田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

裁かるゝジャンヌ(La Passion de Jeanne d'Arc)

2024年03月02日 17時29分38秒 | 日記

La passion de Jeanne d'Arc - Centre Pompidou

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La passion de Jeanne d'Arc

 ジャンヌ・ダルクは百年戦争で祖国オルレアンの地を解放に導くが、敵国イングランドで異端審問を受け司教からひどい尋問を受ける。心身ともに衰弱し一度は屈しそうになるが、神への信仰を貫き自ら火刑に処される道を選び処刑台へと向かっていく。実際の裁判の記録をもとに脚本化、“人間”ジャンヌ・ダルクを映し出した無声映画の金字塔的作品。監督カール・テオドア・ドライヤー。主演ルイーズ・ルネ・ファコネッティ。(filmarksより)

 

 

<2024年2月11日 劇場鑑賞>

 最近和歌山にできたミニシアターで上映されていた「カール・テオドア・ドライヤー特集」の一環です。監督の名前は聞いたことがあるものの、作品を見たことはなく、また無声映画も初めてだったので、とりあえず都合のつく時間に見れる作品を選びました。

 ジャンヌ・ダルクは過去に何度も映画化されているので、自分も、若かりし頃に知らない女優さん主演の2部作、その後だいぶ経ってからミラ・ジョボビッチ主演の「ジャンヌ・ダルク」と、何作か鑑賞したのを覚えています。いずれもストーリーはよく知られた通りで、神の啓示を受けた若い美人が(処女という設定になっていたと思う)、百年戦争でみんなを率いる、と言うものでした。

 しかし、この映画はジャンヌが魔女裁判にかけられているところから始まります。あれだけ活躍したのに、異国で魔女裁判にかけられるなんて、心外ですねぇ。しかも、最終火炙りですものね。年寄りの宗教者が寄ってたかって若い女性をいじめぬく裁判、彼らは結局彼女が怖かったのかもしれません。

 個人的に、今まで見たジャンヌ・ダルクの映画ではジャンヌが美人だったので、今回は「そうでもないなぁ」と思ってしまいました。あの時代はああいう顔が美人だったのかもしれませんが。どうでもいいことをすみません。やっぱり時代の違いか、スローな感じがした映画でした。でも、とてもいい経験になりました。見れてよかったです。

コメント
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