大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

春の渡り順調も・・・コロナウイルスが! 2020.4.29

2020年04月29日 | Weblog
 一週間ぶりの大阪城公園。今期はわずか5回しか通わずに4月が終わってしまう。大阪城公園で一番いい季節なのに、こんな事は記録を始めて以来初の事。

 2018年の台風で大被害を受けた時も、初めての経験で驚いたが、それでも倒木をくぐり、根株をまたいで苦労しながらも調査観察を続けた。しかし今回はそれ以前の問題。行くことができない。

 外出自粛で溜まっていた資料の整理などを進めているが、気が乗らなくなるとネットで種々検索して楽しんでいる。

 鳥の話を見付けた。その中で世界一速い鳥として、水平飛行ではハリオアマツバメで時速170km。急降下ではハヤブサの390kmだと。興味を引いたのが一番遅い鳥。アメリカヤマシギで時速8kmとある。

 思い出したのが、昨年秋の トラフズク騒動。そして森之宮交差点付近に散乱していたヤマシギの羽。その当時羽の収集家から、ヤマシギは落鳥が多く羽を集めやすいと聞いた。
 ひょっとして、ヤマシギは飛ぶのが遅いから襲われやすいのかと。

 バーダー誌5月号が届いた。その中の 「鳥の形態学ノート」 今号はキツツキの舌がテーマだった。
 キツツキの舌は非常に長くて、付け根は後頭部にあり、頭部をぐるっと回って右の鼻の穴から嘴に出てくるとの知識はあった。
 しかし具体的にどうなっているのか? 疑問に思っていたが今回はっきりと分かった。

 一番納得したのが頭蓋骨の中央部に凹んだ溝があること。そして舌としていたが、実際は舌に続く長い舌骨だと。木の穴の奥の虫を捕るために進化したのだろうが不思議。もっと簡単な方法は無かったのか。

 私が進化の神なら、足指の1本が大変長く伸びて、その指で木の穴の奥の虫を引き出して食べる。名前は 「キホリ」 にしよう。
 「キツツキ」 と 「キホリ」 キツツキの方が効率が良かったのか? 長い指が邪魔になって滅んだのか。こんな事を空想して朝から酔っている。
 ♪♪ キーホリ ホリホリ 森の中 ♪♪ こんな童謡も。

〇 今日の一番はキビタキの多い事。太陽の広場東の森、みどりのリズム、市民の森、沖縄復帰の森、元ヘリポート、豊国神社裏、六番やぐら、飛騨の森・・・各所に大変多く♂21♀2の23羽。

〇 アカハラも多かった。太陽の広場東の森、市民の森、天守閣東側配水池、一番やぐら、などなど、林床で採餌している事が多い。17羽。

〇 エナガ次々巣立ち。成幼合わせて計26羽、人工川や北外堀沿い。
 先日飛騨の森で巣立った6羽のヒナがカラスに次々と襲われ5羽が捕食されたそうだ。
 自然界はそんなものだろうが、かわいそうと思ってしまう。私たちの影響は無かったんだろうかと。 一方、それを覚悟で都市に進出してきたメリットがあるのではとも。

〇 アオバト 2羽 みどりのリズム、天守閣東側配水池。

〇 オオルリ キビタキに比べ少ない。♂3羽・♀2羽の計5羽。

〇 クロツグミ ♂3羽 市民の森、水上バス乗り場。

〇 ツバメ 9羽 各所

〇 コサギ 2羽 人工川、内堀

〇 アオジ 1羽 教育塔裏

〇 ツグミ 2羽 梅林

〇 カワウ 10羽 内堀、南外堀、西外堀、北外堀ほか

〇 シメ 1羽 飛騨の森水場

〇 コサメビタキ 2羽 梅林南側

〇 マミジロ♂1羽 音楽堂西側上

〇 サンショウクイ 1羽 市民の森

〇 カルガモ 6羽 南外堀、人工川、本丸日本庭園池。カモはとうとうこれだけになってしまった。残っている6羽も・・・

〇 ゴイサギ 1羽 北外堀ねぐらホシゴイ

〇 ヒレンジャク 5羽 梅林南側

〇 エゾムシクイ 市民の森、太陽の広場東の森、教育塔裏、音楽堂西側上で5羽

〇 センダイムシクイ 豊国神社裏、南外堀、元射撃場、音楽堂西側上ほかで5羽

〇 イソヒヨドリ ♂♀2羽 京橋口

〇 カモはとうとうカルガモ6羽のみ。これだって?

※追加情報 ハクセキレイ北外堀、人工川。マガモ南外堀(ひでキング)

●今日の可愛い鳥たち
 カワラヒワ、アカハラ、シジュウカラ、キビタキ、アオバト、オオルリ、クロツグミ、ツバメ、エナガ、コサギ、アオジ、ツグミ、カワウ、シメ、コサメビタキ、マミジロ、サンショウクイ、カルガモ、ゴイサギ、ヒレンジャク、エゾムシクイ、センダイムシクイ、イソヒヨドリ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、マガモ。

■■キビタキ(2000.5.4 ヘリポート)
 私の写真撮影の目的は、大阪城公園の野鳥の記録である。そのため初撮影の種となれば興奮気味で力が入って撮影するのだが、すでに撮影済の鳥となればよほどいい機会でなければ意欲が減退する悪い癖。
 ところが最近野鳥の写真を求められることが多くなった。頼まれるのは珍鳥でなくて普通の種である。とくにオオルリやキビタキなど色の美しい種は人気があってよく依頼される。
 大阪城公園以外では観察が主で記録として撮影してきたが、これからは大阪城公園でもよい場面では撮影しようと思い始めている。もちろん写真での収入もある。
 これはヘリポートでの撮影だが光線が良くない。通りがかりの撮影で出来のよい写真ではないが、今後もカメラを出していればいいチャンスもあるだろう。
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春の渡り 鳥たちはいつものように! 2020.4.22

2020年04月22日 | Weblog
 久しぶりの大阪城公園。鳥たちはいつものように春を謳歌していた。
 大きな声で 「この空は誰のもの♪ 周りを包む空気は誰のもの♪ この緑は誰のもの♪」
 やはり、部屋にこもって飲む酒より出かけて飲む酒はうまい。
 
 みどりのリズムで大将と出会った。市民の森でも数人の鳥友と出会って立ち話。相変わらずバカ話をして笑う。もちろん鳥の情報もいただく。

 4月の中旬から下旬。大阪城公園の一番いい時期。残念ながら今年は種々制限があって充分に観察出来ていない。多少は仕方ない。

 ネットで知った。新しいカメラ! EOS R5が発表された。キャノンが本腰をいれて開発したフルサイズミラーレスである。
 一番驚いたのは 「AFが被写体検出で、犬・猫・鳥の全身・顔・瞳に対応」 これは凄い。 以前のブログで鳥の瞳に対応してほしいと書いた記憶があるが、R5は何と一気に全身や顔にも対応。

 木の中に飛び込んだ鳥を、探すことがよくある。このR5なら探すことはない。そちらに向けて軽く押すと、瞬時に画面の中から鳥を探してピントを合わせてくれる。これは凄い!
 価格は未発表。多くの予想では50~70万程度と。これは買えない・・・・・。

 一方噂だが、R6も同時期に出ると。これはR5よりずっと廉価版。価格次第だが買えないこともないかも。正式な発表が待ち遠しい。

● ツバメ 19羽 各堀
● コマドリやや多い。市民の森で軽やかなさえずりを楽しむ。ただ大きな叢の中なので、声は楽しめるが姿は見えない。
 計6羽。沖縄復帰の森、もみじ園、豊国神社東、音楽堂西側上、市民の森。
● ヤブサメ もみじ園で2羽。
● オオルリ シーズン真っ最中。計♂6・♀1の7羽。みどりのリズム、市民の森、もみじ園、音楽堂西側上ほか。
● キビタキ 黄色と黒が飛び回る。計♂6・♀1の7羽。みどりのリズム、もみじ園、天守閣東側配水池、飛騨の森ほか。
● コサメビタキ 2羽 もみじ園、梅林南側上桜広場
● クロツグミ 1羽 梅林
● エゾムシクイ 1羽 沖縄復帰の森。本種は昨日みどりのリズムで初認と大将から聞いている。
● ノゴマ 飛騨の森 ユキヤナギに♀1羽。梅林南側上の♂は、4/15~21まで7日間も滞在した様子も今朝は見られず。

● ツグミ 3羽 太陽の広場東の森、梅林
● ウグイス 1羽 もみじ園
● エナガ 3羽 もみじ園、音楽堂西側上
● シロハラ 4羽 市民の森、音楽堂西側上、梅林
● アカハラ 2羽 梅林、豊国神社裏
● ヒレンジャク 梅林の東外堀側で5羽観察との事。サクラは既に葉桜。
● アオジ 5羽 飛騨の森の1羽は美しい声でさえずっていたと聞く。随分昔に信州でさえずりを聞いた事があった。大阪城公園では、春になってもぐぜりくらいしか聞けない事が多い。
● シメ 1羽 梅林

● カルガモ 2羽 東外堀
● オオバン 3羽 南外堀、西外堀
● マガモ 3羽 南外堀、内堀
● キンクロハジロ 24羽 南外堀、北外堀

■今日の鳥たち
 ツグミ、カルガモ、ツバメ、コマドリ、ヤブサメ、オオルリ、キビタキ、ウグイス、コサメビタキ、コサメビタキ、エナガ、シロハラ、クロツグミ、アカハラ、エゾムシクイ、オオバン、マガモ、キンクロハジロ、ヒレンジャク、アオジ、カワウ、ノゴマ、シメ、アオサギ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

■■コマドリ(1994.4.11 市民の森ツツジの辻)
 今日はツツジの辻でうれしい出合い。2年前の個体は♂の幼鳥だったが、これは♂の成鳥だ。早朝からその前で一日中座り込んで撮影もし、昼の弁当も食べ、姿も声も楽しんだ。
 昼過ぎに吹田市千里在住のHさんがやってきた。鞄を抱えて仕事帰りの様子。しばらく並んで一緒に見ていたが、そわそわして落ち着きがない。
 やがて「全身こんなに見られるのに撮影できないのは我慢できない」とカメラを取りに帰られる事になった。カメラを持って戻ってこられるまでいてほしいとの思い。
 千里まで往復2時間以上である。しかし、戻ってこられた時もコマドリは目前に出てきた。彼は興奮を隠せない様子でひたすら撮影を続けた。一息ついて、間に合って十分撮影もできたと大変喜んでおられた。
 後で聞くと、駅の階段を2段跳びに駆けて走ったそうだ。部屋に飛び込むと大至急カメラバックを手に取り、同時に冷蔵庫から缶ビールを取り出して、再び2段跳びの猛ダッシュで戻ってきたそうだ。とても70歳を超えたと思えない機敏な行動。
 十数カット撮影し、満足そうな顔で一息つき缶ビールを取り出して私に勧めた。そして笑顔で「元山さんのおかげで、こんな良いコマドリの写真が撮れた」と話しかける。
 もちろん私のせいではない。仕事帰りに大阪城公園へ寄った事。階段を2段跳びで走った事。などなど努力の結果だろう。
 私は心の片隅で、気に入らない奴だったら戻ってくるまでに、どこかへ飛んで行けと思ったかも知れない。
 私ならこんな状況の時に、人のため缶ビールを持ってこられるだろうか。木の陰から顔を出したコマドリを横目で見ながら自分の器量を計っていた。
コメント (4)
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夏鳥 爆発!! 2020.4.15

2020年04月15日 | Weblog
 新型コロナウイルスのため外出自粛要請。 「生活の維持に必要な最低限の外出」 に限定してくださいと報道されている。出来る限り自粛したいと思う。

 気持ちは勝手なもので、禁止されるとそば屋で一杯飲みたいとか、TVで美味しそうな寿司が映ると寿司で飲みたいとか頭に浮んで困る。
 もちろん我慢している。スーパー銭湯も京橋での昼飲みなども止めている。

 ブログしばらく空いた。メールで大丈夫か?とか心配いただいた。大阪城公園で出会った鳥友からも入院していると聞いたがと・・・。
 高齢で糖尿があって、危険な部類に入っているが全く問題ない。朝から飲んでいる。ただし今後感染し、家族に感染させたり、友人に感染させたりする事が心配。

 大阪城公園もぎりぎり我慢しているが、最小限の調査記録は必要。少なくとも週に1回は観察したい。昨晩、明日は登城しようと思いながら眠りにつく。

 朝一番に大将から観察情報。オオルリ、コマドリ、クロツグミなどなど。おー!なかなか良さそう♪ ♪出かける準備に弾みがつく。 久しぶりの大阪城公園に着くと、鳥・鳥・鳥。行く所、行く所で夏鳥に合う。大当たりだ。
 これは凄い。夏鳥爆発だ!!!

 ただし、以前から言っているように 「春の渡りは日替わり」 明日はまったくダメかもしれない。春の鳥見は運不運。

〇 センダイムシクイ 16羽 みどりのリズム、沖縄復帰の森、教育塔裏、愛の森、市民の森ほか園内全域に多い。さえずりも。

〇 クロツグミ 11羽 みどりのリズム、市民の森、修道館裏、梅林南側上桜広場、天守閣東側配水池ほか多い。

〇 オオルリ 12羽 市民の森、梅林、もみじ園、沖縄復帰の森、教育塔裏、豊国神社東、天守閣東側配水池ほか多い。
 大阪城公園に着いてすぐ、今季初の出合いに感激していたらその後各所で次々と出合う。 

〇 コマドリ 8羽 音楽堂西側上、飛騨の森、本丸日本庭園、梅林南側上、市民の森。西の丸庭園がコロナウイルスのため休園になっているが、開いていればもう少し増えたのでは。「春のコマドリ 秋ノゴマ」

〇 キビタキ 2羽 音楽堂西側上、沖縄復帰の森。本種は少なかったが、音楽堂西側上のサクラにとまって辺りを見回す姿はさすがにナルシスト。

〇 ヤブサメ 17羽 市民の森、天守閣東側配水池、音楽堂西側上ほか園内各所に大変多い。一日の最多観察数を更新した。これまでの最多記録は1999年4月28日の16羽だった。
 各所でさえずりを耳にしたとの話しも聞いた。私の耳は聞こえない。大将は数メートル前の枝にとまってさえずるのを動画撮影したと。

〇 ノゴマ 1羽 梅林南側上ウバメガシ。

〇 ツバメ 12羽 東外堀ほか。

 渡りが活発になってきて、漂鳥や冬鳥たちの動きも。

〇 ツグミ 15羽 水上バス乗り場、太陽の広場東の森、市民の森、教育塔裏、人工川、豊国神社裏ほか各所。

〇 アカハラ 2羽 市民の森、天守閣東側配水池。

〇 シロハラ 5羽 みどりのリズム、市民の森ほか。ツグミより少ない。

〇 アオジ 5羽 豊国神社裏。

〇 ウグイス 1羽 梅林南側上。

〇 クロジ 1羽 市民の森。

〇 トラツグミ 1羽 天守閣東側配水池。

〇 シメ 2羽 天守閣東側配水池、飛騨の森。

〇 アオバト 2羽 天守閣東側配水池

〇 ルリビタキ 1羽 ♀型天守閣東側配水池

〇 イソヒヨドリ 1羽 京橋口。  


〇 オオバン 6羽 南外堀、西外堀、北外堀

〇 コサギ 1羽 

〇 カイツブリ 1羽

 水鳥たちも随分減少

〇 コガモ 4羽 

〇 キンクロハジロ 44羽

〇 オオバン 6羽

〇 コサギ 1羽 人工川

〇 カイツブリ 1羽 西外堀

〇 マガモ 5羽 内堀

〇 オカヨシガモ 3羽 内堀

〇 ホシハジロ 5羽 北外堀

〇 ゴイサギ 3羽 

〇 ヒドリガモ 2羽 北外堀

〇 カルガモ 3羽

● 今日の観察種。
 ツグミ、メジロ、カワラヒワ、シジュウカラ、センダイムシクイ、シロハラ、カワウ、ツバメ、クロツグミ、アカハラ、オオルリ、コゲラ、コマドリ、キビタキ、ヤブサメ、コガモ、キンクロハジロ、オオバン、コサギ、カイツブリ、アオジ、ウグイス、ノゴマ、クロジ、トラツグミ、シメ、アオバト、ルリビタキ、マガモ、オカヨシガモ、ホシハジロ、ゴイサギ、ヒドリガモ、カルガモ、イソヒヨドリ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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静かな大阪城公園 新型コロナ 2020.4.7

2020年04月07日 | Weblog
 とうとう 「緊急事態宣言」 が発せられる。それに従って大阪府も明日には。
 昨年の11月ごろに中国武漢の動物市場で、新型のウイルスが・・・と話題になっていたが、半年で世界中がこんな事になるとは・・・!

 外出の自粛、大阪城公園での観察も気になる。3密を避けよう言われる。①密閉空間、②密集場所、③密接場面

 大阪城公園は、広い公園で①の密閉空間ではない。 ②もちろん密集場所でもない。 ③出合った鳥友と立ち話する程度なので密接場所でもない。

 で大丈夫かと思うが。いずれの理由であれできる限り外出しないようにするのが正しいだろう。

 今日は夏鳥には出合わなかった。しかし今季は既に、次の夏鳥たちが観察されている。
① ツバメ 2月29日初認
② ヤブサメ 3月26日初認
③ センダイムシクイ 4月2日初認
④ オオルリ 4月4日 初認

 ツグミ 8羽 太陽の広場東の森ほか
 シロハラ 13羽 太陽の広場東の森ほか
 ウグイス 3羽 東外堀沿いほか、さえずりも
 ツバメ 9羽 東外堀ほか
 シメ 1羽 東外堀沿い
 エナガ 2羽 みどりのリズム、音楽堂西側上

 ヒドリガモ 2羽
 カルガモ 1羽
 コガモ 11羽
 ホシハジロ 9羽
 キンクロハジロ 52羽

 オオバン 11羽
 カイツブリ 1羽
 ゴイサギ 2羽
 セグロカモメ 3羽

※追加情報(大将から) ヤマガラ2羽沖縄復帰の森、豊国神社。キクイタダキ1羽沖縄復帰の森。ルリビタキ2羽天守閣東側配水池。アカハラ・トラツグミ元ヘリポート。アトリ1羽みどりのリズム。イカル1羽音楽堂西側。

●今日の鳥たち
 ヒドリガモ、カルガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ツグミ、シロハラ、ウグイス、ツバメ、シメ、シジュウカラ、カイツブリ、カワウ、ハクセキレイ、ゴイサギ、イソヒヨドリ、セグロカモメ、エナガ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ヤマガラ、キクイタダキ、ルリビタキ、アカハラ、トラツグミ、アトリ、イカル。 
 
■■シ メ(1993.3.27 梅林)
 花の盛りが過ぎた梅林の中でところどころ遅咲きの梅花がひっそりと開いている。
 そんな梅林の中でポツンと1羽でいるのを見つけた。シメにはいつもそんな感じで出合うことが多い。
 枝に動かずとまっている姿をよく見るが、今日は地面によく降りて採餌しながら歩き回る。
しばらく行動を楽しんでから少し近づくと少し逃げる。再び少し近づくと少し逃げる。同じ事を数回繰り返していると一気に飛び、もといた付近に戻った。
 枝にとまって振り返ると 「付きまとうな」 と言いたげな厳しい表情で睨んでいるよう。
 気は優しくて力持ちといった印象の体つきや顔つきをしていて、これがシメの魅力だろう。
もしシメが痩せていたら、この目付きは陰険に感じるだろうし、太った体で目付きが柔和で悲しげだったらフォワグラを取られる前のガチョウに違いない。
 一枚だけ写真を撮らせてくれと頼みながらカメラを向けると少しの間ポーズをとってくれたようだ。
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鳥たちは動き始めている。 2020.4.3

2020年04月03日 | Weblog
 出かけるには最もいい気候、サクラも満開。しかし新型コロナの影響。大阪城公園の観察、記録も若干気を使う。世界中本当に大変な状況。

 夏鳥が到着する時期。昨日は豊国神社裏でセンダイムシクイが観察されている。 順番からしてオオルリの到着が近い。今朝は残念ながら見られなかったが、明日、明後日の土日辺りに出るのでは。

 市民の森で大将に出会い、飛騨の森でトラツグミが出た。ただし西の丸庭園の方に飛んで行ったと聞く。
 天守閣東側配水池でルリビタキ♀型も聞く。その後マダムからもルリビタキ♂と♀型が梅林南側上桜広場。

 トラツグミもルリビタキも山へ向かう途中に立ち寄ったのだろう。

 ヤマガラ2羽観察も聞いた。本来なら山に帰って繁殖の時期。ひょっとして大阪城公園で子育てする気か! ちょっと期待。

 シロハラは12羽 みどりのリズム、梅林ほか。市民の森などでさえずっていた。いい声♪ 大型ツグミは声がいい。
 
 ツグミは14羽 梅林ほか

 シメ 3羽 梅林

 メジロ 32羽 各所で目にする。特にサクラの花に。

 アオジ 5羽 音楽堂西側上、修道館裏、豊国神社裏

 シジュウカラ 各所に多い

 ミヤマホオジロ ♀1羽 今日も豊国神社裏に滞在中。たしか初認は3/28の土曜日だった。今日で7日目になる。
 これは冬鳥なので、山へ帰るのでなく日本海を渡って行く。大阪城公園で遊んでいて大丈夫かなと心配するが、大阪城公園バーダーとしてはうれしい。

 ジョウビタキ 2羽 東外堀沿い、修道館裏。これも冬鳥。日本海を渡って繁殖地へ。

 ウグイス 愛の森で 「ホーホケキョ」

 モズ ミライザ裏

 ツバメ 4羽 上空飛翔、内堀

 エナガ 6羽 みどりのリズム、もみじ園ほか

 キンクロハジロ 108羽
 
 オオバン 23羽 

 カワウ 13羽

 コガモ 7羽

 ハクセキレイ 3羽

 マガモ 7羽

 ホシハジロ 38羽

 カイツブリ 3羽

 カルガモ 3羽

 ヒドリガモ 7羽

 ハシビロガモ 4羽

 ゴイサギ 6羽

●今日の鳥たち
 エナガ、シロハラ、キンクロハジロ、オオバン、ジョウビタキ、トラツグミ、シメ、メジロ、アオジ、シジュウカラ、カワウ、コガモ、ハクセキレイ、マガモ、ホシハジロ、カイツブリ、カルガモ、ヒドリガモ、ミヤマホオジロ、ヤマガラ、ツバメ、ハシビロガモ、モズ、ゴイサギ、ウグイス、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

■■ヤマガラ(1998.10.24 西の丸庭園)
 久しぶりのヤマガラの撮影。しばらく行動を観察してカメラを出す。ヤマガラにしては警戒心が強く、離れたところで「ツピーツピー」と鳴いている。捕えた青虫を奪い合って騒いでいる。
 ヤマガラにしては愛想のない奴だと見ていたら、上や下に飛びまわりながら近寄ってくる。よしよしと息を殺して動かずに待っていると、撮影できないほどの目前まで近づいてくる。人を気にしないのはやはりヤマガラだ。
 ピントが合わないほどに近寄ってきたり、後ろが明る過ぎたりして、撮影条件は悪いがともかく撮っておかなくては。
 将来いつでも普通に見られるようになるのか、それともその反対になるのか分からない。ともかく記録しておかなくては。
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