昨日北海道にようやく桜前線が到達したようだ・・・。
静岡県は3月30日開花、桜前線はそれから約2週間北上して、各地の名勝で、観賞客の目を楽しませてくれた・・・。
時を同じくして・・・(!?)、選挙前線がいま全国3か所で開花!?したようだ。
しかも、その結果によっては、岸田首相の自民党の行方、そして岸田首相の身の振り方にもつながる大事な選挙・・・。
私から見れば、すでに岸田首相は、相撲で言えば死体・・・。
訪米では、アメリカ大統領と仲睦まじく、力強い日米同盟国を演技していたが、バイデン氏は、なんとなく心もそぞろのような感じであった・・・。
そりゃあそうだ、今やバイデン氏は、岸田首相との会談よりも、大統領選挙、そしてイスラエル情勢、その他、次から次へと降りかかる難解課題で頭は真っ白、岸田首相との例えば大統領車同乗のパフォーマンスで、なんとか手を取りあう日米を演出するに精一杯だった・・・。
そんな訪米を終えて帰ってきた岸田首相を待ち構えるのは、政治資金と3つの選挙・・・。
そんな大事な選挙ながら、自民党は、選挙3か所のうち2か所で推薦候補者を出せないありさま・・・。
もう選挙を始める前から、敗北を認めているということ・・・。
そして、残る唯一自民党候補者を送り込んだ島根選挙区で、万一自民党候補者が敗北すれば、もう、チェックメイト・・・。
元々3選挙とも自民党がらみの出直し選挙、特に東京都と長崎県は、悪しき原因で選挙となった選挙区。
こんな剣が峰に立つような自民党、そして岸田首相をフォローする気持ちが国民にあるかどうかだが、最近の岸田首相支持率は、芳しくない・・・。
国会答弁でも、報道対応でのコメントでも、言うことは結構しっかり答弁しているが、やはり、その場しのぎの言葉の羅列であり、その先の、将来への対応、構想が言葉から汲み取れない、薄い答弁に見えてくる・・・。
選挙になれば、1票を国民はどうしても投じなければならないが、こんな自民党、岸田首相を後押しする1票を投じようと、国民は投票所へ行くかどうか・・・!?、あまり期待できそうもない・・・。
さあ、どうする自民党、岸田首相・・・。
いや、もし自民党が与党政権を存続しようと考えるなら、岸田首相が自ら今回の政治資金パーティ裏金問題の責任を取る結末で選挙を迎えるべきだった。・・・
政治倫理審査会に、自ら率先して出ると決断したその覚悟は評価できるが、結局何も生まれない、進展のない答弁で、無駄な歳費を払う結果となった。
何をやっても支持率は低下する一方の岸田首相・・・、責任を取って次の総裁選には出ない・・・、そのぐらいの決意を示さなければならないほど、今自民党の浮沈が危ぶまれていると思うが・・・。