
 自分が見た個体が、千葉県からここまで飛んで来たと思うと一段と興味深い思い。
 
 このカワウ、ネットで調べると、青色に白字は滋賀県の琵琶湖、兵庫県の昆陽池で装着されたものと分かる。

 どんな鳥でも足環を確認した時は、正確に記録し報告することが重要。調査が終了しているかとか、報告先が分からない時は、とりあえず山階鳥類研究所でいい。

 イソヒヨドリ♂♀が第二寝屋川に。いつもビールを飲んで休む場所。ホテルニューオータニの北側方向で営巣しているのは間違いないだろう。

◎シジュウカラ、ササゴイ、ツバメ、カワウ、イソヒヨドリ、エナガ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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コゲラ幼鳥3羽。2018.6.8

2018年06月08日 | Weblog
 すっきりしない空模様。予報では午後から雨とのこと。とりあえず出かける。

 この時期、期待できるものは少ないが、気になっているコゲラの巣立ちを確認するため。豊国神社裏で営巣していたコゲラ。

 昨日、豊国神社裏に着くと鳥友たち数人が観察中で、すでに2羽が巣立ちしたと。
 巣穴からは今にも巣立ちしそうな1羽が顔を出して周りを見ている。しばらく様子を見ていたが、なかなか飛び出さない。

 今朝は二番やぐら跡に数人が集まっている。聞くと幼鳥が3羽と親2羽。昨日3羽が無事巣立ちしてここに来たそうだ。

 大阪城公園でコゲラの繁殖も特別なものではなくなった。コゲラの繁殖生態を調べてみると、

・配偶型は、一夫一妻。
・なわばりは、交尾と営巣とひなのための採餌の場所。
・巣作りは、♂・♀とも。
・抱卵分担は、♂が♀より多いか同じ。
・給餌分担は、♂♀同じ。
・一腹卵数は、3~5個
・抱卵日数は、12~13日
・孵化型は、晩成性。
・在巣日数は、21日前後。

 穴の中で見えないが、ヒナが孵化してから巣立ちまでは21日前後とあるので、5月18日ごろに孵化したと思われる。

 ちなみに孵化型の晩成性とは、卵から孵化した時のヒナの姿が、①羽毛がない。②目が見えない。③歩けない。もの。コゲラはこれに当てはまる。

 一方、早成性のヒナは、生まれてすぐに①目が見え、②運動能力があって、③体が羽毛に覆われている三点を満たすもの。ニワトリのヒヨコを見るとよく分かる。
 進化のうえでは、晩成性より早成性は原始的な種らしい。

 図鑑を開いて調べている。先のコゲラの幼鳥を思うと酒が一段とうまい。

 二番やぐら跡にいると小雨がぽつぽつ。皆は傘を用意してきているらしい。
 本降りにならないうちにと急いで帰途に。なので他の観察はなし。
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梅雨に入った。イソヒヨドリ♀が2羽。2018.6.7

2018年06月07日 | Weblog
 大阪も昨日から梅雨に入ったそうだ。予報では、今年の梅雨明けは早いとのこと。

 トライアスロンの準備が進み、東外堀ではスタート用の浮き桟橋様のものが作られている。今度の日曜日は鳥より人が多くなりそう。

 音楽堂西側上でエナガ2羽に合う。シジュウカラの声が聞こえる。
 第二寝屋川を前にビールを飲んでいると、いつものイソヒヨドリ♀が現れる。目の前の柵にとまって 「遊んで♪ 遊んで♪」 と私にねだる (ように見える) 

 突然もう1羽が現れて追い払う。残ったのも♀!。これまで♂が突然現れ、♀を追い払ったり追いかけ合ったりして飛んで行ってしまう事はあったが。
 ♀が出てきたのは初めて。この辺りに♀が2羽いたのか。

 隣のベンチの老夫婦が、パンをちぎってスズメに投げていると、♀がサッと下りてきて奪う。次に投げたパンも奪う。
 同じことを繰り返し1センチ程度のパンを4つ、くちばしにくわえ川を渡って一気に対岸のホテルニューオータニ3階ガーデンの端に。

 ホテル側へ双眼鏡を向けるのは、誤解を招くこともあると基本的にはやらないようにしている。李下に冠を正さずのことわざもある。

 でも今日は気になって、双眼鏡に手が伸びた。パン4つをくわえたイソヒヨドリ♀は、すぐに飛び立ち、より北側へ見えなくなった。
 その場で食べずに持って行くのはほぼ繁殖行動とみていい。大阪城公園側からは全く分からないが、イソヒヨドリのカップルが子育てに頑張っているのだろう。

◎エナガ、コゲラ、ツバメ、イソヒヨドリ、カルガモ、カワウ、シジュウカラ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

 但馬野鳥の会の 「I LOVE BIRD」 第351号が届いた。5月に見たもの、アカショウビン、ヤイロチョウ、オオアカゲラ、ブッポウソウ、マナヅル・・・ 
 当然のことながら大都市の公園とは全く違う環境。それにしても羨ましいような鳥・鳥・鳥。
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静かな大阪城公園 2018.6.4

2018年06月04日 | Weblog
 先のマミジロキビタキ騒ぎも過ぎ去った出来事のよう。鳥影も薄く静かな大阪城公園。
 出会った鳥友たちとしばらく立ち話して別れる。例年のように当分は散策気分。

 サンカヨウという花を知った。白い華憐な花だが、雨が降って濡れるとガラス細工のように透明になるらしい。透明になる花など聞いたこともなかった。
 ネットで調べてみると、寒い地方に咲くらしく大阪では見られない。一度見てみたい。

 以前、朝は白い花が昼にはピンクに変わり、その後赤くなるというスイフヨウという面白い花を知って、京都山科区の寺まで見に行ったことがある。
 漢字では 「酔芙蓉」 と、酔という字が使われている。

 お寺では小一時間ほど居ただけなので、色が変わる様子は見られなかった。
 お膳など用意して、酒をちびちび飲み、朝から夕方まで花の色の変わるのを眺めながら一緒に赤くなりたいと思った。

 ウグイス、チョウゲンボウ、モズ、アオバト、アオサギ、カワウ、シジュウカラ、コゲラ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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マミジロキビタキ♂ 出現!!!2018.6.2

2018年06月02日 | Weblog
 昼前から出かける用があって登城しない予定だった。
 ところがマミジロキビタキが出たとの連絡。これは短時間でも行かないと一生後悔することに。

 飛騨の森にかけつける。数人が姿を見たり声を聞いたりしたようだ。撮影した大将にモニターを見せてもらう。
 マミジロキビタキ♂の成鳥だ。素晴らしいー!

 初めは青屋門付近で確認され、その後飛騨の森、そして西の丸庭園に入ってしまった。その時はまだ8時前。西の丸庭園は9時開園。

 時間を待って十数人が一斉に西の丸庭園に入園。探し回ると30分ほどして西側で観察している人が、行ってみると木々の間に突然現れる。急いでカメラに手を伸ばすが、その瞬間飛び出して、芝生を一気に横断して東側へ。
 そこで再び行先不明。私は制限時間。泣く泣く帰宅。

 その後、再び飛騨の森で確認されたと。残念。時間があればと・・・・。

 今までの行動は、青屋門→飛騨の森→西の丸庭園→飛騨の森。
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