大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

夏鳥にぎわう大阪城公園! 2021.4.30

2021年04月30日 | Weblog
 早くも4月末、春の渡りで最も夏鳥が賑わう時期だが今期はやや寂しい。
 そう思っていたら、今朝は一気に夏鳥が飛来。これまでの不調を取り返すようににぎわった。

 コロナワクチン接種券が到着。当初はワクチンの副反応のため、接種に批判的な報道が多くあった。でも私は当時からすぐにでも受けたいとの考えだったので待っていた。
 お知らせにインターネットからコロナワクチンの予約ができるとありQRコードが。やり方が分からないので孫娘にスマホを渡して頼む。ささっと片手で操作して、受付が始まっていないとの画面を私に向ける・・・。まだ先のよう。

 明日からまた雨になるらしい。まずはスズメ 2題
・ 「バーダー誌」 5月号で興味深い記事を見つけた。「嘴の黄色いスズメは本当に若いのか?」 のタイトルで玉田克巳氏の研究だ。

 筆者は北海道で調査を続けてきた結果、スズメの嘴の基部が黄色い個体が、必ず若い訳ではなく、季節変化することが明らかになったとある。
 その上 「嘴が黄色は幼鳥」 との識別は日本だけで、海外の図鑑には一切ないらしい。スズメの嘴の色は成・幼でなく季節変化すると。

 これにはびっくりした。図鑑や種々の本でそう読んできた。嘴が黄色いので幼鳥と判断していた。詳細は次の研究論文にある。J-STAGE (無料で読める研究論文)

・ みどりのリズムでスズメの交尾
 枝でスズメが交尾しているのを見つけて数枚シャッターを切った。パソコンで拡大してみると、後方からの写真だったので尾を上げた♀のクロアカが丸見え。
 
 知識としてはあったが、今まではっきり見た事がなかった。まん丸で縁は薄赤色で取り囲まれている。

★夏鳥。全13種。
・オオルリ ♂6・♀3 梅林南側、一番やぐら、みどりのリズム、太陽の広場東の森、市民の森、音楽堂西側上、西の丸庭園ほか
・キビタキ ♂19・♀6 太陽の広場東の森、みどりのリズム、市民の森、沖縄復帰の森、梅林南側、豊国神社裏、修道館裏、沖縄復帰の森、飛騨の森、天守閣東側配水池ほか。25羽!いよいよ大阪城公園の春の渡りらしい状況になった。久しぶりにさえずりも耳にした。比較的若い個体=昨年の春・初夏に生まれた個体=第1回夏羽が多かった。
・センダイムシクイ 12 愛の森、太陽の広場東の森、飛騨の森、みどりのリズム、西の丸庭園、一番やぐらほか。大将ほかから鳴き声がよく聞かれたと聞くも・・・。
・コルリ ♂2 市民の森、愛の森。市民の森では植え込みの中でなく上の木の中。これは珍しい観察。
・コサメビタキ 5 市民の森、天守閣東側配水池、一番やぐら、飛騨の森ほか
・エゾムシクイ 10 市民の森、梅林南側上、天守閣東側配水池、太陽の広場東の森、飛騨の森、愛の森、京橋口、音楽堂西側上ほか
・クロツグミ ♂♀2 市民の森、一番やぐら
・マミジロ ♂1 一番やぐら。今期初認。
・サンショウクイ 4 梅林南側上桜広場、市民の森2、飛騨の森。すべて亜種サンショウクイ。
・ツバメ 4 もみじ園、豊国神社上空飛翔
・ノジコ 1 飛騨の森。今期初認。
・オオヨシキリ 1 太陽の広場東の森。今期初認。
・コマドリ ♀1 飛騨の森

★冬鳥
・アトリ 1 太陽の広場東の森
・シロハラ 3 太陽の広場東の森、一番やぐら
・ツグミ 1 太陽の広場東の森
・ヒドリガモ ♂1 東外堀
・オカヨシガモ 2 内堀、南外堀
・ヨシガモ ♂♀ 内堀

★その他
・アカハラ 12 市民の森、豊国神社裏、太陽の広場東の森、梅林南側上桜広場
・クロジ ♂1 市民の森
・アオバト 1 市民の森
・シジュウカラ 12 各所
・コゲラ 2 市民の森、梅林南側上
・メジロ 15 各所
・ビンズイ 2 飛騨の森、みどりのリズム
・アオサギ 1 少年野球場
・ゴイサギ 2 北外堀
・カルガモ 3 内堀、東外堀
・カワウ 7 西外堀、第二寝屋川
・コサギ 2 第二寝屋川
・エナガ 9 太陽の広場東の森ほか

■■スズメ(1995.1.8 音楽堂西北東斜面)
 スズメは案外、写真の撮りにくい鳥だが、かけている時間が少ないことも大きな理由で、他の鳥を待っているついでに近くに現れたら撮影する程度の姿勢では当然だろう。
 この時も給餌場でシメを待っていたら数羽の群れがやってきて私を気にしながら採餌している。
 動きも落ち着きがなく警戒心も強い。何枚か撮影して出来上がったフィルムを見ると、この1枚がよくできている。
 1羽が背を向け、もう1羽が胸を見せて、ちょうど良い形にとまっている。しいて言えば背景の色が、緑色であったり、アクセントになる枝葉が入っていたりすればとも思う。
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コルリ、コマドリ、サンショウクイ他 2021.4.26

2021年04月26日 | Weblog
 昨日、一昨日と夏鳥がにぎわったそうだ。春の渡りは日替わり。今日はどうかとちょっと不安と期待を持って出かけた。

 結論から言うとまずまず。昨日ほどではないがそれなりに見られる。
 キビタキやオオルリでは、昨日はそれぞれ20羽ほど見られているが、今朝はそれほどではないが各所でぼちぼち。

 サンショウクイ1羽が東外堀沿い藤棚周辺からみどりのリズム辺りを鳴いて飛び回り、撮影したと聞く。亜種リュウキュウサンショウクイでなく、亜種サンショウクイだと。
 最近はサンショウクイと聞くとどちらの亜種か気になる。

 先日 「モスタイプ」 の飛び方とは、問いかけに数人の方の意見もあり 「蛾(ガ)のような飛び方」 との答えに傾いています。
 確かにそのように見える。エナガ、キビタキ、メボソムシクイ、イソシギなどでも見られると。もっと多くの種で見られる飛び方なのかも知れない。
 ありがたい。ちょっとした事で知識が広がる。

 阪神タイガースまだ首位を守っている。3連敗した時はまたかと思ったが。今期はチームの優勝より佐藤テルのホームランが楽しみ。
 あの豪快な一振り!当たったらホームラン。当たらなかったら空振り。

・カワラヒワ 1 太陽の広場東の森
・キビタキ 10 ♂太陽の広場東の森、みどりのリズム、飛騨の森、梅林南側上桜広場ほか
・クロツグミ 5 ♂2♀3 太陽の広場東の森、市民の森、音楽堂西側上、一番やぐらほか
・アオサギ 2 太陽の広場東の森と飛騨の森の上空飛翔
・オオルリ 13 ♂10♀3 太陽の広場東の森、市民の森、飛騨の森、愛の森、みどりのリズムほか
・アカハラ 7 太陽の広場東の森、市民の森、梅林、天守閣東側配水池、音楽堂西側上ほか
・ヤマガラ 2 太陽の広場東の森、みどりのリズム
・センダイムシクイ 8 太陽の広場東の森、市民の森、沖縄復帰の森、教育塔裏ほか
・エゾムシクイ 10 市民の森、沖縄復帰の森、教育塔裏、愛の森ほか
・シロハラ 5 太陽の広場東の森ほか
・サンショウクイ 1羽 東外堀沿い藤棚裏~みどりのリズム
・エナガ 31 みどりのリズム、豊国神社裏。極楽橋近くの親2と幼鳥7の群れが話題になっている。
・コルリ 1 ♂愛の森
・ツバメ 23 もみじ園、東外堀、空堀、西外堀、北外堀ほか
・コマドリ 1 ♀梅林南側上桜広場
・コサメビタキ 3 飛騨の森、沖縄復帰の森
・クロジ 1 ♂ 梅林南側上桜広場
・ツグミ 3 梅林
・アオジ 1 みどりのリズム
・ヒドリガモ 1 東外堀
・コガモ 7 南外堀6・内堀1
・オカヨシガモ 2 ♂南外堀
・キンクロハジロ 1 ♂北外堀
・オオバン 2 南外堀
・カルガモ 2 内堀・北外堀
・ゴイサギ 1 東外堀
・チョウゲンボウ 2 上空飛翔
・ハシボソガラス 5 梅林ほか
・コサギ 1 第二寝屋川
・ホシハジロ ♀1 内堀
  
クロツグミ(1993.4.29 愛の森)
 主に暗い植え込みの中を行動するのではっきりと観察できず、識別に困っていろいろな意見が出た。有力な意見にクロツグミ♀というのがあった。しかし脇の褐色が見えないことで断定できなかった。
 しばらくの間滞在していたので観察の機会は何度もあったが、その都度図鑑を調べて決めかねていた。写真に撮って調べようと何度も挑戦するが、識別の参考になるような写真を撮る機会はなかなかめぐってこない。それにしてもこの鳥は暗い茂みの中が好きな個体である。
 ある時、愛の森でノゴマを撮るため待っていると、突然近くの茂みから飛び出したのはその鳥だった。その時の角度から脇の褐色も見え、喉の辺りまでの黒斑や全体の印象からクロツグミの♀とした。その後下枝にとまって動かないところを撮影できた。写真を見て間違いないとはっきりした。クロツグミの♀なら背面がもう少し褐色に見えてもいいとの思いも残る。大型ツグミ類の♀の識別はいまだに迷う個体が多く、今後も多くの個体を見る経験が重要だと知らされる。
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エナガ巣立ち続報! 2021.4.23

2021年04月23日 | Weblog
 暖かい春。なのにコロナ緊急事態宣言が明後日から。不安だけ。
 今期の渡りは不調。オオルリもキビタキも少ない。

 エナガの巣立ち続く。今春4巣目の元射撃場階段横(アラカシ)は 4/22に7羽が巣立ち。前日には幼鳥1羽がカラスに捕食された現場を数人が観察。

 仕方がないとはいえ、カラスの嘴にくわえられたヒナを目にすると衝撃だろう。捕食された1羽の以外にも食べられたヒナがいたかも。
 残り7羽が無事巣立ち。そのヒナたち今朝は元射撃場の東側、東外堀ぞいで声が聞こえるとか親がとか。私には全く無理で聞こえない。現場にいたお姉さん方数人に教えてもらう。

 音楽堂西側上に向かうと久しぶりに大将に出会う。仕事が忙しかったようだ。話では早朝5時から8時まで大阪城公園を観察し、それから仕事に行くのは大変だと!

 この場所ではピースおおさかで巣立ちした幼鳥たち。最終的に10羽が確認されたと。
 今期大阪城公園で巣立った幼鳥たちは、とりあえず頑張っている。人も鳥も生きていくのは大変。

 前回紹介した本。「エナガの群れ社会」 で気になるところがある。

 「時々エナガは他のカラ類があまりやらない別の空中でディスプレー(誇示行動)をする。それは巣作りの予定地から、妙な飛び方で飛び出していく行動である。尾羽を少し立てて、翼を水平に開き、細かに震わせながら飛び立っていく。モス・タイプと呼ばれている飛び方である」

 この中で 「モス・タイプと呼ばれている飛び方」 が分からない。

 実は数年前にキビタキが繁殖した時、巣から妙な飛び立ちを何度も観察し、心の底に残っている疑問。いまだに答えは出ていなかった。ひょっとして。
 
 「モス・タイプとよばれている飛び方」 この意味が理解できない。
 せひ教えていただきたい。「モス・タイプとよばれている飛び方」とは????
 詳しい方、メールでも電話でもなんでもいい、この意味を教えて欲しい。モス・タイプて何?

・ツグミ 11羽 各所
・クロツグミ 5羽 全て♂ 太陽の広場東の森、みどりのリズム、音楽堂西側上、市民の森
・シロハラ 6羽 太陽の広場東の森、市民の森、もみじ園ほか
・ヒドリガモ 2羽 東外堀と北外堀 ともに♂
・ハクセキレイ 1羽 東外堀沿い
・アカハラ 6羽 音楽堂西側上、西の丸庭園、梅林
・コガモ 5羽 南外堀
・オカヨシガモ 2羽 南外堀
・エナガ 上記
・ウグイス 人工川 1羽 大きな声でさえずりも上手でない
・オオバン 4羽 南外堀、内堀
・キビタキ 3羽 全て♂ 市民の森、西の丸庭園、梅林南側上桜広場
・カワウ 4羽
・ビンズイ 1羽 西の丸庭園
・カルガモ 3羽 内堀、第二寝屋川
・シジュウカラ 8羽
・キンクロハジロ 3羽 北外堀
・コマドリ ♂1羽 飛騨の森
・オオルリ ♂1羽 修道館裏
・ツバメ 1羽 第二寝屋川
・アオジ 3羽 飛騨の森ほか

■■アオジ(2007.4.20 豊国神社東側) 
 4月の中旬。春の渡りが始まって夏鳥たちが徐々に到着し始めると、大阪城公園のバーダーたちの心はすでにアオジにはない。
 多くのアオジは繁殖地へ戻って行ったし元々彼らに関心の持たれない地味な鳥だ。
 しかし、この時期になってもまだ残っているアオジも少なくない。遅れながらも春に向けての準備が進んでいる。
 ツツジなどの低い植え込みの中から飛び出して、目立つ枝先などで繁殖に向けてさえずりの練習。まだ美声でないぐぜり。
 その様子は繁殖に向けて努力しているというより、体中から湧き出す力に抗えないでいる姿に見える。
 豊国神社東側を通るたびに、ツツジの中から出てきて柵にとまってぐぜるのを何度も目にしていた。心は既に山中なのだろう。私が近くに立ち止まっても気にしない。
 アオジの美しさを知っている者に与えられたチャンス。近い距離から条件を変えて数十枚の撮影。アオジのアオは緑を指す。春の柔らかい光の中で緑は限りなく黄色に美しく輝いた。
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暖かい春の日、エナガたちは 2021.4.21

2021年04月21日 | Weblog
 今朝も夏鳥は多くない。渡りは一定の数が淡々と移動する訳ではない、波のように増えたり減ったり帯のように。ウェーブデーもあるが今朝のような日もある。
 春の渡りは日替わり。ちなみに昨年同日のキビタキは11羽だった。

 巣立ちなどでエナガが話題になっているがふと思い出して 「エナガの群れ社会 中村登流著 信濃毎日新聞発行 1991」 久しぶりにぱらぱらめくった。

 大阪城公園での観察と照らし合わせて読んでいるとなかなか面白い。
 例えば、 
 「巣を取り付ける場所の不思議で、たいていの鳥は巣を作る場所がほぼ決まっている。一方エナガは巣を作る場所は、藪であったり高い木の又であったりと多様、エナガは不思議な鳥だ」 とある。
 確かに大阪城公園でも同じで、低いツツジの中であったり高い樹木の又であったりする。

 「再営巣についても、外敵に壊される率は地域によっては70~80パーセント、別の地域では20~30パーセントと差はあるが、再営巣は普通の行動。2回目も壊され3回目辺りが繁殖期ぎりぎりに間に合う」 とあるが、大阪城公園でも、かなりの率で壊されて再営巣している。

 「抱卵について、日中は♀だけが巣に入り、尾羽が大きく曲がっている。♂はほとんど曲がっていない」 とあるが別の本では、抱卵分担は♂♀同じとあるので、このへんはやや違う。

 ごくごく一部の紹介しかできないが、エナガに興味のある方はぜひこの本。自分で観察した大阪城公園のエナガと関連して読むと興味深い。ぜひお勧めする。

 パソコンを開いてびっくり。このブログ昨日の閲覧数が7042 PV ! これまでは珍鳥や特別な観察で一気に増加し5千を超えることはあったが。
 昨日は特別な事はなかった。・・・なのに。何か間違いがあったのでは。よく分からない。

・シロハラ 6 水上バス乗り場、太陽の広場東の森、市民の森ほか
・ツグミ 6 太陽の広場東の森、もみじ園ほか
・シジュウカラ 18羽 各所 さえずりが響く
・ヒドリガモ 1羽♂ 東外堀。多分負傷しているんだろう。りっぱな男前になっているがこの夏を東外堀で過ごすのか。
・キビタキ 2羽 市民の森、六番やぐら
・オオルリ 1羽 市民の森
・センダイムシクイ 5羽 市民の森、沖縄復帰の森 全て声を聞いたり姿を確認したりと言う。情報を頂いた彼は私より若いが、いわゆる若者の年齢ではない。でも観察眼は素晴らしい。羨ましい。
・オオバン 4羽 南外堀
・カワウ 5羽 
・コガモ 9羽 南外堀7・西外堀2
・キンクロハジロ 2羽 北外堀
・エナガ 16羽 元射撃場、大手前、ピースおおさかほか
・アカハラ 1羽 沖縄復帰の森
・アオジ 1羽 梅林南側上桜広場
・ヤブサメ 3羽 梅林南側上桜広場、飛騨の森、沖縄復帰の森
・カルガモ 3羽 内堀、第二寝屋川
・マガモ 2羽 第二寝屋川
・ハシボソガラス 2羽 第二寝屋川

■■エナガ 2010.3.8 飛騨の森
 60年代から70年代の歌謡曲を流しながら書いている。やはり20歳代とその前後の頃が強い記憶にある。その都度一生懸命だった時代。
 リタイアして8年。充実した日々。結構忙しい日々を送っている。今も青春そのもの。
 「青春とは人生のある時期を言うのではなく心の有様をいう。年を重ねただけで人は老いない。理想をなくした時に老いる」 アメリカの詩人、サムエル・ウルマン。
 こんな日々を送れるのも父のおかげだと感謝している。すでに他界しているが。長年勤めて、この歳になってリタイアして父の勧めは間違っていなかったと思う。
 ただ生まれ変わった時は勤め人になるつもりはない。人を使うのも、使われるのも性に合わないのが分かったから。職人が望みだが何に生まれ変るか分からない。  
 意外と鳥だったりして。エナガを見ているとひと時も休まず動いている。「いらち」の私の性格なら案外合うかもしれない。
 今期はエナガの小群が飛来越冬した。群れはやがて数つがいに分散した。確認できた巣もある。今の時点では巣立ちまでいけるか分からないが、複数の営巣は大阪城公園では初記録である。20年近く観察を続けてきても、まだまだ初の出来事が起こる。いつまで続けることができるのだろうか。
 すべては心次第。心は老いない。夢も理想もいまだ失っていない。鳥も、他の事も20歳の頃と変わっていないから。
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チョウゲンボウのカップル、空堀デート楽しむ 2021.4.19

2021年04月19日 | Weblog
 「魔の月曜日」 と言っていた人がいた。必ずしも当たっていないが、今日はそんな日。夏鳥がさっぱりダメ。

 昨夜の F 1レース、レッドブルホンダのフェルスタッペンが優勝! 興奮して深夜に何度も冷蔵庫へ。
 終わってからも、スタートの3位から一気にトップに躍り出たシーンや、車を左右に振って喜びを表しゴールするシーン。チームに歓喜で迎えられるシーンなどなど、何度も繰り返して見て遅くなってしまった。今朝は睡眠不足でどうも調子が出ない。早めに帰宅する。

 空堀でチョウゲンボウのカップル。じゃれ合うように飛び回り。やがて本丸から東へ飛び去る。あわててカメラを向けたけど、2羽の楽しんでる現場は撮影できたか。

 エナガの巣立ちが順調。4/14には、内堀沿い西の丸庭園北門近く(クス)で9羽が巣立ち。
 その後カラスに襲われてバラバラになって行先不明も、現在は7羽が確認されている。

 4/16には西の丸庭園(クス)で10羽が巣立ち。4/18にはピースおおさか(ばななの木)で10羽が巣立ち。
 次々と巣立ちするのは本当に嬉しい。ただし今後何羽が成鳥まで生き残れるか。襲われたり弱ったりして死ぬのを計算にいれて卵を産んでいる。

 昨年の記録を見ると、4/26日に飛騨の森で6羽が巣立ちするも、カラスに襲われ5羽が捕食された事もあった。
 残酷だが、全てが成長すれば大変な事になってしまう。これでバランスがとれているんだろうけれど。

 今朝はピースおおさかで、昨日巣立ちした幼鳥たちがピースおおさかのスロープで8羽。
 ともちゃんがかなり頑張って広範囲を探して見付けた。正直これは大変な事。2羽減っている。

 昨日のレッドブル ホンダの優勝!嬉しくて興奮して眠りつけなかった事は先に書いたとおり。阪神タイガースも首位独走中。コロナ禍のもと室内でスポーツ観戦が楽しい。

・シロハラ 7羽 市民の森ほか
・カワラヒワ 3羽 太陽の広場東の森
・シジュウカラ 11羽 各所でさえずりも
・ツグミ 8羽 各所
・ヒドリガモ 2羽 ♂1羽東外堀(ひょっとして飛べなくて越夏するかも。羽ばたいたところを確認したい)南外堀1
・カワウ 7羽
・ルリビタキ ♀型1羽 みどりのリズム。
 他に美しいさえずりが聞こえるが判断できない。私の知識ではオオルリの可能性が5割ほど。
 典型的な鳴き方だったらもっと確率は上がるが。これは自信がない。
・アオジ 2羽 音楽堂西側上、教育塔裏
・ツバメ 9羽 
・アカハラ 1羽 音楽堂西側上
・エナガ 14羽 
・オオバン 2羽 南外堀、北外堀
・コガモ 4 南外堀
・キンクロハジロ 7羽 西外堀2・北外堀5
・チョウゲンボウ 2羽 上記
・カルガモ 1羽 内堀
・ヤブサメ 1羽 梅林南側上
・キビタキ ♂若1 梅林南側
・オオルリ 2羽 ♂飛騨の森・天守閣東側配水池
・ハシボソガラス 1羽 大阪城ホール
・アオサギ 3羽 少年野球場・第二寝屋川
・コサギ 1羽 第二寝屋川
・マガモ 1羽 第二寝屋川

■■ルリビタキ(1994.1.2 飛騨の森)
 飛騨の森のルリビタキ、西北隅を越冬地と決めたようで、座り込んで待っていると一日に何回も同じ所に現れる。
 地表に飛び降りては枝に戻ることを繰り返すので、その場所に目を近づけて落ち葉の下まで探したが動くものは何も見つけられない。
 ルリビタキの目には数メートルも離れたところから餌になるものが見えているようだ。試しに落ち葉を払ったりかき回したりして、地表を露出させると素早くその場に飛んでくる。
 時には目前の柵にとまり、警戒心を解いた様子で体を膨らませて休む。黒い大きな瞳の中に、緑深い山中で夏を過ごしている姿が見えるようだ。
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オオルリ、キビタキ、コマドリ、クロツグミなどなど。 2021.4.15

2021年04月15日 | Weblog
 ちょっと肌寒い朝だった。でも夏鳥たちは大阪城公園。大阪城公園で観察種数が最も多くなる4月。
 簡単に言うと、冬鳥や漂鳥がまだ一部残っているところに夏鳥が到着し始めるから多くなる。それだけバーダーにとっては嬉しい時期。
 もう一つ、迷鳥と言われる鳥。生態に合わない結果として、ごくごくまれに見られる鳥。春と秋の渡りの時期に迷う。

 免許証のコピーが必要になった。スーパーの中にコピー機がある。ついでに夕食の買い物もしてこようと、スマホのメモに食材名を書き入れる。
 せっかくメモしても、それを見る事を忘れることもよくある。今回は忘れないぞと、スーパーに着いてスマホ片手に買い物。OK。ニコニコ顔で帰宅。もう運転する用が無くなったので冷蔵庫からビール。
 アッ! 免許証のコピー忘れた!

 前回のブログのヘビ。アオダイショウではないかと教示いただいた。確かに大阪城公園に生息するヘビ、アオダイショウが妥当かな。ありがとうございます。

・オオルリ ♂6♀1羽 太陽の広場東の森、市民の森、もみじ園ほか
・クロツグミ ♂3♀1 太陽の広場東の森・みどりのリズム・梅林南側上桜広場
・コマドリ ♂1 市民の森
・キビタキ ♂4羽 市民の森・天守閣東側配水池・飛騨の森
・ツバメ 4羽 上空飛翔
・センダイムシクイ 1羽 西の丸庭園

・シロハラ 12羽 各所
・アカハラ 4羽 太陽の広場東の森・西の丸庭園・天守閣東側配水池
・トラツグミ 2羽 太陽の広場東の森・一番やぐら
・ツグミ 22羽 西の丸庭園・太陽の広場東の森・もみじ園ほか
・ヒドリガモ 4羽 東外堀1・北外堀3
・エナガ 13羽 飛騨の森の親2とヒナ9。そのうちカラスに襲われて9羽の雛も親もちりじりばらばら。行方不明。かなり捕食されたかも。大将はその後2羽のヒナを確認。
・オオバン 5羽 南外堀・西外堀
・カワウ 1羽 南外堀
・コガモ 6羽 南外堀5・西外堀1
・ホシハジロ ♂1 南外堀
・キンクロハジロ 17羽 南外堀1・西外堀5・北外堀11
・カルガモ 2羽 大手前上飛翔 
・アトリ 6羽 修道館裏1羽・西の丸庭園5羽
・コゲラ 1羽 修道館裏
・ヨシガモ ♂♀2ペア内堀
・コサギ 1羽 上空飛翔
・アオサギ 1羽 少年野球場
・チョウゲンボウ 1羽 第二寝屋川上空飛翔。
・ハシボソガラス 1羽 第二寝屋川

■■ハシボソガラス(1994.1.10 飛騨の森)
 警戒心が強いうえに頭がよくなかなか人を許さない。無関心な人がそばを通っても平気でいるのに、行動を観察しようとか、撮影しようとかの意識を持って見ると、むこうも意識してこちらの行動を見ている。
 そんな時に少しでも違う動きをするとたちまち飛んで逃げていってしまう。
 また羽の黒色も光沢があってその質感を出すのが難しい。意外と撮影し辛い鳥だ。
 この時は地面に落ちていた揚げ菓子風の物を食べていたが、レンズを向けるとこちらをじっと見て様子を伺っている。しかし食べ物も気になっていたのだろう、数分間は動かずこちらを見ていた。
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エナガ9羽巣立ち!!2021.4.14

2021年04月14日 | Weblog
 今朝の天気。曇って時に小雨に降られたがやがて日が差してくる。
 夏鳥が次々と観察されけっこう賑やか。久しぶりにクロツグミ、キビタキの素敵なさえずりを耳にする。

 南外堀で対岸の石垣にヘビ!太くて2メートルは優に超える長さ。シマヘビのような柄がなく暗い灰色。なんだろうこのヘビ。
 余談だが、先日漫才で 「みちょぱとあいみょんの区別ができない」 笑うより私の歳では納得!

・クロツグミ ♂8羽 太陽の広場東の森でクロツグミが林床に2羽、上で盛んにさえずる声が聞こえる。東外堀沿い藤棚、みどりのリズム、市民の森、梅林南側上桜広場、飛騨の森とクロツグミはかなり多い。
・シロハラ 14羽。水上バス乗り場、太陽の広場東の森、市民の森ほか
・ツグミ 11羽 太陽の広場東の森、市民の森、南外堀ぞいほか
・シジュウカラ 8羽
・カワラヒワ 2羽 市民の森
・コマドリ ♂2羽 市民の森アオキ、飛騨の森ユキヤナギ
・キビタキ ♂4羽 市民の森、一番やぐら、豊国神社裏、梅林南側上桜広場。市民の森と一番やぐらではさえずり
・オオルリ ♂4・♀1 市民の森、梅林南側上桜広場ほか
・アカハラ 2羽 太陽の広場東の森、豊国神社裏
・アオジ 3羽 音楽堂西側上、六番やぐら
・エナガ 12羽 内堀沿い西の丸庭園北門近くのペアが今日巣立ち9羽。当初7羽との事もその後大将の確認で9羽。
 枝に一列に並んで親の給餌を受ける。無事に成長して欲しいと祈る。
・メジロ 12羽
・サンショウクイ 2羽 市民の森。
・センダイムシクイ 3羽 市民の森、飛騨の森、音楽堂西側上。同じ歳の山男Tさんは、このさえずりが普通に聞こえると。
・オオバン 7羽 南外堀、西外堀
・カワウ 8羽
・マガモ 1羽 南外堀
・ハシボソガラス 1羽 人工川で空のペットボトルで遊ぶ
・コガモ 7羽 南外堀、人工川
・ツバメ 6羽 空堀、北外堀、第二寝屋川
・キクイタダキ 1羽 梅林南側上桜広場
・マヒワ 12羽± 青屋門
・アリスイ 1羽 修道館裏で観察されその後梅林南側上桜広場で
・コサメビタキ 1羽 今春初認 さかなやさん観察撮影。酒飲みでやや耳が遠い。私と同じ条件なのに彼は素晴らしい観察を連発。いい加減な私とは姿勢が違うんだろう。
 彼は素敵な酒飲み! 私はただの酒飲み!
・ヤブサメ 3羽 梅林南側上桜広場
・チョウゲンボウ 2羽 内堀上飛翔、第二寝屋川上空飛翔ビルにとまる
・オカヨシガモ ♂1羽 内堀
・ヨシガモ 4羽 ♂♀ 内堀 移動の途中に寄ったのだろう
・ヒレンジャク 10羽± 天守閣東側配水池
・ゴイサギ 1羽 北外堀
・キンクロハジロ 5羽 北外堀
・コサギ 1羽 第二寝屋川

※追加情報 トラツグミ=太陽の広場東の森・市民の森・一番やぐら。コマドリ♂=もみじ園。クロジ♂=天守閣東側配水池。

■アリスイ(2009.9.17 西の丸庭園)
 アリスイの語源はアリを好んで食べる事からきている。学名は、首をねじる鳥(Jynx torquilla)とぐろ巻いて長い舌をチロチロさせる蛇のように、首をクネクネして長い舌を出す独特な行動から名付けられた。英名も、同じように首をねじる鳥となっている。
 この学名のJynxが英語のジンクス(Jinx)の語源で、この仕草を気持ち悪がり、見ると悪いことが起きるという迷信ができた。
 このことから、縁起が悪いものを意味するジンクスを、良い意味でも用いるのは間違いだ。
 このように長い舌をチロチロさせるのも、さらに首をクネクネするのも、木の穴の中の複雑な隙間から舌を使って餌を捕るためのキツツキ科の行動である。
 鳥類の脛骨の数は、哺乳類の2倍ほどある。これが首を自由に動かすことができる理由。
 大阪城公園でアリスイとの出合いは少ない。撮影はこれまで1度のみ。今回は西の丸庭園で芝生の上の鳥をカワラヒワの幼鳥かと双眼鏡で見てびっくり。
 多分地面のアリを捕食していたのだろう。撮影する私に気づいて20メートルほど先の木に飛んだ。肩から提げているキャノンEOS50Dに100-400ズームレンズでともかくその位置から撮影したが、やや距離があり小さい。とまった木に向かってそこでも数枚撮影も、前に小枝がかかっている。記録としてはこれでも十分。
 先日EOS7Dが発表されてその性能が気になっていた。画素数が驚きの1800万。この50Dでさえ1500万画素でやり過ぎだとあまり評判はよくない。
 高画素が高画質イコールとならない。PCのHDDを圧迫するだけといわれる。
 ところがキャノンはそんな声はなんのその、今度は1800万画素。ウワッー助けてくれ!みたいな気分になるが唯一利点がある。
 長いレンズは体力的にも気力的にも持って歩けないのでこの位がいいところ。結果的に好ましくないがトリミングをせざるを得ない状況になることも多い。こんな時に高画素は効果があるので気になっている。
 高価であっても10年くらいはじっくり使える味のあるカメラがほしいのだが、電気製品となった今は無理かも知れない。 
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大阪城にオオルリ、キビタキ、コマドリなど 2021.4.12

2021年04月12日 | Weblog
 本当にいい時期になった。でもコロナは大阪府の新規患者が全国で一番多いとの報道。大変なことになった。
 人の行動を管理するのは限界がある。やはりワクチンと治療薬しかない。

 昨日も夏鳥で賑わった様子。今日もそれなりに夏鳥と出合った。春の渡りは順調。
 多くの大阪市民は、大阪城公園にこんな美しい野鳥が来ている事を知らないだろう。

・ツグミ 15羽 水上バス乗り場、市民の森、太陽の広場東の森、梅林ほか
・シジュウカラ 9羽 各所。もみじ園では樹頂で盛んにさえずり続けていた。
・カワラヒワ 3羽 太陽の広場東の森。「ビーン・ビーン」 とさえずり続けている。
・シロハラ 太陽の広場東の森ほか18羽。市民の森ではさえずり続ける個体も。彼は顔に似合わずいい声してる。
・オオルリ 5羽 すべて♂ みどりのリズム、市民の森、音楽堂西側上、豊国神社裏、飛騨の森。朝一番にみどりのリズムで観察しやすい♂1羽 低い枝にとまって動かない。撮影にはこれしかない。
 結構近い距離でものんびりしている。ただし、後ろ姿が多い。ファインダーをのぞきながら 「こっち見て!お願い」 そんな素敵なオオルリだった。
・コマドリ 2羽 市民の森。ちょっと前から見られるアオキの1羽も滞在中。それより北側のみどりのリズム沿いで、もう1羽さえずっている。
・キビタキ 2羽 音楽堂西側上、沖縄復帰の森
・ツバメ 1羽 もみじ園上空飛翔
・エナガ 3羽 音楽堂西側上、ピースおおさか
・トラツグミ 1羽 一番やぐら
・コゲラ 1羽 梅林
・メジロ 25羽 各所
・アトリ 2羽 みどりのリズム
・マヒワ 11羽 飛騨の森
・アオジ 4羽 音楽堂西側上、飛騨の森
・ルリビタキ 2羽♀型 飛騨の森、豊国神社裏
・ウグイス 2羽 音楽堂西側上、人工川
・ヒドリガモ 5羽 東外堀1・北外堀4
・カルガモ 3羽 上空飛翔・内堀
・キンクロハジロ 10羽 南外堀1・北外堀9
・オオバン 7羽 南外堀・内堀・西外堀
・コガモ 8羽 南外堀7・内堀1
・カワウ 5羽
・ゴイサギ 2羽 北外堀
・ハクセキレイ 豊国神社裏

※追加情報 太陽の広場東の森=トラツグミ、アカハラ、クロツグミ。市民の森=クロツグミ♂♀、キビタキ♀、ルリビタキ♀、マヒワ3。東側空堀=ノビタキ♀

●今日の鳥たち
 ツグミ、シジュウカラ、カワラヒワ、シロハラ、ヒドリガモ、オオルリ、コマドリ、カルガモ、キビタキ、ツバメ、エナガ、キンクロハジロ、オオバン、コガモ、カワウ、トラツグミ、コゲラ、ゴイサギ、メジロ、アトリ、マヒワ、ハクセキレイ、アオジ、ルリビタキ、ウグイス、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、アカハラ、クロツグミ、ノビタキ。

■■トラツグミ(2005.1.13 市民の森)
 何度も試行錯誤しているのだが、最近はブレ防止装置の付いた80-400ミリのレンズを持って歩き回っている。
 数年に1回もあるかないかの機会に持っていると安心だからだが。しかし実際はそんな機会はほとんどない。ただ、400ミリでブレ防止なので普段でも多少は使えることもある。
 カメラマン集まって撮影している場所へ三脚と800ミリを持ってきて並べる気にならない。そこで通りがかりに手持ちで数枚写したのがこれ。
 なんとかこの1枚が止まったようだ。対象もやや大きいトラツグミなので使える範囲である。
最近、趣味で鳥を撮影している人はデジタル一眼が圧倒的に多い。ニコンならこのレンズで600ミリになりしかも感度を上げてブレを防ぐことができる。非常に有利である。
 写真の依頼がデジタルデーターで良いとなればすぐにでも切り替えるが、今のところはポジフィルムが要求される。
 かなり気にはなっている。その内に、その内にと思いながら、横目で見て通り過ぎている。
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コマドリ、オオルリ、クロツグミ など次々飛来。2021.4.9

2021年04月09日 | Weblog
 今日も快晴、ところ所に白い雲が見える。夏鳥は順調に飛来している。コロナが不安。結論としてはワクチンか治療薬しかないのだろう。人類がこんな事になるとは。
 
 先日のイスカのとまった木はどれだろうかと、見回していると植物女子と出会った。彼女に写真を見せて
 「この木は何?」 
 「 アメリカフウ」 と言う。そこで、
 「この近くのアメリカフウの木はどれ?」
  彼女はあたりを見回して、あそこにあると。

 先日、大将がイスカの写真からこの木を特定し、とまっていた枝はここだとメールが届いていた。あの写真だけでそこまで探せるのはさすが大将。

 「ひととき」 さんからの情報で、おおよその場所はわかっていた。しかしとまっていた枝まで特定するとは。
 それにしても 私がイスカを見つけていたら!!当分は眠れないだろう。

・シロハラ 25羽 水上バス乗り場、太陽の広場東の森、市民の森ほか
・カワラヒワ 5羽 太陽の広場東の森ほか
・ツグミ 18羽 太陽の広場東の森ほか
・ルリビタキ ♂1羽 音楽堂西側上
・アオジ 5羽 音楽堂西側上ほか
・オオルリ 2羽 市民の森、音楽堂西側上
・コマドリ 2羽 市民の森♂ アオキの茂みの中に出てくる。数人がカメラを構えている。大将の話しでは、早朝はいい声で鳴いていたと。
・トラツグミ 2羽 太陽の広場東の森、みどりのリズム
・アトリ 2羽 市民の森、もみじ園
・クロツグミ 3羽 太陽の広場東の森、市民の森
・メジロ 13羽 各所
・シジュウカラ 14羽 各所
・ツバメ 12羽 上空飛翔ほか
・チョウゲンボウ 1羽 梅林側の内堀の木。まったく警戒しない。下を人や自転車が通っても平気。カメラを構える私にも平気。対岸を見ているだけ。近距離なのに後ろ姿のみ。
 やがて飛び立ち向いの石垣へ、何かを捕らえたらと思ったら飛び立ち、ゆっくりと南に飛び去る。
・ヤマガラ 1羽 市民の森
・センダイムシクイ 3羽 市民の森、飛騨の森
・アカハラ 2羽 市民の森
・ヤブサメ 1羽 みどりのリズム
・エナガ 4羽 ピースおおさかほか

・ハクセキレイ 1羽 市民の森
・コガモ 9羽 南外堀
・オオバン 6羽 南外堀、西外堀
・キンクロハジロ 10羽 南外堀、北外堀
・ホシハジロ 2羽 南外堀
・マガモ 2羽 南外堀
・カルガモ 3羽 南外堀、第二寝屋川、飛騨の森
・カワウ 5羽 西外堀
・ヒドリガモ 2羽 北外堀
・アオサギ 1羽 第二寝屋川
・ゴイサギ 4羽 北外堀

■■ヤブサメ(1996.4.29 飛騨の森)
 K夫妻の名前はJとSである。人の名前を覚えるのが不得意な私は、奥さんの名前から連想して昔の歌手「ジュンとネネ」を関連付けて覚えた。
 私の中では、二人の事を「ジュンとシゲル」と呼んでいる。ただし本人たちには言っていない。
 「ジュンとシゲル」は大勢の人と集まって行動するのが苦手だ。どちらかと言うと、夫が嫌がるので妻がそれに合わせているようだ。大阪城公園に来たときも二人だけか、別々に一人で行動している。
 鳥も人の情報でなく、自分たちで探して目立たないようにひっそり撮影していることが多い。  
 私はこの夫婦の雰囲気が好きで邪魔しない程度にその中に入る。「ジュンとシゲル」は私を許してくれている。
 このヤブサメも、二人が飛騨の森で目立たないように撮影している中に入れてもらって撮影したもの。ヤブサメは気に入った写真はないが、何度か撮影しているので積極的に自分から機会を作って撮影することはなくなっていた。
 気難しい夫婦に入れてもらえると、ずぼらな私も楽に撮影できて大いに助かる。面白くて不思議な夫婦である。
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ヤブサメ、コマドリ、オオルリほか。そして「イスカ」の事 2021.4.7

2021年04月07日 | Weblog
 見事な青空、頭を空に向けて上も前も後ろも右も左も、どこまで見ても雲は全く見えない 全天空が青い空に覆われている。

 今春の夏鳥は、ツバメ、センダイムシクイ、オオルリ、コマドリ、クロツグミ、キビタキ、ヤブサメと順調に飛来している。
 数はまだ多くないが、今後日増しに増加するのでは。

 先日、イスカの情報で驚いた!。誰がイスカの飛来を想像できただろうか。前回のブログで詳細について知りたいと書いた。
 その結果、撮影された方から連絡があり詳細について教えていただいた。あらためてお礼申し上げます。本当に大阪城公園って凄い!と思う。

 大阪城公園初のイスカの写真は 「GOO ブログ ひととき」 で検索すると見ることができる。一度ご覧ください。びっくりします!

 メールでその方は、私と2・3度出会って話したことがあると・・・。本当に失礼で申し訳ないが、失顔症の私は思い出せない。
 次に出会ったとき、「イスカ」 と会話に出していただいたら、あらためてお礼を申し上げたいと思う。

・リュウキュウサンショウクイ 1羽 元射撃場。昨日は市民の森で2羽が観察されている。ともに亜種リュウキュウサンショウクイで、亜種サンショウクイではない。

 何かの本で読んだが、四国では亜種サンショウクイより、亜種リュウキュウサンショウクイの方が多く見られると言う。北へ北へ分布を広げているんだろう。

・オオタカ 上空飛翔
・ヤブサメ 1羽 一番やぐらツツジの中。今期初記録。
・ツグミ 13羽 各所
・カワラヒワ 2羽 太陽の広場東の森 ビーン・ビーンとさえずる
・シロハラ 9羽 太陽の広場東の森ほか
・ヒドリガモ 4羽 東外堀1・北外堀3
・オオバン 14羽 東外堀、南外堀、西外堀、北外堀
・クロジ ♂1羽 天守閣東側配水池
・コマドリ ♂1羽 音楽堂西側上の西側上、さえずりも聞いたと
・オオルリ ♂1羽 豊国神社裏~豊国神社東~一番やぐら
・ヤマガラ 1羽 音楽堂西側上
・トラツグミ 1羽 飛騨の森。飛騨の森は今期初めての情報。詳しくは分からない。
・シジュウカラ 11羽 各所、樹頂でツーピーツーピーとさえずる個体も。
・コガモ 21羽 南外堀、内堀。他のカモは大きく減少したのに意外と残っている。
・キンクロハジロ 13羽 南外堀、西外堀、北外堀
・ホシハジロ 2羽 南外堀
・コサギ 3羽 2羽は第二寝屋川を下流へ飛翔、1羽は上空飛翔
・マガモ ♂♀2羽 南外堀 マガモ、カルガモは一応記録にあげているが疑問も併記
・カワウ 11羽
・ウグイス 1羽 豊国神社裏
・ヤマシギ 1羽 豊国神社東から一番やぐら方向へ飛翔通過
・ツバメ 4羽 内堀と第二寝屋川、前回は各所の堀で見られたのに
・ハクセキレイ 1羽 梅林
・カルガモ 1羽 内堀
・ゴイサギ 5羽 北外堀ねぐら
・オカヨシガモ 2羽 北外堀
・ハシボソガラス 2羽 水上バス乗り場

※追加情報 キビタキ1羽 市民の森

■■サンショウクイ(2010.9.17 音楽堂西側上北部)
 不思議なことだが、なかなか出合うことができなかった鳥に一度出合うと、その後は案外簡単に出合うものだ。
 このサンショウクイも約20年も撮影できなかったものが、今年の春に音楽堂西側上で撮影できた。人前では平静を装いながら、心の中で躍り上がって喜んだものだ。
 今回、市民の森から元射撃場横の階段の踊り場で息が切れて、足を止めてふと見るとシジュウカラが3羽とまっている。
 しかし、まったく動かないシジュウカラに何か変だ?次の瞬間、サンショウクイ!素早く数枚シャッターを押すがすぐに飛び立つ。
 最初になぜシジュウカラが頭に浮かんだのか図鑑で確認していると、このサンショウクイは幼鳥だった。雨覆いなどの羽縁に白がある。しかも全体は灰色だ。このことが原因だった。
 最近は年齢を考えることがよくある。後ろ向きでなく素直に受け入れて、ゴールまでを楽しめるように考えて生きようと思っている。例えば、鳥見は足が動く間は続けたい。平均寿命まで生きるとしたら、イメージでは75歳くらいまでか。
 「大阪城公園の野鳥Ⅲ」は古希の記念にまとめて上梓したい。車の運転も75歳くらいまでだろうか。体力と頭脳次第。
 それまで、たくさんの出会いを楽しみたい。ただ生きているというのでは意味がない。たくさんの経験を積みたい。
 老当益壮(ろうとうえきそう)老いては当(まさ)にますます壮(さか)んなるべし。
 最後に棺桶に片足を入れた時に「面白い人生やったなぁー」ともう片足を入れる。手には酒を持って。やはり鳥も人生も出会いと別れの繰り返しだ。サンショウクイとは、今後何度の出合いがあるのだろう。
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