大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

11/30 超珍鳥 ウタツグミ出現!!

2017年11月30日 | Weblog
 大阪城公園に、ウタツグミがやって来た。

 今日はウタツグミだけに絞って観察撮影するつもり。歩き回るのでなく一か所にとどまって出るまで待つ覚悟。寒いかもと熱い目の湯割りを携帯ポットに入れて持参。

 今日もいてくれ! と祈る気持ちで市民の森に着くと20人程度の人。
 すでに一度出て、何人かが撮影にも成功しているとのこと。

 よかった♪ またいてくれた。それならチャンスはあるだろう。

 このウタツグミ、初認は27日の夕刻に市民の森の石の水場に出てきたらしい。
 水場なら全身すっきりと観察撮影できる。その後は水場の北側の林。樹頂部付近に丸い実がたくさんなっている。

 植物は詳しくないがムクノキではないか。すぐ横の茂った暗い枝葉の中に休んで、時に出て来て採餌している様子。
 同じ辺りにシロハラ、ツグミ、ヒヨドリなどが出入りするので葉が揺れるたびに注目して双眼鏡を目に当てる。

 木々の間ではあるが運よく全身が見られ十数枚撮影成功。これで今日の目的は達した。
 すでに人出は50人くらいに増加。このまま滞在するなら、この珍鳥のこと今後全国レベルで多くの人がやってくるだろう。

 ウタツグミは全国的にも珍鳥。これまで数羽の記録しかない。
 しかし、大阪城公園では3羽目。恐るべし大阪城公園!

・1羽目は、1995年4~5月に市民の森で1羽。
・2羽目は、2015年10月に豊国神社裏で1羽。
 (詳しくは、大阪城公園の野鳥 26年間の全記録 177頁参照)

 先月にも元ヘリポート近くで、ウタツグミではと思われるものが撮影され、メールで写真を送ってもらったことがあった。
 胸や腹のハート型の斑点や黒いくちばしなど驚いた。しかし総合的にクロツグミ♀との結論に達した。

 クロツグミのくちばしは黄色と決めていたのが一番の悩む点だった。鳥の識別は難しい。それが飽きさせない理由かも。
 ニシオジロビタキに悪いが、当分はこっちに気持ちが移りそう。
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11/28 ニシオジロビタキ、キクイタダキなど。

2017年11月28日 | Weblog
 素晴らしい青空。いつもジョウ・テラス・オオサカの下を抜けて、キャッスル・ガーデンの横を通って太陽の広場東の森に入るのが最近のコース。

 ん? ここは以前どんな場所だった? 立ち止まってしばらく考える。
 林が続いていて、この辺りに通路があって・・・など。見慣れてしまうと、長年見てきたはずなのに元の様子が思い出せない。

 ニシオジロビタキは今日も飛騨の森で越冬中。十人ほどが撮影中。今日で6日目。多分このまま来春まで越冬するだろう。

 昨年のピースおおさかで越冬したニシオジロビタキに 「ジロ」 と名付けた方も。今回のニシオジロビタキには、まだ名前を付けていないと言う。
 「ジロ」 への思いがまだ抜けない様子。

 キクイタダキ、3羽が豊国神社裏。今期は本種が各地でもよく見られている。このまま越冬してくれれば、やがて低い位置にも下りてくることも多くなるだろう。それを楽しみにしている。

 オオバンは計87羽。最多は西外堀30羽。先日は100羽を超えたのに、今期は右肩上がりに一直線に増加しない。

 オオタカ成長1羽、豊国神社裏、東で観察される。

 ハイタカは飛騨の森のねぐらで2羽観察される。その後市民の森でも観察されるが、同一個体か不明。
 
 飛騨の森をねぐらとしている2羽が、どんな行動をしているのか興味がある。
 例えば、発信機を付けて、早朝にねぐら立ちしてから、どこでどんなものを捕らえて食べ、あるいは水を飲んだり、浴びたり、夕刻に再び飛騨の森に帰ってくる。その暮らしに興味がある。

 先日、孫の受験合格の祈願のため京都の北野天満宮へ出かけた。ヒヨドリやイカルの鳴き声。御土居のもみじの紅葉がみごと。
 お参りの後、近くの上七軒で昼食。いい気分になって飲みすぎた。

 さすが京都、店の女性は同志社や立命の和服姿の女子大生のバイト。運んできた料理を説明する仕草が初々しくていい。

 6年前も祈願にきて、京都駅近くで肉厚の絶品鯖寿司で飲んだ記憶がある。結局、合格祈願にかこつけて飲みたいだけかも。

 でも前回は、一応合格出来たのだから、道真さんも 「酔っぱらってるから、聞いてやらない」 なんて度量の小さい神さんではないと信じている。
 
 アトリ、豊国神社東上飛翔や修道館などで計36羽プ+。

 ジョウビタキ2羽。豊国神社東、もみじ園。

 ツグミ、西の丸庭園入口、大手前など8羽。

 シロハラ、市民の森、音楽堂西側上、豊国神社裏などで11羽。

 ウグイス、豊国神社裏、飛騨の森など3羽。

 ユリカモメ41羽。東外堀や北外堀など。

 オカヨシガモ33羽。

 ヨシガモ2羽。内堀の2羽のみ。

 ヒドリガモ55羽。

 カルガモ6羽。

 ハシビロガモ17羽。

 コガモ28羽。

 ホシハジロ85羽。

 キンクロハジロ71羽。

 今期カモが少ない。軽々に結び付けて答えは出せないが、ここ数宇大きく変わった大阪城公園の利用の仕方に関係はあるだろう。

●オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、カイツブリ、ハクセキレイ、カワウ、ユリカモメ、シジュウカラ、アオジ、シロハラ、メジロ、キクイタダキ、オオタカ、セグロセキレイ、ハイタカ、ニシオジロビタキ、ウグイス、ジョウビタキ、アトリ、ツグミ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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11/25 ニシオジロビタキ越冬中。

2017年11月25日 | Weblog
 今朝も快晴。気温は変わらないが、風が無いので昨日よりずっと快適。

 ニシオジロビタキ1羽、飛騨の森に滞在中。十数人が観察撮影。

 キクイタダキ、豊国神社東、飛騨の森で計4羽。

 アトリ、市民の森石の水場に2羽、豊国神社東20羽+、飛騨の森5羽。

 ツグミ、市民の森、梅林南側上桜広場、飛騨の森ほか4羽。

 シロハラ、市民の森、音楽堂西側上ほか7羽。市民の森では地面に飛び降りてくる。地面では今期初。

 アオジ、音楽堂西側上、梅林、飛騨の森、豊国神社裏で10羽。

 ウグイス、音楽堂西側上、飛騨の森で3羽。

 ジョウビタキ、音楽堂西側上、飛騨の森で2羽。今期本種が少ないのは何故。

 モズ、音楽堂高鳴き。

 ハイタカ、飛騨の森ねぐら2羽。音楽堂西側上で、ひでキングと立ち話していると上空を通過。

 オオタカ成鳥、西の丸庭園、豊国神社東など。

 オオバン109羽、100羽超える。最多は西外堀46羽。昨年100羽を超えたのが2016年11月13日だった。

 セグロカモメ、第二寝屋川1羽飛翔。

 ユリカモメ、東外堀、北外堀、第二寝屋川で計31羽。

 カイツブリ2羽、東外堀。

 セグロセキレイ1羽、南外堀など。

 キセキレイ1羽、南外堀など。

 ハクセキレイ、各所で8羽。

 オカヨシガモ、47羽。最多は内堀32羽。
 
 ヨシガモ、南外堀、内堀で6羽。

 ヒドリガモ62羽。最多は内堀22羽。昨日に比べ1/2に。西外堀は激減8羽、何かあっのただろうか。尋常ではない減少。

 カルガモ、人工川、西外堀で8羽。

 ハシビロガモ41羽、最多北外堀18羽。

 今期はカモの変化が大きい。特に今日の西外堀のヒドリガモ、どうなったんだろう。基本的には餌の関係だろうと思っているが。

 かつてヒドリガモは、1シーズンの延べ観察数で5番目くらいに少ないカモだった。ホシハジロとキンクロハジロが圧倒的に多かったように変わっていくのだろうか。

 ちなみに、1シーズンの延べ観察数で、最も多かったカモは何か? (詳細は、大阪城公園の野鳥 26年間の全記録 25ページ)

・1993-94年の冬期間 ホシハジロ
・1994-95年の冬期間 ホシハジロ
・1995-96年の冬期間 ホシハジロ
・1996-97年の冬期間 ホシハジロ
・1997-98年の冬期間 ホシハジロ
・1998-99年の冬期間 ホシハジロ
・1999-00年の冬期間 ホシハジロ
・2000-01年の冬期間 ホシハジロ
・2001-02年の冬期間 ホシハジロ
・2002-03年の冬期間 ホシハジロ
・2003-04年の冬期間 キンクロハジロ
・2004-05年の冬期間 キンクロハジロ
・2005-06年の冬期間 キンクロハジロ
・2006-07年の冬期間 キンクロハジロ
・2007-08年の冬期間 キンクロハジロ
・2008-09年の冬期間 キンクロハジロ
・2009-10年の冬期間 ヒドリガモ
・2010-11年の冬期間 キンクロハジロ
・2011-12年の冬期間 キンクロハジロ
・2012-13年の冬期間 キンクロハジロ
・2013-14年の冬期間 ヒドリガモ
・2014-15年の冬期間 ヒドリガモ
・2015-16年の冬期間 ヒドリガモ

 ここ3年間はヒドリガモの天下であるのがよく分かる。しかし最近の様子では逆転する可能性もありそう。戦国時代の覇権争いみたい。

 今期はどうなるんだろう。こんな表やグラフを眺めていると酒がすすむタイプ。わくわくする。ただし数学や統計はさっぱりだめなのに。
 

●オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、カイツブリ、ユリカモメ、カワウ、ツグミ、シロハラ、アトリ、シジュウカラ、アオジ、ウグイス、オオタカ、セグロセキレイ、キセキレイ、ハイタカ、ジョウビタキ、モズ、キクイタダキ、ハイタカ、ハクセキレイ、ゴイサギ、メジロ、セグロカモメ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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11/24 はるばるヨーロッパから、ニシオジロビタキ飛来!

2017年11月24日 | Weblog
 快晴で気持ちいいが、朝は風が強くてやや寒い。

 昨日、飛騨の森にニシオジロビタキが出たと聞いていたので、今日はそれを観察するのが楽しみ。
 もしも、オジロビタキなら!・・・ちょっとそんな思いも。

 飛騨の森に着くと十数人が観察撮影中。ヨーロッパからの珍客ニシオジロビタキだった。大阪城公園では、今回で15羽目の飛来になる。もう珍客とは呼べないか。

 28年間で15羽。多いと思うか、少ないと思うか。

 一方、ヨーロッパに比べるとずっと近いシベリアから来るオジロビタキは、過去わずか1羽のみ。何故、遠いヨーロッパからの方が圧倒的に多いのか、いまだに釈然としない。

 今回も、このまま来春まで越冬してほしい。

 豊国神社南東の南外堀沿いでキクイタダキ1羽が観察撮影された。その後豊国神社裏で1羽、同じ個体が移動してきたのか。

 紅葉した葉とともに撮影できればよさそう。

 第二寝屋川でセグロカモメ2羽。1羽は何かを見つけたように着水。

 ユリカモメは、東外堀3羽、第二寝屋川上を群れて旋回34羽。

 オカヨシガモ37羽。最多は内堀33羽。

 ヨシガモ12羽。最多は内堀9羽。

 ヒドリガモ134羽。最多は内堀45羽。

 マガモ2羽、西外堀。

 カルガモ6羽、人工川。

 ハシビロガモ24羽。北外堀16羽。

 コガモ南外堀14羽。

 ホシハジロ79羽。最多は北外堀64羽。

 キンクロハジロ79羽。最多は北外堀47羽。

 オオバン80羽。最多は西外堀33羽。

●オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ユリカモメ、カイツブリ、アトリ、シジュウカラ、キクイタダキ、オオタカ、ハイタカ、ハクセキレイ、ジョウビタキ、ニシオジロビタキ、ゴイサギ、セグロカモメ、メジロ、ルリビタキ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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11/21 紅葉にカモたち。

2017年11月21日 | Weblog
 もみじ園も紅葉している。園内のイチョウもサクラも。年によって鮮やかさは違う。今年はまずまず。

 以前、紅葉の最も美しい場所はと紹介されていたのが京都の永観堂だった。TVや本の写真で見たことがあるが、実際に出かけたことはない。

 紅葉の名所、京都は混雑する。私の好みではない。静かにゆっくり紅葉を愛でたい。

 音楽堂西側上の藤棚の近くで、半逆光に美しい紅葉が輝く枝があった。
 ここにシジュウカラでもメジロでもいい。スズメでもいい。やってきたら撮影しようと待ってみたことがあった。

 何度か期待する時もあったが、結局思った枝にとまらなかったので撮影できず。
 素晴らしい野鳥写真は、その写真から鳥を除いても見事な写真だと読んだことがある。

 もちろんその写真の目的にもよるが。

 オオバンは、東外堀13、南外堀2、西外堀34、内堀18、北外堀7。今秋は日々変化が大きいように思う。

 ジョウビタキ飛騨の森、梅林で2羽。
 例年なら、まだジョウビタキの多い時期だが、今年は少ないように思う。他の地域で定点観察されている方、今秋はどうだろう。

 多分大阪城公園と同じような結果が出ているのでは。

 キクイタダキ1羽、豊国神社南東側。今期ジョウビタキと反対に本種が多いようだ。

 オカヨシガモ23羽。内堀。

 ヨシガモ6羽。南外堀・内堀。

 ヒドリガモ89羽。最多は西外堀25羽。西外堀は減少傾向。多分水草減少の影響。

 ハシビロガモ21羽。最多は北外堀14羽。本種はまだ少ない。

 コガモ28羽、南外堀。

 ホシハジロ71羽。最多は北外堀65羽。

 キンクロハジロ59羽。最多は北外堀36羽。

●オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、ユリカモメ、ハクセキレイ、シロハラ、メジロ、モズ、シジュウカラ、アオジ、キクイタダキ、ツグミ、ウグイス、アトリ、ジョウビタキ、ハイタカ、カイツブリ、カワウ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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11/20 寒い朝。オオタカ・ハイタカ・ルリビタキ。

2017年11月20日 | Weblog
 今期初めてセーターを着た。ニュース映像などで、東北や北海道での雪の様子を見せられたから。
 そのおかげで観察中に寒いと思ったことはなかった。しかし観察終了時のビールは焼酎に変えた。

 ベンチで飲んでいると、おでんの中に落ちてきた黄色く色付いた葉、箸でつまんで取りだした。葉脈がはっきり見える。葉の端の一部は暗い茶色に変色している。

 左右は桜の木々。春には飲んで歌って騒いで人があふれていた場所。
 落ち葉をつまんだまま立ち上がり、前の川に捨てた。黄色い落ち葉は護岸につかまらず流れに落ちた。

 みどりのリズムの東側でルリビタキの♀型1羽。落ち着いた感じではなかった。

 市民の森の石の水場、待っていたカメラマン2人に聞くとアトリが8羽下りてきたそうだ。少し立ち話。
 京都御所のバードバスも行かれてみてはと勧める。

 オオタカ1羽、玉造口で観察されている。
 
 前回オオタカについて 「種の保存法」 希少種の指定解除の事を書いた。酔っぱらって書いたせいか、ちょっと誤解されたようなメールがあったので・・・。

 オオタカの 「種の保存法」 希少種の指定は解除されたが、すべての法的な規制がなくなって  「何でもあり」 になったのではない。

 今後は 「鳥獣保護法」 によって守られることになる。これは元々 「狩猟法」 だった。
 本来の目的や意味合いが違う。それでも何度かの改正を経て 「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」 となった。

 都道府県が条例で定めることになる。

 年輩の方なら覚えておられるだろう。愛知万博の際、オオタカの営巣が確認されたため、あえて計画を大幅縮小して自然を守った愛知県の 「海上(かいしょ)の森」
 
 種の保存法による希少種の指定があったからこそであった。(生息地の所有者は希少種の保存に留意しなければならない)

 今後、都道府県の条例でそこまで厳しくできるだろうか。万博を派手に打ち上げて成功させたい県の部局と、オオタカを守るべき部局。

 どう考えてもオオタカ保護の部局が負ける。自然保護より大きな目玉事業を成功させたい。

 辛いけれど負ける。もし今なら 「海上(かいしょ)の森」 は万博会場となって消えていただろう。オオタカの営巣地とともに。
 種の保存法の希少種 指定解除はそう言う意味。

 ハイタカは、飛騨の森で2羽。ねぐら立ち。変わらず。

 カワラヒワ、一番やぐら、豊国神社裏で3羽。

 キクイタダキ2羽、豊国神社裏。

 エナガ9羽、豊国神社裏。シジュウカラ・メジロと混群。

 アオジ音楽堂西側上,修道館裏、豊国神社裏などで7羽。

 オオバンは合計88羽。最多は西外堀39羽。

 ユリカモメが2羽、東外堀に浮かぶ。

 オカヨシガモは50羽、最多は内堀34羽。

 ヨシガモは2羽。

 ヒドリガモは114羽。最多は西外堀49羽。

 カルガモは6羽。

 ハシビロガモは16羽、最多は南外堀8羽。

 コガモ南外堀14羽。

 ホシハジロ80羽。最多は北外堀75羽。

 キンクロハジロ76羽。最多は北外堀46羽。

 内堀は御座船なる観光舟が走るようになって、カモは激減してしまった。西の丸庭園側はほとんどゼロ。
 かろうじて蓮如上人側に見られるのみ。

 梅林側にヨシガモやオカヨシガモが合わせて100を超える数が見られていたのだが。
 はるか数千キロも先のシベリアなどから、日本海を渡ってやってきたカモたちの休む場所を確保してやりたいと願うが・・・。

◎オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、ユリカモメ、ハクセキレイ、モズ、ルリビタキ、アトリ、ツグミ、シロハラ、ウグイス、カワラヒワ、キクイタダキ、オオタカ、ハイタカ、エナガ、アオジ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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11/17 こんな時期に サンショウクイ!! 

2017年11月17日 | Weblog

 梅林の横を内堀のカモを観察しながら歩いていると、自転車に乗ったさかなやさん。

 先ほど市民の森で立ち話して分かれたところだった。
 「市民の森でサンショウクイがいた!」 と 

 えー。こんな時期に。珍しい。夏鳥なので今ごろは南に旅立ったはずだが。
 数人が鳴き声も姿も確認しているらしい。

 こんな時期にサンショウクイ! 亜種リュウキュウサンショウクイか? そこまで確認はできなかったらしいが。
 額の白や黒がはっきりしていて、亜種サンショウクイ♂?

 こんな遅い時期の記録があったか帰宅後調べてみると、最も遅い通過は2012年10月22日に梅林南側上桜広場で3羽観察されたのがもっとも遅い記録であった。
 11月の観察は初めてである。

 沖縄復帰の森の横を歩いていると変な鳴き声がする。何だ? 鳥見人は分からない声が聞こえると反射的に注意が向く。
 「マリー・マリー」 の声も。

 女性が私の方に歩いてきて、チラシを差し出しながらこの子を探しています。
 ”迷子 ヨウム さがしています” 
 
 ヨウムは輸入されたオウムやインコの仲間。私は基本的に野鳥を飼うのは反対だ。
 しかし、我が子を探すような彼女の真剣で必死な表情に、気を付けておきます。ブログにも書いておきます。と返事。

〇 ヨウム 名前はマリー
〇 ハトくらいの大きさ
〇 全身灰色
〇 尾羽は赤

 見られた方や、話を耳にした方は、
 麻生 (090-4035-9406) まで電話をよろしくお願いします。

 飛騨の森のハイタカ。今日も2羽がねぐらから飛び立った。
 やがて1羽が戻ってきて、とまったまま落ち着いている。カメラマンなど十数人が観察撮影。

 オオタカ成鳥、今日も見られている。もみじ園上を通過。
 オオタカは、以前からこのブログで時々ふれていたが、種の保存法に基づく国内希少野生動植物種(希少種)の指定が9月21日に解除されている。

 確かに増えているのは事実。大阪城公園でもこれだけよく見られるようになった。でもそれだけではないと思いがあるが、感情だけでなく勝てるだけの理論武装ができていない。

 何年間も専門家や学者が検討してきたことは分かっている。
 私にできることは、大阪城公園のオオタカが今後どう変化するか観察記録するだけだ。

 以前観光バス旅行で、ガイドさんが
 「この道は大きく曲がっていますが、本来は右に見える丘を真っ直ぐ通る予定でした。しかしオオタカが生息しているとの理由で野鳥の会が反対し、このような曲がった道になりました」

 私は後ろの席で 「ちーがーうーだーろー」 と心の中で叫びました。
 オオタカを保護することは、その生息地の環境を保護すること。環境を保護することは他の生物もろとも保護すること。
 そして、それは人の暮らす豊かな環境を守ること。

 つまり、オオタカを保護しようということは、自分や家族や子や孫、人々の豊かな暮らしを守ろうと言っているのだ。オオタカはその指標のひとつ。

 あーあ。また酒がすすんで、大阪城の野鳥から違う方へ進んでしまう。
 急いで今日の観察結果を書かないと眠たくなってくる。

 ルリビタキ♀型1羽、市民の森。

 アトリ、市民の森、修道館裏で計8羽。少なくなった。

 アオジが、梅林南側、音楽堂西側上、一番やぐらなどで12羽。

 アカハラ3羽が市民の森で、石の水場にも下りてきたと。

 オオバン 85羽、東外堀15・南外堀5・西外堀37・内堀14・北外堀14

 オカヨシガモ36羽

 ヨシガモ3羽

 ヒドリガモ127羽。

 カルガモ3羽。

 ハシビロガモ17羽。

 コガモ24羽。

 ホシハジロ73羽。

 キンクロハジロ36羽。

◎オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、メジロ、アトリ、アオジ、ツグミ、シロハラ、アカハラ、ハイタカ、オオタカ、シジュウカラ、ジョウビタキ、ウグイス、カワウ、サンショウクイ、ルリビタキ、ユリカモメ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ユリカモメ。

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11/15 ルリビタキやキクイタダキなど。ふと昔を思い出し・・・

2017年11月15日 | Weblog
 工事の囲いが取れて、全体が見えるようになった 「キャッスル ガーデン OSAKA」 の横を通る。結婚式場だと聞いている。豪華なシャンデリアに総ガラス張りの部屋が見える。披露宴というかパーティーの会場か。

 すぐ横に繋がる 「ジョウ・テラス オオサカ」 そして本丸の 「ミライザ」 次々と新しい施設がオープンしている。

 昔からの大阪城を知っている私にすれば、変わったなー! ただ驚き。
 
 何度かこのブログでも書いたのでご存知かと思うが、東外堀は広場だった。柵も何もなく雨が降れば水たまりができて、そこにレンジャクが下りてきて飲水や水浴びしていた。

 元射撃場は上から見ると、大阪府警の警察官がピストルを撃っていた。映画でなく本当に銃を撃つのを見たのはここでしかない。

 元ヘリポートには、ヘリコプターが離着陸していた。数十メートル前なので爆音や風などかなりの迫力があった。
 この音で普段植え込みで行動するコマドリが、あわてて数メートル上の枝に飛び出したこともあった。

 以前は城南地区から梅林の坂を通って、京橋口までの道は車で自由に通行できた。
 やがて入口ゲートが出来て規制された。今だから言うと顔見知りになって車で自由に入れた。

 夜間は開放されていた。カモの夜間調査するため、酒やつまみを用意して、日没に車で城南地区に入って車中泊。
 飲みながら時間待ち、30分おきに朝までカモのカウントしたのも懐かしい思い出。今では車で絶対に入れない。

 こんな事を書きだしたらきりがない。
 歳を取ると昔話が増えると言われる。確かにそうかも知れない。

 私の場合は、もう一つ。大阪城公園の記録を本にまとめ、燃え尽き症候群になっている。

 まったく白紙だが、大阪城公園の記録をそろそろ止めようかと頭に浮かぶことがある。
 かってそんな事は片隅にもなかった。ただひたすら大阪城公園に通って記録した。迷いも何もなく。
 鳥友から80歳でもう一度本を!と言われたが、気力でも体力でも、今はとても考えられない。

 ハイタカのねぐら入りやねぐら立ち。大将の観察におんぶしているが、昔の私ならすべて自分が出かけて観察した。早朝に早く家を出て仕事前に観察・記録しただろう。

 今の方が時間の余裕があるのに、出かけずに頼ってしまう。大阪城公園の野鳥への燃えたぎる炎が小さくなったのか。

 今も飲みながらパソコンに向かっているが、酒のせいではないと思う。大阪城公園の記録28年目。当時から酒飲みは変わらない。

 ただし、昔は飲んで、さー!やるぞ! 今は、ちょっと待って、もう一杯飲んでから。

 今すぐこのブログを閉鎖するという事ではありません。
 時に、そんな思いが頭をよぎるという事です。もう28年間も続けているんですから・・・・。


 一番やぐらの前でルリビタキ♀型1羽。なかなかツツジの植え込みから出てこない。

 キクイタダキは飛騨の森で1羽。樹冠部を休まず採餌移動。

 メボソムシクイ(オオムシクイ)は豊国神社裏で2羽。

 市民の森からもみじ園上を、沖縄復帰の森へハイタカ1羽がゆっくり飛ぶ。

 セグロカモメが1羽、第二寝屋川を下流へ飛ぶ。今期初認か? 前に誰かが見たと聞いたような気も。

 それにしても、いよいよカモメたちの季節。
 夏の海、ヨットにカモメ。一般の人はカモメと言えば夏を連想する。カモメは冬なのに。

 オオバンは合計94羽。いよいよ100超えが近付いてきた。昨年の100羽超えは11月13日。

 オカヨシガモ20羽、最多は内堀12羽。

 ヨシガモ内堀5羽。

 ヒドリガモ83羽、最多は北外堀21羽。

 カルガモ西外堀4羽。

 ハシビロガモ32羽、最多は北外堀14羽。

 コガモ南外堀22羽。

 ホシハジロ66羽、最多は北外堀46羽。

 キンクロハジロ50羽、最多は北外堀35羽。

◎オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、エナガ、メジロ、カイツブリ、ハイタカ、ハクセキレイ、ルリビタキ、ジョウビタキ、シジュウカラ、メボソムシクイ(オオムシクイ)、キクイタダキ、ゴイサギ、シロハラ、カワウ、アオサギ、セグロカモメ、アトリ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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11/13 悲しい出来事 。。T。。

2017年11月13日 | Weblog
 今朝、市民の森に着くと、ハイタカがカラスに襲われたと。示す指の先の林床には散らばった羽。
 近づいて見てもよく分からない。頭部も体も無い。かろうじて風切り羽が。

 9時前の事だったそうだ。見た時にはすでにほとんど食べられた後だったと。
 撮影した写真を見せてもらうと、両翼と尾羽は揃っているが体は無い。

 これが、飛騨の森をねぐらにしている個体なのか?
 大将の観察で今朝のねぐら立ちは

 2号 6時17分
 3号 6時13分

 その後3号は確認できていたが2号は不明とのこと。市民の森のこのハイタカが2号の可能性もある。
 夕刻に2号が、ねぐらに戻ってこなければ、多分これが2号だろう。
 大将の観察結果を待つのみ。

 ただ、2号だったとしても、そうでなかっても、今朝ハイタカが1羽カラスに襲われて死んだのは変わらない。
 悲しい、事実。

 私の観察では、カラスに襲われるのは若い個体が多い。数羽のカラスに追われて逃げ惑い、時に突かれ、弱みを見せるとますます嵩にかかって攻撃する。
 カラスの群れの激しい攻撃に対応できないのだろう。

 夕刻のねぐら入り、大将の観察結果を待つしかないが、私の推定では別個体ではないかと思う。
 2号は昨年から観察されている。カラスに対してそれなりの対応はできると思う。

 シロハラ3羽、太陽の広場東の森、市民の森。

 アトリ3羽、市民の森、豊国神社裏。

 モズもみじ園、高鳴き。

 コゲラ2羽、元ヘリポート。メジロ、シジュウカラと混群。

 カワラヒワ2羽、南外堀沿い。

 ルリビタキ♀型1羽、修道館西。

 アオジ六番やぐら。

 アオバト飛騨の森1羽。

 ゴイサギ 1羽北外堀。

 ハシビロガモ28羽、最多は北外堀24羽。

 ヒドリガモ141羽。最多は西外堀68羽。

 ホシハジロ57羽。最多は北外堀49羽。

 キンクロハジロ51羽。最多は北外堀38羽。

 コガモ南外堀7羽。

 ヨシガモ内堀10羽。

 マガモ西外堀2羽。

 カルガモ西外堀4羽。

 オオバン74羽、最多は西外堀29羽。

 夕刻大将から連絡あり。ハイタカの2号・3号は、17時11分ねぐら入りしたと。
 とりあえず一安心というか・・・・。予想通り、市民の森で死んだのは別のハイタカだった。

 ハイタカの体も頭も無くなっていたので推定だが、今春に生まれた若いハイタカだろう。秋になって親のところから、自分の世界を探そうと旅立った。

 着いたところが運悪く都市の公園。ハシブトガラスの生息密度が異常に高い。人の出すゴミのせいだが。
 集団で激しく追われ、攻撃されて対応できず大阪城公園で死を迎えた。正直。残念。

◎シロハラ、アオバト、アトリ、モズ、メジロ、シジュウカラ、コゲラ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ルリビタキ、アオジ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハイタカ、マガモ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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11/10 キクイタダキ や ルリビタキなど。

2017年11月10日 | Weblog
 雲一つない青空。オオバン増えた!

 大阪城公園駅前では 「森ちゃんのラーメンフェス」 のテントが並ぶ。今日の11時からオープン。読売TVすまたん の企画だ。横を通ると美味しそうな出汁のにおいが漂う。

 ラーメンは大好きだが、糖尿の関係で控えている。それだけでなく年齢の関係だろうか、麺類の好みが変化した。

 若い頃は、油ギトギトの食べごたえあるラーメンが一番だった。汁まで全部飲み干した。そのうち、うどんが美味しくなる。
 昼食に同僚たちと 「丼とうどん」 定食をよく食べた。腹も大きくなったし実に旨かった。
 でも今は、好みが変わってしまった。ラーメンもうどんも食指が動かない 「そば」 が一番。

 軽くあてをつまんで一杯飲んだあと、ざるそばをすする。これがいい!
 
 市民の森の石の水場には、アトリの群れが集まっている18羽。大阪城公園に来た時は、とりあえずこの水場で待っているのがいい。

 アトリは当然、シジュウカラ・メジロなどもよくやってくる。

 以前、ここで撮ったキクイタダキが一番よかったと聞いた。枝葉の中を動き回るより、飲水・水浴に下りてくるのだから、実に見やすく撮影しやすい。
 見上げての撮影でないから、当然頭の 「菊」 もすっきり見える。

 今日のキクイタダキは、一番やぐらと飛騨の森で。ともに1羽か。 

 シロハラは、みどりのリズムで1羽。

 ジョウビタキは、もみじ園で♂。

 ルリビタキは、飛騨の森で♂と♀の2羽。モニターで見せてもらうと、♂はきれいな成鳥だった。

 飛騨の森でメボソムシクイ(オオムシクイ)

 オカヨシガモ20羽、最多は内堀12羽。

 ヒドリガモは118羽。最多は西外堀51羽。

 カルガモは西外堀5羽。

 ハシビロガモは23羽。最多は北外堀17羽。

 コガモは南外堀12羽。

 ホシハジロは、55羽。最多は北外堀53羽。

 キンクロハジロは71羽。最多は北外堀37羽。

 ◎オカヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、シジュウカラ、シロハラ、オオバン、ハクセキレイ、アトリ、ジョウビタキ、アオジ、カイツブリ、モズ、キクイタダキ、ルリビタキ、メボソムシクイ(オオムシクイ)、カワウ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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