映画の話でコーヒーブレイク

映画の話を中心に、TVドラマや旅行の話などを綴ります

★トルコ旅行 その⑥

2010-05-08 | トルコ旅行
トルコに行ってから、妙にトルコ特集の番組に出くわします。

これは私のトルコセンサーが敏感に反応しているからなのか?
はたまた、トルコに対する世間の関心がかな~り高まっているからなのか?
今週BSジャパンで「7days backpacker 大東俊介 イスタンブール→カッパドキア」を見ましたし、
8日日曜日のTBS「THE 世界遺産」は、
なんと前回ご紹介した「皇帝の愛した温泉郷 ヒエラポリスとパムッカレ」じゃぁないですか!?
トルコブームがキタ~~~!なんでしょうか?


私の旅もいよいよ後半へつづく~。
トルコ西部「エーゲ海地方」に残るローマの遺跡観光です。
まずはギザのピラミッドなどと共に「世界の7不思議」の一つといわれた「アルテミス神殿」跡。
詳しくはこちらをどうぞ。
       
縦115メートル、横55メートルで、高さ18メートル、イオニア式の柱127本。
神殿内部は大理石で、金や宝石で飾られた高さ15メートルのアルテミス像が
フィロンをして「雲にそびえるエフェソスのアルテミス神殿を見たとき、ほかの不思議はすべて陰った」
と言わせたほどとは・・・今は柱が一本、崩れた柱の断片が転がるのみ。
柱のてっぺんに鳥が羽を休めてました。
ここにあった柱は、他の場所の建築物にリサイクル?するため持ち去られたそうです。あっちゃ~。

次に行ったのは「聖母マリアの家」です。
マリアさんはこんな山の上まで登って隠れ住んで余生を過ごされたですね。
  
                   これが聖母マリアの家             
            
マリアの家から坂を下りると3つの湧き水がでているところがあります。
「ここの水を飲むと右から「お金」「愛」「健康」に恵まれるから是非試して下さい」っと
イケメン警備兵のお兄さんが親切に笑顔で教えてくれました。
確か真ん中は愛だったと思うのですが…記憶が~曖昧
お腹をこわすかも?と一抹の不安を感じながらも、お兄さんの笑顔を裏切れずちょこっと飲みました
大丈夫でした~これで、愛とお金と健康はかも?

そしてメインの古代遺跡へ。
かつてはローマ、アレキサンドリアに次ぐ人口の多い街として繁栄した所です。

     
          
           勝利の女神ニケ  
        「Nike ナイキ」はこの女神ニケの英語読み、ロゴのスウッシュは女神の翼から
 図書館へ至る道
      ヘラクレスの門
   ハドリアヌス神殿奥のレリーフはメドゥーサ
               メドゥーサ
      
      極めつけのセルスス図書館跡
円形劇場では、韓国のツアーグループが美声を披露されたのを聞き、何故かガイドさんが
ハイテンションで「日本人も負けずに頑張って歌いましょう!」と無理やり「上を向いて歩こう」を
歌わされました
娼館の方向を示す足跡や公衆トイレ、はっきりと模様が見えるモザイクの床など、
当時の人たちの日常生活が偲ばれます。
最盛期のエフェスにタイムスリップして街並みを歩いてみたい~

     
 ホテルそばの海岸「エーゲ海」の朝です。Wind is blowing from the Aegean~ by ジュディ・オング



★ トルコのスーパーマーケット ★
観光地も良いのですが、スーパーマーケットに行くとその国の日常生活が垣間見れて楽しいんです。
   外観
最終日の朝、イスタンブールでホテル近くのスーパーに行きました。
        チーズ売り場
         お肉売り場 
   
             スイーツのケースの下に水のでっかいボトルが並ぶ
行く先々のレストランやホテルで350mlの水(トルコ語では「ス」)のボトルは大体2トルコリラ(120円くらい)でしたがスーパーでは1本0.5リラ(30円)でした。
中には見たこともないような大きなボトルが並んでました。これ運ぶのメッチャ大変ですよ・・・
  
  通路には整然と並ぶ品物             レジはコンベアスタイル
店の入り口で野菜を売るおじさん カメラを向けるとにこやかな笑顔で答えてくれました。
 
       お買い物中の女性



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★トルコ旅行 その⑤

2010-05-05 | トルコ旅行
外国に行って一番大事な言葉は「ありがとう」です。
トルコ語で「ありがとう」は「テシェッキュル エデリム」です。
「エデルム」は英語の「ベリーマッチ」のようです。
ガイドさんから「ティッシュ くれ」と覚えましょうとワンポイントアドバイス頂きました
これでちゃんと通じましたし、この一言で心が通じ合えた気がしました。


前回トルコ旅行④をアップした翌日、所ジョージさん司会の日テレ「笑ってコラえて」という番組の
「イケてる添乗員さんと行く世界遺産の旅」というコーナーでトルコのカッパドキアを紹介していました。
何という偶然!
イスタンブールのトプカプ宮殿からアジア側とヨーロッパ側を一望するスポット、
イスタンブールの駅から夜行列車でアンカラを経て、車でカッパドキアへ。
ギョレメ野外博物館やカイマクル地下都市、今も洞窟に住む方のお家訪問など、ほんの一ヶ月前に訪れた
場所ということで、テンション上がりました。


今回は5日目、古都コンヤと世界遺産のパムッカレです。
        
                   バスから見た街並み
コンヤはセルジュクトルコの都。
メヴラーナ教総本山の廟とインジェ・ミナーレ神学校へ。
メブラーナの舞は伝統舞踊ではなく忘我の境地に至る修行だそうです。
映画「落下の王国」で舞う幻想的な姿が出てましたね(映画ブログですからちょっとカキコ)
   
        

この後は一路パムッカレへ。
ここは「カッパドキア」と共にテレビや雑誌にもよく取り上げられる世界遺産です。
大自然が造り出した石灰棚と古代遺跡ヒエラポリスが隣接しています。
       案内図 手前の白い所が石灰棚
  ここから裸足で石灰棚に下りられます 
       
 
    
          
  昔は泳げたそうですが、今は水量が減少 かなり遠くまで水平方向に歩けます
    
         
    石灰棚の反対側にあるプール 遺跡の柱が沈んでます
   
        
 もっと上には半円の劇場も 以前はバスで行けたそうですが今は保護の為歩きのみ
ここを多くの人が行き交っていたかと思いを馳せると・・・兵どもが夢の址 ロマン~


夜はホテルの無料のベリーダンスショーを拝見。ワンドリンク注文で見られます。
      
       とってもかわいいダンサーさん

  
★ トルコのおつりの渡し方 ★
お店でお買い物をした時のおつりの渡し方って国によって違います。
日本では財布の中に硬貨をふやしたくないので端数を硬貨で払うってよくやりますよね。
でもアメリカでこれをやると、?てな顔でせっかく出した硬貨を返され足し算方式でおつりがきます。
ところが、トルコでは普通に日本と同じで端数を硬貨で出すのです。
日本だと「ちょっと待って」と硬貨を出す私ですが、慣れないお札をお札を出してボォ~とおつりを待っていると
「硬貨はないか?」と聞かれ、一瞬意味がわかりませんでした
一瞬の間を置いて「そういうこと~」と納得、何だか嬉しくなりました。
ツアーの方に訪ねても「そうそう」と同意いただいたので特殊な例ではないと思います。
中国や韓国、アジアの国ではどうなんでしょう?



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★トルコ旅行 その④

2010-04-28 | トルコ旅行
「ナスルスヌズ?」
トルコ語で「お元気ですか?」ですが、日本語で書くと陽水みたいですね。
毎朝、ガイドさんの質問に「イイイム(元気です)」と答えました。
結局「ナスルスヌズ?」が覚えきれなくて、答えのみ(会話にならんがな)覚えました

      
       早朝、洞窟ホテルの部屋から外を望む

翌朝洞窟ホテルのレストランから外を見てビックリ!
おぉ~!沢山の、色とりどりのカラフルな気球が優雅に浮かんでおりました。
   
  洞窟ホテルのレストランの外展望テラスから撮りました
もっと沢山飛んでいたのに・・・この写真しか撮ってなかったです
前夜、ハマムのサウナでご一緒した別のツアーの日本人に聞いたところ、
気球ツアーは日本で予約してきたそうでトータル5時間ほどかかるとのこと。乗ってみたかったな~。

この日はカッパドキアの奇石群を堪能。自然が作り出した奇跡の造形です。
荒涼とした大地に広がる造形群。聞こえるのは風の音だけ。
 
      親子岩
  らくだ岩
        
                

そして岩をくり抜いて造られた住居跡。
キリスト教徒が迫害を逃れ隠れ住んだ住居と教会。
  
    
  
 洞窟教会の中を彩る壁画の数々  今でもこんなに鮮やか~!

カイマクル地下都市は5000人もの人が隠れ住んだ地下8階の巨大都市。
   
  「カイマクル」ってバザールか?とおバカなことを想像
現在は地下4階まで行くことができますが、まるで迷路のよう。一人で入ったら絶対迷う
巨大な円形の扉や、外気を取り入れる通気口。どうしてこんな凄いものが造れたんでしょう?

カッパドキアでは、実際に今も洞窟に住むお宅を訪問させていただきました。
お昼は洞窟レストランで。

そして立ち寄ったトルコ絨毯のお店。
  
  実演する少女    ネイティブより早口で立て板に水のごとくギャグを挟み日本語で解説するおじさん

所狭しと敷き詰められたすんばらしい絨毯の数々、目の保養させていただきました。

夕方、ぐるりと塀で囲まれた昔の要塞都市に寄りました。
        
暗くなる前にキャラバンがこの中に入り、夜は扉を閉め外からの侵入・攻撃に備えたそうです。

この日泊ったコンヤのホテルの回転ドア。
メヴラーナ教の舞は旋回しながら無我の境地を目指し、神との合一を目指す禅のようなもの

      回転ドアなんかに使って、バチあたらへんかしら?



★ トルコのトイレ事情 ★
旅行者、特に女性にとってトイレ事情は切実な問題です。
エジプトでは(2年前)どこに行っても有料で「流れましたか?」「鍵は閉まりますか?」「ペーパーはありますか?」というのがトイレでの合言葉でした。(改善されていたらすみません)
10数年前のトルコは、ほとんど同じ状況だったそうですが、今は全く心配ありません。
寄った所はほとんど無料で、水洗で、100%綺麗なトイレットペーパーとセンサー付きの
手を拭くペーパー完備(手をかざすと適量がスルスル出てきます)でした。
あるレストランでは、アクリル樹脂に綺麗な花を閉じ込めた便座に、ツアー仲間で「綺麗ねー」と
歓声が上がりました。
ペーパーも、ほとんど花やクローバー、スワンなどの型押し模様付です
      


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★トルコ旅行 その③

2010-04-20 | トルコ旅行
メルハバ!(トルコ語で「こんにちは!」です)

実際に旅行である場所に行くと、なんだか妙にその国の情報やニュースに目が留まるようになります。
10日間の溜まった新聞に目を通していると、日本政府観光局の資料からとして
「2008年外国人訪問者数」ランキングが目に留まりました。
日本は第28位、アジアでも6位とタイやマカオの後塵を拝しているそうです。
ベスト3ってどこだと思いますか?(答えは一番最後に載せておきます)
そんな中、トルコは堂々の第8位!です。
やっぱり観光立国なんですね。4月からがシーズンということで、あちこちで化粧直しが
行われ、大きな街では植え込みに季節の色とりどりの花が植えられていました。
10年前にトルコに行った友人に聞いたところ、この10年でかなり旅行者にやさしく整備されたようです。

数年前エジプトのルクソールでテロがあり、日本人を含む観光客が亡くなった事件を覚えていらっしゃいますか?
あの後日本の外務省はエジプトへの渡航を禁止すると共に、トルコへの渡航も禁止したそうです。
その上、エジプトは半年で解除されたのに、何故かトルコは1年間渡航禁止。
「私、一年間仕事ありませんでした」とガイドさんは少々御立腹でした。


 トルコ3日目は首都アンカラへ。
ここには「トルコの父」ケマル・アタテュルクの眠る廟があります。

 廟を背にアンカラの市街を望む
              
          ライオン像の後ろ、木と木の間には警備の兵士が立っています
大理石の参道にはライオンの像が並び、隣接する博物館にはトルコ共和国建国までの
アタテュルク戦いの足跡の絵やジオラマや彼の私物に各国から贈られた品々が展示されています。
日本の宮家から送られた刀もありました。
 
 気さくに写真撮影にも応じてくれます    警備兵の交代シーンに遭遇

アンカラ市内にある「アナトリア文明博物館」に行きたかったのですがコースに入っておらず…残念。
史上初めて鉄器を使用し栄華を極めた後滅びてしまったヒッタイト帝国はこの近くにあったそうです。
先週、偶然にもBS日テレで「失われた世界 ヒッタイト帝国の謎」を見ました。
ヒッタイト帝国は近隣諸国を制圧し残るはエジプトのみ。
当時のエジプト王は、なんと!アブシンベル神殿を建造したかのラムセス二世。
エジプトではラムセス二世の勝利を壁画に刻んでいる(見たような気がします)のですが、
実際はヒッタイトの勝利であったことやヒッタイトとエジプトが平和協定を結んだことが
近年ヒッタイトの遺跡から出土した楔形文字の粘土板に刻まれていたそうです。ロマンや~

アンカラ市内はこんな感じ。ガラス張りの高層ビルもありました。
陶器会社のCM
   羊とヤギの像
 トルコは子羊の皮製品(薄くて軽くて丈夫)やウールやシルクのストールも有名です。
ヨーロッパの有名ブランドの革製品の多くはトルコで作っているそうです。
ブランドのタグが付くだけで、値段は2~3倍になるとか



 午後は一路、カッパドキアへ。
ここでは洞窟ホテルに泊まりました。
洞窟といっても近代的仕様なっていて、今回泊まったホテルの中で一番設備が良かったです。
このホテルで「ハマム」体験。ハマムはトルコの伝統的なお風呂です。
日本でむかし言われていたトルコ風呂とは違いますよ。
      
     写真は撮れなかったのでガイドブックからのイメージ映像です。
まずサウナに入ってから、大理石の台の上で、垢すり、大量の泡で全身マッサージ、
その後シャンプーをしてもらってジャグジーつきプールに入るコースです。
若いおねえさんが担当してくれましたが、顔に泡はかかるは、ザブ~ンと頭からお湯をかけるは…
でも、肩こり症の私は非常に気持ち良かったです~満足。

次回は荒涼とした奇石群が広がるカッパドキアと古都コンヤです。



世界各国・地域への外国人訪問者数ランキング(2008年)
  1位  フランス
  2位  アメリカ
  3位  スペイン
  4位  中国
  5位  イタリア
  6位  英国
  7位  ウクライナ
  8位  トルコ
  9位  ドイツ
 10位 ロシア でした。



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 ***** 見た 映画 *****

 4月19日 「アリス・イン・ワンダーランド」@TOHOシネマズ海老名

★トルコ旅行 その②

2010-04-06 | トルコ旅行
ギュナイドゥン!
トルコ語で「おはよう」です。

トルコ2日目はイスタンブールヨーロッパ側からアジア側へ。
日本の石川島播磨工業(IHI)が建設した第二ボスフォラス大橋を渡って、アジア側へぬけ、
約395kmバスで約5時間半、世界遺産の町「「サフランボル」」へ向かいました。
 
オスマントルコ様式の築200年以上の木造民家が軒を連ね、1994年に世界遺産に登録された
サフランの名産地です。

通りの向こうには公共のお風呂    丘の上から町を望む


古い建物を改装したペンションのようなホテル             ホテルの廊下
   
   路地の角を間違え、迷子に! こっちだよと親切に教えてくれました。
 
      
   手作りの土産物屋さん                  色とりどりのお菓子が並ぶ
 モスクの入り口 
  
家の扉にはノックする場所が二つ。女性用(白丸)と男性用(黄丸)。    フルーツたっぷりのチャイ(紅茶)
音を聞き分け、男性客の場合、女性はベールで顔を隠したそうです。


 
 ★ トルコと日本の関係 ★
トルコは親日と行く前から耳にしておりました。そこには120年前の出来事が・・・。
以前、テレビや新聞で見聞きしておりましたが、トルコが親日になったこの事件を御存知ですか?
今回ツアーガイドのセンギュルさん(トルコ語でバラだそうです)から改めて伺いました。

1890年9月16日、スルタンの命を受け訪日したオスマントルコの軍艦エルトゥールル号が
帰国途中和歌山沖で難破、和歌山の人たちが救助し、海軍2隻で届けた話です。
ガイドさんによると、子供から老人までこの話を知らないトルコ人はいないそうで、
いまも感謝の気持を忘れていないとのことです
そして、1985年3月17日イラン・イラク戦争でイランに取り残された日本人を助ける為
トルコ航空が特別機を出して救助に向かってくれたのは、エルトゥールル号の恩に答えるものであった
という話や、以前ツアーでガイドした日本人の中にこのトルコ航空機で救助された人がいたこと、
トヨタがトルコで工場を建設した際、トルコ政府が無償で土地を提供した話等々。
 詳しくはこちらをご覧下さい。
  ウィキぺディア
 こちらも、詳しい話を載せていらっしゃいます。
  絵物語 エルトゥールル号の遭難
  トルコと日本の関係
 
こういう国との友好関係をこそ大事にせんといか~ん!
この話は日本でも義務教育の教科書に載せるべきだ~!と胸が篤くなったところ・・・
ガイドさんの口調が少々変わりました。
どうも2006年1月小泉首相がトルコを訪問した際のスピーチに腹を立てているようでした。
ネットで調べても大歓迎を受け首相も件のトルコ航空の機長と対面し礼を述べ、友好を深めたとなっていますが・・・
「わたし、このみみではっきりききました。にほん、トルコよりヨーロッパだいじしてきました」みたいな事を・・・
小泉さんは何を言うたんや?! ガイドさんにちゃんと聞いておくんだった・・・
そして、彼女は「最近トルコの首相は韓国とインドを訪問しました。ゴメンナサイ」と肩をすくめました。
あららぁ~・・・韓国電力公社とトルコ国営電力会社が「原発事業協力の共同宣言」に署名したって
ニュースが出てるやないですか

現地ではボスポラス海峡を横断する地下鉄トンネル工事を大成建設が協力してやっているという
手と手をつなぐエコマークみたいな看板を目にし、ガイドさんからも紹介されましたが、
帰国後新聞を読んでいたら30日付けで「トルコ海峡トンネル接合 大成建設施工」の記事を見つけました。
2013年10月完成を目指すとか。ガイドさんは予定より遅れていると言っていましたが
海底トンネルが繋がってよかった!よかった!



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★トルコ旅行 その①

2010-04-01 | トルコ旅行
19日の更新以降、長らくお休みしておりました

実は21日より、念願の「魅惑のトルコ周遊10日間」の旅に出ておりました。
何故トルコ?と不思議に思われるかもしれません。
遺跡や大自然の造形物を訪れるのが好きなのです。
2年前、エジプトでピラミッドやアブシンベル神殿等を訪れて以来、次はトルコと決めていました。
トルコには、自然が造り出したもの、人間が造った物を含め9つの世界遺産があるのです。
残りの人生でもう一度行くことはおそらくないだろうと、5つの世界遺産、9都市を巡る
ちょっと欲張りな10日間の旅をチョイス。
アレキサンダー大王が歩んだ道、ギリシャ・ローマ時代の都市、東ローマ(ビザンチン)帝国の首都、
オスマントルコ帝国の首都、まさに東西文化衝突の十字路です。ロマンやわぁ~。

旅行を決めたのは2月の始め。
いつもギリギリに申し込み・前日パッキングと何事も追い詰められないとできないタイプですが、
今回はスーツケースを開けて荷作りから楽しもうと計画しましたが・・・やはり前日パッキング。アカン~。

まだ御記憶の方も多いとは思いますが、
関東地方では21日未明から大雨・雷・強風で電車は止まる、飛行機欠航、道路も通行止めなど
とんでもないことになってました。なんでまた、よりによってこんな日に・・・
早朝からテレビやネットを睨みつつ、バスで行くか電車で行くか気を揉みました。
幸い、昼集合の午後便ということで、電車の遅れも無く無事成田着。
「阪急トラピックス」さんのツアーで、中高年の御夫婦、子供と母、お一人参加など総勢26名でした。
トルコ航空直行便で12時間40分飛んでイスタンブールへ。

行きの機内ではちょっとハイな気分で映画を3本鑑賞。
最新作や昔の映画、TVシリーズなどなかなかのラインナップでした。
レネー・ゼルヴィガーの「MY ONE AND ONLY」、アレクシス・ブレデルの「Post Grad」
リッキー・ジャーヴェイスの「The Invension of Lying」、3本とも2009年日本未公開作品です。
「The Invension of Lying」は本音しか話せない人類の中で一人だけ嘘をつける男の話で面白かったです。

ここで★トルコ共和国の豆知識をば。
面積は日本の2倍。人口は7200万人。首都はアンカラ。
言語はトルコ語。日本語と同じ「ウラル・アルタイ言語」に属し文法は似ているそうです。
国民の大部分はイスラム教徒、ギリシャ正教徒、ユダヤ教徒もいます。
時差は7時間ですが、滞在中夏時間に変わり6時間になりました。
日本の東北地方と緯度が同じだから寒いよ~なんて聞いていたのに・・・
朝晩は冷え込みますが、日中は連日20℃ちかく日差しもきつかったです。
北は黒海、南は地中海、西はエーゲ海に面し、ブルガリア、ギリシア、東でグルジア、アルメニア、
イラン、イラク、シリアと接してます。

夜8時にイスタンブール着後、トルコリラ(TL)に両替しホテルへ。
1TLは約60円で、お札と硬貨がございます。
     
 あちゃ、使い切ったので手元にはこれしか・・・50クルシュ(0.5TL)です。
 トルコ共和国建国の父ケマル・アタテュルクのお顔です。
 「アタ」はトルコ語で父、「テュルク」はトルコ、トルコの父ケマルです。

では次回から実質8日間トルコの旅について、映画の合間を縫ってレポートいたしま~す。

  
    イスタンブールのホテルの周りは遺跡だらけ 
       
      チューリップはトルコ原産。4月2日からチューリップ祭りが始まるそうです。
  トルコの観光シーズンは4月からだそうで、観光客を迎える準備があちこちで進んでいました。
  これから満開になったら美しいでしょうね~。  




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