映画の話でコーヒーブレイク

映画の話を中心に、TVドラマや旅行の話などを綴ります

ツリー・オブ・ライフ

2011-08-26 | 映画 た行
カンヌ国際映画祭でパルムドールに輝いた本作。
カンヌ映画祭で賞を獲得した作品って・・・いま一つよくわからない難解なものが多くって。
本作はどうなんかなぁ?と思いつつ、鑑賞。

隣に座った母娘がうるさくって・・・劇場マナー映像からエンディングが流れるまで、
ポップコーンをガサガサ食べながら、各シーンに「えっ、どういうこと?」「~ってこと?」などと
最後まで延々と話は続きました 


   ********************

       ツ リ ー ・ オ ブ ・ ラ イ フ

   ********************


鑑賞後、大阪の実家に帰ってまったりしていたので記憶を辿りつつ・・・。


 < ストーリー >
1950年代にテキサスで過ごした少年時代を振り返るジャック(ショーン・ペン)。
愛に溢れた優しい母と、厳しく躾ける父(ブラッド・ピット)。
息子達に「強くあれ!」と力で押さえつけようとする父を、畏怖し従う母と弟たち。
長男ジャックはそんな父に反発し、弟に嫉妬する。


何だか不思議な映画でした。
ドキュメンタリーのような美しい映像で描く壮大な宇宙の歴史と
1950年ころのオブライエン一家の家族の葛藤。

台詞は少なく、成人したジャックの声と当時のジャックの心の声がボソボソと話し、
ストーリー自体も断片的ではっきりとは描かれない。

最初に旧約聖書のヨブ記の一節がありました。
ヨブ記』は人間社会の中に存在していた神の裁きと苦難に関する問題に焦点が当てられているそうな。
   (by Wiki)
読んだことが無いので・・・ただ、本作は非常に宗教色の強い作品だと思います。

「神への信仰があれば、悪いことは起こらない」のような母の台詞があったような。
しかしながら、深い信仰心があっても、残念ながら悪いことは起こるときには起こるんです。
愛する息子を亡くし悲嘆にくれる夫婦、しかし死亡理由は・・・語られない。

「父と息子の確執」はアメリカ映画でよく描かれるテーマですが、日本では「母と娘の葛藤」の方が
多いのは文化の違いなのでしょうか。

父の躾けはそれほど厳しいという感じは受けませんが、非常に感情的。
息子達に「負け犬になるな」と「力がすべて」を固持する父ですが、自分自身は音楽の道に挫折、
特許申請も上手くいかず、リストラの憂き目に会い、引越しをすることになる。
自分の果たせぬ夢を子供に、というのは時代や文化、性差を越えて同じですね。

ある時、弟に音楽の才能を見出しうれしそうな父を見て嫉妬するジャック。
旧約聖書「創世記」に登場する人類最初の兄弟カインとアベルのように、
父は自分より弟を愛していると弟に辛くあたる。
まさか弟の死にジャックは絡んでないですよね?


ジャックの行動に解せないことがあります。
他所の家に侵入しある大胆な行動をするのですが、あれは何を意味しているのでしょう?


あまりにも壮大な宇宙や命の繋がりとオブライエン一家が私の中で繋がらず、
「う~ん、何だかなぁ~」で止まってしまいました。

命の繋がりには「神、若しくは創造主の見えざる手」があり、
何世代にも繰り返され続けるというメッセージなのかなぁ?


次男を演じている子がブラピに酷似していて、子供の頃のブラピってこんな感じだったのかなぁ
なんて思いました。



にほんブログ村 映画ブログへ






 ***** 見た 映画 *****

 8月17日 「ツリー・オブ・ライフ」@109シネマズMM横浜
  
        「ダンシング・チャップリン」@横浜ジャック

 8月24日 「塔の上のラプンツェル」DVD 
『映画・DVD』 ジャンルのランキング
コメント (3)   トラックバック (26)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« @ 大阪 | トップ | ご存知ないでしょうか? »
最近の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
よく判りませんでした (KGR)
2011-08-26 12:28:07
皆さんの意見を聞いていると、絶賛は少なく、
よく判らない、何じゃこりゃってのが多いです。

中には金返せ映画だと酷評する人もいました。
そこまでとは言いませんが、
結局何が言いたいのかよく判りませんでした。
Unknown (KGRさんへ(ryoko))
2011-08-28 01:41:04
やっぱりカンヌ映画祭受賞作は難しいですね。
わかるようなわからないような、壮大な命のリレードラマのサンプリングとしてあの時代のオブライエン一家が描かれる理由というのがいま一つでした。
こんばんは♪ (ヒロ之)
2012-03-07 23:17:58
私もこれはちょっと意味が解らないですし、宗教的なものも入っていて難しく思いました。

少しでも納得いく部分があれば良かったのですが・・・。

映像は美しいなぁという思いはしましたが、それだけじゃぁねぇ^^;
やっぱり映画は理解できるものの方が私は好きです(笑)。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

26 トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ツリー・オブ・ライフ (Akira's VOICE)
天地創造。生々流転。  
『ツリー・オブ・ライフ』 (京の昼寝~♪)
□作品オフィシャルサイト 「ツリー・オブ・ライフ」 □監督・脚本 テレンス・マリック □キャスト ブラッド・ピット、ショーン・ペン、ジェシカ・チャステイン■鑑賞日 8月13日(土)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★(5★満点、☆は0.5)<感想>...
試写会「ツリー・オブ・ライフ」 (ITニュース、ほか何でもあり。by KGR)
2011/7/28、よみうりホール。     ブラッド・ピット、ショーン・ペン、ジェシカ・チャステイン * 頑固、亭主関白な親父(ブラッド・ピット)、 優しくて寛容な母親(ジェシカ・チャステイン)には、 3人の息子がいました。 二男は若くして(19歳で)死ん...
ツリー・オブ・ライフ (佐藤秀の徒然幻視録)
宇宙の一生と人間の一生 公式サイト。原題:THE TREE OF LIFE。テレンス・マリック監督、ブラッド・ピット、ショーン・ペン、ジェシカ・チャスティン、カリ・マチェット、ジョアンナ・ ...
ツリー・オブ・ライフ (心のままに映画の風景)
厳格な父親(ブラッド・ピット)、愛情溢れる母親(ジェシカ・チャステイン)に育てられた長男のジャック・オブライエン(ショーン・ペン)は、人生の岐路に立ち、自らの少年時代に思いをはせる――。 1950...
ツリー・オブ・ライフ / THE TREE OF LIFE (我想一個人映画美的女人blog)
ランキングクリックしてね ←please click カンヌ映画祭で、パルムドール受賞 「シン・レッド・ライン」のテレンス・マリック監督/脚本×ブラッド・ピット×ショーン・ペン ブラピは製作にも参加。 maru♪ちゃんのお誘いで試写にて鑑...
[映画『ツリー・オブ・ライフ』を観た(短信)] (『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭)
☆正直、きつかったなぁ。  最初の30分間くらい、延々と「宇宙/地球/生命創造」のイメージ画像が続く。  「物語」で進んでくれているわけじゃないので、退屈なことこの上ない。  でも、恐竜時代のトコでは、妙にCGに金をかけた恐竜描写がある^^  退屈だが、...
ツリー・オブ・ライフ (LOVE Cinemas 調布)
本年度カンヌ国際映画祭パルムドール授賞作品。現代に生きる主人公が人生の曲がり角にたったとき、子供の頃の家族や兄弟との暮らしを回想する。出演はブラッド・ピット、ショーン・ペンのハリウッドを代表するスターたち。ピットが厳格な父を、ショーンが成人した長男を...
*『ツリー・オブ・ライフ』* (~青いそよ風が吹く街角~)
2011年:アメリカ映画、テレンス・マリック監督、ブラッド・ピット、ショーン・ペン、 ジェシカ・チャスティン、フィオナ・ショウ、 ハンター・マクケラン出演。
映画「ツリー・オブ・ライフ」感想 (タナウツネット雑記ブログ)
映画「ツリー・オブ・ライフ」観に行ってきました。 ……しかしいきなりで何なのですが、この映画、製作者達が一体何をテーマにしたかったのかすらも意味不明な作品構成です。 一応公式サイト等の紹介によれば、1950年代のとある家族にスポットを当てた物語とのこと...
「ツリー・オブ・ライフ」 万物の理 (はらやんの映画徒然草)
テキサスのとある家族の生活を描きながら、人とは、生命とは、宇宙(世界)とは何か、
ツリー・オブ・ライフ (ダイターンクラッシュ!!)
2011年8月17日(水) 20:45~ TOHOシネマズ川崎4 料金:1100円(レイトショーvit購入) パンフレット:未確認 『ツリー・オブ・ライフ』公式サイト そもそも2時間20分くらいと長尺なのだが、体感時間は4時間くらいだ。 冒頭、物語の設定紹介的な話が終了すると、...
『ツリー・オブ・ライフ』 The Tree of Life (かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY )
テレンス・マリックの前作『ニュー・ワールド』のラスト・カットの木がとてもとても印象的で心に残るものだったから、その次の監督作が『ツリー・オブ・ライフ』であるということにまず肯かずにはいられなかった。そんな連なりに、テーマの一貫性を感じて、テレンス・マリ...
ツリー・オブ・ライフ (迷宮映画館)
テレンス・マリック節、全開!
ツリー・オブ・ライフ (映画的・絵画的・音楽的)
 『ツリー・オブ・ライフ』を吉祥寺のバウスシアターで見てきました。 (1)『イングロリアス・バスターズ』で快演を披露したブラッド・ピットや『ミルク』のショーン・ペンらが出演し、またカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した作品でもあることから、随分と期待を....
ツリー・オブ・ライフ (風に吹かれて)
地球の歴史のごくごく一部のある家族公式サイト http://www.movies.co.jp/tree-lifeカンヌ国際映画祭パルムドール受賞作製作: ブラッド・ピット他監督・脚本: テレンス・マリ
唯一無二の (笑う学生の生活)
19日のことですが、映画「ツリー・オブ・ライフ」を鑑賞しました。 ブラット・ピット、ショーン・ペン カンヌ パルムドール受賞作 と 話題作ですが・・・ 何より テレンス・マリック監督の新作ということ まさに、監督色が強い 一筋縄ではいかない作品でした 正直 全...
『ツリー・オブ・ライフ』 信仰があれば幸せなのか? (映画のブログ)
 エデンの園の中央には、二本の木が生えているという。  一つが知恵の樹、もう一つが生命の樹(Tree of Life)である。  『旧約聖書』の『創世記』に登場する生命の樹は、孫悟空が食べた蟠桃(ばんとう)のご...
ツリー・オブ・ライフ 最後まで堪えてちゃんと観た・・・・ε-(;ーωーA フゥ… (労組書記長社労士のブログ)
 1か月ぶりの映画だ、観たい映画がこの間無かった。 【=46 -8-】 予告編で観ているとどんな映画なのかは解らなかった、しかし本年度カンヌ国際映画祭でパルムドールに輝いているということもあり期待値は高い!  かつて父が望んだように仕事で成功を収めたジャック....
いのちを巡る物語~『ツリー・オブ・ライフ』 (真紅のthinkingdays)
 THE TREE OF LIFE  オブライエン家の長男ジャック(ショーン・ペン)は二人の弟とともに、厳格な 父(ブラッド・ピット)と慈愛に満ちた母(ジェシカ・チャスティン)に育てられた。 都会で...
映画:ツリー・オブ・ライフ 宗教観を語った内容に、感性が合うか合わないか、がポイントか (日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~)
カンヌ映画祭パルムドール受賞作品。 評判が天地のように別れていたので、DVDスルーしようと思っていた。 すると「抽象的な映像が多いから、DVDだとつらいかも」という話もあって、新宿での公開最終日に駆け込み(汗) オープニングで、旧約聖書のヨブ記38章の4節が引....
映画『ツリー・オブ・ライフ』を観て (kintyre's Diary 新館)
11-53.ツリー・オブ・ライフ■原題:The Tree Of Life■製作年・国:2011年、アメリカ■上映時間:138分■鑑賞日:8月27日、TOHOシネマズ六本木ヒルズ(六本木)■料金:1,800円□監督・脚本:テレンス・マリック□撮影監督:エマニュエル・ルベツキ□美術...
初日は金曜日 (まぜごはん)
先週は日曜日(7日)に働いたのでその代休を金曜日(12日)にもらいました。 朝イチに歯医者さんへ行きクリーニングしてもらい、その後映画に行くことに。 金曜日と言えば「上映最終日」初日は土曜日というイメージがあるのですが、最近は金曜日から上映の映画もある....
ツリー・オブ・ライフ (銀幕大帝α)
THE TREE OF LIFE/11年/米/138分/ドラマ/劇場公開 -監督- テレンス・マリック -製作- ブラッド・ピット -脚本- テレンス・マリック -出演- ◆ブラッド・ピット…オブライエン 過去出演作:『イングロリアス・バスターズ』 ◆ショーン・ペン…ジャック ...
ツリー・オブ・ライフ (いやいやえん)
苦痛・難解というより睡魔との闘い。 父息子の葛藤と生命の繋がりを同一哲学視し、要するに難解すぎて意味が解らないといったような作品^;観る人を選ぶよ~気をつけよう。 前半のドキュメンタリー映像(生命誕生
【映画】ツリー・オブ・ライフ…前半5分で寝て安眠を楽しむ…みたいな映画なのかもな。 (ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画)
昨日、2012年9月29日(土曜日)は、アップルストアで新型のipod touchを予約 本当はもっと前に予約する筈だったのですが、刻印で悩み続けて昨日まで…悩んだ結果の刻印は名前と生年月日だけだったりもするんですけどね 本日、2012年9月30日(日曜日)は、ホテルアルモニ...