映画の話でコーヒーブレイク

映画の話を中心に、TVドラマや旅行の話などを綴ります

かえるくんとマックス

2010-10-25 | 映画 か行
2009年オランダ映画です。
タイトルからもわかるように子供向け映画ですが、大人も楽しめます。
主役マックス演じるニーノ・デン・ブレイブくん、子供店長加藤清史郎くんに勝るとも劣らず、
表情豊かでメチャクチャかわいい~。
「かえるくん」というタイトルながら、特別な「かえる」キャラは出てきません。
原題「Kikkerdril」はオランダ語?で「かえるの卵」。かえるの卵を探す、ほのぼのストーリーです。
オフィシャルサイトで映画の雰囲気がわかります。

       
    マックスとイエッサ     タピオカみたい…なんていったら食べられなくなる?スミマセン。
    

                               

            かえるくん と マックス 

                                 
 

 < ストーリー >
動物好きの6歳のマックスは、図鑑と拡大鏡を入れた鞄を常に持ち歩く好奇心旺盛な少年だ。
ある日、兄ヤヌスは扁桃腺手術の為お母さんと病院へ行くが、のどの病気に効く薬「かえるの卵」を
持ってくるようマックスに頼む。
病院の近くで出会った少女イエッサと共に、かえるの卵をもとめて小さな冒険の旅にでる。
果たして卵は見つかるの?

緑豊かなこんな環境で育ったら、こころ優しいおおらかな子になるやろねぇ~。
お兄ちゃんのちょっとしたいたずらから「かえるの卵」探しの冒険にでるマックス。
ひょんなことからイエッサが加わり、ドキドキもののバス旅行、原っぱや農場、水辺や森での
虫や動物との遭遇を通して友情を育むふたり。
友情の証を交換し誓いを立てるも、「真実だけを話す」にちょっと心が痛んだり、仲直りをしたり。

尺取虫を見つけたり、キツネや鹿に出会ったり、泥にはまったり、スプリンクラーの水の中を走り回ったり。
けんかをして心細くなったり、怒ったり、泣いたり、笑ったりと、まぁその表情のカワイイこと。

こういう経験を通して、人として大切なもの、心の拠り所や命を慈しむ心を育んでいくんだなぁと、
見ているこちらまで優しい気持ちになれますよ。

ウン十年前、私が子供の頃は学校からの帰り道、ランドセルを放り出して田んぼ(@大阪)でザリガニを捕まえて遊んだりしたけれど(かなり上手だったと記憶してます)今の子供たちは、まず寄り道が許されないし、
近くにザリガニがいるような場所もなかなか無いでしょうねぇ。

なんだか童心にかえってマックスみたいな冒険がしたくなりました。
子供だけでなく、いや大人にこそ見てほしい映画でした。




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 ***** 見た 映画 *****

 10月20日 「わすれた恋のはじめかた」DVD アーロン・エッカート、ジェニファー・アニストン主演
 
 10月23日 「コレラの時代の愛」DVD ハビエル・バルデム主演

         「ダンシング・ヒーロー STRICTLY BALLROOM」DVD オーストラリアの社交ダンスにかける
                                               青春ドラマ

 10月24日 「屋根の上のヴァイオリン弾き Fiddler on the roof」DVD 1971年トポル主演 
                                          3時間越えミュージカル

         「真珠の首飾り Desire」DVD 1936年ゲーリー・クーパー、マレーネ・デートリッヒ主演

ジェームズ聖地に行く

2010-10-20 | 映画 さ行
DVDパッケージのインパクトに魅かれて借りてみました。
2003年イスラエルの映画です。
相鉄線横浜駅近くのビデオショップ「ハリウッドビデオ」さんはマイナーな映画も充実していて面白い映画が見つかります。


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             ジェームズ 聖地 に行く
          JAMES' JOURNEY TO JERUSALEM  

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アフリカの大地をイメージさせるリズムに合わせて「エルサレム、約束の地へ~」
希望を胸にエルサレムのポスターに見入るジェームズの表情、希望に満ちた目の輝き。
こんな真っ直ぐで爽やかな笑顔、なかなかないよ~


< ストーリー >
敬虔なキリスト教徒のジェイムズは、村を代表して聖地エルサレムを目指し巡礼の旅に出た。
しかしイスラエルの空港で不法労働者と間違われ留置場に入れられてしまう。
そこから連れ出したのは、不法労働者斡旋業のシミ。保釈金を立て替えるかわりに低賃金でこき使うのだ。
ジェイムズは訳もわからず、借金返済のため彼の元で働く羽目に。真面目に働くジェイムズだが、
やがて拝金社会の中で知恵を付け要領よく金儲けをする術を身に付け金儲けに精を出すようになる。
果たして彼は聖地エルサレムにたどり着けるのか?


「エルサレム」って三大宗教の信者さんにとっては、一生のうちに一度は行ってみたい格別の場所なんでしょうね?

冒頭、村の代表として到着したイスラエル入国管理事務所で、何をも疑わないピュアな瞳で聖書について
語るジェームズに、「聖地の話は不法労働の隠れ蓑でしょう。聞き飽きたわ。ここは神に見放されているの」
とサンドウィッチを食べながら話す女性管理官。
送還まで留置された者たちを違法に入国させ低賃金でこき使う斡旋業者と仲介リベートを取る役人達。

この先どうなっていくんだろう?と心配せずにはいられなかったジェームスが、持ち前の勤勉さと素直さで
認められ、もっとお金儲けをしないかと上手い話を持ちかけられ次第に拝金社会に染まっていく。
ユダヤ人たちがよく使う「フライヤ」という言葉。ヘブライ語で「人にだまされ、搾取される人」ということだそうです。
「フライヤになるな」「頭を使って人を働かせてお金を稼げ」と忠告を受けるジェームズ。
お金儲けに夢中になっていく過程で、その表情や瞳がどんどんどんどん変わる。
そんなジェームズの変化に乗じて寄付をたかる黒人教会の神父。彼も、拝金主義にしっかり染まっている一人。

憧れの地エルサレムに行くのを後回しにしてお金儲けを選んだ時、
思わず「あぁ~、ジェームズあかんよー」っと心の中で叫びました。
行こうと思えば行ける距離にある聖地エルサレムが、どんどん離れていく。
処世術を身に付けるかわりに、大事なものを少しずつ失くしていくジェームズ。
環境って怖いなぁ~。朱に交われば赤くなる。
順応なのか?はたまた堕落?

不法労働者斡旋業者のシミの父親との関わりの中で互いに影響し心を通わせあう二人。
バックギャモンのサイコロがジェームズの変化を表す。

コメディータッチのなか、欲に振り回される人間のずるさ・醜さが浮かび上がり、ユダヤ人ってやっぱり
お金儲けにさとい? いやいや、これは資本主義社会の中で生きる私たちの姿なんだとハッとさせられます。

最後、ジェームズにあの笑顔が戻ってよかった、よかった~。
大きく成長した巡礼の旅、村の人たちが聞いたら驚くだろうね。

非常に面白い映画でした



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 ***** 見た映画 *****

 10月11日 「ウエディングベルを鳴らせ」DVD ハチャメチャセルビア映画

 10月12日 「レオニー」試写会@有楽町 イサム・ノグチの母レオニー・ギルモアの生涯

 10月13日 「ヴィーナス」DVD ピーター・オトゥール主演アカデミー賞ノミネート作品

 10月19日 「秘密のかけら」DVD ケヴィン・ベーコン、コリン・フェレル主演のサスペンス

         「かえるくんとマックス」DVD 2009年オランダ映画 6歳の少年マックスの小さな冒険物語

シングルマン

2010-10-10 | 映画 さ行
横浜桜木町駅前のショッピングモール「コレットマーレ」にある映画館「横浜ブルク13」に初めて行きました。
10月に入って、館内の装飾はもうハロウィーン一色です。
   
黒にオレンジがとっても目を引きますよね~。

そして、見てきたのは「シングルマン」。
コリン・ファースがアカデミー賞ノミネートされた作品ということだけでなく注目したのはニコラス・ホルト君です。
2002年の「アバウト・ア・ボーイ」で、ヒュー・グラント演じるウィルにまとわり付く孤独な少年を演じていたあの子です。  まぁ~大きく、ハンサム君になってからに~。
      
                   
二コラス・ケイジ主演の2005年「ウェザーマン」に息子役で出演しているのを見て、たった3年でもその成長振りに驚いたのに・・・。  子供って8年もするとこんなに変身するんですねぇ。 
「アバウト・ア・ボーイ」は大好きな映画です。
冒頭の「クイズ ミリオネア」の質問に出てくる「人は孤島ではない No man is an island」という
イギリス詩人の言葉は、本作のテーマにも繋がります。


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         シ ン グ ル マ ン

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 < ストーリー >
大学で英文学を教えるジョージは、16年間共に暮らした最愛のパートナーを8ヶ月前自動車事故でなくした。喪失感と孤独の中、自殺を決意し着々と身辺整理を行いながら最後の時を迎えようとしていた。
そこに教え子のケニーが現れ・・・。

舞台は1962年。キューバ危機で米ソの緊張状態を迎えていた頃のロサンジェルス。
恋人のジムと16年生活を共にしたってことは、出会ったのは戦後まもなくでしょうか?
ジムは海軍の制服姿で除隊後コロラドに帰ろうかなんていって言っていたし。
今でもなかなかなのに、当時のゲイに対する社会的偏見はかなり強かったことでしょう。

そう、主人公はゲイです。
でもゲイの男性を主人公にしてはいるけれど、大切な人を亡くした喪失感や孤独は誰でもが感じること。
しかしながら、社会的偏見にさらされながらパートナーとして暮らすということは、心底好きでなければできないでしょう。 そういう意味で、愛するパートナーを失うという状況ではゲイの方が受ける衝撃は男女間の関係より大きいんじゃないでしょうか?

本作の原作者クリストファー・イシャーウッド自身英国出身のゲイで、30歳年下のパートナーと81歳で亡くなるまで共に過ごしたってことは主人公ジョージのような悲哀を味わうことは無かったようだけれど、残されたパートナーのポートレイト画家バシャディーが孤独を感じているのではないかなぁ?

大学の講義でジョージが「異質なものへの恐怖」について話します。
人は異質なものに恐れを感じ、恐れゆえに異質なものを迫害する。
恐れは社会を操る道具として利用される。
政治家は恐れを煽って大衆を騙し、大衆は恐れによって要りもしないものを買わされる。
恐れこそが我々の敵である。恐れの例として「共産主義者とか黒人文化、プレスリーの腰」なんてのが出てくるのが時代を反映していますが、勿論、異質なものとしてゲイが偏見の対象となっているということをも言いたかったのでしょう。
そういえばフランクリン・ルーズベルトの「恐れるべきは、恐れそのもの The only thing we have to fear is fear itself 」という名言を思い出しました。


講義が熱を帯び、隣人の娘と会話を交わし、チャーリーとそしてケニーと語らう中、彼に自殺を思い留まらせたもの・・・
それは「人は孤島ではなく」新たな人と絆を結ぶことができると感じられたこと.....あぁ~~、なのに

ホルト君演じるケニーは果たしてゲイだったんでしょうか?
ジョージの異変に気付き、敬愛する先生の自殺をなんとか思いとどまらせようとしていただけなのかなぁ~?


以前「セックス・アンド・ザ・シティ」のガールズトークで、「素敵な男性は、何故みんな既婚者かゲイなの?」なんていう台詞があったけれど、この映画に登場するゲイの男性たちは4人ともまさにそんなため息が漏れそうなイケメンばかりです。
             
             ホルトくん、もう一枚      のジムを演じるマシュー・グッド

今回、ジョージの元恋人で彼と暮らしたいと願うチャーリーを演じるジュリアン・ムーアは、これまた2002年公開の「エデンより彼方に」で1957年コネティカットを舞台にゲイの夫との葛藤に悩む妻を演じておられました。ゲイの男性を好きになるって・・・キツイなぁ~。


監督は、流石グッチやサンローランで名を馳せたデザイナーさんだけあって、何から何までスタイリッシュ!
ジョージが住む家もガラス張りでモダンだし、60年代ってことでレトロなファッションが素敵です。
ジュリアン・ムーアのヘアメイクは、アイラインといいメガ盛りの髪型といい今の日本の若い女性と似てるかも?

音楽も映画の雰囲気にピッタンコ、いいんだわ~。日本人の方ですね? 音楽に疎いもんで・・・



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 ***** 見た 映画 *****

 10月 8日 「シングルマン」@横浜ブルク13













終着駅 トルストイ最後の旅

2010-10-05 | 映画 さ行
日比谷シャンテとBunkamuraル・シネマでしか公開していない本作。
2週前の水曜日、予定に絡めてレディースデイ割引をネット予約をしたにもかかわらず、
用事が終らず間に合わず・・・残念~
今週で公開終了なので、午後日比谷での用事に合わせ朝イチ10:00の回に滑り込みました。ほぼ満席!

レフ・ニコラエヴィチ・トルストイは1828年9月9日生まれ1910年11月20日没ってことは
今年は没後100年だったのですね。
そういえば、チラシには「100年の時を経て明かされる、妻ソフィアとの晩年」の文字がありました。

先日の「瞳の奥の秘密」といい、シャンテはいい映画を上映するねぇ~。


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    終 着 駅   トルストイ最後の旅

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 < ストーリー >
ロシアが生んだ大作家トルストイは何故名もなき田舎の小さな駅で客死することになったのか?
高潔なる理想と家族との関係という現実の狭間で葛藤するトルストイの晩年の姿を描く。


大作家トルストイの作品を挙げあらすじを言うことできるけれど、私作品読んだっけ?
オードリー・ヘップバーンやヴィヴィアン・リー主演の映画を見たのは確かだけれど、
「戦争と平和」全6巻、「アンナ・カレーニナ」全3巻、「復活」上下巻等など、
お恥かしいかぎりですが読んでませ~ん全6巻って・・・長いよ~。

映画を見て思い出しました。「日本人にもこんな作家いたよね?」
そうそう、白樺派。武者小路実篤の新しき村運動や有島武郎の農地解放って話、習った気がする~
って、元々トルストイの影響を受けていたんですね。
トルストイアン(トルストイ主義者)という言葉ができ、信奉者が世界中から集まるほどの
思想家・実践者。
自分の領地にコミュニティーを作り、農奴を開放、学校を設立し農民の子弟の教育に務め、
堕落した政府・社会・宗教への痛烈な批判を展開するも非暴力を貫き、多くの人に影響を与えた人。
知らなんだわ~。ロシア革命が起こる前に、こんな理想的実験場を運営していたなんて・・・。
  
教科書等で見るトルストイの肖像画(Wikiより)  ラブラブの二人

そもそも、トルストイって伯爵様だったんだ~。
まぁ当時農奴として生をうけてたら文学うんぬんする余裕なんかないですよね。
「アンナ・カレーニナ」を書き終えた50歳ころから、自作も含めた芸術作品のほとんどは
上流階級のためのものだとしてその意義を否定。人生の意義について悩み・苦しみ、
山上の垂訓を中心として自己完成を目指す原始キリスト教的な独自の教義を作り上げ、
晩年は思想家・説教者として活動されていたそうです。(Wikipediaより)

一方、世界三大悪女の一人にあげられるトルストイの妻ソフィア。
18歳で34歳のトルストイと結婚し、13人の子供を産み育てた人。
映画の中で彼女の口から語られる「戦争と平和」を6回清書したというエピソード、
そういえば「ゲゲゲの女房」とか「ストラビンスキー」の妻も夫の仕事が軌道にのるまで
ベタ塗りや譜面起こしの手伝いをしておられましたっけ。
世間から認められる前の夫を支えたのは私だというのは、妻にとって自分の存在意義を示すものなんやねぇ。

悩んだ末に至った高潔なる理想を追い求めたい夫トルストイ、
家族を第一に財産の全てを子供たちに残したい妻。
男は理想を追い求めるロマンチスト、女は現実を見つめるリアリストです。

トルストイの思想に魅かれて集まった人たちにとっちゃぁ、ソフィアはトルストイの理想をこわす強欲な邪魔者。
伯爵夫人として何不自由ない生活を送るソフィアに取っちゃぁ、夫の取り巻きは自分たちの財産を
横取りしようとする詐欺師達。
三つ巴、三すくみ状態ねぇ~。
間に立ったトルストイは「あちらを立てればこちらが立たず、こちらを立てればあちらが立たず」
神経をすり減らしたことでしょう。

でも、こんなことで悪妻呼ばわりされたソフィアは本当にお気の毒だと思います。
妻の目線で見れば、やっぱり・・・「何考えてんのー?頭おかしいんちゃうか~?」と怒り心頭、
「冗談じゃない、目を覚ましなさい!」と夫に詰め寄るやろうね。
かつてあんなに私を愛し、その愛に私は応えてきたのに・・・またあの頃のような関係に戻りたいと
躍起になるソフィア。

でも印税を放棄する遺言状になかなかサインしなかったことや、ソフィアを離婚しなかったのは、
やはりソフィアを愛していたから?
トルストイの口から語られるソフィアと結婚に至ったエピソードが今わの際の二人の会話(?)
に繋がって、お互いを理解し深い愛情で結ばれていた二人の姿が伺われます。

この映画でトルストイという人物のスケールの大きな魅力を知り、第三者としては尊敬ですが、
自分の夫だったら・・・う~ん、きついなぁ。

父の理想に感化された娘一人しか出てこなかったけれど、他の12人の子供たちは
二人のいさかいをどう見ていたのでしょう?
 
          
     ワレンチン(マカヴォイ)とトルストイ(プラマー)

トルストイ以上にトルストイストなチェルトコフを演じるポール・ジアマッティは憎々しく、
トルストイの理想に心酔しトルストイとソフィアの間に入ってうろたえる秘書ワレンチンを演じる
ジェームズ・マカヴォイは上手いねぇ~。写真だけ見るとハンサムだと思わないけれど、
映画の中ではとってもチャーミング。動画の人やね。

トルストイ演じるクリストファー・プラマーはもう80歳。
「サウンド・オブ・ミュージック」トラップ大佐当時のハンサムぶりも記憶に残っていますが、
あの日の指輪を待つ君に」や「Dr.パルナサスの鏡」など、70歳を越えてからの活躍ぶりはスゴイです。

ヘレン・ミレンは伯爵夫人の気品と迫力ある「悪妻」ぶりをチャーミングに演じておられます。


しか~し、新聞記者やカメラマンがトルストイ邸に常駐し、彼らの一挙手一投足を報道するため
詰めかけている姿って当時から変わらんのね。


1910年に亡くなったトルストイは、1904年の日露戦争や1905年のロシア第一革命での暴力行為に
非暴力の立場から批判したというけれど、伯爵家たるトルストイ家は1917年のロシア革命後
どのような運命を辿ったのでしょうか?
ソフィアが守り通した著作権は社会主義国家の元で国家財産として取り上げられたのか?う~ん、気になるー!




    
用事を済ませコーヒーを一杯飲んで帰ろうとしたら、有楽町駅前で自民党の演説会が始まり
人だかり。
尖閣諸島の一件での民主党の対応を批判し、中国の脅威を訴えるもののようでしたが
時間がなく、生の石破茂氏を見ることはできず駅に急ぎました。



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 ***** 見た 映画 *****

  9月29日 「ANPO」@有楽町 アメリカ人監督リンダ・ホーグラント監督の
      アーティストの作品と証言による60年安保から今に至る日米関係を問うドキュメンタリー

 10月 4日「終着駅 トルストイ最後の旅」@TOHOシネマズシャンテ