名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

日本舞踊西川流・西川長寿氏の通夜に参列

2018-01-31 22:04:56 | Weblog
2018.1.31(水)
 連れ合いの友人KHさんのお兄さんが亡くなったのでお通夜会場まで車で行ってほしいと頼まれ今夜出掛けた。通夜は吹上ホールの近くの一柳葬具総本店で行われた。
 どういう人かと聞いたら、西川流長寿の会の舞踊家だという。本名は服部正一郎ということで、さらに聞いていくと、連れ合いの友人のお姉さんが筆者の知っている人SHさんであることも分かった。要するに筆者の知人は長寿氏の妹であり、連れ合いの知人はさらにその妹ということになる。そういうことを全く知らないで通夜会場に出かけたが、SHさんとは30年ぶりの再会であった。世間は狭いものであることを痛切に感じた瞬間でもあった。
 ところで、西川長寿氏とは全く縁のない人であるが新聞によれば、去る28日、急性肺炎のために死去され、今夜が通夜、明日が告別式と報じられていた。喪主は長男の長秀氏であった。
 これまでの仕事柄、いろいろな世界の人達の葬儀に参列したが、日本舞踊の会派の葬儀は初めてである。参列者の多さはもちろん、その花輪の多さには目もくらむばかりである。弟子と思われる人たちからのもの、他の会派からのもの、マスコミや知名人からのものなど数えきれない多さである。この社会では見栄の世界でもあるのかもしれない。筆者には縁のないお通夜であったが、妻の縁で出席した通夜の席で、昔の知人に会うことができたのは全く予期せぬ僥倖でもあった。

内閣府副大臣の松本文明氏、とんでもないヤジを飛ばして辞任

2018-01-27 11:05:49 | Weblog
2018.1.27(土)
 松本文明内閣府副大臣(自民党)は26日、衆院本会議における野党の代表質問に際して、沖縄県で相次いだ米軍ヘリコプターの不時着を巡って「それで何人死んだんだ」というヤジを飛ばした。 米軍ヘリの不時着は、死者が出なければ問題ないとも受け取れる発言で野党は猛反発した。
 松本氏はこんなヤジを飛ばした責任を取って安倍首相に辞表を提出し、首相は受理したというのだ。なんと早い事か。辞表を受理した安倍首相は、「この国が大変な時なので、緊張感を持って対応してもらわないと困る」と注意したそうである。
 松本氏は辞表を提出した後、記者団に「誤解を招く表現で沖縄県民や国民に迷惑をかけた。申し訳ない」と述べたという。そして、これで一件落着ということらしい。
 松本氏は「誤解を招く発言だった」と言っているが、この人の「本音」が出たに過ぎない。彼が言いたかったのは「死者も出ない程度の事故でガタガタ言うな」であろう。全く腹の立つ話である。先週にも奈良県の町会議員がとんでもないヘイトスピーチをして大きな批判を浴びたが、「選良」たる議員の程度の低さにはほとほとあきれる。
 松本氏は当選4回。昨年の衆院選では東京7区で落選して比例復活した。2015年10月~16年8月と17年8月から現在までの2回、内閣府副大臣を務め、1回目は沖縄北方も担当していた人物である。
 何度も言うが、こんな議員を選ぶ国民にも大きな責任があると言わざるを得ない。

奈良県の町会議員が信じられないヘイトスピーチ

2018-01-25 09:51:32 | Weblog
2018.1.25(木)
 昨日(24日)の中日新聞朝刊に「奈良の町議がヘイトSNS」と題した記事が載った。
それによると、奈良県安堵町の増井敬史(59)という議員がフェイスブックで特定の国会議員を在日コリアンと決めつけて、次のような投稿をしたという。
 増井議員は20日、国会議員を名指ししたうえで、慰安婦問題に絡めて
「極悪非道の在日Korean」「万死に値する」「両足を牛にくくりつけて股裂きの刑にしてやりたい」などと書き込んだ。
 さらに記事では、首相経験者の議員を「ポアしてほしい」とも書きこんでいた、というから、非難された議員は元首相だったらしい。
 町議会は増井議員の処分を検討するとしているらしいが、果たしてどんな処分になるのか。
増井議員は2015年の選挙で初当選した1期生であるが、そもそもこんな議員を選ぶ町民の方がもっと責められるべきかもしれない。せめて次の選挙ではこうした議員を選ばないことだ。
 国会議員でも暴言や不倫疑惑などで賑わしているから、地方議員のこと程度だといって聞き流してはいけない。そもそも議員たるもの「選良」なのである。人格高潔、高い教養を持ち、人々の生活の安定と幸せのために私欲を捨てて働く者でなければならないのである。
 こうした記事が出ると本当に情けない。もっともこの程度のことは、腹の立つことを書くこのブログの役割からすれば小さなことかも知れない。世界的には、とんでもない指導者があちこちから出現しており、暴力化、右傾化が静かに進行している。本当はその流れが怖い。

名大男声東京OB合唱団2018演奏会を聴く

2018-01-15 22:04:56 | Weblog
2018.1.15(月)
 2018年1月14日、東京の三鷹市芸術文化センター風のホールで行われた名大男声東京OB合唱団演奏会を聴いた。6年前のトッパンホール、3年前の風のホールに続いての3回目の単独演奏会である。
 東京を中心に神奈川、千葉、茨城、埼玉などから参加している23名ほどの常連メンバーに若干名のOBが加わって行われた。本年は名大男声が生まれて丁度65周年に当たる年でもある。
 第一ステージは、「われら青春歌」と題して、さだまさしの‶Birthday〞同‶関白宣言〞新井満の‶千の風になって〞など5曲に、OBも加わって‶いぬふぐり〞‶仲間の歌〞‶お休み仲間たち〞で構成した。出色は、Birthdayの冒頭の美しいハーモニーが、誕生日を祝う心の優しさとなって全編を貫いてほのぼのとさせてくれたことは、何か感動的であった。
関白宣言はやや不満であったが、他の作品の全体を貫く繊細で緻密なハーモニーは筆者の好むところである。第二ステージの‶晩祷〞や、第三ステー宮沢賢治の‶永訣の朝〞など心にしみる演奏であった。 
 地元名古屋の名古屋男声合唱団も、昨年9月30日に演奏会を行ったが、東京と名古屋に土地は離れていても、お互いに切磋琢磨して納得のできる演奏会が開かれていけるならば本望であろう。今回はともに単独の演奏会であったが、できれば名大男声創立50周年演奏会のときのように、東西の合同演奏会が再びできるように願いたい。
なお今回の東京演奏会には同期のT君と一緒に出かけたが、演奏会終了後の祝賀会の後に、さらに東京在住同期のK、K、I、I君の4名が新宿のカフェレストランで歓迎会を開いてくれた。 合わせて6人が思い切り語り合っての90分余りであった。
 翌日(15日)は折角久しぶりの東京、どこかを観光して帰ろうということになり、宿泊したホテルに近い「迎賓館赤坂離宮」を見学した。10時開館ということで寒い中しばらく待っていたが、同様にいくつかの団体が列をなして待機していた。
 迎賓館は1909(明治42)年に東宮御所として建設されたが、その目的としてはあまり利用されることなく、1974(昭和49)年、村野東吾の設計により改修が行われ、現在の「迎賓館赤坂離宮」が完成した。
 以後、各国の国王、大統領、首相などの国・公賓が宿泊し歓迎行事を始め首脳会談、晩餐会など華々しい外交活動の舞台となってきた。
 2009(平成21)年には、創建当時の建造物である赤坂離宮の本館、正門、主庭噴水池等が明治維新以降の建造物としては初めて国宝に指定された。
 イタリア産やノルウェー産の大理石がふんだんに使用され、朝日の間には小磯良平の大油絵や、また各部屋には美しい天井画が描かれ、さらに重さ1000キロを超えるシャンデリアが輝くという、まさに豪華絢爛といった風情である。テレビではよく見かけるが、実際の建物は目をみはるばかりであり、まさに一見の価値がある建造物である。
 次に、今話題の築地市場が来年の秋には豊洲へ移転が決定していることから、見納めとして現状を見に出かけた。ちょうどお昼時で、場外の商店街は観光客であふれ、歩くのもままないほどの混雑であった。到着が遅かったため市場は既に閉じられ、活気ある競り市の風景を見ることがかなわなかったのは残念であった。
 食堂はどこも列をなしており、食事もままならない賑わいであったが、たまたま団体が引き揚げた後の魚材料の食堂に入ることができ、海鮮丼で腹を満たした。食堂の主人の話では、外国人は3割から4割に達するとのことであった。
 ここが来秋には豊洲へ移転してしまうと一体どうなってしまうのであろうか。小池百合子都知事は、市場は豊洲へ移すが築地も残して活用を検討すると曖昧なことを言っていたが、築地で今の活況をどこまで残せるかは全く不明である。オリンピックまであと2年半、跡地の利用計画自体が上手くいくのかも心配の種である。 

新春早々、腹の立つ出来事二件

2018-01-10 10:46:29 | Weblog
2018.1.10(水)
 (1)成人式の晴れ着業者とんずら
     振袖の販売・レンタル業者「はれのひ」が突然営業をとりやめ、9日の成人の日に晴れ着を着られなくなってしまった新成人が相次いで大騒ぎになった事件。
 一生に一度の成人式に高い購入代金又はレンタル代金を支払ってこの日を待っていたのに、9日当日になって店へ出掛けたら、店はもぬけの空。振袖が受け取れないどこ
ろか、着ることもできなくなって多くのお嬢さん方が途方に暮れてしまった。報道によると、一人当たり30万円前後の被害が多く、「はれのひ」の本社がある横浜市や支   店のある各県の警察へ相談が寄せられた件数は、380件に上った。被害総額は数千万円になるという。
    着物業界は成人の2年も前から契約を先取りしようと競争が過熱し、常態化しているという。高校3年にもなると成人式用の着物レンタルのダイレクトメール(DM)が入   るようになり、「人気商品からどんどんなくなる」「今なら割引」など と煽って契約に持ち込み、代金を先払いさせる。平均価格は購入で36万円、レンタルでも15万   円、解約すると2割のキャンセル料を請求されたという声もある。
    東京商工リサーチによると、「はれのひ」の負債総額は2016年9月時点で約6億1千万円、同期末で約3億1千万円の債務超過に陥っているという危ない会社である   (中日新聞10日付)。
    最近、旅行会社で倒産承知で客を集め、多くの利用者に損害を与えた企業があったが、こういう時にどの会社を選ぶかはよほど慎重にならなければいけない。ただ、安い   とか特典があるとかなどで、選んでいるととんでもないことになるということを肝に銘ずるべきであろう。
(2)カヌー選手がライバルの飲み物に禁止薬物を混入
    昨年9月に開催されたカヌーのスプリント日本選手権で鈴木康大選手(32)がライバルの小松正治選手(25)の飲み物に禁止薬物を混入させ、小松選手がドーピング   検査で陽性となった事件があった。 
    報道によると、鈴木選手が手を染めたのは昨年8月、海外遠征中にインターネットで筋肉増強剤メタジエノンを購入。本人は「当初から自分で使用するのではなく、他人   を陥れるために購入した」という。
    昨年9月10日、鈴木選手は宿舎で錠剤のメタンジエノンを1錠砕き小瓶に入れ、翌11日レース中の小松選手のドリンクボトルに混入した。その後、両選手は準決勝と   決勝に出場した。
    鈴木選手は「私の愚かで弱い部分があった」と連盟側の調査に述べたという。鈴木選手は自分の愚かな行為を自分だけにとどめておくことができず、父親に話し、事態の   全貌が明らかになっていったらしい。
    それにしてもあるまじき卑劣な行為である。自分が使用することさえ強く禁じらているのに、他人を陥れるために飲ませて、勝とうとする意識は恐ろしいとしか言いよう   がない。 しかし、鈴木選手のこれ以上黙って闇に葬ることはできないという押さえきれない良心が、かろうじて彼の人間性を蘇らせた。
    日本アンチ・ドーピング機構は鈴木選手に8年間の資格停止処分を科したが、日本カヌー連盟は最も重い除名処分とする方向という。また暫定的に資格停止となっていた   小松選手の処分は解除した。
  

星野仙一氏死去

2018-01-08 16:49:11 | Weblog
2018.1.8(月)
 プロ野球中日のエースとして活躍し、また中日、阪神、楽天三球団の監督を務めた星野仙一さんが亡くなった。
 筆者がこのことを知ったのは、1月6日(土)の早朝、ラジオ深夜便の4時過ぎの番組の中であった。放送を中断して、星野さんが1月4日の早朝に亡くなったと伝えられた。享年70歳であった。
 したがって最初の新聞報道は6日の夕刊に大きく報道された。密葬は6日に近親者で行い、後日お別れの会を開くという。夕刊の一面を大きく扱う特大記事であった。
27日朝刊も一面を半分以上使うトップ記事のほかに、県民版、社会面、さらに見開き2面をすべて星野さんの追悼記事で埋めるという特大の扱いであった。
 それは星野さんが、エースとして「燃える男」であり、三チームの監督としては「闘将」を貫き、特に楽天では監督に就任直後の11年3月に東日本大震災が起きたが、13年にはチームを初の日本一に導き被災地を元気づけるという離れ業をやってのけたことにもあった。そして昨年には野球殿堂入りを果たした。
 個性が強く、一癖も二癖もある野球人であったが、それだけ野球に対する愛情は強く、長島選手や王選手とは異なる親しみを感じたものである。
 我々の世代にとっては、プロ野球の一時代が終わった感を禁じ得ない想いでもある。


西宮市長、記者に「殺すぞ」の暴言を吐いても居座る

2018-01-05 21:02:25 | Weblog
2018.1.5(金)
 かつて埼玉4区選出で、自らの秘書に絶叫暴言を吐いて、昨年10月の選挙で落選した豊田真由子という国会議員がいたが、今度は兵庫県の西宮市長がとんでもない暴言を吐いてマスコミを賑わしている。こんな恥ずかしい市長の名を今村岳司氏という。
 今村市長は、読売新聞記者が年末年始の休みに自宅を訪れ、私有地に入った「不法侵入」があったとし、4日の仕事始め式を取材していた同記者が「不法侵入」について謝罪がなかったことを理由に「殺すぞ」と驚くべき脅しの発言をしたというのである。
 市長は「不法侵入」の根拠について、記者がインターホンの場所からさらに奥に入ってきていたからだという。そもそも自宅にいるときは、市長ではなく、くつろいでいる一市民であって自宅まで来て取材されること自体がおかしい、とまで言っている。
 こんなことを平気でいう市長など始めから市長の資格などない。公職者たるもの、24時間、365日公人なのである。そんなことも分からないでよく市長になったものである。またそんな人物を選んだ市民も市民である。テレビで、市民の一人が「恥ずかしいことです」と言っていたが、西宮市民の良識が問われる。
 今村氏は、直ちに辞職はしないが、任期切れになる4月の市長選挙には立候補しないと言っている。ただ、こうした出来事が理由で立候補しないわけではなく、もともと次回は立候補しないということだったらしい。そうなら、今すぐに、潔く辞職すれば格好がつくというものである。




箱根駅伝、青学大4連覇

2018-01-04 09:56:03 | Weblog
2018.1.4(木)
 第94回東京箱根間往復大学駅伝は、2日往路では東洋大学が1位、青学大が2位となったが、3日の復路で青学代が1位、東洋大が2位となった。総合タイムで青学大が東洋大に5分近い差をつけて4年連続の総合優勝を飾った。4年連続4連覇の偉業達成であり、史上6校目の快挙である。これまで3連覇を果たした選手層の厚さを誇る余裕の逆転優勝であった。総合優勝タイム10時間57分39秒はこれまでの大会記録を破る新記録となった。
 東洋大は往路で首位に立ったが、復路で破れ総合優勝を逃がし、3年連続で2位に甘んじた。監督は主力選手が調整不足でエントリーからはずれたことが敗因という。
 3位の早稲田は2年連続の3位にとどまった。出雲駅伝、全日本駅伝ではいずれも振るわなかったことから前評判が高くない中では健闘した。
 一方、実力校の順天堂大、駒沢大、神奈川大の3校はいずれも10位以内を確保できず、シード権を失った。中でも神奈川大は、昨年11月の全日本大学駅伝を制覇し、今回の箱根では打倒青学大を目指したが壁は厚かった。


中日新聞「発言」欄へ投稿

2018-01-03 15:46:44 | Weblog
2013.1.3(火)
 3日付の中日新聞朝刊欄に、論説員全員の方の「社説」を書く思いを顔写真付きで掲載している。一人ひとりの思いが端的に表現されていて、これぞジャーナリストと評されてしかるべき方々であるとの思いから、投稿欄の「発言」に下記の文章を思わず投稿してしまった。
 
「発言」
3日付の論説特集、拝見しました。貴紙の社説はいつも拝読していますが、説得力があって啓発され、納得しています。毎日こうした記事をどんな人が書いているのだろうかと思っていましたが、今回の特集では島田主幹を含めて15人全員(多分)の論説員の方々が顔写真付きで、ご自分の記事に対する思いを吐露されていました。短い文章ながら、論説員お一人おひとりの思いがよく伝わってきます。どの方もこれぞジャーナリストと誇れる方ばかりです。時の権力者におもねるのではなく、常に批判的な姿勢が貫けるかがメディアの使命と考えます。
「社会の番犬たるよう」「痛み受ける側に立つ」「対決より平和対話を」というだけで、外国の手先とか、時には戦前を思いおこす国賊などとののしられかねないこの時代、今こそ勇気をもって主張し続けていただきたいと思います。
   
 政府の機関誌か広報紙かと思われるような大手の新聞があるが、その論説員は中日の論説員の爪のあかでも飲んでほしいものである。

年の初めに国宝茶室「如庵」で抹茶をいただく

2018-01-02 18:39:22 | Weblog
2018.1.2(火)
 ここ数年来筆者は、大晦日にジルベスター&ニューイヤーコンサートに連れ合いと出かけている。昨年は、市内にある熱田文化小劇場でのそれに出かけた。年越し及び新年の演奏会だから大晦日の深夜イベントである。
 今年の年明けは、連れ合いが犬山市の有楽苑内にある国宝茶室「如庵」で抹茶をいただく催し(有楽苑主催の初釜)があるので申し込んだと告げられ、筆者の89歳の姉の保養も兼ねて、元日の朝出かけた。
 犬山市は愛知県の最北端にあり、岐阜県と接している。国宝犬山城で有名だが、明治村やリトルワールド、日本モンキーセンターなどの施設もある。
 有楽苑は、名鉄犬山ホテルの前にあり、自宅からは車で1時間半もあれば行ける所にある。「初釜」の内容は、如庵での抹茶の接待と犬山ホテルでの昼食となっているので、正午過ぎに申し込んだが、一組25人単位で抹茶が提供されるということで、その順番待ちに1時間以上を要した。それも、国宝の如庵ではなく、その隣にある旧正伝院書院(重要文化財)で行われ、25人のうちの一人だけが代表のような形で抹茶をいただき、あとは別室で点てたものをいただくというお点前?であった。
 これには、如庵でいただけるものとばかりと思っていた連れ合いには大いに不満で、最後まで約束(案内書に書いてあったこと)がちがうとこぼし続けられた(筆者にとってはどうでもよかったが)。
 連れ合いは抹茶はたしなみとして修業もしているが、筆者は全く理解できず、ただ我流で飲むだけである。それ以上の何物でもないので、苦にならない。
 犬山ホテルは名鉄が経営するホテルの中でも、最もグレードの高いホテルであるだけに、温泉も食事も文句のつけようがない。夕食は少し飲み過ぎていい気分で早寝してしまった。
 こんなことで新年を浮かれていたら、ピースあいち研究会のMさんからメールが入っていた。今年は明治元年から数えて150年の節目の年、明治が賛美され、皇国史観が復活する。戦前回帰が進み、草の根の歴史修正主義(ファシズム)が頭をもたげ、、総仕上げとして9条改憲へまっしぐらーーうっかりしていると取り返しがつきませんよ!!との警告です。 虚をつかれて目が覚めました。