先週土曜日から来ていた甥が、昨日横浜に帰っていった。
彼が来ていた間、支店長を務める渋谷鉄板キッチンは営業、その中で、部下に店を預け、久しぶりの休暇をこの暖かい静岡で息抜きしようとしたようだ。
もちろん、彼の94歳になる祖母、私のお袋に久しぶりに会うことも大事な目的だった。
実家の盛岡ではなく、帰る先に静岡を選んだのは、単に暖かいから・・・!?
冬に盛岡で育ち冬場の冷たさは身に染みている、もちろん盛岡でのスノボーなどの魅力はあるようだが、昨年からの年末年始の多忙期を終え、一段落するには何も考えないで済むこの静岡を選んだのだろう・・・。
ただ、こちらに来て、ゆっくり出来たかは疑問・・・、こちらには私の孫、彼にとっては従姉の小学4年になる子どもが待ち構えていた。
家の中ではゲーム、外に出ればサッカー、キャッチボールと次から次への遊びの要望・・・。
心配してみてはいたが、なんとなく甥も楽しんでいる様子・・・。
特にゲームは、孫が小さいときに教えた先生、しかし今は孫も力が付き、対等に戦っているようだ。
甥が孫と終日遊んでくれた恩返しではないが、寿司、うなぎ料理、静岡定番のさわやかのげんこつハンバーグと、毎度毎度ここならではのおいしい食べ物を食べてもらった。
そしてその最後の締めは、私の手打ちそば・・・。
ちょうど日曜日に蕎麦打ち教室で打ってきた蕎麦を食べてもらった。
彼は、東京渋谷の料理店の店長、今回地元のいろんな看板料理を食べてもらったが、声には出さないが彼なりに、店の雰囲気、店主の対応、食材の原価などが気になっていたようだ。
私から見れば、美味しいものを出してくれればいいお店・・・、しかし彼から見れば、おいしいお店を長く続けるにはどうすればいいのかを、常に探求の目を持ちながら、色んな店に意識的に足を運んでいるようだ・・・。
急きょの甥っ子の到来、そして、おいしいものを一緒に食べながらの食事、都会と田舎論議・・・。
甥に少し刺激を受け、なんとなく今日から生活に新たな変化が加わりそうな気がする・・・。