音楽の大福帳

Yoko Nakamura, 作曲家・中村洋子から、音楽を愛する皆さまへ

■≪クラシック音楽の真実は 大作曲家の「自筆譜」にあり!≫出版■

2016-02-03 18:47:02 | ■私の作品について■

≪クラシック音楽の真実は 大作曲家の「自筆譜」にあり!≫出版■
   ~「音楽の大福帳」が本となり、2月5日に出版されます~
  
 
       2016.2.3        中村洋子

 

 


私の著書≪クラシック音楽の真実は 大作曲家の「自筆譜」にあり!≫が、

2月5日から、書店の棚に並びます。

 私が長年にわたって書き溜めてきました当ブログ「音楽の大福帳」の中から、

特に、皆さまの関心が強いと思われる記事を選び出し、加筆したものです。


★西洋クラシック音楽とはどういうものか、Bachをどのように学ぶべきか、

その具体的方法などを、詳しく分かりやすく説明いたしました。

特に、私が手書きいたしました譜例を豊富に載せておりますので、

きっと、理解が深まることでしょう。

「一生忘れない暗譜の方法」などの学習法は、大変に価値のある内容であると、

自負しております。

歴史的名演奏のCDなども、紹介しております。


★ピアニストや音楽を学んでいらっしゃる皆さまにとって、必ず、

座右の著となることと、確信しております。

 
★また、音楽が専門ではないものの、音楽を深く愛する皆さまにとっても、

クラシック音楽を理解、鑑賞するうえでの大きな手助けとなることでしょう。

さらに、音楽だけでなく、西洋絵画、映画、日本の古典や文化、芸術家

などについての、楽しいお話も豊富に盛り込んでおります。

音楽理論のお話で頭が少々お疲れになった際、ポーズカフェとなります。

どうぞ、おくつろぎ下さい。 

 

 

 

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★  前 書

 この本は、私が2007年から始めましたブログ「音楽の大福帳」に掲載いたしました記事の抜粋です。このブログでは、私が開催しましたバッハの「インヴェンション」や「平均律クラヴィーア曲集」などの「アナリーゼ講座」について、その一部をご紹介したり、西洋クラシック音楽の名曲の解説と分析、名演奏のCD、私の作品に関する話、美術の展覧会や映画の感想、書評などを随時、思いつくままに載せてきました。大福帳は、江戸時代に商家で使われた帳簿のことですが、ここでは原義からやや離れ、思いつくまま雑多に書き記すという意味合いで「音楽の大福帳」と命名いたしました。
 現在、「アナリーゼ講座」という名前で各種の音楽講座が溢れていますが、私は、30年以上前から「アナリーゼ講座」を開催してきました。「アナリーゼ講座」という言葉を初めて使ったのは私です。

 この本で私がお伝えしたいのは、バッハを根源とするクラシック音楽は、どういう構造で出来ているのか、構造を理解するためには、それを支える「和声」や「対位法」の勉強が不可欠であり、どのような方法でそれを学び、勉強すべきかということです。それは難しいことではありません。バッハなどの名曲を具体例として学べば、たやすく理解できます。日本では、「和声」「対位法」を苦手とされる音楽家や音大生の方々が多いようです。しかし、それらを身に付けさえすれば、より豊かな音楽の世界への扉が開かれるのです。

 私は、日本の音楽界とはお付き合いがなく、無名です。しかし、2007年6月7日、ベルリン市庁舎でのフンボルト財団・記念演奏会で、世界中からお集まりになった知性を前に、私の作品「無伴奏チェロ組曲第1番」をチェリストWolfgang Boettcherヴォルフガング・ベッチャー先生が、初演をしてくださいました。とても光栄なことです。
 さらに、ベルリンの歴史ある「Musikverlag Ries&Erler Berlin リース&エアラー社 」から、その「無伴奏チェロ組曲第1番」の楽譜が2009年に出版されたのを皮切りに、2014年までに「無伴奏チェロ組曲」全6曲すべてが同社から出版されました。日本人作曲家として、同社から楽譜を出すのは初めてのことです。
 Wolfgang Boettcher ヴォルフガング・ベッチャー先生は、カラヤン時代のベルリンフィルで首席チェリスト、ベルリン芸大教授、ミュンヘン国際音楽コンクール(Internationaler Musikwettbewerb der ARD)のチェロ部門審査委員長もなさっており、欧州でいま最も尊敬されているマエストロです。
 また、2014年には私の「無伴奏チェロ組曲」全6曲が、先生の演奏により「ディスクユニオン・disk UNION」社から「SACD」で発表されました。

 私の作曲活動の柱は、当然と言えば当然ですが、Johann Sebastian Bach バッハ(1685-1750)を絶えず勉強するという営為です。2008年から2015年まで8年がかりで音楽愛好家やピアニストを対象として、「インヴェンション&シンフォニア」全15曲、「平均律クラヴィーア曲集1、2巻 前奏曲&フーガ」全48曲のアナリーゼ講座を、カワイ表参道で開催いたしました。同様の講座を横浜、名古屋、金沢でも続けています。
 講座は、バッハの「Manuscript Autograph自筆譜」を厳密に読み解くことを基本としました。自筆譜には、驚くほど明確に分かりやすくバッハの作曲意図、曲の全体構造が記されています。それを読み解いたうえで、和声や対位法の綿密な分析を加えます。この手法によるアナリーゼ講座は、世界でも類がないと思います。平均律第2巻の4、5、12番は、残念ながら自筆譜が発見されていません。しかし、残されている自筆譜を長年にわたって分析してきました経験の蓄積から、4、5、12番についても、ほぼ“自筆譜はこうであったであろう”と解明できたと自負いたしております。
 この長期にわたる「自筆譜」の勉強を通して分かりましたことは、世界に流布しています権威とされている楽譜が、いかに不正確で作曲家の意図をねじ曲げた楽譜になっているかということです。改めてそれを実感いたしました。

 幸い、私のアナリーゼ講座は大変に好評でした。ブログにも、その内容を掲載いたしましたが、ごく一部でしかありません。内容をさらに書き足して是非、出版して欲しいという要望がかねてからありました。そして今回、やっと出版に漕ぎつけました。

 この本は、クラシック音楽を心から愛している方、音楽大学を卒業したものの和声や対位法をいま一つ十分に理解していないとお思いになっている方、いま音楽を学んでいらっしゃる学生の方々、さらに、クラシック音楽がとても好きですが、巷で“天才演奏家による極めつけの演奏”などと派手に宣伝されている音楽に、「自分は感動しない、とても天才とは思えない」、「なんとなく馴染めない」、「好きでない」などと感じていらっしゃる方に是非、お読みいただきたいと思います。そうした宣伝は、売らんがためのメッキでしかないことをご理解され、自分の感想は間違っていなかったと安心されると思います。そして、本物の音楽とは何か、真に感動を呼ぶ演奏とはどういうものかが理解できると思います。その結果、ご自分の審美眼を確立し、宣伝に惑わされず、自らの価値観で本当に美しい音楽、演奏を見いだすことができるようになると確信しております。

          2015年12月          中村洋子

 

 

  

 

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■クラシックの真実は大作曲家の「自筆譜」にあり!
~バッハ、ショパンの自筆譜をアナリーゼすれば、曲の構造、演奏法までも分かる~                        中村洋子著            2,700円(税込) 
  発行:  DU BOOKS(ディーユー・ブックス) / ISBN 9784907583774 / JPN

★音大生の99%は、基本的な「和声」「対位法」を理解できていない。
   それは西洋クラシックの基礎であるバッハを本当に学んでいないからです。

 ピアノの先生方、クラシック愛好家、音大生に
大好評の中村洋子・アナリーゼ講座(人気ブログ「音楽の大福帳」)を補筆、
歴史的名演奏のCD解説も収録。



●本書の主な内容

・流通している楽譜は、「誤り」だらけ

・一生わすれない「暗譜」、その方法教えます

・「絶対音感」という、意味不明の言葉に幻惑されるのは止めましょう

・エリーゼのために」7小節目「ミドシ」は誤り、「レドシ」が正解

・バッハ「無伴奏チェロ組曲全6曲」の調性がもつ本当の意味

・バッハの「コラール」こそが、和声を学ぶ最良の教科書

・ピアノ上達には毎日、「平均律クラヴィーア」を弾くこと

・ラフマニノフ「鐘」の特徴はロシアの半音階、その源泉はブラームス




●各章

   ▼chapter 1

・「エリーゼのために」の7小節目「ミ ド シ」は誤り、「レ ド シ」が正しい
・「Für Elise エリーゼのために」がなぜ名曲なのか&ケンプの名演
・「エリーゼのために」手書き草稿は、声部ごとに符尾の方向を変えている
・ベートーヴェンの自筆譜は、指摘されているように乱雑なのでしょうか?
・芭蕉の「 奥の細道」自筆は、Bachの自筆譜に通じる


   ▼chapter 2

・そもそも「和声」とはどういうものでしょうか?
・対位法とはどういうものでしょうか
・一生忘れない暗譜の方法
・ソルフェージュ=音楽家にとって大事な、土台のような訓練
・絶対音感について
・Bachのコラールこそが、和声を学ぶ最良の教科書
・ハンガリー映画「人生に乾杯!(81歳の老人が、銀行強盗)」を見る


   ▼chapter 3

・《浅田真央&キムヨナさんへの感想》が、東京新聞「こちら特報部」に掲載
・ラフマニノフ「鐘」の特徴は「ロシアの半音階」、その源泉はブラームスにあり
・ラフマニノフの歌曲「ヴォカリーズ」Op.34-14の原調は、嬰ハ短調
・ヴィシネフスカヤ「チェチェンへ」を見る
・《浅田真央さんへの感想》に驚くほどの反応
・レンブラント、ルターの肖像画と二枚のフェルメールを見る


   ▼chapter 4

・バッハ「無伴奏チェロ組曲全6曲」の調性がもつ本当の意味
・バッハ「無伴奏チェロ組曲全六曲」の白眉「5番」のサラバンドを分析する
・Bachの原曲を移調し、音を加えることは、Bachの世界の破壊
・バッハ・インヴェンション第1番の「3連符」がもつ重い意味
・平均律第2巻「12番 f-Moll」を例に、バッハの和声を見てみましょう。
・平均律2巻4、5、12番はバッハ自筆譜が行方不明
世界で通用した唯一のリート歌手中山悌一先生
・中山悌一先生と、シューベルトの歌曲「春に」「盲目の少年」
・中山靖子先生の「リート」に中山悌一先生の「ピアノ」、忘れ得ない体験


   ▼chapter 5

・ショパン・ナショナル・エディション(エキエル版)は、本当に原典版か?
・ショパン「ÉtudeエチュードOp.25-1」の自筆譜とエキエル版との相違点
・ドビュッシー校訂「Chopin Étude」は、本当に素晴らしい。
ChopinのPolonaise-Fantasie 幻想ポロネーズを、自筆譜から読み込む
・作曲家の「自筆譜」について
「森繁 久彌」さん、「萩原朔太郎」の「純情小曲集」、そして「西洋音楽」


   ▼chapter 6

「エクスタシーの連続が現代のクラシック音楽」と、アファナシエフの批判
・Ugorskiウゴルスキについての、Afanassievの貴重な証言
・聴衆に媚びる演奏家と、演奏家に媚びを要求する聴
・質の高い聴衆となるためには、連弾などで自ら勉強を
・アファナシエフの続、限りない優しさがにじみ出るシェルヘン指揮「フーガの 技法」。
・深く失望したアファナシエフのBeethovenピアノソナタ演奏
・“現代のBeethoven” を批判する資格がありや&Kripsの見事なTchaikovsky


   ▼chapter 7

・モーツァルト「きらきら星変奏曲」の自筆譜実物を見る
・モーツァルトはバッハの4声フーガを弦楽四重奏に編曲して勉強。
Mozartピアノソナタの源泉もBachにあり
・モーツァルトKV331の自筆譜見つかる、エレガントではなく劇的な音楽だった
・岡本文弥さん百歳の演奏会、生涯忘れ得ぬ感動
・新春 能狂言 山本東次郎 能 バッハ


   ▼chapter 8

・シューマンの音楽評論、音楽の本質を珠玉の言葉で表現
・「子供のためのアルバム」は、シューマンの「インヴェンション」
・シューマン「予言の鳥」の自筆譜から、どう演奏すべきかが見事に分かる
・ベルガマスク組曲は「調性崩壊の音楽」の一里塚
・ドビュッシー「子供の領分」は、どこの出版社の何版を使うべきか
・エリック・ハイドシェックの「Brahms Op.118」ピアノ・レッスン
・私の“道標” ともいえる塗師・山本英明さんが、逝去されました


   ▼chapter 9

・Beethovenのピアノソナタに見る調性の性格について
・リフシッツによるシェーンベルク、ヴェーベルン・ピアノ作品の名演
・ヴィルヘルム・ケンプ85歳、最後のコンサートと彼の言葉
Woody Allen ウッディ・アレンの映画「Midnight in Paris」を見る
・世紀の名チェリスト ピアティゴルスキー、シューマンの「チェロ協奏曲」
・伝統文化の粋、名古屋「亀末廣」が突然閉店、なんと悲しいことでしょう
・フルトヴェングラーの記念碑的なMatthäus-Passionマタイ受難曲の指揮
・マネ「笛を吹く少年 Le Joueur de fifre」は三角のcomposition、バッハに似る

     デザイン:高橋力、北村卓也(m.b.llc)  A5 / 328ページ / 並製
                           2016年2月発売

 

 

 

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後 書 

「アナリーゼ講座」が終わってホッとしていますと、いつも受講者の方から、次のようなご質問をいただきます。「もっと和声などを勉強したいのですが、いい理論の本はありませんでしょうか?」。「はっきり言ってございません。理論書として出版されている本をお求めになっても、失望されるだけです。逆に嫌いになってしまい、かえって害になるかもしれません」とお答えしています。真面目に音楽を勉強したいと意欲に燃えていらっしゃる方にとって、本当に、残念な状況にあるのがいまの日本です。

 私は作曲家ですので「音で伝える」ことが本来の筋です。しかし、シューマン、フォーレ、ドビュッシーなどの作曲家も、止むにやまれず批評などを書いています。音楽を理解せず、世俗受けを狙った的外れな評論などが多すぎたからです。それはいつの時代でも、同じことかもしれません。「平均律クラヴィーア曲集」の全曲録音という偉業を初めて成し遂げたエドウィン・フィッシャーも、「Dreistimmige Inventionen(当時は三声インヴェンションと呼ばれていましたが、これはシンフォニアのことです)」校訂版(1955年)で、第1番の冒頭脚注に「it would be a mistake to concentrate only on the theme.・・・You should study every individual voices.・・・ every voice had its own melodic life.」と書いています。その意は、「テーマだけに集中するのは誤り、個々の声部を勉強すべき、かつては、多声部の各声部に命が宿っていた」。つまり、クラシック音楽の基本である対位法が崩れてきている、テーマだけ強調する演奏となってきており、各声部の役割を分析し理解した上での正しい演奏がされなくなってきている、と嘆いているのです。フィッシャーはフルトヴェングラーと一緒に活躍し、現在から振り返りますと“黄金時代”ともいえる時代であったにもかかわらず、フィッシャーは自分の時代を嘆いているのです。

 「アナリーゼ講座」では、私がピアノを弾きながら口頭でご説明いたしますので、耳と頭で理解していただけます。しかし、書物ではそれは無理です。そのため、この本では、まず音楽を言葉で表現すること、つまり、楽譜の言語化に多大な努力を注入しました。楽譜の分析を理論的に記述して説明することは、想像以上に大変な作業でした。多大な時間も必要でした。しかし、成し遂げました。
 次は、その記述をより理解しやすいよう、可能な限り、譜例を載せました。 「Manuscript Autograph 自筆譜」がある作品については、自筆譜を忠実に真似て手書きしました。例えばショパンの場合、スラーがどこから始まるかが、曲を演奏するうえで決定的に重要な要素となります。実用譜は判で押したように、符頭からスラーが始まるように記譜されていますが、ショパンは符頭の前からスラーを書き始めていることがよくあります。即ち打鍵される前からフレーズが始まっているように書いています。そしてその通りに演奏しますと、ショパンがこのように演奏していたであろう、その音楽が立ち上ってくるのです。譜を読むことができる方、ピアノを弾くことができる方は、譜例を見ながらお読みいただきますと、理解がきっと深まることでしょう。

 手書きをすることによって得ましたことは、その労苦を補って余りあるほど豊かでした。作曲意図、全体の構成、どう演奏すべきかなどが、思わず膝を叩きたくなるように、分かってくるのです。バッハやベートーヴェン、ショパンの大天才が私の横に立ち、“直接に指導して下さった”と言えるほどです。

 自筆譜の筆写は、それを実践した人でなくては、その恵みを到底理解できないでしょう。皆さまにも、是非、実行されることをお勧めいたします。これから演奏しようとされる曲について、作曲家の自筆譜を探し出し、私の写譜を参考にしてゆっくり写してください。印刷された楽譜を目で見るだけでなく、書くことによって、切実に伝わってくるものがあります。お経の写経と同じかもしれませんね。人間の手は偉大なのです。パソコンの記譜ソフトは忘れましょう。
 この本は、内容が濃密です。ご自分にとって興味がある部分だけを選択し、少しずつお読みになるのもよいでしょう。
 きっと、バッハ先生、ショパン先生があなたの家を訪れ、ドアをノックされることでしょう。この本は、編集者の平野真佐志氏の尽力なくしては作ることができませんでした。心より感謝申し上げます。

                  2015年12月         中村洋子

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中村洋子(なかむら・ようこ)・作曲家
東京芸術大学作曲科卒。

08~09 年「Open seminar on Bach Inventionen und Sinfonien Analysis インヴェンション・アナリーゼ講座」 全15回を東京で開催。

10~15年「 Open seminar on Bach Wohltemperirte Clavier I & II Analysis 平均律クラヴィーア曲集 1、2巻 アナリーゼ講座」全48回を東京で開催。

自作品「Suite Nr.1~6 fur Violoncello 無伴奏チェロ組曲第1~6番」、「10 Duette fur 2 Violoncelli チェロ二重奏のための10の曲集」の楽譜を、ベルリン・リース&エアラー社「Ries & Erler Berlin」が出版。

自作品「Regenbogen-Cellotrios 虹のチェロ三重奏曲集」、「Zehn Phantasien fur Celloquartett (Band 1, Nr.1-5) チェロ四重奏のための10のファンタジー(第1巻、1~5番)」の楽譜を、ドイツ・ドルトムントのハウケハック社「Musikverlag Hauke Hack Dortmund」が出版。

2014年 自作品「Suite Nr.1~6 fur Violoncello 無伴奏チェロ組曲第1~6番」のSACDを、 Wolfgang Boettcher ヴォルフガング・ベッチャー演奏で発表。

2016年「Barenreiter-Verlag ドイツのベーレンライター出版社」が刊行した Johann Sebastian Bach 原典版 Urtext「Goldberg-Variationen ゴルトベルク変奏曲」など、バッハ鍵盤作品楽譜の「序文と注」の日本語訳と、「訳者による注釈」を担当。

 

 

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★この本の性格上、地方では多分、大きな書店以外には並ばないと思われます。

お近くの図書館に、この本の「購入リクエスト」をされ、

お借りなってお読みになることも可能です。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

http://diskunion.net/dubooks/ct/detail/1006948955

 
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%AE%E7%9C%9F%E5%AE%9F%E3%81%AF%E5%A4%A7%E4%BD%9C%E6%9B%B2%E5%AE%B6%E3%81%AE%E3%80%8C%E8%87%AA%E7%AD%86%E8%AD%9C%E3%80%8D%E3%81%AB%E3%81%82%E3%82%8A-%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%8F%E3%80%81%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%91%E3%83%B3%E3%81%AE%E8%87%AA%E7%AD%86%E8%AD%9C%E3%82%92%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BC%E3%81%99%E3%82%8C%E3%81%B0%E3%80%81%E6%9B%B2%E3%81%AE%E6%A7%8B%E9%80%A0%E3%80%81%E6%BC%94%E5%A5%8F%E6%B3%95%E3%81%BE%E3%81%A7%E3%82%82%E5%88%86%E3%81%8B%E3%82%8B-%E4%B8%AD%E6%9D%91%E6%B4%8B%E5%AD%90/dp/490758377X

● [ ISBN 9784907583774 ] でも検索可能です。

http://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784907583774 の
 右下に、取扱い書店の案内などのコーナーがあります。

 

                     2016.2.3      中村洋子

 

 

 

 

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