インド発、冒頭から最後まで、緊張を持続した本格サスペンス映画です。
歌も群舞も一切なし。
こんなインド映画を見たことがあったでしょうか? ありません。
謎解きに引き込まれ、喧騒の祭りの中、思いもよらぬ事実に驚愕!
非常に見応えあるお奨め映画です。
インド版フィルムノワールって感じです。フィルムノワールって?なんとなく雰囲気はわかるのですが
うまく説明できません。フランス語で「黒い映画」、虚無的・悲観的・退廃的な指向性を持つ犯罪映画
の総称ってことのようです。映像のトーンがちょっと暗くて、犯罪を追い、インドの街角の喧騒と
祭りの独特の雰囲気、色彩。そして重要な役割を演じる女性(本作では主役です)が登場する。
連休前に見たので、思い出しつつ…
本編が始まる前、オープニングでタバコの害を訴えるメッセージが出たのには
ちょっと驚きました。本編の中では…刑事のおじさんがタバコを吸っていたような?
************************
女 神 は 二 度 微 笑 む
***********************
< ストーリー >
コルカタの地下鉄で毒ガスによる無差別殺人事件が発生する。
2年後、コルカタの空港に一人の妊婦が降り立つ。彼女はロンドンから連絡の取れなくなった夫を
捜しに来たのだ。地元警察の協力を得て夫を捜すヴィディアだが、宿泊先や勤務先にも夫がいた痕跡は
なく、やがて夫によく似た男が国家情報局に追われていることが判明。ヴィディヤは危険を冒してでも、
夫の行方を捜そうとするが……。
冒頭はオームの地下鉄サリン事件を彷彿とさせるようなシーンから。
2年後、ロンドンからやってきた身重の美しき女は空港から警察署の直行。
一体何が始まるのか?2年前の毒ガス事件との関係は?
彼女の訴えを聞いた警官同様、観客も注意を惹きつけられる。
身重の体で遠路はるばる夫を捜しに来た気の毒に思われた妊婦が、
次第に頼もしく、捜査のプロであるべき警官をリードし大きな陰謀の核心に迫っていく。
彼女の魅力に、警官も観客も魅せられていく。
ヴィディアと彼女を助ける優しい警官。
タイトルの「女神」とは、終盤に登場する祭りで祝われるヒンドゥー教の戦いの女神ドゥルガー。
ウィキペデイアによると、女神ドゥルガーの名は「近づき難い者」を意味するそうで、
外見は優美で美しいが、実際は恐るべき戦いの女神とのことだそうです。
ヴィディヤ・バラン演じるヒロインのヴィディヤは女神ドゥルガーの如く、
とびっきりの美人で真実を明らかにするため果敢にも悪と戦うのです。
「二度微笑む」って…何かそんなシーンがありましたっけ?
「007は二度死ぬ」のもじり?
本作は「DEITY」のタイトルでハリウッドでリメイクするらしいですが「DEITY」は「女神」です。
主演のヴィディヤ・バランさん、本当に美人です インドは美人女優の宝庫やねぇ。
カーン警視を演じる鋭いお顔の二枚目ナワーズッディーン・シッディーキー。
どっかで見た顔…と思ったら「めぐりあわせのお弁当」で準主役の後任会計士シャイクを演じていた方でした。
全然雰囲気が違うので驚きました。
歌も群舞も一切なし。
こんなインド映画を見たことがあったでしょうか? ありません。
謎解きに引き込まれ、喧騒の祭りの中、思いもよらぬ事実に驚愕!
非常に見応えあるお奨め映画です。
インド版フィルムノワールって感じです。フィルムノワールって?なんとなく雰囲気はわかるのですが
うまく説明できません。フランス語で「黒い映画」、虚無的・悲観的・退廃的な指向性を持つ犯罪映画
の総称ってことのようです。映像のトーンがちょっと暗くて、犯罪を追い、インドの街角の喧騒と
祭りの独特の雰囲気、色彩。そして重要な役割を演じる女性(本作では主役です)が登場する。
連休前に見たので、思い出しつつ…
本編が始まる前、オープニングでタバコの害を訴えるメッセージが出たのには
ちょっと驚きました。本編の中では…刑事のおじさんがタバコを吸っていたような?
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女 神 は 二 度 微 笑 む
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< ストーリー >
コルカタの地下鉄で毒ガスによる無差別殺人事件が発生する。
2年後、コルカタの空港に一人の妊婦が降り立つ。彼女はロンドンから連絡の取れなくなった夫を
捜しに来たのだ。地元警察の協力を得て夫を捜すヴィディアだが、宿泊先や勤務先にも夫がいた痕跡は
なく、やがて夫によく似た男が国家情報局に追われていることが判明。ヴィディヤは危険を冒してでも、
夫の行方を捜そうとするが……。
冒頭はオームの地下鉄サリン事件を彷彿とさせるようなシーンから。
2年後、ロンドンからやってきた身重の美しき女は空港から警察署の直行。
一体何が始まるのか?2年前の毒ガス事件との関係は?
彼女の訴えを聞いた警官同様、観客も注意を惹きつけられる。
身重の体で遠路はるばる夫を捜しに来た気の毒に思われた妊婦が、
次第に頼もしく、捜査のプロであるべき警官をリードし大きな陰謀の核心に迫っていく。
彼女の魅力に、警官も観客も魅せられていく。
ヴィディアと彼女を助ける優しい警官。
タイトルの「女神」とは、終盤に登場する祭りで祝われるヒンドゥー教の戦いの女神ドゥルガー。
ウィキペデイアによると、女神ドゥルガーの名は「近づき難い者」を意味するそうで、
外見は優美で美しいが、実際は恐るべき戦いの女神とのことだそうです。
ヴィディヤ・バラン演じるヒロインのヴィディヤは女神ドゥルガーの如く、
とびっきりの美人で真実を明らかにするため果敢にも悪と戦うのです。
「二度微笑む」って…何かそんなシーンがありましたっけ?
「007は二度死ぬ」のもじり?
本作は「DEITY」のタイトルでハリウッドでリメイクするらしいですが「DEITY」は「女神」です。
主演のヴィディヤ・バランさん、本当に美人です インドは美人女優の宝庫やねぇ。
カーン警視を演じる鋭いお顔の二枚目ナワーズッディーン・シッディーキー。
どっかで見た顔…と思ったら「めぐりあわせのお弁当」で準主役の後任会計士シャイクを演じていた方でした。
全然雰囲気が違うので驚きました。