田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

ハウスメイド(THE HOUSEMAID)(하녀)

2019年07月28日 16時45分16秒 | 日記

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 上流階級の邸宅で、メイドとして働くことになったウニ。家事全般、そして双子を妊娠中の妻ヘラと6歳になる娘ナミの世話が彼女の仕事だった。 古株のメイド・ビョンシクの厳しい指導のもと、ウニは明るい笑顔を絶やさず、一所懸命に働く。 ある日、主人のフンに求められたウニは、己の欲望に素直に従い、関係をもってしまう。やがて妊娠をしてしまったウニに、目ざとく気づいたビョンシシクが、妻の母親に密告する。 邸宅を出て一人で産もうと決意するウニ、残酷な手を使ってでも出産を阻止しようとする妻と妻の母、ビョンシクの謎の行動… 各々の欲望で破裂しそうな邸宅で、遂に事件が起きてしまう。 (amazon webより)

<2017年6月21日 netflix鑑賞>

 

 

 2017年の夏、バセドウ病眼症と診断された私は3週間もの入院を余儀なくされ、そのとき「時間があれば見れるように」とnetflixを契約したのでした。実際、結構な数を鑑賞できました。症状も軽くなり、一生懸命働いている今は、ほとんど見れずに無駄にしてしまっているのですが。

 さて、韓国映画を結構見ている私。なぜ最初にこの映画を選んだのかはもう忘れてしまいましたが、結論から言うと、思ったほどの展開ではなかった印象です。貧しかった少女が裕福なおうちのメイドとして住み込みで働き、そこの幼い娘とは仲良くなるものの、主人に手を出されて妊娠。双子を妊娠していた妻とその実母から壮絶な目に遭わされる、という話なんです。あまりにありきたりで、どこかでどんでん返しがあるに違いない、と踏んでいたのですが、そうでもなかった。ネタバレになるので詳しくは書けないのですが、主人公のナミは、そういう表現で復讐したつもりかもしれないけれど、お金持ちにとっては、力を持たない貧乏人のすることなんて、たとえそれが命の懸かったことであっても、どうでもいいことなのだと思うのです。自分たち、痛くも痒くもないし。子供にとっては多少トラウマになるかもしれないけれど。

 私は、ラストシーンを見て「華麗なるギャツビー」を思い出しました。金持ちはどこまで行っても金持ちだし、許された特権があるのです。いつの時代もね。まぁそういう現実を見せたかったのかもしれませんが、貧乏で凡人の私には結局なんだったのか、あんまりわからないお話でした。貧乏人に生まれると、代々損だということかな。知ってるけど(笑)。誰か、正しい見方を教えてください。

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