大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

キマユムシクイ、ムギマキ 2022.10.31

2022年10月31日 | Weblog
 明日から11月、いつも言うが月日の経過の早いこと。秋の渡りはいよいよ終わりが近付いた。渡りの始まりを待っていた時より、その時の時間が早い。

 今朝は4時ごろから起きてF1メキシコGPを見ていたのでやや睡眠不足。もちろんマックス フェルスタッペンのワールドチャンピオンは決定済だけど、決して消化試合ではない。
 どきどきしながら応援していた。結果はマックス フェルスタッペンの今期14勝目。年間最多勝利数記録。終わってみると強かった。

 先日ネットで見た来生たかおの 「夢の途中」 若い頃は好きでもなかった歌。最近ユーチューブで、歳を重ねた来生たかおが歌うのを見た。
 ジョウビタキのように灰色の頭になって静かにピアノを弾き歌う。
 「・・・希望という名の
 重い荷物を
 君は軽々と
 きっと持ち上げて
 笑顔を見せるだろう
 愛した男たちを
 かがやきに替えて・・・」

 彼は歳を重ね、声も枯れて伸びも無くなって淡々と歌っている。それがいいなーと惹かれた。
歌手の年齢によって受け方が違う。

・キビタキ ♀型4羽 みどりのリズム、市民の森、音楽堂西側上、飛騨の森。少なくなったがまだ見られる。
・メボソムシクイまたはオオムシクイ 3羽 みどりのリズム、梅林南側
・アトリ 4羽 みどりのリズム
・モズ 3羽 大手前、蓮如ほか
・ジョウビタキ ♂6♀1羽 六番やぐら、豊国神社裏、内堀、北外堀ほか
・アオジ 4羽 豊国神社裏、二番やぐら跡、愛の森
・メジロ 4羽 
・シロハラ 1羽 梅林南側
・キマユムシクイ 1羽 10月28日から梅林南のうめみ坂周辺で観察されている。今朝も10人くらいのカメラマンなど。本種はここ数年毎年観察されている。珍鳥ではないが素晴らしい。
・マミチャジナイ 2羽 飛騨の森。旅鳥なのだが10月でも見られる。
・クロツグミ ♀1羽 飛騨の森
・ルリビタキ ♀型1羽 飛騨の森
・ムギマキ ♂若1羽 飛騨の森

・カルガモ 16羽 東外堀15・内堀1
・ハシビロガモ 10羽 東外堀1・内堀1・北外堀8
・キンクロハジロ 11羽 東外堀6・南外堀5
・カワセミ 2羽 東外堀 一緒に飛んで石垣にとまる
・ヒドリガモ 160羽 東外堀4・西外堀144・北外堀12
・ハクセキレイ 5羽 東外堀ほか
・アオサギ 2羽 東外堀、西外堀
・オオバン 13羽 南外堀・西外堀・北外堀
・コサギ 1羽 人工川
・マガモ 10羽 内堀6・西外堀4
・ゴイサギ 3羽 北外堀
・カイツブリ 1羽 北外堀
・ホシハジロ 22羽 北外堀

オオバン(2013.12.20 東外堀)
 こんな光景を想像できただろうか。目の前のオオバンの群れ。
 2011年から数羽が越冬し始め2012年には、ついに2けたのオオバンが越冬。信じられない思いで観察していたが、増加傾向は変わらず。2013年の秋からはますます増加。
 観察するたびに増え、多い日は各堀の合計で40羽を超えるようになった。1羽を見て感激し、2羽を撮影できて飛び上がった日が、随分昔のような昨日だったような。
 もうすぐ67歳。これまで悲しみや喜びなど、いろいろな事があった。予想できない出来事に驚きながら生きてきた。あの当時、今の自分が想像できただろうか。
 これほど充実し満足できる毎日が過ごせる事を、想像できただろうか。オオバンの群れを前に人生に思いをはせる。
 人生明日はどうなるか分からない。ただ、今を満足して楽しんで生きる。死が来た時に素直に迎えられるように。
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近年マミチャジナイが長く見られる 2022.10.28

2022年10月28日 | Weblog
 昨日、梅林の南部でルリビタキが撮影された。今期初である。ルリビタキは例年11月に入ってから見られる。
・2021年 11/1
・2020年 10/30
・2019年 11/1
・2018年 11/4
・2017年 11/6
 今期は10月27日とやや早い。観察撮影者は「城の阿佐ヶ谷姉妹」の妹さん?だと思う。いつも言うが顔の識別ができない。間違っていたらご容赦を。
 ジョウビタキが来て、ルリビタキが来て、アトリが来てもう冬が。

 後期高齢者になると種々の文書が届く。この頃は難しい説明を読んで理解するのが億劫。検診も次々と届く。同じ後期高齢者の方はこれらを全て読んで理解しているのかなと思う。

 なのでほとんどほったらかし。糖尿の関係で採血検査は2カ月に1回受診しているし、私の身体は掛かり付けの医者が見てくれているので大丈夫だと思う。

 先日もの足の親指の付け根が痛くなって、これは痛風だと相談すると尿酸値を見て痛い部分を見て痛風ではないと。
 
 鳥見でもこの歳になると体力が落ちる。根気も落ちる。視力も。そして聴力が全然だめ、飛車角落ちで勝負しているようなもの。
 多くの鳥友が観察情報を提供していただき非常に助かっている。あと4年少しこんな調子で頑張る。

・カワラヒワ 1羽 大阪城公園駅
・アトリ 21羽 みどりのリズム、梅林南側上桜広場ほか
・アオバト 1羽 ♀市民の森
・モズ 3羽 もみじ園、沖縄復帰の森、梅林南側上桜広場
・キビタキ ♂1♀型2羽 音楽堂西側上、飛騨の森、天守閣東側配水池
・ジョウビタキ ♂1羽 豊国神社裏
・クロツグミ ♀1羽 飛騨の森
・マミチャジナイ 2羽 飛騨の森、市民の森
・メボソムシクイ 2羽 梅林南側
・シロハラ 1羽 市民の森
・シジュウカラ 5羽 各所

・カルガモ 5羽 東外堀
・キンクロハジロ 8羽 東外堀4・南外堀4
・ヒドリガモ 197羽 東外堀2・西外堀139・北外堀56
・ハクセキレイ 7羽 東外堀、大手前、北外堀。大手前でドバトに激しく攻撃し、飛び回る後を激しく着いて飛ぶ1羽。
・カワウ 2羽 東外堀
・オオバン 3羽 南外堀、西外堀
・コガモ 4羽 南外堀2・内堀2
・カイツブリ 3羽 南外堀・西外堀・内堀
・ハシビロガモ 9羽 内堀
 
■■ルリビタキ(2009.2.7 市民の森)
 古代ギリシャアの哲学者ソクラテスの弟子、プラトンによると、男と女は、もとは背中合わせの一体だった。手足は4本、顔は2つであった。しかし驕慢な性格で神々に反抗したため、神はこれを二つに割って男と女とした。
 この子孫である私たち男と女は、それぞれ昔一体であった半身を求め焦がれる。これが恋心だそうだ。
 鳥はどうだったんだろうか。このルリビタキは若い♂のようだ。これから毎年換羽を繰り返して、ブルーが美しい立派な♂になる。
 やがて激しくさえずり♀を求める。繁殖の本能は組み込まれたDNAにあると思うのが理解しやすい。
 そのDNAは心に影響を与え、頭に命令するんだろうか。私にはよく分からない。当然だ。怠惰に生きてきただけだから。このルリビタキが美しいことは分かる。
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ヒドリガモ 200羽 超える。 2022.10.27

2022年10月27日 | Weblog
 秋が深まり夏鳥は減少、冬鳥に徐々に変わりつつある。今日の夏鳥はキビタキのみ。冬鳥特にカモが日々確実に増加。

 大阪城公園の北側に長大なクレーンが2本、非常に目立つ。聞くところでは上がホテルで下に日経新聞とテレビ大阪が入るとか。ビルの鉄骨は日増しに高くなる。
 今後大阪万博もあり、観光需要などホテル不足らしい。今朝も外国人観光客が増えてきた。バス駐車場もかなり混んでいる。

 昔、鳥友に日経新聞に勤める人がいて、天神祭の花火がよく見えるとの事で、当日は社内でビールやあてを用意して花火を見る行事があり招待してもらった事がある。
 鳥友は定年前の異動で東京の本社にへ帰った。大阪は3~4年くらいだったろうか。

 当時、発行していたミニコミ誌「大阪城公園鳥だより」に連載してもらった事もある。今から思うと懐かしい。
 今の高いビルが出来ると花火がもっとよく見えるだろうと当時を思い出す。

 みどりのリズムでキビタキを見ているともう1羽が出てきて追いかけあい近くにとまる。見ると1羽はムギマキだった。
 撮影した方に写真を見せてもらうと尾羽の付け根に白が見える。♂若だろう。
 
 カモが増加し特にヒドリガモが200羽を超えた。大部分が西外堀で残りは北外堀。オオバンもじわじわ増えている。大将が25日に飛騨の森でアオジを初認している。今朝は見られなかった。
 いよいよ冬を実感する。

・モズ 2羽 第二寝屋川、梅林
・キビタキ 5羽 ♀型 みどりのリズム、音楽堂西側上、一番やぐら、梅林南側上桜広場
・ムギマキ 1羽 ♂若 みどりのリズム
・シジュウカラ 6羽 各所
・メジロ 8羽 各所
・ハイタカ 1羽 もみじ園で上を市民の森へ飛ぶ
・アトリ 23羽 みどりのリズム~太陽の広場東の森、飛騨の森
・ジョウビタキ 4羽 ♂3♀1 音楽堂西側上、大手前、豊国神社裏、城南地区
・コゲラ 2羽 沖縄復帰の森

・カルガモ 15羽 東外堀14・内堀1
・キンクロハジロ 15羽 東外堀3・西外堀6・内堀4・北外堀2
・カワセミ 1羽 東外堀
・カワウ 2羽 南外堀、第二寝屋川
・コガモ 14羽 人工川
・アオサギ 4羽 人工川、北外堀
・オオバン 11羽 南外堀、西外堀、北外堀
・カイツブリ 2羽 南外堀、西外堀
・ヒドリガモ 西外堀157・内堀4・北外堀61
・ハシビロガモ 15羽 西外堀11・北外堀4
・ハクセキレイ 9羽 西外堀、梅林、内堀、北外堀など
・マガモ 8羽 西外堀4・内堀4
・ゴイサギ 1羽 北外堀
・ホシハジロ 9羽 北外堀
・オカヨシガモ 2羽 北外堀
 

■■カ ワ セ ミ(2002.1.30 本丸庭園池)
 本丸庭園池でカワセミがよく見られる。向かって左の木にとまるのを待って撮影する。
 昨年の暮れから何度か撮影していた。最近になって枝の剪定がされたので見やすくなったが、切り口が目立って気になる。
 もう少し汚れて目立たなくなったら再度撮影の予定だったが、取り敢えず撮っておいたものだ。その後繁殖期になったためだろうか、飛来しなくなった。
 カワセミ自体は回りの堀でもよく見られるように個体数は増加しているので、ここへ現れる個体も出てくるだろう。
 紅葉の様子や、背景が良いときに現れると何度も撮影してみるつもりである。
 足元の大阪城公園でこれだけ見られるのだから、カワセミを探して各地へ出かけた頃が懐かしい。
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オオバンじわじわ増加 2022.10.25

2022年10月25日 | Weblog
 今日は風が強かった。夏と変わらぬ服装なので日差しのある場所の方が気持ちいい。バーダーやカメラマンも多くない。
 市民の森の水場の前に7~8人、飛騨の森に3~4人。鳥も多くなく冬の雰囲気。
 大将がイカルとアオバトを見たと人から聞く。出会ったら直接聞いてみようと思ったが園内を回っても出会いは無かった。

・アトリ 27羽 みどりのリズム21・北外堀6。みどりのリズム周辺では小群が「キョ・キョ・キョ」と鳴きながら飛び回っている。
・キビタキ ♀型8羽 みどりのリズム、市民の森、もみじ園、音楽堂西側上、六番やぐら、梅林、飛騨の森
・ハイタカ 1羽 市民の森で獲物を抑え込んだがカラスが来て逃げたと
・イカル・アオバト 大将観察と人伝に聞くも詳細不明
・ジョウビタキ 2羽 ♂人工川、梅林
・オオタカ 1羽 西外堀上空飛翔
・モズ 1羽 六番やぐらで高鳴き、その後太鼓やぐら跡から本丸方向へ飛ぶ
・メボソムシクイ 1羽 梅林南側上
・シジュウカラ 4羽 各所
・マミチャジナイ 1羽 飛騨の森
・クロツグミ ♀1 飛騨の森
・メジロ 6羽 各所

・ハクセキレイ 6羽 第二寝屋川、東外堀、もみじ園など
・カルガモ 11羽 東外堀10・内堀1
・キンクロハジロ 13羽 東外堀・南外堀・西外堀3・北外堀2
・カワウ 2羽 南外堀、第二寝屋川
・コガモ 17羽 人工川
・マガモ 15羽 人工川3・内堀12
・ハクセキレイ 6羽 南外堀ほか
・ヒドリガモ 142羽 南外堀1・西外堀94・北外堀47
・ハシビロガモ 16羽 西外堀5・北外堀11
・オオバン 10羽 西外堀6・北外堀4
・ヨシガモ 2羽 西外堀、北外堀
・アオサギ 3羽 西外堀ほか
・ゴイサギ 2羽 北外堀
・オカヨシガモ 3羽 北外堀
・カイツブリ 1羽 北外堀
・ホシハジロ 2羽 北外堀

■■オカヨシガモ (2001.11.25 南外堀)
 この年は7月ごろから、南外堀にウキクサ(アオウキクサ?)が大繁殖しみるみるうちに南外堀全面を埋めるまでになった。
 風が強い時は吹き寄せられて東部の玉造口付近に集まっていることもあった。
 やがてカモが飛来する時期が近づいてきて心配したことが起こった。それはホシハジロやキンクロハジロが下りて来ないのではないかということであった。
 結果、ホシハジロやキンクロハジロは南外堀には下りないで北外堀に集まり、やがて西外堀にも下りるようになった。
 一方、南外堀はウキクサを餌としてヒドリガモが日々増え始めた。その中に見られたのがオカヨシガモだった。コガモなどとともにウキクサを盛んに採餌する。潜水採餌ガモであるホシハジロやキンクロハジロとは明らかに食性が違う。
 最終的にウキクサは公園事務所が清掃撤去した。ヒドリガモやオカヨシガモも見られなくなった。
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冬鳥が増加する。 2022.10.24

2022年10月24日 | Weblog
 冬が近い。そんな気候。
 前日の「ひでキング」のブログではジョウビタキが大変多い。かなりの数出合うと予想しながら歩いたが、今日の私は1羽も出合いなし・・。野鳥との出合はそんなものだ。

 今朝は鳥見人も少ない。毎年感じる夏鳥から冬鳥への移行期だろう。今朝もカモがよく見られるようになってきた。
 鶴見緑地公園ではムギマキの♂成鳥が見られている。大阪城公園では♂成鳥は見られていないと思う。そしてヨタカも。比較的よく似た鳥が出るのだが。

・カワラヒワ 4羽 みどりのリズム
・キビタキ ♀型7羽 みどりのリズム、市民の森、沖縄復帰の森、修道館裏
・アトリ 22羽 みどりのリズム
・オオルリ ♀1羽 みどりのリズム
・モズ 3羽 もみじ園、大手前、梅林
・クロツグミ ♀1羽 飛騨の森

・ハクセキレイ 6羽 第二寝屋川、東外堀、もみじ園ほか
・カルガモ 10羽 東外堀8・人工川2
・キンクロハジロ 8羽 東外堀2・南外堀6
・ホシハジロ 4羽 北外堀
・カワウ 3羽 南外堀、第二寝屋川
・コガモ 26羽 人工川
・オオバン 8羽 南外堀1・西外堀4・北外堀3
・ヒドリガモ 131羽 西外堀73・北外堀58
・オカヨシガモ 1羽 西外堀
・マガモ 10羽 内堀
・ゴイサギ 2羽 北外堀

■■アトリ(2010.11.17 飛騨の森)
 やはりアトリは水場に降りてくる。以前伊藤さんから、「大阪城公園に水場を作る運動」をしようと言われた事があった。多分私が中心になって動く事になる。行政の対応はほぼ想像がつく。申し訳ないが断った記憶がある。
 30メートルほどの範囲を柵で囲って、中央に窪みのある岩を設置して水の配管設備をすればいい。横に隠れるための木も植えて。
 費用的にはそれほど高いものでなないだろう。やろうとの決断をするかどうかだ。しかし、一般市民が言っても断られるだけ。答えははっきりしている。議員が動かないと全く話は進まない。
 役所は内容で判断せずに、誰からの話かで答えを出す。よい事か、悪い事かでなく、誰が言ってきたかが問題なのだ。内容は二の次、三の次。
 大阪城公園の整備について積極的に考えない事にしている。不満が溜まって精神衛生上よくないから。大阪城公園が人だけでなく、多くの生物にとって重要な場所であることを、心の片隅に置いてほしいが。
 数十年後にはこの意味が分かってもらえるだろう。私は既に生きていないが。
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ヒドリガモが増えてきた。 2022.10.21

2022年10月21日 | Weblog
 今日も快晴の空。鳥はやや少ない印象。市民の森の石の水場に十人ほどがカメラを構えている。聞くと下りて来たのは、マミチャジナイ、シロハラ、ヤマガラなどと。昨日はよく出たので人が集まったのかと。

 この日曜日は大阪城公園のかなりの部分が入場規制される。そのせいか今日から西の丸庭園は入場できない。実は昨日西の丸庭園でコマドリ♂が観察撮影されている。今期初だ。

 昨日は久しぶりに京橋で回転寿司を食べた。駅近の大起水産の店。京橋の回転寿司は一通り行ったがここが一番と思う。一度食べたかった本マグロかまトロ。残念ながらメニューから無くなっていた。

 最近すぐに面倒だと感じてしまう。コロナの影響で京橋へ行く事は激減していた。年齢もあるのか行くのが面倒で、コンビニで買って食べたり、帰りのスーパーで買ったりすることが多くなっている。
 以前は大阪城公園を回った後に、京橋を歩き回って帰宅するのが全く苦にならなかったのに。
 今日も郵便物をバッグに入れて出た。途中のポストに入れるつもり。でも大阪城について忘れていたのに気づく。
 帰りに入れようと思ったが、結局家まで持って帰ってしまった。それを見てうんざりする。こんなになってしまった自分。

・キビタキ 7羽 みどりのリズム、太陽の広場東の森、豊国神社裏、天守閣東側配水池、飛騨の森など
・マミチャジナイ 1羽 市民の森水場
・ヤマガラ 1羽 市民の森水場
・ジョウビタキ ♂2羽 音楽堂西側上、北外堀
・シロハラ 2羽 市民の森、音楽堂西側上
・アトリ 14羽 元射撃場上を回って東外堀へ
・モズ 2羽 一番やぐら、本丸
・クロツグミ ♂♀飛騨の森
・シジュウカラ 8羽 各所
・チョウゲンボウ 1羽 上空飛翔
・メジロ 11羽 ミライザ裏ほか

・カルガモ 7羽 東外堀2・南外堀1・人工川4
・アオサギ 6羽 東外堀、南外堀、北外堀
・カワウ 4羽 南外堀
・キンクロハジロ 7羽 南外堀2・西外堀2・北外堀3
・マガモ 11羽 人工川6・内堀5
・コガモ 1羽 人工川
・コサギ 1羽 人工川
・ヒドリガモ 122羽 西外堀99・北外堀23
・ハシビロガモ 10羽 西外堀
・オオバン 5羽 西外堀2・北外堀3
・ハクセキレイ 2羽 
・ゴイサギ 2羽 北外堀

■■ヒドリガモ(2001.12.5南外堀)
 2001年初夏に始まった南外堀のウキクサ繁茂は翌年1月で撤去されて終わった。
 それは南外堀にホシハジロ、キンクロハジロが入らなかったことが最大の変化として現れた。多い時は2千や3千も休んでいるこの二種が見られない。
 一方これまでほとんど入らなかったヒドリガモが増え始め200羽を超えるようになった。
 これは食性の違いや採餌方法の違いなだからくるものだろう。この写真だけを見ると、緑の絨毯の上にヒドリガモが休んでいるようにも見える。環境が変わればやって来る野鳥も変わる。
いつも言っているのだが、コブハクチョウやアヒルを放しても心休まる環境になった訳ではない。
 今、都市の公園に求められるものは自然と触れることで得られる安らぎである。水鳥を購入して放すのではなく野鳥が飛来するような環境にすることだ。その環境が人々の心を癒すのだ。
 これまでとはまったく違った価値判断を必要とするのだ。ヒトを第一に考えてはいけない。利益を優先してはいけない。人も他の生物も地球上の仲間。道ずれにして自殺するようなこれまでの基準は誤っていることに気づくべきだ。
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アトリの群れ 2022.10.20

2022年10月20日 | Weblog
 今朝も素晴らしい快晴の空。昨日のノゴマが全く見られない。どの場所も居ないと言う。ノゴマを目的に来られた方もいたようで声もかけられた。
 ただし昨日の6羽は全て見られないが、新たに弓道場前の植え込みに♂♀2羽が観察された。出会った何人かに説明したが見られたかどうか気になる。

 キビタキは今日も多い。そしてアトリの小集団にも出合う。市民の森の水場もよさそう。天守閣東側配水池もいいと聞く。今が一番いい時期かもしれない。
 カモなど水鳥も増加してきた。カウントが大変だけれど楽しみ。

・キビタキ ♂1♀型15羽 梅林南側上桜広場、太陽の広場東の森、みどりのリズム、もみじ園、市民の森、沖縄復帰の森、修道館裏、豊国神社東、飛騨の森など
・アトリ 17羽 みどりのリズム16・梅林南側上桜広場1。今期は冬鳥が増えそうで楽しみ。
・カワラヒワ 3羽 みどりのリズム
・ノゴマ ♂♀2羽 弓道場前。昨日の6羽が全く見られない。同時に出発するのも不思議。
・クロツグミ ♂1 市民の森の水場
・マミチャジナイ 1羽 市民の森の水場
・マミジロ ♀1羽 市民の森の水場
・コゲラ 3羽 市民の森、沖縄復帰の森
・シジュウカラ 9羽 各所
・モズ 3羽 もみじ園ほか
・ヤマガラ 2羽 沖縄復帰の森
・メジロ 3羽 市民の森
・コサメビタキ 1羽 豊国神社裏
・サメビタキ 1羽 天守閣東側配水池
・エゾビタキ 1羽 天守閣東側配水池
・ジョウビタキ 2羽 天守閣東側配水池
・シロハラ 1羽 梅林南側上桜広場

・ヒドリガモ 103羽 東外堀2・南外堀4・西外堀81・北外堀16
・カルガモ 6羽 東外堀3・人工川2・内堀1
・キンクロハジロ 9羽 東外堀1・南外堀4・内堀4
・ハクセキレイ 5羽 みどりのリズムほか
・カワウ 2羽 南外堀
・マガモ 12羽 人工川9・内堀1・西外堀2
・コガモ 4羽 人工川3・北外堀1
・ホシハジロ 4羽 西外堀
・ハシビロガモ 8羽 西外堀4・北外堀4
・ゴイサギ 2羽 北外堀
・アオサギ 1羽 北外堀
・オオバン 4羽 北外堀

■■アトリ(1992.12.4 西の丸庭園)
 今秋はアトリの群れが飛来した。落ち着きのない飛び方でキョッキョッと鳴きながら公園内を飛び回った。豊国神社裏東部の水たまりに時々下りてくるようになり、数人の鳥カメラマンが撮影していたが、状況が気に入らず、様子を見るだけにとどめていた。 
 やがて西の丸庭園の中で、散水栓から漏れている場所が見つかった。落ち葉の下を濡らして縁石の窪みにたまった水は、ちょうど鳥たちの水場になっていた。大きなカラスたちは、顔を横に寝かせてくちばしを水につけないと飲めないほど浅い水場だったが、スズメ、ツグミ、ヒヨドリ、シメ、ハシブトガラスなどがやってきて水を飲みそして浴びる。
 その中に数羽の群れでやってくるアトリがいた。「キョッキョッ」と鳴きながら様子を見て下りてくる。10メートルほど先に座っている私をちょっと気にして近づいてくる。直接水場に下りるのもいれば、枝にとまってから水場に下りるのもいる。アトリは水場で撮影する事が圧倒的に多い。というより大阪城公園での撮影はすべて水場だ。
 じっと観察していると、あわてて飛び上がるものもいれば、落ち着いてゆっくり水を飲むのもいる。アトリもそれぞれ性格が違う。
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ノゴマ♂6羽 ♪♪ 2022.10.19

2022年10月19日 | Weblog
 今朝も雲ひとつない青空。そしてやや冷たい風、出かけるのに一番の時期。お母さんが2~3歳の子どもを遊ばせている。いかにも幸せそう。

「春のコマドリ、秋ノゴマ」 の通りノゴマが多い。今朝は各所で計6羽も全て♂。

・キビタキ 14羽 ♀型 みどりのリズム、もみじ園、音楽堂西側上、南外堀、教育塔裏、豊国神社裏、二番やぐら跡など各所に多い
・シジュウカラ 8羽 各所
・シロハラ 1羽 音楽堂西側上
・メジロ 4羽 各所
・イソヒヨドリ ♂1羽 多聞櫓屋根
・モズ 4羽 西の丸庭園入口ほか高鳴き
・メボソムシクイ 4羽 修道館裏、豊国神社東、第二寝屋川
・ジョウビタキ ♂3♀1 天守閣東側配水池、豊国神社東ほか
・ノゴマ ♂6 一番やぐら、本丸日本庭園、空堀、飛騨の森、梅林
・コサメビタキ 1羽 豊国神社裏
・ウグイス 1羽 空堀
・エゾビタキ 1羽 梅林南側上桜広場

・ハクセキレイ 6羽 太陽の広場東の森、市民の森、第二寝屋川ほか
・アオサギ 2羽 東外堀、北外堀
・カルガモ 5羽 東外堀、人工川
・カワウ 4羽 南外堀
・コガモ 1羽 南外堀
・マガモ 8羽 人工川
・キンクロハジロ 2羽 南外堀
・ヒドリガモ 79羽 西外堀75・北外堀4
・ハシビロガモ 20羽 西外堀3・北外堀17
・ホシハジロ 1羽 北外堀
・コサギ 1羽 北外堀
・オオバン 2羽 内堀
・ゴイサギ 1羽 北外堀

■■ノゴマ ♀2009.10.18 山里丸 ♂2009.11.4・5 太陽の広場東の森
 今春はノゴマがよく見られた。目が多くなったことも理由かも知れない。ネットでの情報、デジスコで気軽にできる超望遠の撮影。などなどによりカメラマンも非常に多くなった。
 数十人で取り囲んで撮影している現場によく遭遇した。出ているなら通りがかりに数枚撮影する。
 ♀は山里丸もの。数人しかいなかったので気楽に撮影。♂は太陽の広場東の森で植え込みに突然現れて5日間見られたもの。
 当初十数人が撮影していた。やがて飽きられたのか、早朝から構えている人は少なくなった。この日も通りかかった時には誰もいない。
 飛去したのかと探していると目の前に出ている。そこで数枚の撮影。10分もかかっていない。簡単に撮影できる気楽さと引き換えに、出合いの感動、撮影できた時の感動は減少している。
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ノゴマ、ビンズイ、ジョウビタキなど夏鳥も冬鳥も漂鳥も 2022.10.18

2022年10月18日 | Weblog
 今朝も快晴の空。風もあって日陰でいると少し寒く感じるほど。鳥見には最良の気候。

 今日はいつものキビタキやエゾビタキのほかノゴマなど夏鳥も、そして初認のジョウビタキや、アトリなどの冬鳥、ビンズイなどの漂鳥。カワラヒワやハクセキレイも。そして堀にはカモたちが徐々に増加、オオバンも。
 この時期は種としては一番賑やかになる。

 大将から種々観察情報とともに、飛騨の森が立ち入り禁止やこの日曜日は市民の森と城南地区以外全面的に有料区域となって入れないと・・・。 

・エゾビタキ 8羽 今期は本種が多い。太陽の広場東の森、みどりのリズム、天守閣東側配水池、飛騨の森ほか。
・キビタキ ♂2♀型10羽 市民の森、梅林南側上桜広場、太陽の広場東の森、みどりのリズム、もみじ園、ノースロップの森、天守閣東側配水池、飛騨の森ほか。
・カワラヒワ 9羽 みどりのリズム
・シロハラ 1羽 みどりのリズム
・クロツグミ ♂2羽 市民の森、飛騨の森
・マミチャジナイ 1羽 市民の森
・コゲラ 1羽 市民の森
・モズ 4羽 もみじ園、梅林、飛騨の森
・コサメビタキ 3羽 教育塔裏、六番やぐら、天守閣東側配水池
・ノゴマ ♂2羽 一番やぐら、本丸日本庭園
・ビンズイ 2羽 天守閣東側配水池
・アトリ 10羽 天守閣東側配水池
・ジョウビタキ ♂2羽 天守閣東側配水池、梅林。今期初観察。
・チョウゲンボウ 1羽 元射撃場
・メボソムシクイ 2羽 梅林ほか

・ハクセキレイ 6羽 梅林、もみじ園、元射撃場、大手前、一番やぐら、北外堀各所で見られる
・コガモ 5羽 人工川
・マガモ 10羽 人工川
・カワセミ 1羽 人工川
・カワウ 2羽 南外堀、内堀
・ヒドリガモ 77羽 西外堀66・北外堀11
・オカヨシガモ 4羽 西外堀、本種も今期初観察。
・キンクロハジロ 3羽 西外堀2・北外堀1
・オオバン 3羽 西外堀1・北外堀2
・ゴイサギ 1羽 北外堀
・アオサギ 1羽 北外堀

■■ノゴマ(2013.11.12 天守閣東配水池前)
 天守閣東配水池の前の道。警戒しない。ちょうど前を通ると網のフェンスから出てきて、撮影してくれと言わんばかり動かない。餌を待っているのだろう。
 「春のコマドリ、秋ノゴマ」でノゴマに会うと秋を知る。季節を知ると同時に昨年からの一年間の時の流れを感じる。この一年間の出来事が思い浮かぶ。
 いいことも。悪いことも。思い出がたくさんあって人生は何と不思議。この歳になっても分からない事がいっぱい。
 分からないまま死んでいくんだろう。それは別に悲しいことでない。終わりまで日々充実して楽しく生きればいい。
 ノゴマは餌をもらえないのが分かったのか、諦めたように左のほうへ歩いていく。何か散歩しているようにもみえるほどのんびり。とても野生の生物とは思えない。
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徐々に冬鳥も・・・ 2022.10.14

2022年10月14日 | Weblog
 今日は全天快晴、雲ひとつない青空が広がる。暑くもなく寒くもない。
 小学生の遠足が各所で。観光客も高校生も多い。
 エレクトリックカーの運転手が、マイクで高校生のグループに「おはようー」「何処から来た?」
 すると「青森」。青森から大阪城に来るか。と少し驚く。いづれいい思い出になるんだろうななと。

 鳥は昨日より多い。各所でほどほど目につく。
 カモも種々入ってきた。昨日は内堀でキンクロハジロ、ホシハジロが見られている。今日は北外堀でヒドリガモ、コガモ、ハシビロガモの珍しい組み合わせが一緒に。

 昨日シロハラが初認された。飛騨の森と市民の森で今期初。カモも冬鳥も合わせて徐々に冬が近づいてきた。

 ハクセキレイが見られるようになってきた。数は多くないが各所で目にする。

・キビタキ ♂6♀型13 太陽の広場東の森、修道館裏、梅林南側、市民の森、人工川、修道館裏ほか
・メジロ 22羽 各所
・ヒヨドリ 16羽 群飛
・コサメビタキ 6羽
・シジュウカラ 16羽 各所
・クロツグミ ♂1羽 市民の森
・エゾビタキ 5羽 市民の森、城南地区、人工川、梅林南側上桜広場、飛騨の森
・オオルリ ♂2 人工川、飛騨の森
・ヤマガラ 2羽 豊国神社裏、飛騨の森

・カワウ 5羽 南外堀、第二寝屋川
・コガモ 3羽 南外堀、北外堀
・マガモ 4羽 人工川、内堀
・カルガモ 9羽 東外堀、人工川、内堀
・ハクセキレイ 4羽 大手前、第二寝屋川
・ヒドリガモ 47羽 西外堀、北外堀
・ハシビロガモ 1羽 北外堀
 
■■ホシハジロ(1993.11.20 南外堀東部)
 大阪城公園にやって来るカモの中では最も多く、多い日は数千羽に達する。一羽一羽比べても同じ顔で見分けがつかない。
 全体を見て。そこから数を数えて終わるのがこれまでであった。ところが今年は違って、あるホシハジロを探す。数千の中から一羽を探すのは大変な作業だがけっこう楽しい。
 端から順に探して目当てのホシハジロを見つけると、いた。いた。と待ち合わせの人に出会ったようにホッとする。
 カモを見る楽しみがひとつ増えたような気がする。そして見つけられない日は気持ちがすっきりしない。
 私一人でハクちゃんと呼んでいるホシハジロの白変個体だ。虹彩が黒いところから♀だろう。全体は真っ白でなく部分的に白変でもなく、色素が不足している個体だ。色合いとしては薄茶色に見える。春まで付き合ってくれるだろうか。
コメント (2)
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