大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

パンダガモ見られず 2023.1.31

2023年01月31日 | Weblog
 今朝も快晴の空、気温は低くて寒いが風はないので十分我慢できる。早くも1月の終わり明日から2月。
 昨日は北外堀でパンダガモ(ミコアイサ♂の夏羽)が見られたとのことで、今日はそれを一つの楽しみにして出かけた。しかし見られなかった。
 東外堀では♂の冬羽の個体1羽がいた。

 パンダガモはこれまで3回の観察があり今回で4羽目。
・1996年2月
・2014年1月
・2021年12月
・2023年1月
 たま次の出合いを楽しみにして。

・オカヨシガモ 8羽 西外堀4・内堀4
・ヨシガモ 2羽 南外堀
・ヒドリガモ 91羽 東外堀16・西外堀3・内堀41・北外堀31
・マガモ 11羽 内堀10・北外堀1
・カルガモ 8羽 東外堀5・内堀1・北外堀2
・ハシビロガモ 121羽 東外堀103・南外堀5・西外堀9・内堀4
・コガモ 6羽 南外堀
・ホシハジロ 79羽 南外堀13・西外堀6・内堀19・北外堀41
・キンクロハジロ 101羽 東外堀22・南外堀10・西外堀4・内堀33・北外堀32
・ミコアイサ 1羽 東外堀♂冬羽
・アカハジロ×ホシハジロ 1羽 内堀

・オオバン 74羽 全ての堀と第二寝屋川
・カワウ 54羽 第二寝屋川で43羽が着水し上流へ、その他
・カイツブリ 3羽 東外堀2・北外堀1
・ハクセキレイ 5羽 第二寝屋川ほか
・ゴイサギ 4羽 北外堀
・ユリカモメ 47羽 第二寝屋川ほか

・ツグミ 16羽 各所
・シロハラ 14羽 各所
・シジュウカラ 4羽 音楽堂西側上ほか
・アオジ 2羽 音楽堂西側上藤棚
・ウグイス 2羽 西の丸庭園入口ほか
・ハイタカ 1羽 西の丸庭園上空飛翔
・ニシオジロビタキ 1羽 西の丸庭園
・ジョウビタキ 3羽 西の丸庭園ほか
・オオタカ 1羽 上空を旋回飛翔し小さくなる

■■ハシビロガモ(2005.1.13 北外堀)
 最近はニコンF80にAI AF VR Zoom-Nikkor 80-400mm f/4.5-5.6D EDを持ち歩いている。とりあえず何かあった時に撮影しておけるからだ。実際にはそうそう何も起こらないのだが。
 ただし、カモには有効だ。対象が大きい上に近くで見られることが多い。♂♀一緒にとなると被写界深度の関係もある。
 北外堀の北側の石垣にハシビロガモがよく休んでいる。いつも人にパンなどもらっているものだから人慣れしてこの距離でも平気だ。
 私も初めて大阪城公園でハシビロガモを見たときの驚き興奮を忘れて、今ではこんな姿を見ても平気だ。慣れは恐い。すべての感動を薄めてしまう。
 ハシビロガモも突然見られなくならないとは言えないだろう。今がいつまでも続くことは無いのだ。はっきりとそれを意識して、心を針のように鋭く尖らせて鳥たちと対峙しよう。
 写真は朝の光で色温度が低く赤みがかかってしまった。日向ぼっこしているカモたちが暖かくみえるが。
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今朝も3種とルリビタキ 2023.1.26

2023年01月26日 | Weblog
 寒い。今朝もかなり寒い。ズボンの下にはタイツ、首にはネックウオーマー、ニットの帽子に手袋などこの冬初めての最強スタイル。
 そのおかげで寒いものの我慢できる範囲で過ごせた。昨日はもっと寒かったようだ。

 私の住むマンションのベランダの手すりにイソヒヨドリが来た。♂の成鳥だ。数分間手すりの上で周りを見回したり尾を動かしたりした。窓越しに撮影しようかと思っていると飛んで行ってしまった。
 これまでスズメ、メジロ、ヒヨドリが来たことがある。メジロはワイングラスにジュースを入れておくと2羽でやってきて仲良くグラスにとまった。
 スズメは水を入れた容器に、水浴びや飲水によく現れた。やがて鉢植えの隙間に巣を作って卵を産んだ。しかし家人が気付かず掃除して卵を割ってしまった。
 街の中のマンションでも来るのだから、郊外の住宅なら庭に水場や餌台を置くと種々の野鳥が来るだろう。
 ユーチューブでバードフィーダーや水場を設置している動画があって時々見ている。場所は分からないが自然が豊かな場所なのだろう。四季折々の野鳥がやってきて追いかけあったり仲良く遊んだりしている。いつも羨ましいなーと思って見ている。

 今日も3種の確認とカモのカウントが主。
 ミコアイサは東外堀に変わらず。梅林側の石垣沿いで遠い。
 ニシオジロビタキは西の丸庭園のいつもの辺りで変わらず。
 トラツグミは一番やぐらのいつもの林でなく道を挟んで東の植え込みで盛んに採餌中。光も順光で撮影良好。
 今朝は音楽堂西側上のルリビタキ♀型が、突然藤棚前の道に出てきて驚く。

・オカヨシガモ 9羽 南外堀3・内堀6
・ヒドリガモ 129羽 東外堀10・南外堀26・西外堀4・内堀36・北外堀53
・マガモ 17羽 内堀14・北外堀3
・カルガモ 5羽 東外堀4・内堀1
・ハシビロガモ 107羽 東外堀9・内堀7・北外堀91
・コガモ 31羽 南外堀29・内堀2
・ホシハジロ 94羽 南外堀16・西外堀17・内堀21・北外堀40
・キンクロハジロ 79羽 東外堀24・南外堀7・内堀13・北外堀35
・ミコアイサ 1羽 東外堀
・アカハジロ×ホシハジロ 1羽 内堀

・オオバン 65羽 すべての堀と第二寝屋川
・ユリカモメ 24羽 東外堀、北外堀
・アオサギ 2羽 東外堀、北外堀
・カワウ 11羽 南外堀、内堀、第二寝屋川
・カイツブリ 3羽 西外堀、北外堀
・ゴイサギ 7羽 北外堀
・セグロカモメ 2羽 第二寝屋川

・ツグミ 8羽 各所
・シロハラ 14羽 各所
・アオジ 5羽 音楽堂西側上
・ルリビタキ 1羽 ♀型音楽堂西側藤棚前の道
・モズ 1羽 ♂人工川
・シジュウカラ 6羽 豊国神社裏ほか
・トラツグミ 1羽 一番やぐら前林の東側植え込み
・ニシオジロビタキ 1羽 西の丸庭園
・ジョウビタキ 1羽 ♂西の丸庭園
・ハイタカ 1羽 上空飛翔

■■オカヨシガモ(2008.12.11 北外堀)
 EOS50D購入。カメラが電気製品になって日進月歩。毎年のようにモデルチェンジされる。しかも新しい製品ほど、価格にかかわらず性能が向上している。
 なじめないが、目的があって毎回それに付き合って購入してきた。
 さて、北外堀のオカヨシガモ。大阪城公園で結構撮影しているが条件の悪い写真ばかりで記録としての図鑑写真の良いのがない。
 今日は北外堀の群れている十数羽のオカヨシガモの撮影に挑戦。そのまま堀沿いに進んでいけば、彼らはスーッと岸辺から離れていく。
 岸沿いの生垣に身を隠すようにして近づき、この辺りだろうと見当をつけて顔を出すとやはりスーッと離れていく。そのタイミングに間髪をいれずシャターを押す。もちろん♂♀セットは私の基本だ。
 後は50Dの画素数に頼ってトリミング。それなりにまとめられる。ポジフィルムの時とはまったく違う写真スタイルだ。トリミングは唾棄すべきものだと考えていたのに。
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ミコアイサ、ニシオジロビタキ、トラツグミ 2023.1.24

2023年01月24日 | Weblog
 大寒波襲来。ニュースでは十年に一度の記録にないような寒さとか。用が無ければ外出しないようにとか。水道管の凍結防止とか。
 冬鳥たち驚いているだろうな、北の国や地方から、日本の冬は暖かいからとやって来たのに、こんなに寒いとは!どうしよう、もっと南に行かないといけないのか。
 ただし、大阪の場合は今日の夕方から寒くなるらしい。朝に家を出る時は気温7度くらいでそれほど寒くない。風もあったが冷たい風ではなかった。

 相変わらず鳥は少ないので、基本はカモのカウントと基本3種(ミコアイサ、ニシオジロビタキ、トラツグミ)の確認。
 ミコアイサは東外堀に♂型が1羽のみ。本種はこの一週間もややこしい。かなり変化がある。
・1/17 ♀1羽
・1/18 ♂1羽に入れ替わる
・1/21 ♂1羽と♀4羽の計5羽
・1/22 ♂1羽のみ
・1/23 ♂♀各1羽の計2羽
・1/24 ♂1羽のみ
 1月21日の5羽は大阪城公園初。これまで一日最多は3羽だった。今年の十大ニュースの候補のひとつに上げておく。

 ニシオジロビタキは西の丸庭園のサザンカの周辺で変わりなし。
 トラツグミも1番やぐら前の林で特に変わりなし。

・オカヨシガモ 3羽 内堀2・北外堀1
・ヨシガモ 1羽 ♂南外堀
・ヒドリガモ 116羽 東外堀18・南外堀1・西外堀3・内堀38・北外堀56
・マガモ 12羽 西外堀4・内堀8
・カルガモ 3羽 東外堀2・内堀1
・ハシビロガモ 131羽 東外堀57・西外堀2・内堀13・北外堀59
・コガモ 6羽 南外堀4・北外堀2
・ホシハジロ 77羽 南外堀11・西外堀24・内堀9・北外堀31
・キンクロハジロ 116羽 東外堀24・南外堀9・西外堀6・内堀26・北外堀51
・ミコアイサ 1羽 東外堀
・アカハジロ×ホシハジロ 1羽 内堀

・オオバン 72羽 すべての堀と第二寝屋川
・カイツブリ 1羽 東外堀
・ユリカモメ 75羽 東外堀、内堀、第二寝屋川
・カワウ 13羽 南外堀ほか
・ハクセキレイ 5羽 東外堀ほか
・アオサギ 2羽 北外堀
・ゴイサギ 6羽 北外堀

・ツグミ 19羽 太陽の広場東の森ほか
・シロハラ 15羽 市民の森ほか
・アオジ 2羽 音楽堂西側上
・メジロ 8羽 西の丸庭園ほか
・ジョウビタキ 2羽 西の丸庭園、二番やぐら跡
・シジュウカラ 5羽 修道館裏ほか
・トラツグミ 1羽 一番やぐら前林
・ニシオジロビタキ 1羽 西の丸庭園

■■マガモ(2001.3.11 内堀)
 ハンターやカモを食料とする人の間では「アオクビ」と呼ばれる。
 この飽食の時代に野生のカモを撃ち落として食用にする必要はない。そのうえ鉛の散弾を使うので、他の生物にも鉛中毒の大きな被害を与えている。
 ハンティングは、正常な判断ができない身勝手な人間の遊びだ。ちなみに私はカモ料理も大好きだ。大阪なら「河内ガモ」がお勧め。多少食通を自認している私が推薦するカモだ。
 内堀でパンを投げるとヒドリガモが寄ってくる。一緒に来るのはホシハジロやキンクロハジロだ。マガモも他のカモに交じって寄ってくるが、普通に見られる種の割には警戒心が強い。ハンターに狙われることが多い種なので、DNAにその情報が刻み込まれているからだろうと思っている。
 内堀は位置の関係で、時間により順光や逆光になる。マガモの首が青くなったり黒くなったりする。ちょうど♂♀セットで首が青くなった時に、他のカモが入らないようにして、数十枚もシャターを押した。その結果ほぼ思い通りものができた。
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ミコアイサ ♂と入れ替わる。 2023.1.20

2023年01月20日 | Weblog
 日経新聞と大阪テレビのビルが、どんどん高くなっている。北外堀から目の前に高く、もうここまでかなと思い、次に見るとまた一段鉄骨が積み上がっている。大阪城公園周辺では一番高いビルになるのではないか。
 ブログで調べてみると21階建て高さ100メートルとある。今で何階くらいだろう。

 今朝のミコアイサ、始めは北側の青屋門寄り。比較的近くに居たのでもう少し大きく写そうとそちらに向かうが人が通っただけで一気に飛んで奥へ。
 その後も何度か驚いて飛び、中央辺りまで。大変警戒心が強い。

 それでも何枚か撮影した写真をモニターを拡大すると、驚いたことに目先が黒くない! 帰宅しパソコンで拡大し確認するも間違いない。上背も黒い、頭部の毛もわずかに白も出ているように見える。図鑑で確認すると♂のエクリプスのようだ。
 1/17の写真を確認すると目先ははっきりと黒い。そこでブログ「鳥写真マンガ」を確認すると1/18から黒くないようだ。これまでの2羽は明らかに黒だった。

 結論からすると1/17に飛来した♀1羽は当日で飛去し、1/18に新たに飛来した♂が今日も滞在中となる。不思議なことに入れ替わっている。

 西の丸庭園のニシオジロビタキは今日もサザンカの辺りにいる。今朝はジョウビタキが出てこなかったので少し落ち着いている様子。

 西の丸庭園入口沿いでソウシチョウ3羽が見られている。

 カワウの群飛。92羽が鍵になり竿になり第二寝屋川上を上流へ飛ぶ。先日は400もの群れが飛んだ。

・オカヨシガモ 7羽 内堀
・ヒドリガモ 113羽 東外堀22・南外堀14・西外堀9・内堀36・北外堀32
・マガモ 11羽 西外堀2・内堀9
・カルガモ 7羽 東外堀2・内堀1・北外堀4
・ハシビロガモ 92羽 東外堀66・南外堀8・北外堀18
・コガモ 8羽 南外堀7・内堀1
・ホシハジロ 79羽 南外堀16・西外堀21・内堀11・北外堀31
・キンクロハジロ 68羽 東外堀22・南外堀7・西外堀7・内堀8・北外堀32
・ミコアイサ 1羽 東外堀
・アカハジロ×ホシハジロ 1羽 内堀

・オオバン 73羽 全ての堀と第二寝屋川。南外堀落鳥1羽
・カワウ 100羽 第二寝屋川群飛ほか
・ユリカモメ 43羽 東外堀ほか
・カイツブリ 3羽 北外堀ほか
・アオサギ 4羽 北外堀ほか
・ハクセキレイ 10羽 東外堀ほか
・ゴイサギ 3羽 北外堀

・ツグミ 16羽 各所
・シロハラ 11羽 各所
・エナガ 5羽 もみじ園
・メジロ 15羽 もみじ園ほか
・ウグイス 1羽 もみじ園
・アオジ 3羽 音楽堂西側上
・モズ 1羽 ♂人工川

■■オオタカ(2009.10.24 西の丸庭園)
 西の丸庭園、カラスのモビングを受けて飛ぶオオタカがとまる。私は西外堀の対岸の大手前から。距離はかなり遠い。しかしオオタカの成鳥であることは確認できる。十数羽のカラスが騒いで回りを飛び回る。
 800ミリを三脚に付けて撮影していた頃に、現在のデジタルカメラがあればと思う。こんなに簡単に誰でも撮影ができる時代になった。
 カメラをセットしている間に飛び去ったり、取りに戻っている間に分からなくなったりした事は限りなくある。悔しい気持ちもあるがこれが進歩なのだろう。
 一方、撮影が容易になった分、安易な気持ちで撮影に臨むことが多くなった。しかし、今朝のようにオオタカに出合うと、今でも心に感じるものがある。
 飛び交うカラスを気にすることなく、しばらくとまっていたが、やがて飛び立ち西の丸庭園内方向に見えなくなった。次はもう少し近い距離で出合いたいものだ。
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再び みたび ミコアイサ 2023.1.17

2023年01月17日 | Weblog
 この冬のミコアイサはややこしい。突然2羽になったり、またいなくなったり再び現れたりする。今日も東外堀にミコアイサ1羽が現れる。
 この冬のミコアイサの観察記録は
・2022.12.8 1羽現れる。
・2022.12.20  もう1羽現れて2羽になる。
・2022.12.25 この日を最後に2羽とも飛去してしまう。
・2023.1.9 再び1羽現れるが翌日には居なくなる。
・2023.114 2羽が現れるが翌日にはいない。
 そして今朝1羽を観察。明日以降どうなるだろうか。できれば前の冬のように、春まで大阪城公園で越冬してほしい。

 西の丸庭園のニシオジロビタキは今朝も越冬中。やはり奥のサザンカの辺り。ジョウビタキを気にして落ち着かない。
 一番やぐら前のトラツグミ今日も越冬中。
 音楽堂西側上のルリビタキも越冬中。

・オカヨシガモ 17羽 内堀
・ヨシガモ 2羽 南外堀
・ヒドリガモ 95羽 東外堀14・南外堀18・西外堀6・内堀36・北外堀21
・マガモ 12羽 南外堀1・西外堀2・内堀9
・カルガモ 7羽 内堀1・北外堀6
・ハシビロガモ 65羽 東外堀21・南外堀5・西外堀4・内堀12・北外堀23
・コガモ 33羽 南外堀
・ホシハジロ 58羽 南外堀11・西外堀15・内堀9・北外堀23
・キンクロハジロ 76羽 東外堀24・南外堀7・西外堀4・内堀18・北外堀23
・ミコアイサ 1羽 ♀型東外堀
・アカハジロ×ホシハジロ 1羽 内堀

・オオバン 57羽 全ての堀と第二寝屋川
・ハクセキレイ 3羽 大手前ほか
・カイツブリ 5羽 北外堀ほか
・カワウ 9羽 東外堀ほか
・アオサギ 2羽 北外堀ほか
・ユリカモメ 13羽 内堀、北外堀
・ゴイサギ 7羽 北外堀
・セグロカモメ 1羽 第二寝屋川

・ツグミ 24羽 各所
・シロハラ 12羽 各所
・カワラヒワ 6羽 太陽の広場東の森
・アトリ 2羽 太陽の広場東の森
・アオバト 1羽 ♀音楽堂西側上
・メジロ 5羽 西の丸庭園
・ニシオジロビタキ 1羽 西の丸庭園
・ハイタカ 1羽 天守閣東側配水池
・トラツグミ 1羽 一番やぐら
・ルリビタキ 1羽 ♀型音楽堂西側上

■■ホシハジロ(2000.2.23 内堀)
 カモのカウントを始めてからカモが好きになった話しを以前に書いたが、カモは今も気になる存在である。カウントが済んだ後も、極楽橋を渡りながら内堀に休んでいるホシハジロを眺めている自分に気づくこともある。
 水面に浮かぶカモが目に入ると、トリミニストの本能で珍しい種ではないかと種を特定する。普通種であるホシハジロだと識別すればそれで終わる。双眼鏡を目に当てている時間は数秒もないだろう。
 しかし、識別できてもそのまましばらく見ていることがある。特に目的はないが仕草や動きを眺めて楽しんでいる。
 群れで休んでいるホシハジロも一羽ずつ見るとそれぞれ個性があるようにも思える。頭を羽にうずめてひたすら休息するものや、回りが気になって何度も頭を持ち上げるもの、休まずに動き回り人の投げるパンを奪い合うものなどいろいろである。
 ホシハジロの赤い目は、人ならば疲れていたり睡眠不足だったりした時。陽気になれる気分ではない。悲しげに見えるのは、この♂の虹彩に紅色のせいだろうか。ホシハジロが群れるのは寂しさを紛らわせるためだろうか。
コメント (2)
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ニシオジロビタキ、トラツグミ 2023.1.13

2023年01月13日 | Weblog
 今日は暖かかった。風もないし気温も高い。ミコアイサもハジロカイツブリも行ってしまった大阪城公園の楽しみはニシオジロビタキとトラツグミ。

 ニシオジロビタキはもう1か月以上滞在中。この個体で21羽目。
 大阪城公園で初記録の時のことは今でもはっきり覚えている。1996年11月16日だった。天守閣東側配水池の南側の内堀沿いだった。
 どれだけ驚き興奮したか。あれから二十数年経過した。私も歳をとった。
 今日は西の丸庭園のいつも辺りで、サザンカの北側のサクラの林で動かずとまっていた。尾も上げないで。ニシオジロビタキ謎の奴。

・オカヨシガモ 8羽 南外堀2・内堀4・北外堀2
・ヨシガモ 1羽 ♂南外堀
・ヒドリガモ 103羽 東外堀11・南外堀28・西外堀4・内堀29・北外堀31
・マガモ 20羽 東外堀1・南外堀1・西外堀4・内堀14
・カルガモ 6羽 東外堀2・内堀1・北外堀3
・ハシビロガモ 75羽 東外堀44・南外堀7・西外堀4・内堀14・北外堀6
・コガモ 37羽 東外堀1・内堀36
・ホシハジロ 110羽 南外堀1・西外堀29・内堀13・北外堀46
・キンクロハジロ 66羽 東外堀16・南外堀6・内堀15・北外堀29
・アカハジロ×ホシハジロ 1羽 内堀

・オオバン 77羽 すべての堀と第二寝屋川
・ユリカモメ 91羽 東外堀、内堀、北外堀、第二寝屋川
・カワウ 11羽 東外堀、南外堀、西外堀、第二寝屋川
・カイツブリ 4羽 東外堀、北外堀
・アオサギ 5羽 東外堀、北外堀
・ハクセキレイ 4羽 大手前、東外堀
・ゴイサギ 4羽 北外堀

・シロハラ 24羽 各所
・ツグミ 21羽 各所
・エナガ 4羽 もみじ園
・シジュウカラ 6羽 もみじ園ほか
・ウグイス 3羽 もみじ園ほか
・アオジ 2羽 音楽堂西側上
・ニシオジロビタキ 1羽 西の丸庭園
・ジョウビタキ 1羽 西の丸庭園
・ルリビタキ 1羽 音楽堂西側上
・トラツグミ 1羽 一番やぐら

■■オオタカ(2009.1.22 西の丸庭園)
 ひつじさるやぐら跡にとまるオオタカ成鳥。南西の方向にあるやぐらなので名付けられたようだ。未(ひつじ)は南南西を、申(さる)は西南西。、その中間でおよそ南西の方角となる。対岸の大手前から撮影している。 
 同じ場所で前回の撮影は30Dだった。今回は50D。画素数は820万から1510万に増えている。撮影日が違うので天候や光など自然条件は違うが、同じ位置から撮影しプリントを比べると変わらない。
 極端なトリミングをしているので、所詮どちらも無理はあるが画素数はもう十分だ。
 大阪城公園での記録に、今は手持ちを基本としている。APSCサイズカメラで、35ミリ換算600ミリ以上。トリミングもよく使う。
 画素数の多いことはトリミングに有利だが、実際に比較して変わらない。プリント次第で変わる範囲内だ。各誌のカメラテストでもあるように50Dは正常進化とは言えないかも。
 ニコンがD3、D300で一気に高感度画質でキャノンに追いついた。追い越したとも言われる。手持ちのため高感度画質でニコンからキャノンに乗り換えたのだが、ニコンが出るのが遅かった。
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ニシオジロビタキ、トラツグミ 2023.1.13

2023年01月13日 | Weblog
 東京多摩川のヒメハジロ大人気でカメラマンが全国から。大阪城公園の鳥友も出かけたと聞く。私も若い頃なら行ったと思う。今は気にはなるが出かけるまでは。
 ヒメハジロは昔から好きなカモ、気になるカモだった。見たい見たいと思っていた。大阪城公園に来てくれないか。

 今日は暖かかった。風もないし気温も高い。ミコアイサもハジロカイツブリも行ってしまった大阪城公園の楽しみはニシオジロビタキとトラツグミ。

 ニシオジロビタキはもう1か月以上も滞在中。今朝も西の丸庭園でサザンカの周辺で越冬中。
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トラツグミ越冬中! 2023.1.10

2023年01月10日 | Weblog
 昨日は成人式の日。TVニュースで着飾った20歳の人たち。どんな思いでいるのだろう。自分の事を思い出すと、親が勝手に市の式典に申し込みしていて、フェステバルホールだったか何か広い会場で周りは知らない人ばかり。

 区役所の式典だったら友達などに会えただろうに。なので詳しい思い出は何もない。当時はまだ鳥見もしてなくて、酒もほとんど飲まずに一番の趣味は自動車だった。
 ただそんな歳の頃の自分が懐かしい。

 東外堀のハジロカイツブリが7日土曜日を最後に見られなくなった。昨年の12月8日にやって来て1月7日まで滞在した。計31日間私たちを楽しませてくれた。
 冬鳥として日本に渡来する鳥だが、今ごろはどこに居るのだろう。群れでいることも多い鳥なので仲間たちと一緒に過ごしているのかも。

 そしてミコアイサが1月9日の月曜日に東外堀に戻って来たと聞く。今朝はそれも楽しみに出かけたが見当たらない。1日だけで去ってしまったようだ。残念。

 西の丸庭園今日は休園日で入れない。ニシオジロビタキは大丈夫か。一番やぐら前の林のトラツグミは今日も越冬中。

・オカヨシガモ 7羽 東外堀1・南外堀2・内堀4
・ヨシガモ 1羽 南外堀
・ヒドリガモ 162羽 東外堀26・南外堀43・西外堀4・内堀64・北外堀25
・マガモ 16羽 南外堀3・西外堀1・内堀12
・カルガモ 9羽 東外堀4・内堀1・北外堀4
・ハシビロガモ 70羽 東外堀53・内堀13・北外堀4
・コガモ 7羽 南外堀
・ホシハジロ 108羽 南外堀13・西外堀28・内堀11・北外堀56
・キンクロハジロ 54羽 東外堀21・南外堀8・内堀9・北外堀16
・アカハジロ×ホシハジロ 1羽 内堀

・オオバン 72羽 すべての堀と第二寝屋川
・カワウ 417羽 400±のカワウの群れが第二寝屋川を上流へ。他各堀
・ユリカモメ 87羽 東外堀、内堀、第二寝屋川
・アオサギ 11羽 東外堀、北外堀
・カイツブリ 3羽 東外堀、北外堀
・ハクセキレイ 7羽 各所
・ゴイサギ 4羽 北外堀

・カワラヒワ 4羽 太陽の広場東の森
・ツグミ 37羽 太陽の広場東の森ほか
・シロハラ 17羽 太陽の広場東の森ほか
・シジュウカラ 4羽 みどりのリズムほか
・ウグイス 2羽 人工川、修道館裏

■■オカヨシガモ(2007.12.5 東外堀)
 今期はオカヨシガモがよく見られる。今日も内堀、東外堀、北外堀で合計10羽。♂♀それにエクリプスから換羽中のもの。
 問題は♀だ。マガモの♀と非常に似ている。この2種は識別に迷うことがある。これまで安易に♂と一緒に行動していればそれで♀としてきた。
 これまで詳細に観察しなかったことが識別に影響している。今日も東外堀の梅林側でそれらしき3羽が倒木に上がって休んでいるのを見つけるが、すぐ近くにマガモ♂が休んでいるので困る。
 対岸からの観察で、距離も遠く余計に判断に悩む。近くではっきり見ようと梅林へ向かい、上からのぞくと警戒した顔で見上げていたが、やがてこれは大変と言った感じで次々と水面に飛び出した。少し申し訳ない気分。
 その瞬間を連続撮影した。その場でモニター画面を確認すると、広げた羽がはっきりと写っている数枚があった。
しかも、先には着水した1羽が横向きに写っているではないか。偶然だがこれは上出来だ。ちょうどいい図鑑写真ができた。贅沢をいえば先に♂もいればもっと言う事はないが。
 この写真で見分けのポイントがはっきり確認できる。翼鏡は白だ。これでオカヨシガモとはっきり確認できた。当初からオカヨシガモだろうと8割方は思っていたので違わなくてよかったと言う気分。
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ニシオジロビタキも越冬中 2023.1.6

2023年01月06日 | Weblog
 今朝は警察官が多く立っていてものものしいと思ったら、大阪府警の年頭視閲式が太陽の広場であった。
 昨日もヘリコプターが低く飛び回ってうるさかったと聞く。
 気温は高くないが風がないので日差しの中では暖かく、空も快晴の鳥見日和。

 西の丸庭園は昨日から開園。中に入ると鳥友たち数人がいて、ニシオジロビタキもいる。やはりジョウビタキ♂もいてサザンカの中で見張っている様子。ニシオジロビタキが来るとすぐに追い出す。
 ニシオジロビタキはしばらくするとサザンカの後ろの見やすい枝にとまった。尾を上げる姿も撮影成功。なかなか上出来だった。
 それにしてもニシオジロビタキは何故尾をあんなに上げるのか。どんなメリットがあるのか?不思議。

 今日は他にハジロカイツブリもトラツグミも越冬中。鳥が少ない中でこの3種がいてくれて楽しめるのがなにより。
 交雑の2種も確認。西外堀のメジロガモ×ホシハジロも久しぶり。

・オカヨシガモ 7羽 内堀
・ヒドリガモ 93羽 東外堀14・西外堀5・内堀52・北外堀22
・マガモ 25羽 南外堀1・西外堀4・内堀16・北外堀4
・カルガモ 7羽 東外堀4・内堀1・北外堀2
・ハシビロガモ 80羽 東外堀38・南外堀7・西外堀6・内堀17・北外堀12
・コガモ 7羽 南外堀6・内堀1
・ホシハジロ 87羽 南外堀19・西外堀23・内堀12・北外堀33
・キンクロハジロ 72羽 東外堀31・南外堀5・内堀21・北外堀15
・メジロガモ×ホシハジロ 1羽 西外堀
・アカハジロ×ホシハジロ 1羽 内堀

・オオバン 71羽 全ての堀と第二寝屋川
・セグロカモメ 1羽 第二寝屋川
・カイツブリ 4羽 東外堀、南外堀、北外堀
・ハジロカイツブリ 1羽 東外堀
・ユリカモメ 91羽 東外堀、内堀、北外堀、第二寝屋川
・ハクセキレイ 7羽 各堀ほか
・カワウ 6羽 東外堀、南外堀、内堀
・アオサギ 6羽 東外堀、北外堀
・ゴイサギ 6羽 北外堀

・ツグミ 11羽 太陽の広場東の森ほか
・シロハラ 13羽 太陽の広場東の森ほか
・ウグイス 2羽 市民の森、音楽堂西側上
・アオジ 2羽 音楽堂西側上
・ルリビタキ 1羽 ♀型音楽堂西側上
・モズ ♂1羽 人工川
・ジョウビタキ 2羽 大手前、西の丸庭園
・メジロ 6羽 西の丸庭園ほか
・ニシオジロビタキ 1羽 西の丸庭園
・チョウゲンボウ 1羽 西の丸庭園
・トラツグミ 1羽 一番やぐら前
・ハイタカ 1羽 北外堀上を南に

■■ハイタカ(2011.2.13 天守閣東配水池)
 今冬越冬しているハイタカはフレンドリーだ。天守閣東配水池の茂った木々の中に隠れるようにとまっているが、下からはよく見える。ハイタカもこちらを見るので当然分かっているが、特に警戒する様子もなく数時間過ごしている。
 鳥カメラマンが次々やって来てカメラを構えるが、特に行動に変わりなく休んでいる様子。時にここから飛び出して小鳥を追うこともあったそうだ。
 昨年にも極楽橋でハイタカに近い距離で出合った。多分同一個体と思われる。都市の中の公園にタカが飛来している事は案外知られていない。
 都市は変貌を続け、高層ビルが林立するように姿を変えているが、彼らにとっては狩りの場でもある。大阪城公園の鳥を記録し始めてから多くの事を知った。都市は人だけのものではなかった。
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今年初の鳥見 トラツグミやハジロカイツブリ 2023.1.4

2023年01月04日 | Weblog
 いよいよ2023年の鳥見が始まった。空は素晴らしい快晴。しかし風があってやや寒い。鳥は相変わらず少ない。
 西の丸庭園は今日まで休園日。明日から開園でニシオジロビタキの様子は分からないが、多分いてくれると思っている。

 ツグミやシロハラなど多い年は至る所で目に付いたものだ。10年ほど前はツグミは300~400もの数が見られた。2013年1月15日には868羽とかなりの数を記録している。
 しかし近年はなかなか100羽にもならない。

 カモもユリカモメも少なくて堀の中も寂しい。一時的なもので数年もすれば回復するのであればいいが。
 昨年から越冬しているトラツグミもハジロカイツブリも見られたのは嬉しい。

・オカヨシガモ 4羽 内堀
・ヨシガモ 4羽 南外堀
・ヒドリガモ 126羽 東外堀22・南外堀7・西外堀6・内堀68・北外堀23
・マガモ 17羽 南外堀3・西外堀3・内堀11
・カルガモ 4羽 東外堀2・北外堀2
・ハシビロガモ 70羽 東外堀14・南外堀4・西外堀5・内堀15・北外堀32
・コガモ 3羽 南外堀
・ホシハジロ 75羽 南外堀13・西外堀29・内堀13・北外堀20
・キンクロハジロ 49羽 東外堀19・南外堀9・西外堀4・内堀6・北外堀11
・アカハジロ×ホシハジロ 1羽 内堀

・オオバン 72羽 すべての堀と第二寝屋川
・カイツブリ 4羽 北外堀ほか
・ユリカモメ 87羽 東外堀、北外堀、第二寝屋川
・ハジロカイツブリ 1羽 東外堀
・カワウ 5羽 東外堀。大将から朝に東から西へV字型になって100弱のカワウが飛翔と。
・ハクセキレイ 8羽 各所
・アオサギ 6羽 北外堀
・ゴイサギ 7羽 北外堀

・ツグミ 5羽 各所
・シロハラ 13羽 各所
・アオジ 4羽 音楽堂西側上
・ウグイス 1羽 人工川
・ジョウビタキ 1羽 人工川
・ハイタカ 1羽 梅林
・トラツグミ 1羽 一番やぐら

■■ヨシガモ(2011.1.14 南外堀
 水面をゆっくりとヨシガモが通過する。最近は珍しくなく普通に見られるようなった。2007年の初めての出合いから4年。良く言えば、余裕を持って観察できるようになった。悪く言えば、感動から普通の出来事に変わった。
 人生すべて同じ事。初めての思い入れのある出来事は感動に躍り上がる。夜に思い返して床の中で喜びにむせぶ。しかし悲しい事だが、歳月とともに薄れてくる。感動は時間に弱い。繰り返しに弱い。
 そこで新しい欲望に目覚めてくる。大阪城公園でのカモ撮影の目標である「雌雄一緒に写す」を求める事になる。近距離でシャープに写したい。頬の緑が美しく反射する角度で写したい。♂♀のバランスがいい位置で写したい。
 次々と新しい感激を求めて欲望が湧いてくる。常に感動を求めて生きる人生は浮気性なのだろうか。
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