梅林の横を内堀のカモを観察しながら歩いていると、自転車に乗ったさかなやさん。
先ほど市民の森で立ち話して分かれたところだった。
「市民の森でサンショウクイがいた!」 と
えー。こんな時期に。珍しい。夏鳥なので今ごろは南に旅立ったはずだが。
数人が鳴き声も姿も確認しているらしい。
こんな時期にサンショウクイ! 亜種リュウキュウサンショウクイか? そこまで確認はできなかったらしいが。
額の白や黒がはっきりしていて、亜種サンショウクイ♂?
こんな遅い時期の記録があったか帰宅後調べてみると、最も遅い通過は2012年10月22日に梅林南側上桜広場で3羽観察されたのがもっとも遅い記録であった。
11月の観察は初めてである。
沖縄復帰の森の横を歩いていると変な鳴き声がする。何だ? 鳥見人は分からない声が聞こえると反射的に注意が向く。
「マリー・マリー」 の声も。
女性が私の方に歩いてきて、チラシを差し出しながらこの子を探しています。
”迷子 ヨウム さがしています”
ヨウムは輸入されたオウムやインコの仲間。私は基本的に野鳥を飼うのは反対だ。
しかし、我が子を探すような彼女の真剣で必死な表情に、気を付けておきます。ブログにも書いておきます。と返事。
〇 ヨウム 名前はマリー
〇 ハトくらいの大きさ
〇 全身灰色
〇 尾羽は赤
見られた方や、話を耳にした方は、
麻生 (090-4035-9406) まで電話をよろしくお願いします。
飛騨の森のハイタカ。今日も2羽がねぐらから飛び立った。
やがて1羽が戻ってきて、とまったまま落ち着いている。カメラマンなど十数人が観察撮影。
オオタカ成鳥、今日も見られている。もみじ園上を通過。
オオタカは、以前からこのブログで時々ふれていたが、種の保存法に基づく国内希少野生動植物種(希少種)の指定が9月21日に解除されている。
確かに増えているのは事実。大阪城公園でもこれだけよく見られるようになった。でもそれだけではないと思いがあるが、感情だけでなく勝てるだけの理論武装ができていない。
何年間も専門家や学者が検討してきたことは分かっている。
私にできることは、大阪城公園のオオタカが今後どう変化するか観察記録するだけだ。
以前観光バス旅行で、ガイドさんが
「この道は大きく曲がっていますが、本来は右に見える丘を真っ直ぐ通る予定でした。しかしオオタカが生息しているとの理由で野鳥の会が反対し、このような曲がった道になりました」
私は後ろの席で 「ちーがーうーだーろー」 と心の中で叫びました。
オオタカを保護することは、その生息地の環境を保護すること。環境を保護することは他の生物もろとも保護すること。
そして、それは人の暮らす豊かな環境を守ること。
つまり、オオタカを保護しようということは、自分や家族や子や孫、人々の豊かな暮らしを守ろうと言っているのだ。オオタカはその指標のひとつ。
あーあ。また酒がすすんで、大阪城の野鳥から違う方へ進んでしまう。
急いで今日の観察結果を書かないと眠たくなってくる。
ルリビタキ♀型1羽、市民の森。
アトリ、市民の森、修道館裏で計8羽。少なくなった。
アオジが、梅林南側、音楽堂西側上、一番やぐらなどで12羽。
アカハラ3羽が市民の森で、石の水場にも下りてきたと。
オオバン 85羽、東外堀15・南外堀5・西外堀37・内堀14・北外堀14
オカヨシガモ36羽
ヨシガモ3羽
ヒドリガモ127羽。
カルガモ3羽。
ハシビロガモ17羽。
コガモ24羽。
ホシハジロ73羽。
キンクロハジロ36羽。
◎オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、メジロ、アトリ、アオジ、ツグミ、シロハラ、アカハラ、ハイタカ、オオタカ、シジュウカラ、ジョウビタキ、ウグイス、カワウ、サンショウクイ、ルリビタキ、ユリカモメ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ユリカモメ。