名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

南海トラフ想定M9!!

2012-04-01 09:59:44 | Weblog
2012.4.1(日)
 今日は4月1日、エイプリルフールであるが、これはジョークではない。
 内閣府の有識者会議は31日、南海トラフで最大級の地震が発生した場合、マグニチュード(M)は9クラスとなり、最大震度も愛知、三重、静岡三県では7となると公表した。また、豊橋市や志摩市など6都県23市区町村で満潮時の津波が20メートルを超える恐れがあるともいう。浜岡原発のある御前崎市では21メートルの津波を想定しており、中部電力が18メートルの防波壁を建設しているがこれでは役に立たないことになる。なお、高知県黒潮町では34.4メートルと全国最大の津波となる。
 南海トラフは、東海から四国にかけての太平洋沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)で、海側のプレートが陸側のプレートの下に沈み込んでいる。東から東海、東南海、南海地震の震源域となるものである。
 学者は、耐震化していない住宅では6弱では耐えられる可能性があるが、6強となるとほぼ確実に倒れると言うし、津波対策も最大の被害を念頭において対策を取るべきだと警告している。
 枝野幸男経産相は浜岡原発に防波壁を超える高さの津波が押し寄せる可能性が指摘されたことに対し「これを踏まえて抜本的な安全対策を組み立てていくことになる」と延べ、必要な措置をとる考えを示したという。浜岡原発は昨年5月以来運転を停止しているが、既に廃炉が決定している1、2号機を含む全5機の廃炉を決定したとしても、使用済み核燃料プールに、計6500体の燃料体が保管されている。この安全管理のためにもものすごい経費と時間が必要であることを忘れてはいけない。
 

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