大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

ジュウイチ 到着で~す ♪ 2019.4.29

2019年04月29日 | Weblog
 渡りの時期は本当に楽しい。わくわくする。

 大阪城公園に着くとすぐに出会った鳥友から、市民の森でジュウイチと聞く。市民の森では十数人が木々を見上げて探している。

 何人かは声だけでなく、姿を見たり撮影したりしたと。大阪城公園で、トケンの中ではカッコウとともにジュウイチは観察撮影が難しい。出合えたら幸運。きっといいことが。

 高校生U君と音楽堂西側上へ向かうと、コルリの素晴らしいさえずり♪ しかも下の植え込みでなく樹上から聞こえる。
 コルリは3メートル上の小枝でさえずっていた。しかもフレンドリー。二人を全く気にすることなくさえずり続ける。

 枝にとまってさえずるコルリは記憶ないなーと。随分昔に戸隠で見た覚えはあるが。帰宅して早速 「大阪城公園の野鳥 26年間の全記録」 を開くと過去3回の観察記録が。・・・そうだったのか! アルコールと齢の影響か、なさけないが仕方ない。
 逆に言えば、記憶でなく記録しておいた結果と言える。

 コルリは他に天守閣東側配水池と飛騨の森で、合計3羽。

 キビタキは、♂6・♀2の計8羽 豊国神社裏では久しぶりに 「ツクツクボウシ」 のさえずりを耳にする。
 飛騨の森では、低い木を飛び回っていたので、観察撮影とも良好。可愛い奴だった。

 クロツグミ♂2羽 天守閣東側配水池。

 オオヨシキリ1羽 天守閣東側配水池。一昨日から滞在中で3日目。

 ツバメ8羽 各所の計。

 コサメビタキ2羽 豊国神社裏と飛騨の森。

 センダイムシクイ1羽 梅林。

 エゾムシクイ1羽 梅林。

 アオバト 市民の森。

 アオサギ2羽 上空通過。

 アカハラ8羽 音楽堂西側上、城南地区、一番やぐらほか、今期は本種が多い。

 ツグミ 3羽 城南地区、音楽堂西側上、太陽の広場東の森。

 モズ 2羽 人工川。

 カワラヒワ3羽 太陽の広場東の森、飛騨の森。

 エナガ2羽 京橋口。

 コゲラ2羽 太陽の広場東の森ではドラミング繰り返す。梅林の営巣では既に巣立ちした様子。

 ヤブサメ1羽 梅林。

 アオジ1羽 梅林。

 オオルリ♂1羽 人工川。
 
 キンクロハジロ13羽 南外堀。

 カルガモ9羽 空堀飛翔、北外堀上、第二寝屋川。

 ヨシガモ♂♀ 内堀。

 オカヨシガモ♀1羽 内堀。

 ゴイサギ1羽 内堀。

 コサギ 内堀と人工川。

 その他詳細不明も、天守閣東側配水池でコルリとノゴマ、飛騨の森でルリビタキ♀型との情報。

●今日の観察種。
 コゲラ、キビタキ、アオバト、アオサギ、コルリ、クロツグミ、オオヨシキリ、アカハラ、ツバメ、ジュウイチ、ツグミ、モズ、キンクロハジロ、カルガモ、コサメビタキ、センダイムシクイ、エゾムシクイ、カワラヒワ、エナガ、カワウ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ゴイサギ、コサギ、ヤブサメ、アオジ、オオルリ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

◆◆ジュウイチ (1997.5.4 西の丸庭園)
 「ジュウイチーイ、ジュウイチーイ」市民の森に激しい声。声を頼りに探し回り真下にたどり着く。木の周りを首が痛くなるほど見上げながら十数回も回るが分からない。声だけは聞こえるのに。やがて見上げる樹間を鳥影が動き離れた所に声が移る。
 他の場所からも声が聞こえる。今期はジュウイチの当たり年。姿を見るのも難しい種。撮影は困難と思えるジュウイチをこの機会にぜひ撮影したい。
 西の丸庭園にも出ていると無線で連絡をいただいているが、どちらがよりよい条件か分からない。そちらに向かった後でよく見える場所に出てくることもあるので躊躇する。
 撮影の成否はこれまでの経験と勘。あとは運だけしかない。失敗すれば数年後に合えるかどうか分からない。ここに留まるか西の丸庭園に向かうか厳しい選択を迫られる。
 全国の連絡網で行動すればいずれ撮影できるだろうが、大阪城公園で撮影しなければならない。大阪城公園には飛来が少ないので風まかせ運次第。実にくだらない事を本気でやっている。
 自然を相手にすることはすべて一緒だ。人事を尽くしてジュウイチを待つ。
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コルリ・コマドリ・サンショウクイ・・・ 2019.4.27

2019年04月27日 | Weblog
 風の強い日だった。夏の服装で出かけたのでちょっと肌寒い。鳥は種々出たので悪くない日。
 昨日は太陽の広場東の森と飛騨の森にヨタカが出たが、今朝は見当たらない。しかしこの時期は、種々の鳥が通過するのが楽しみ。
 
・センダイムシクイ 8羽 太陽の広場東の森、みどりのリズム、市民の森、音楽堂西側上、沖縄復帰の森、飛騨の森など。各所で鳴き声も。

・エゾムシクイ 4羽 みどりのリズム、音楽堂西側上、西の丸庭園、飛騨の森など。

・キビタキ♂2羽 みどりのリズム、飛騨の森。みどりのリズムでは盛んにさえずる。

・コマドリ3羽 市民の森、太陽の広場東の森、飛騨の森。

・クロツグミ2羽 ♂市民の森、弓道場。市民の森ではさえずりも。

・コルリ♂2羽 愛の森、音楽堂西側上。音楽堂西側上では軽やかにさえずる。愛の森では十数人のカメラマンが撮影中。

・オオルリ♂2・♀2 音楽堂西側上、飛騨の森。

・サンショウクイ1羽 沖縄復帰の森。

・コサメビタキ1羽 飛騨の森。

・ツバメ14羽 西外堀、空堀。

・アオジ5羽 音楽堂西側上ほか。

・シロハラ2羽 

・アカハラ12羽 みどりのリズム、二番やぐら跡、市民の森、飛騨の森。多くが大阪城公園を通過している。シロハラやツグミより多い。

・エナガ 市民の森で幼鳥と成鳥で6羽。親は黄色いアイシャドー、雛は赤いアイリング。先日三角ツツジで巣立ちしたものだろう。幼鳥は辺りを動き回っていたので正確に数えられず、実数はもっといたと。

・ツグミ2羽

・カワラヒワ2羽 太陽の広場東の森で巣材をくわえていたと。

・アオバト 7羽 市民の森で観察と。

・トラツグミ1羽 梅林。

・クロジ1羽 修道館裏♀。

・キンクロハジロ18羽。

・ヨシガモ♂♀内堀。

●今日の素敵な鳥たち。
 アオジ、センダイムシクイ、シロハラ、キビタキ、エゾムシクイ、アカハラ、エナガ、ツグミ、カワラヒワ、コマドリ、クロツグミ、アオバト、コルリ、オオルリ、シジュウカラ、メジロ、アオサギ、トラツグミ、サンショウクイ、カワウ、キンクロハジロ、モズ、カイツブリ、オカヨシガモ、ツバメ、クロジ、ヨシガモ、コサメビタキ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。


◆◆コルリ (1992.5.5 豊国神社裏)
 「ヒリリーン」と小さな鳴声が聞こえた。茂みの中を探すと下枝にとまってさえずっている青と白のスマートな姿を見つける。
 はやる心を押さえてカメラを用意していると茂みの奥に飛び込んだ。その後はツツジなどの低い植え込みの中を下枝にとまったり地表をはね歩いたりしながら採餌移動する。
 少し間を開けて鳥の動きに合わせて移動しながら観察を続けている私たちに気付いた様子。しかし許したように変わらず行動するが、日のあたるような明るい所は素早く移動する。
 同時期に観察したコマドリより活発で広い行動圏を持っているように思われる。一気に飛び出すと行き先を見失うこともあったが、しばらくすると再びその辺りに姿を見せた。
 このため昼食をはさんで終日彼を観察することができた。夕刻になって宝塚のM氏と娘の三人で石段に座りワンカップの酒で祝杯を交わした。私たちはコルリとの出合いの余韻を引きずったまま話し続けた。このコルリは翌日まで滞在し山へ向かった。
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サンコウチョウ到着!! 2019.4.25

2019年04月25日 | Weblog
 玄関の横の壁に緑の葉が付いている。この場所は鉢植えがあった場所。ちょっと気になったので近づいて見ると、左右対称で足や髭らしきもの。

 ガ!だ。濃い緑色に黒い柄。お見事。その時まで葉と疑わなかった。早速持参のスマホで撮影。孫にメールで送る方法を聞く。

 チョウならひでキングだろうと送信。早速ウンモンスズメというガだと返信。先の大阪城公園でも観察撮影との事。
 
 市民の森で大将に出会うと、トケンがこの辺りに飛び込んだと捜索中。

 そしてケリが鳴いて飛んでいたと。ケリは2012年以来の珍鳥だ。東大阪の環境も変化して減少。大阪府の準絶滅危惧種にもなっている。
 今後、大阪城公園で目にすることは、ますます困難になるだろう。貴重な観察。

 サンコウチョウ到着。沖縄復帰の森で♂♀観察との情報、少なくとも♂は撮影され 「ホイホイホイ」 のさえずりも数人が確認。

 音楽堂西側上の小径でコルリのさえずり♪♪ ちょうど人が通らなかったのでしばし声に聞き惚れる。涼しげで響きのある声。すばらしいー。
 今朝のコルリは音楽堂西側上2羽、飛騨の森1羽の計3羽。

 コマドリ 1羽 梅林南側上桜広場ウバメガシ。

 エゾムシクイ 8羽 みどりのリズム、市民の森、元ヘリポート、音楽堂西側上ほか各所。

 センダイムシクイ 7羽 市民の森、音楽堂西側上ほか。

 キビタキ♂10♀4の13羽。市民の森、音楽堂西側上、沖縄復帰の森、城南地区、一番やぐらほか、各所で見られた。さえずりも。

 オオルリ♂2♀3の5羽 市民の森、音楽堂西側上、飛騨の森など。

 クロツグミ♂♀ 太陽の広場東の森、市民の森。

 コサメビタキ1羽 飛騨の森。

 ヤブサメ1羽 飛騨の森。

 アオバト 1羽 市民の森で鳴き声。

 ウグイス1羽 音楽堂西側上でさえずり。

 アカハラ1羽 梅林南側上桜広場。

 シロハラ3羽 みどりのリズム、東外堀。

 カワラヒワ 梅林、水上バス乗り場。

 コゲラ1羽 梅林

 キンクロハジロ20羽 南外堀と内堀。

 ヨシガモ♂♀ 内堀。

●今日の観察種。
 メジロ、シロハラ、エゾムシクイ、キビタキ、オオルリ、アオバト、クロツグミ、エゾムシクイ、;センダイムシクイ、キビタキ、オオルリ、シジュウカラ、ウグイス、コルリ、ツバメ、キンクロハジロ、カワウ、コマドリ、アカハラ、サンコウチョウ、カワラヒワ、コゲラ、ヨシガモ、コサメビタキ、ヤブサメ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

◆◆ケ リ (2000.4.9 空堀東部
 気になっていたカメラを購入した。そのカメラはニコンF100。新発売からしばらく経つ。初期故障が出尽くして改善されてからとの意味もあるが、もう一つはやはり予算の問題。
 OCCNケーブルテレビの番組ガイド兼タウン誌「hyotan」へ、野鳥の写真とエッセイを連載していた。その原稿料が少したまったので購入を決意した。すでに数台のニコンを所有しながらなぜ購入したかは、マニュアル時のシャッター速度の設定が、1段ずつだけでなく、1/2あるいは1/3と変更できることにある。
 これまでのF801は1段ずつのみで、F90Xは1/3のみであった。まさしく帯に短し襷に長しであったのだ。その点でこの機種は切り替えることにより何れの設定も可能だ。
 さて、初めの撮影は思いに残るような鳥がいいなと漠然と考えていた。玲子さんからの無線で空堀東部にケリが下りているとのこと。
 初撮影の種としては十分以上。なにしろケリは数回の記録があるが、すべて上空を鳴きながら飛んでいるだけ。距離はあるが初回の撮影としてはこれで90%は目的をかなえている。玲子さんのおかげでF100は華々しくデビューした。
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キビタキ♀が増える。 2019.4.23

2019年04月23日 | Weblog
 6時30分頃大阪城に着く、ポケットのスマホが鳴る!あわてることはない! 先日までと違い、落ち着いて取り出す。
 指の動きは遅いが手順は分かっている。俺も最先端IT技術を使いこなしていると満足感に浸りながらメールを開くと、愛の森でツツドリ鳴くと大将から。

 指の動きから一連の動作、ただの酒飲みじじいと違う(^o^)さすが!と、自分で自分をほめる。

 ツツドリはその後、市民の森でも鳴くと。一番やぐら前を歩いていると突然ツツドリの声が大きく! 同じ個体が飛び回っているのかは分からない。別々の個体なら3羽。

 クロツグミ♂4羽 市民の森、太陽の広場東の森、みどりのリズム。今春はクロツグミが多い。早朝に行くと必ず見られる。素晴らしいさえずりも何度か聞かせてもらった。
 白と黒のモノトーンがおしゃれに見えて、好きな大型ツグミ。

 キビタキは13羽 ♂9と♀4羽。みどりのリズム、音楽堂西側上、市民の森、城南地区、教育塔裏、元ヘリポート、梅林南側上桜広場、飛騨の森その他。各所で見られる。
 少し前の渡りが始まった当時より、♀が見られるようになってきたのが変化。

 一方オオルリは今ごろ繁殖地で頑張ってるのだろう。全然見られず。鳥友から、梅林で♀1羽観察と。

 コマドリは、♂が飛騨の森、♀が梅林南側上ウバメガシ植え込み。

 エゾムシクイ2羽 音楽堂西側上。

 ツグミ4羽 みどりのリズム、城南地区、一番やぐら、梅林。

 ウグイス1羽 音楽堂西側上さえずり。

 コゲラ1羽 梅林。

 カワラヒワ10羽± 飛騨の森。

 キンクロハジロ33羽。少なくなってきた。

 ホシハジロ1羽 北外堀。ひょっとして!

 オオバン1羽 北外堀、なぜかこの1羽のみ残っている。

 北外堀のカワセミ営巣! 4/13に営巣行動が観察された。石垣の隅の土に穴が見える。4/16には巣穴の近くにとまる1羽。繁殖成功してほしいと祈る気持ち。
 観察は、対岸の麻雀場所からになる。距離はあるが巣穴もはっきり観察できる。観察・撮影とも影響なし。

 阪神タイガース早くも最下位。あーあ!といった感じ。前監督の時から打順をころころ変え過ぎちゃうか? 育てるのなら、打てなくても3カ月くらいは使い続けないと。
 誰でも波があると思う。ちょっと悪いだけで変えてたら育たないと思うけど。

●今日の観察種。
 アオジ、ツグミ、シジュウカラ、クロツグミ、エゾムシクイ、メジロ、ウグイス、キビタキ、キンクロハジロ、ツバメ、カワウ、シロハラ、コマドリ、エナガ、オオルリ、コゲラ、カワラヒワ、ホシハジロ、オオバン、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

◆◆エゾムシクイ (1966.4.28 エゾムシクイ)
 ムシクイ類は春に限る。なにしろ鳴き声がなければ区別するのが非常に困難。自分なりに多少勉強はしているが大変難しい。
 知り合った堺市のN氏にそんな話をすると、外国の文献を翻訳し、識別点を解説した資料を送ってくれた。早速フィールドガイドに書き込んで春を待った。
 この朝、飛騨の森を歩いていると「ヒーツーキー」「チヨチヨビー」の声が聞こえた。目線の高さで観察できる場所なので、よいチャンスだと待ち構えていると、2羽が近くの枝に何度か現れて動き回る。時には2羽が同じ枝で採餌する事もあって比較するには絶好の機会だった。
 しかし目前で観察できてもメモした識別点の詳細がよく分からない。色合いの違いや、眉斑の相違が区別できないのだ。今回はっきりしたことは、手に取って比べるのでなければこの程度の観察では識別できないということ。
 今後も識別点を意識して見ること、そして声で確認できた個体を多く撮影すること。当人たちでさえ声を頼りにしているのだろう。私たちに簡単に分かるはずかない。 
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みどりのリズムでクロツグミの声に癒される。 2019.4.22

2019年04月22日 | Weblog
 家の用など諸々忙しくて時間が足らない。ちょっとイライラ気分。でもこの時期大阪城公園は気になる。
 やや遅れながらも大阪城公園へ。さっと回って帰る予定。

 車を買い替えた。今の車に故障が出た時、それをきっかけにと考えていたが、13年経っても何も不具合が出ない。本当に車は丈夫になった。

 運転は後10年くらいで免許返納のつもり、そろそろ買い替えないと直前に変えても。
 車が好きで18歳で免許を取った。同期の中では1番、当時としてはかなり早い方だった。 それからトヨタパブリカ→トヨタスプリンター→ホンダライフ→ダイハツシャレード→ホンダシビック→トヨタノア→トヨタノア。と愛車遍歴。
 今回で8台目。スズキソリオ、私の人生最後の車。それぞれの車に思い出がある。車は自分の人生だった。

 かつて鳥を求めて林道や荒れ地を走った。どれだけ車中泊しただろう。スタックしたりパトカーが駆け付けたりして話のネタはいくらでもある。しかし、もうそんな鳥見はしない。最後の車はファミリーカー。

 ナンバーの希望はと聞かれたが、全く興味なく何でもいい。これまでのノアは 「9680」 だった。語呂合わせで 「苦労はゼロ」 と覚えていた。実際は悩んだり苦労したりして暮らしてきた。
 しかし、朝から酔っぱらっての面白い人生だったともいえる。酒と手をつないで、ここまで歩いてきた。

・シロハラ2羽 みどりのリズム。

・クロツグミ6羽 ♂4・♀2 みどりのリズム、太陽の広場東の森、市民の森、梅林、梅林南側上桜広場。みどりのリズムではよくさえずる。

・キビタキ4羽 ♂3・♀1 みどりのリズム、沖縄復帰の森、音楽堂西側上、梅林南側上桜広場。

・コルリ♂1羽 天守閣東側配水池。

・コマドリ1羽 梅林南側梅見坂。

・アカハラ8羽 市民の森ほか。

・コムクドリやサンショウクイが見られたとの話しも聞く、

・ツグミ3羽 梅林ほか。

・コゲラ 梅林。

・オオバン1羽 北外堀。

・ホシハジロ1羽 南外堀。

・キンクロハジロ38羽 南外堀、北外堀。

●今日の観察種
 シジュウカラ、シロハラ、クロツグミ、キビタキ、コルリ、コマドリ、コムクドリ、アカハラ、ツグミ、キンクロハジロ、オオバン、ホシハジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

◆◆アカハラ (1994.3.27 市民の森)
 平成不況などと呼ばれ失業者も増えたためか、大阪城公園にもホームレスが多くなった。
彼らが寝床にする場所は、ちょっと奥まった人目に付かないような所で、そんな所は鳥たちにとっても人間に邪魔されない居心地のいい場所なのだ。
 このアカハラが縄張りとした所も、ひとりのホームレスがテントを張って暮らしている場所だった。しかもテントのすぐ横のホームレス住人の台所だ。火を使った後の地面が黒く焼けた場所をやけに気に入っている。ミミズなどがいるとは思えない。焦げた飯のような物が捨ててあり、それを狙っているのかも知れない。
 レンズやスコープをそちらに向けていると誤解されそうなので気を使うが、その場所によく出てくるのだから困る。
 結局1度だけトラブってしまったが、かと言ってせっかくの機会を無駄にするのは辛い。
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野鳥もカメラマンもにぎわう。 2019.4.20

2019年04月20日 | Weblog
 ちょっと冷んやりする朝。私は冷感エアリズムの下着に夏のシャツ。ほぼ夏仕様。

 出会った鳥友たちは意外と厚着。ひでキングにいたっては、ネックウォーマーみたいなのまで。
 私は酒の影響で体温が高いのかもと言うと、歩くのが早いからちゃうか?とひでキング。

 今日もほどほど夏鳥など賑わって悪くない鳥見日和。

 大将と出合って立ち話や鳥情報。仕事が大変忙しいらしい。連休も仕事だと。早朝に一通り回ってから仕事に行くという。後ろ髪引かれる思いか。

・コマドリは、梅林南側上のうめみ坂♂1羽、昨日2羽が見られたところ。飛騨の森は狛犬のところ♂1羽。この個体は4/15からなので、今日で6日目になる。

・オオルリ9羽 昨日の乱舞に比べると、やや少ないが悪くはない。新緑にブルーは映える。みどりのリズム、市民の森、飛騨の森、音楽堂西側上、沖縄復帰の森などすべて♂。

・キビタキ♂11羽 みどりのリズム、音楽堂西側上、飛騨の森、梅林南側上桜広場、一番やぐらなど。1Sと思われる若い個体も目立った。

・クロツグミ♂3・♀1 太陽の広場東の森、市民の森の林床。アカハラなどとともに。石の水場にも来る。

・アカハラ11羽 市民の森林床・もみじ園。昨日から群れで入っている様子。市民の森で大型ツグミの、素敵な響きのある声が聞こえるが微妙。
 私の推定ではシロハラかアカハラ。クロツグミではないと思う。

・センダイムシクイ10羽 市民の森、音楽堂西側上、城南地区など。

・エゾムシクイ5羽 太陽の広場東の森、市民の森、音楽堂西側上、梅林南側上桜広場、飛騨の森。

 困ったことに耳がますます聞こえなくなっている。普通の会話は全く問題ない。「ヒーツーキー」 など高音がだめ。
 朝に高校生U君と出会ってしばらく一緒に歩いたが、今鳴いてる!と教えられても聞こえない。
 
・ヤブサメ 2羽 音楽堂西側上、飛騨の森。

・サンショウクイ 市民の森や梅林の上を鳴き飛ぶとの事。

・アオバト♀1羽 沖縄復帰の森。

・モズ♂1羽 人工川。

・コサメビタキ1羽 梅林南側上桜広場。

・ツバメ20羽 各所。

・モズ1羽 人工川。

・アオジ11羽 音楽堂西側上、元ヘリポート、豊国神社裏、飛騨の森ほか。

・シロハラ2羽

・ツグミ 豊国神社裏。

・チョウゲンボウ 内堀沿いの木に。

・エナガ 17羽 豊国神社裏、飛騨の森など。みどりのリズム三角ツツジでは9羽が巣立ち。飛騨の森西の丸庭園側では幼鳥3羽と親。
 飛騨の森の4/14の巣立ちに続いて2巣目の巣立ち。よかった。おめでとう!

・キンクロハジロ 54羽 南外堀、西外堀、北外堀。

・コガモ1羽 南外堀。

・ホシハジロ2羽 南外堀、北外堀。

・カルガモ2羽 飛び回る。

・アオサギ2羽 内堀と第二寝屋川。

・マガモ♂♀ 内堀。

・ハクセキレイ1羽 京橋口。

・オオバン1羽 北外堀。

・カワウ16羽 各所。

●今日の素敵な鳥たち。
 エゾムシクイ、クロツグミ、エナガ、シジュウカラ、ツバメ、メジロ、アカハラ、センダイムシクイ、モズ、オオルリ、キビタキ、アオジ、シロハラ、ヤブサメ、コマドリ、サンショウクイ、アオバト、キンクロハジロ、コガモ、ホシハジロ、コサメビタキ、カルガモ、アオサギ、ツグミ、マガモ、ハクセキレイ、オオバン、カワウ、チョウゲンボウ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

◆◆ルリビタキ (1993.3.21 豊国神社裏)
 これほど見事な配色は誰が決めたのだろうか。青と白そして脇に橙色を配した姿にひかれる。青い鳥には幸福のイメージがあって、このルリビタキがよく似合う。以前テレビドラマで、バードウオッチングをモチーフに使った大人の男女の物語があったが、その中で幸福の青い鳥として使われていた。
 色合いは派手でもオオルリとはちがって、いかにも日本の鳥といった風情を感じるのは私だけだろうか。体形や目つきの優しさが気の良さを感じさせる。日本画でもよく見られるように、日本の冬の風景によく似合う。
 この公園には春と秋の渡りの時期に通過する。しかし秋の深まるところにやって来ることも多い。数は少なくいつでも合えるとは限らない。この個体は、豊国神社の裏を縄張りとしていて19日から21日まで滞在した。餌場としている南外堀沿いの辺りでしばらく待っていると、豊国神社の中から出てくることが多かった。
 しかも同じ枝によくとまるので、枝を囲んで数人のカメラマンが待っていた。待っても待っても空振りだったという人もいたが、私は3日間とも可愛い姿を見ることができた。特に21日は誰も来ず、私一人でこのルリビタキを独占。何度も現れて可愛い姿を披露してくれた。半日以上彼と素晴らしい時間を過ごせた。
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夏鳥 乱舞 ♪ ♪ オオルリ乱舞 ♪♪ 2019.4.19

2019年04月19日 | Weblog
 春の渡りは日替わりという。昨日はブログのとおり振るわなかった。それなりだった。

 ところが一夜明けた今日は、素晴らしい夏鳥乱舞。行く先行く先で夏鳥に出合う。
 悩んでいたスマホも、孫娘の帰宅で一気に解決。孫は私のスマホ神。育てた甲斐があったというもの。

・オオルリは♂16・♀5で合計21羽。市民の森、もみじ園、豊国神社東、元ヘリポート、音楽堂西側上、沖縄復帰の森、梅林、一番やぐらなどなどきりがない。
 大阪城公園内のすべてのオオルリを数えられるなら、30羽は超えるだろう。

・キビタキは♂10羽・♀1羽で合計11羽。太陽の広場東の森、市民の森、、一番やぐら元ヘリポート、音楽堂西側上、豊国神社東、梅林南側上など。

・みどりのリズムに着いて 「アーオーアーオー」 アオバトの声。姿を探せず。先に東外堀のカウント。
 みどりのリズムに戻ると大将が手招き。アオバト♀だ。

・コサメビタキ1羽 市民の森。

・クロツグミ♂♀ 市民の森。さえずりもきく。

・アカハラ8羽 市民の森。

・ヤブサメ5羽 市民の森、みどりのリズム、飛騨の森、音楽堂西側上。

・シメ1羽 市民の森。

・イカル2羽 市民の森。

・サンショウクイ 市民の森北部2羽。

・エゾムシクイ6羽 市民の森、沖縄復帰の森、みどりのリズム、豊国神社裏、元ヘリポート。私の耳にエゾムシクイの声が聞きづらくなっている。

・センダイムシクイ9羽 市民の森、音楽堂西側上、飛騨の森ほか。エゾムシクイより耳に届く。焼酎一杯ぐいー!がいいのか W

・トラツグミ1羽 豊国神社裏。

・ツバメ2羽 空堀。

・コマドリ4羽 飛騨の森、梅林南側。コマドリの一番いい時期。

・コゲラ 梅林。

・ゴイサギ1羽 北外堀。

・オオバン1羽 北外堀。

 日によって大きく変わる春の渡り。遠方から来られた方は大変。当たりの日か、外れの日か。当日にならないと分からない。今朝は、たまたまウエーブデーだったが。

●今日の観察種
 アオジ、キビタキ、アオバト、ツグミ、コサメビタキ、オオルリ、クロツグミ、アカハラ、ヤブサメ、シメ、イカル、サンショウクイ、エゾムシクイ、センダイムシクイ、トラツグミ、モズ、キンクロハジロ、カワウ、ツバメ、シジュウカラ、コマドリ、コゲラ、ゴイサギ、ホシハジロ、オオバン、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

 ひでキングほど阪神ファンではないが、昨日の阪神タイガースすごかった!びっくり。こんなのが続けば優勝まちがいなし。でも今日は、ふたたび貧打に戻るんだろうな。


◆◆コマドリ (1992.4.15 音楽堂西側上小路北側階段)
 初夏に大台ヶ原へ行くと、涼しげな鳴き声をよく耳にするが、姿が見られれば大変幸運といえるだろう。憧れの鳥の一つで、写真集を眺めながらいつかは近くで出合える時があるだろうと期待していた。
 渡りの時期には平地の公園で観察されることもあるがこの公園で出合えるとは思っていなかった。娘からの知らせには本当に驚いた。そしてこの出合いが大阪城公園の野鳥記録を続ける決意を固めさせた。
 彼はツツジの植え込みの暗い所を採餌移動する。時々聞こえる 「ヒリリーン」 と震えるような小声のさえずりで存在が分かった。中を透かしてみると下枝にとまったシルエットが見え隠れする。
 わずかに植え込みの間が空いた所を移動する瞬間に全身が見える。朝からその前でカメラを構え、とまってくれるのをひたすら待った。
 やがて彼は隣の植え込みに移動するとき、露出した倒木にとまり僅かな間全身を見せた。色合いから♂の若い個体と思われるが、彼はこれほど近距離で人に合った事はないのだろう。黒い瞳で不思議そうに私を見つめ再び植込みの中に飛び込んだ。忘れる事のできない1枚の写真の彼の姿。
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クロツグミ多し 2019.4.18

2019年04月18日 | Weblog
 今朝も素晴らしい快晴。新緑の中を歩くのは実に心地よい。

 でも、心の隅にちょっと引っかかるものが・・・。実は朝からスマホの調子が悪い。メールの送信ボタンを押すと。
 普通は 「送信しました」 の表示。ところが 「再送信登録・・」 何にこれ?

 色々試したがやはりだめ! これは故障なのか私の操作ミスなのか。園内を回りながらも頭の半分はスマホのこと。

 鳥見に気が入らない事この上もない。それでも頑張っていつものコースを回る。今朝はやや少ない印象。
 出会った鳥友もそう言っていたのでスマホの影響ではない。・・・と思う。

 スマホが動かないだけで、これほど気が落ち込む。ひょっとして依存症。そんな事は!アルコール依存症ならともかく、スマホ依存症ではないと思う。

・クロツグミ11羽 ♂9・♀2、みどりのリズム、市民の森、音楽堂西側上。本種はよく見られた。みどりのリズムでは今朝も素敵な声を響かせていた。

・オオルリ♂1 音楽堂西側上。

・コマドリ♂1 市民の森。

・シロハラ6羽 みどりのリズム、音楽堂西側上、市民の森ほか。

・マミチャジナイ1羽 六番やぐら。

・クロジ2羽 ♂音楽堂西側上、♀市民の森。

・アオジ6羽 音楽堂西側上、豊国神社裏。

・ツグミ2羽 城南地区、北外堀。

・エナガ2羽 みどりのリズム。

・カワウ6羽。

・マガモ♂♀ 西外堀。

・カルガモ2羽 内堀。

・ホシハジロ1羽 北外堀。

・オオバン1羽 北外堀。

 宮本武蔵の、枯木鳴鵙図 (こぼくめいげいず) を見てきた。大好きな武蔵の直筆の掛け軸。
 「げい」 はモズ。枯れ木にモズがとまっている水墨画。絵の前の長椅子に座って、暗い部屋で静かに対峙していると剣豪の心に刺される。

 モズの鋭い目や尾の動きに圧倒された。双眼鏡も無い時代。なぜこれほど見事にモズを描けるのだろ。そうか、鳥は双眼鏡で見るのでなく心で見るんだ。
 私はいつになったら、双眼鏡なしで鳥が見られるのだろう。

 枯木鳴鵙図は、和泉市の久保惣記念美術館で公開中。本物の鵙を見たい方はぜひおすすめ。公開は連休明けまで。

 いよいよ 「令和」 が目前に迫ってきた。この由来となったのが万葉集にある大伴旅人の言葉。
 大伴旅人は大酒のみで知られる。 「酒壷になりたい」 との歌は有名。

 枯木鳴鵙図の後は、もちろん昼酒。大伴旅人が酒壷になりたいなら、私は酒樽の中で飲む。美術館から車で15分ほどの山中にある 「たるの店」 
 ジンギスカンや水ナスなど美味しい料理で焼酎を飲む。樽の外はサクラや春の花々が満開。ウグイスのさえずりも。酒が旨くない訳がない。好きに飲んでふらふら。

 酔っぱらって、店のねーちゃんに、この酒樽はと声を掛けると、これは醤油の樽です・・・。ん。

●今日の観察種。
 クロツグミ、シロハラ、エナガ、マミチャジナイ、シジュウカラ、オオルリ、クロジ、アオジ、メジロ、キンクロハジロ、ツグミ、カワウ、マガモ、カルガモ、コマドリ、オオバン、ホシハジロ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

 昨日はコルリ♂が飛騨の森に出たと聞く。「遅刻して早退するタイプ」 のコルリにしては早い。主の通過はもっと遅くなると思う。

◆◆クロジ (1993.4.27 梅林南側上)
 秋になると越冬のために南下したり、山地から平地に下りてきたりする漂鳥だが大阪城公園では春にやってくることがほとんど。秋から冬にかけて越冬する個体が少ないことから推定すると、春になって北へ帰る途中に中継地として利用しているのだろう。
 毎年1~2羽を観察するが、今年は大変多く毎日のように出合うことができた。地鳴きの声も注意して聞くとアオジと少し違い、アオジより細くて金属的な音に聞こえる。
 出合うことが多くても明るいところには出てこないので撮影は難しい。以前に奈良の石上神宮へクロジの撮影に出かけたことがあった。ニワトリの餌を求めて決まった場所に出てくるのでカメラをセットして待っているだけで撮影できたが、大阪城公園ではそうはいかない。
 飛騨の森で山への出発を前に数羽が集まっていたとの面白い話を耳にしたので、一日中待ってみたが出合えなかった。そうは簡単にいかない。大阪城公園での全種撮影のために、春には常にいいめぐり逢いを祈念していた。
 この個体は、梅林南側上で偶然鳴き声を聞き、半日観察していると、同じような行動を繰り返していることが分かった。そのうちの比較的明るいこの柵に必ず来ると予想し、カメラをセットして狙い定めて待った。
 予想通りの場所に現れた時は心を熱くして撮影成功。思いの入った好きな写真のひとつである。あらかじめ十分に観察した成果と言えるだろう。
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「春のコマドリ 秋ノゴマ」 2019.4.16

2019年04月16日 | Weblog
 今朝も快晴実に心地よい鳥見日和。春らしく、各所で鳥たちに出合う。どこにいても退屈はしない。
 絶好の鳥見シーズン。大阪城公園で鳥見するなら今!!!

・「春のコマドリ 秋ノゴマ」 言葉どおりコマドリがつぎつぎと飛来。
 昨日も私の観察以後、弓道場前のアオキや飛騨の森狛犬でコマドリが観察されている。
 今朝は、狛犬ともみじ園、梅林南側上桜広場で計3羽が観察されている。今はコマドリに合うチャンス。

・ヤブサメ2羽 みどりのリズム、飛騨の森。

・サンショウクイ1羽 太陽の広場東の森上を飛び回る。

・センダイムシクイ1羽 飛騨の森。

・クロツグミ♂4・♀1 市民の森。

・オオルリ♂6羽 もみじ園、音楽堂西側上、市民の森、梅林南側上桜広場など。

・キビタキ3羽 沖縄復帰の森、梅林南側上桜広場、音楽堂西側上。

 オオルリもキビタキも春の渡りらしく、多くはないが普通に見られる。もみじ園で出合ったオオルリは低いところを飛び回り、時に地面にも下りる。

 その都度撮影する。もみじの種は分からないが、濃いエンジ色のもみじにとまった写真は、ブルーとの色合いがなかなか良かった。

・ツバメ7羽

・イカル3羽 太陽の広場東の森。

・エナガ12羽 みどりのリズム、飛騨の森。飛騨の森のひなは7羽に減少。西の丸庭園に入ったとか、北外堀を超えて飛んで行ったとか聞く。見当たらず。

 それにしても、夕方からの飛騨の森。光りと音楽、その上多くの人がぞろぞろ。営巣したのはコースのすぐ横。
 サクヤルルミナとかイベント会場の中。こんなところで営巣して、当初は心配していたがエナガはなんのその。

 我々が心配する以上に逞しかったのでひとまず安心。ひょっとしたらイベントの人の圧力を利用したのでは。
 これまで大阪城公園でエナガの営巣に大きな影響を与えたのはカラスやヒヨドリだったから。

 ツバメのように、カラスなどからの攻撃を避けるために、あえてこんな場所に営巣したのかと思ってしまう。
簡単に答えは出ないが、大都市の公園に進出したエナガの繁殖行動は、一つの研究テーマである。

・オオバン2羽 東外堀、北外堀。

・シロハラ4羽

・ミヤマホオジロ♂♀ もみじ園。昨日観察されたとまったく同じ場所。初めは南側の生垣の裏。その後斜面沿いにトイレのある北側へ少しずつ移動。警戒心が強くすぐに飛び立つ。遠くから何枚か撮影記録する。

・ルリビタキ♀型1羽 音楽堂西側上の小径。山へ帰る途中に立ち寄っている。

・ツグミ4羽 

・キンクロハジロ51羽 南外堀、西外堀、北外堀。

・ホシハジロ4羽 西外堀、北外堀。

・アオジ9羽 もみじ園、音楽堂西側上、豊国神社裏ほか。

・チョウゲンボウ2羽 1羽♂は内堀。対岸の石垣を見つめる。近い距離で観察撮影できる。第二寝屋川上空1羽飛翔。

●今日の観察種。
 イカル、サンショウクイ、ヤブサメ、センダイムシクイ、エナガ、オオバン、シロハラ、クロツグミ、メジロ、シジュウカラ、ミヤマホオジロ、オオルリ、キビタキ、ツグミ、ツバメ、キンクロハジロ、ホシハジロ、アオジ、コマドリ、チョウゲンボウ、カワウ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

◆◆ウグイス (2018.5.29 豊国神社東門)
 今年も春の渡りがほぼ終わる時期。バーダーやカメラマンなど出会う人もいない。ウグイスの鳴き声が元射撃場、梅林南側上桜広場などから聞こえる。一番やぐらで大きな声の主を探していると目の高さの枝に出てきて豊国神社の方へ飛んでいく。
 今は静かな時間を過ごしている。60代はある意味激動だったかも知れない。能力の低下に抗いながら日程調整や体力維持など努力を重ねていた。不安と満足と将来への憂い。
 うまくソフトランディングできている。もうすぐ着陸できそう。残された人生が何年あるのか分からないがその日を生きることの繰り返し。
 爽やかな風が通り過ぎる。こんな日はいい日かもしれない。
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サンショウクイ、ミヤマホオジロなど・・・2019.4.15

2019年04月15日 | Weblog
 スマホに少し慣れた。本当に1から10まで同居の孫娘に聞き倒した。少し分からないと聞く。何でも聞く、すべて聞く。
 大学生になっている孫は、機種が違うと言いながらも、指が魔法使いのように素早く動いてたちまち解決してくれる。
 20~30回くらい聞いている内は機嫌よく教えてくれるが、100回も超えると、こんな事も分からないの・・とやや不機嫌になる。それでもただひたすら聞く。

 心の奥に、お前を毎日お風呂に入れて、お弁当を作って、手を引いて幼稚園に送り迎えしたのは俺だからな! 同じ事を聞いたくらいで怒るな!
 孫のおかげで、何とか使えるようになってきた。今後もすぐに聞くつもり(笑)

 昨日飛騨の森でエナガ10羽が巣立ちした。今朝は多くのカメラマンが集まって撮影。団子に並んで固まっていたりそれぞれ飛び出したり。
 エナガは親でも可愛いのに、幼鳥となるとますます可愛い。無事に育ってくれることを祈るのみ。

 一番やぐらの北側でサンショウクイ1羽、遠くから見付けた時は白い腹にオオルリだと思っていた。近くに来てサンショウクイだと驚き。

 すぐに前の暗い林に入ってしまった。・・・ん!残念。もう少し早く気づけば。
 悔しい気持ちで何度か林の中をのぞき込むが気配なし。そのまま通過してしまったんだろうか。心の中で種々想像しながら5分ほどすると、

 突然あの声が♪♪。元の木の辺りから聞こえてくる。「ピリリ~・ピリリ~」 
 おっ!枝にとまっている。急いで石段を登るが、いい撮影位置に白人系の若いカップル。

 向き合ったり、抱き合ったり、笑いあったりしてスマホで撮影を楽しんでいる。頼む、その場所を譲ってくれー! 抱き合うのは後でもできるやろ!
 サンショウクイは今でないと・・・など心の中で焦る。

 ベストではないが数十枚撮影成功。亜種サンショウクイだ。あばよくば亜種リュウキュウサンショウクイとの思いが頭の中に。

 蓮如前で会った鳥友、もみじ園でミヤマホオジロを観察撮影したと。見せてもらうとすっきりと美しいミヤマホオジロ♂が写っている。もう1羽いたが♂♀までは不明」だったと。

 キビタキ♂5羽 みどりのリズム、音楽堂西側上、一番やぐら、飛騨の森、市民の森。

 オオルリ♂5羽 音楽堂西側上、沖縄復帰の森、一番やぐら、飛騨の森。

 シロハラ4羽 市民の森、音楽堂西側上、沖縄復帰の森など。

 ウグイス2羽 音楽堂西側上で 「ホーホケキョ」 

 モズ♂1羽 人工川。

 ツバメ16羽 西外堀、空堀、内堀、梅林、第二寝屋川ほか飛び回る。

 アオジ6羽 豊国神社裏、音楽堂西側上ほか。

 コサメビタキ1羽 市民の森。

 ツグミ3羽 梅林、北外堀。

 クロツグミ♀2羽 修道館裏。

 ルリビタキ3羽 修道館裏、飛騨の森。

 オオバン5羽 東外堀、北外堀。

 キンクロハジロ51羽 南外堀、北外堀。

 ホシハジロ8羽 南外堀、北外堀。

 カルガモ1羽。

 コサギ1羽。人工川。

 カワウ9羽 西外堀、第二寝屋川。

 オカヨシガモ2羽 北外堀。

 ハシビロガモ1羽 北外堀。

●今日の観察種。
 キビタキ、オオバン、シロハラ、ウグイス、オオルリ、メジロ、シジュウカラ、オカヨシガモ、カルガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、コサギ、モズ、カワウ、ツバメ、アオジ、エナガ、サンショウクイ、ミヤマホオジロ、コサメビタキ、ツグミ、クロツグミ、ルリビタキ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

◆◆クロツグミ (1994.4.17 修道館横)
 昨年に比べると今春は多くのクロツグミが飛来したが、何故か私と相性が悪く十分に見られたのはこの1羽だけだった。
 主に修道館裏の垣根の中で採餌していた。人が多くて前に出てこなかったが、この日はたまたま全身が見える所に出てきた。背景やその他いい条件ではなかったがとりあえず撮影。
 シャッター速度をもう1段落とすべきだった。やや露出不足。再びすぐに隠れてしまって余裕がなかったことが原因だ。
 以前戸隠高原へ出かけたが、子育てに一生懸命な♀を見ただけで、森の歌い手と呼ばれる素晴らしい声を聞くこともできなかった。たくさんの子供を育てて大阪城公園で休んでほしい。来春はきっと良い巡り合いがあることを期待して待っている。
コメント (4)
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