映画の話でコーヒーブレイク

映画の話を中心に、TVドラマや旅行の話などを綴ります

桐島、部活やめるってよ

2013-03-31 | 映画 か行
昨年話題になった、高校を舞台にした青春群像劇です。
日本アカデミー賞で最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀編集賞の3部門を受賞と知り、
興味がわいて見てみました。


  ************************

        桐 島 、 部 活 や め る っ て よ

  ************************
   


 < ストーリー >
ある日、バレー部のキャプテン桐島が突然部活を辞めたという話が広まり、
桐島を取り巻くバレー部部員、仲のよい友人、付き合っている彼女、クラスの人間関係が
微妙に影響を受け始める。


高校生や高校卒業間もない大学生や20代の方々が見たら、
「あるある~」と記憶に新しいご自分の体験を重ねいろんな思いが交錯するのでしょうが、
高校時代・・・私には遠い昔の話やなぁ~。そんな~時代も、あぁ~ったのよ
子供でもない、大人でもない・・・中途半端なお年頃、17歳。

タイトルの桐島君、最後まで登場しません。
「インディペンデンス・デイ」などのSF物で、最後にお決まりのタコみたいな宇宙人が登場し
やっぱりこれかーーー最後まで謎のままにして欲しかった…なんてことがよくありますが、
桐島君は地球外生命体じゃないし…同じ高校の生徒なんだから近くに住んでるよね?
「桐島がいない!」「どこにいるんだよ!桐島」「携帯に何度もメールしたのに、全く連絡がない!」
っと、苛立ち、騒ぎ、「桐島が屋上にいる!」と聞くと、ぞろぞろ屋上に駆けていく彼らを見ていると、
なんで家に訪ねていかへんの?携帯の返信を待たずに行ったらええやん。
本人がいなくても、桐島君のお母さんとか家族の人に聞いてみたらいいんじゃない?っと
不思議に思ってしまったのでした。

これは、「どういう人物なのか気になる~」という観客心理を狙ったものなのか?
聞いてはっきりさせたいけれど、事実を知るのが怖~いという青年心理なのか?
はたまた、何でも携帯でやりとりすることが日常的な今の高校生は面と向かって聞いたりしないのか?


バンテージ・ポイント」ほどくどくはないけれど、同じシーンを数回巻き戻して 別の人物の視点から見せる手法で、生徒同士の関係、クラスや部活でのポジション、人物像などがよくわかります。

親友だと思っていたのに何も知らされていなかったことに動揺したり、
恋人なのに知らないはずがないだろうと問い詰められて傷ついたり、
友人に同情しつつ、実はちょっと溜飲を下げていたり、
そんなちょっとした仕草を見咎めたり、
友人関係を壊さないよう本心を隠したり、
好きな同級生を見る為に屋上でサックスの練習をしたり、
口では喧嘩を止めてと言いながら、内心もっとやれと煽っていたり、
桐島を巡る口論を教室の隅からしっかり見ていたり、
っと、微妙な表情や仕草、駆け引きが多くを語っていてドキッとします。

高校における部活やクラス内での人間関係。
高校生だって、いや高校生だからこそ、なかなか大変なんよねー。
ちょこちょこ登場する、顧問の先生と間違えそうな老けた野球部3年生部長がいいね。

ウン十年前、私は帰宅部でした。
友だちの美術部にお邪魔したり、同好会なんていって昼休みにバトミントンしてました。
今さらですが、部活やってりゃよかったなぁ~。
前田君(神木隆之介)が部長の「映画部」・・・面白そう。


いまの高校生の学校生活を鮮やかに描いた「桐島、部活やめるってよ」。
この際「桐島、就活やめるってよ」で就活のまつわる大学生のおかれた過酷な現状を、
    「桐島、婚活やめるってよ」で結婚しない・できない若者を、
    「桐島、妊活やめるってよ」で日本の少子化と待機児童の問題を、
桐島君を通して「桐島、活やめ」4部作で日本の問題をあぶり出すってどうでしょう?
な~んて思ったら、
原作者の朝井リュウ氏は既にご自分の就活体験をもとに「何者」を上梓し直木賞受賞されていたんですね。
「就活やめるってよ」案は消えました。




 にほんブログ村 映画ブログへ




 ***** 見た 映画 *****

 3月30日 「ケイト・レディーが完璧な理由 I Don't Know How She Does It」 DVD
           サラ・ジェシカ・パーカー、グレッグ・キニア、ピアーズ・プロズナン主演






「ヒッチコック(HITCHCOCK)」 と 「The Girl」

2013-03-29 | 映画 は行
帰りの飛行機の中で鑑賞した2作品です。
共に「サスペンス映画の神様」アルフレッド・ヒッチコックの知られざる一面を描いています。
「サスペンス映画の神様」「サスペンスの巨匠」としてそっとして置いちゃダメなの?
亡くなって30数年、今さらダークサイドを暴く必要があるのかなぁ?

ヒッチコック」はアンソニー・ホプキンス、ヘレン・ミレン主演で「サイコ」の製作舞台裏を描いています。
The Girl」はアメリカTV局HBOのTVドラマで、トビー・ジョーンズ、シエナ・ミラー主演で
「鳥」と「マーニー」で主演を務めたティピー・ヘドレンとの関係を描くストーリーです。
The Girl」は、「ヒッチコック」公開に先立って放映されたようです。
日本では、「ヒッチコック」がいよいよ来週から公開です。


   ************************

       ヒ ッ チ コ ッ ク   と   T h e G i r l 

   ************************ 

   


「 ヒッチコック 」
  
   妻アルマを演じるヘレン・ミレン            このポースは上手い!けど、あまり似ていない。

1990年のノンフィクション本『アルフレッド・ヒッチコック & ザ・メイキング・オブ・サイコ』が原作です。
「サイコ」の主演俳優ジャネット・リー役をスカーレット・ヨハンソン、
アンソニー・パーキンス役にジェームズ・ダーシー。
「サイコ」でリーの妹役を演じたヴェラ・マイルズにはジェシカ・ビール。

 < ストーリー>
数々のヒットを飛ばしサスペンスの巨匠としての名声を築いたヒッチコックだが、賞に恵まれず
60歳を超えスランプ気味。そんな時、実際の猟奇的事件を基に書かれた小説「サイコ」の映画化に
乗り出すが、大衆受けしないと映画会社が難色を示し、家を抵当に自分で資金を工面し製作を開始する。

映画会社との軋轢、
まわりから、もうピークは過ぎたと思われ始めたことへの焦り、
脚本家の妻アルマとの製作上の葛藤と協力、互いの浮気疑惑への嫉妬、
「サイコ」製作中、猟奇殺人犯エド・ゲインが憑依したかのような作品への入れ込み具合と
ヒットさせる為の戦略の数々。
ヒッチコックといえば最初に思い浮かぶ傑作「サイコ」ですが、巨匠と言えど
生みの苦しみの果てに生まれた傑作だったのねぇと圧倒されました。

自分の作品にカメオ出演するとぼけた姿や、
熊倉一郎さんの吹き替えで見ていた「ヒッチコック劇場」の温厚そうなおじいちゃん像、
次々とヒット作を世に送り出した「孤高の天才」という印象とは異なる人間臭いヒッチコックの姿に、
親近感がわくと共に、イメージがちょっと崩れました。

ジェシカ演じるヴェラ・マイルズがスカちゃん演じるジャネット・リーに
「『言うことを聞いていれば第二のグレース・ケリーにしてやったのに…』とヒッチコックに言われたけれど
私は家庭を選んだから、契約が切れたらもうお払い箱よ」というような暴露発言がありました。
歴代主演女優を見ればヒッチコックの「ブロンド好き」は周知のことですが、
それは被写体としてのみならず、個人的にもお好きだった?ということなの~?なんだか意味深…、
っと思った後に「The Girl」を見ました。
こちらはヒッチコックのブロンド好きとサディスティックな面に焦点が当てられています。

The Girl」はティピー・ヘドレンと関係者へのインタビューをもとに製作されたドラマということです。
日本語字幕なしだったので、私の早とちりがないかちょっと不安ではあるのですが…、
ヒッチコックのティピーへの懸想と冷酷な一面を全面に出しています。
50年が経過し、ヒッチコックからの反論なしでティピー側の話のみでというのはフェアじゃないのでは?という心配無きにしも非ずですが、「ヒッチコック」を合わせて見て、あながち嘘でもないでしょうと
思った次第です。

「 The Girl 」
 
   
 シエナ・ミラーがティピー・ヘドレンを演じています。  ティピー、美しいわ~!
    
      ティピー・ヘドレンの美しさには目を奪われます 

初めて「鳥」を見た時の衝撃は忘れられません。
SFXもCGも無い時代、鳥に襲われるシーンはどうして撮影したのかしら?と不思議に思っていましたが
後々トラウマが残るような過激な撮影現場 今なら絶対許されないでしょうね?
そして、ヒッチコックのティピーへの妄想と執着。
拒んだティピーは契約を盾に他の監督映画に出演できず、実質的にキャリアを邪魔されたと
言っているようです。
あぁ~ヒッチコックのイメージがガラガラと・・・。(私の勝手なイメージですが)

両作品を見ると、イングリッド・バーグマンやグレース・ケリーとはどのような関係だったのか?と、
興味がわくところではありますが、知らない方が幸せなこともある。
ヒッチコックの作品一覧を見てみると、やはりすごい監督であることは間違いなく、
今さらこういう作品を製作する意図は何なのか?と思ってしまいました。


因みにティピー・ヘドレンの娘はメラニー・グリフィスです。
アントニオ・バンデラスの妻で、1988年「ワーキング・ガール」でアカデミー賞ノミネートされ
ハスキーボイスとコケティッシュなイメージで一時期人気を博しましたが・・・。
      
     ハリソン・フォード   メラニー・グリフィス  シガニ―・ウィーバー    
        三人とも若いわぁ~!
  


 にほんブログ村 映画ブログへ





クラウド・アトラス 

2013-03-28 | 映画 か行
金曜日の日経夕刊の映画紹介で
え~、ウォシャウスキー姉弟監督の3時間に及ぶ大作よね?
★2つって…評価低い。そこそこの作品でも大体★3つは付いているんだけれど…ね。
そういえば映画館の予告編も少ないような?
なにせ3時間だからねぇ~、ちょっと長さにビビります。


  **************************

         ク ラ ウ ド ・ ア ト ラ ス

   *************************

  
 < ストーリー >
いつものようにざっくりストーリーをと思ったのですが、ざっくり書けない。
身体に流れ星のあざを持った人たちが時空を超えて、6つ時代と場所で関わりあうストーリー。
 1849年、奴隷売買の契約を済ませた弁護士ユーイングはロンドンへ帰る船で命を狙われ…。
 1936年@スコットランド、音楽家フロビシャーは老作曲家のもとで曲を作るが…。
 1973年@サンフランシスコ、ジャーナリストのルイサは原発での汚職を探り…。
 2012年@イングランド、編集者カベンディッシュは兄に騙され養老院に監禁され…。
 2144年@ネオ・ソウル、クローンのソンミ451は革命家と恋に落ち戦うが…。
 2321年@ハワイ、文明が崩壊し原始生活を送る人たちの前に進化した人間が現れ…。
    

トム・ハンクス、ハル・ベリー、ジム・スタージェス(「ワン・デイ」)、
ジム・ブロードベント(サッチャーの夫役)、ヒューゴ・ウィーヴィング(エージェントスミス)、
そして、ヒュー・グラントの6人は6役こなし6つの時代に登場してます。
ペ・ドゥナ(空気人形)、ベン・ウィショー(007の新しいQ役)、スーザン・サランドン、
ジェームズ・ダーシー(「ヒッチコック」でアンソニー・パーキンス役)も変装して数役で登場です。
皆さん変装し、別のキャラクターを演じるのを楽しんでおられるような。
特にヒュー・グラントのバーバリアンの変装は弾けてる!

トム・ハンクスは悪役でも「うん、トムだ」ってわかりますよね。

   素のヒュー。  特殊メイクで →  ここまでやるか…キレっぷりはあっぱれ
     6役ぜ~んぶ悪役ですもんね。

英国人小説家のデイヴィッド・ミッチェルという方の小説が原作なのだそうです。
読んだことがないのでググってみたら、英語の先生として日本に8年滞在し奥様は日本の方だとか。
「輪廻転生」のような本作を書くに至ったのは日本との関わりが影響しているのかもしれません。

時系列に登場するのではなく、19世紀の帆船から、22世紀の未来社会、24世紀で原始生活に戻ったり、
あっちこっちへと話がいったりきたりするのと、キャラの区別がつかなかったり
(老作曲家と編集者を演じたジム・ブロードベント)があって、ちょっと混乱してしまいました。

ネオ・ソウルで西洋人の皆さんが特殊メイクで、一重のアジア顔になったり、
逆に、韓国人のペ・ドゥナを西洋人顔に(見えなかった)したのも、ちょっと無理やり感あり。

登場人物をリンクして、時代の流れや輪廻を表現したその先は?
繋がりがちょっと唐突な感じがしました。

それぞれのエピソードで映画が1本できそうです。
ジグソーパズルのように断片的につながっているので、私には全体像がよく見えませんでした。
もう1回、いや2回くらい見ないと、描かれている全体像が見えないかも?です。




  にほんブログ村 映画ブログへ




 ***** 見た 映画 *****

 3月26日 「桐島、部活やめるってよ」 DVD 神木隆之介主演の青春群像劇

 3月28日 「恋愛だけじゃダメかしら? What to Expect When You're Expecting」DVD 
          妊娠と出産を描く恋愛コメディ。キャメロン・ディアス、ジェニファー・ロペス他

ドラえもんのお土産

2013-03-22 | 飲み物・食べ物
これ、何だかわかりますか?
「どこでもドア~」をパッケージにした「もみじまんじゅう」『どこでもみじ』です。
広島土産で頂ききました。 結構デカイ! ピンクのパッケージが目立ちます。
ドアノブからがのぞいてます。芸が細かいなぁ~
ふたを開けると・・・
     

      
                       何故か「檸檬味」です。

  
    星形?・・・いいえ、もみじ型です。

日本では勿論人気者のドラちゃんですが、世界でも人気者です。
マドリッド@スペインでは、夜の10:00からテレビで放送していました。
そして、コルドバのスーパーマーケットで見つけたのは…これ!
   
       ビスケットにドラえもんのキャラがチョコでプリントされてます。
        
          スポンジ生地にキャラのプリント。裏側はチョコレートでコーティング。
          こちらをお土産に買いました。甘すぎず、なかなか美味しかったです。

       
        パッケージの裏側には…何と!数独と、ドラちゃんの描き方が付いてます。

ドラえもん、おそるべし!




  にほんブログ村 映画ブログへ




 ***** 見た 映画 *****

 3月22日 「マリリン 7日間の恋」 DVD

       「かぞくのくに」 DVD ヤン・ヨンヒ監督、安藤さくら、井浦新、宮崎美子出演

世界にひとつのプレイブック  Silver Linings Playbook

2013-03-21 | 映画 さ行
意外なことに、本年度のアカデミー賞の主要6部門(作品賞、監督賞、主演男女優賞、助演男女優賞)
すべてでノミネートされた唯一の作品で、主演女優賞を弱冠22歳のジェニファー・ローレンスが
受賞です

原題の「Silver Linings」。
「Every cloud has a silver lining. すべての雲には銀の裏地がついている」という諺で
「どんな不幸や災難にも何かしらいいことがあるものだ」という意味です。
東洋的にいうならば「人間万事塞翁が馬」。

この映画を見て思い出したのが、1998年の映画「恋愛小説家 As good as it gets」。
ジャック・ニコルソンとヘレン・ハントがアカデミー主演男・女優賞を受賞しました。
「As good as it gets」というタイトル、上手く日本語にならない表現ですが、
強迫神経症の恋愛小説家と、病気の息子を抱えたウエイトレス、ゲイで両親から拒絶された芸術家の3人が「現実の状況をそのまま受け入れ、そこで得られる精一杯の幸せ」を希求するというストーリーで
見ると必ず泣いてしまう大好きな映画です。
「恋愛小説家」の最後に流れる「Always look on the bright side of life」。
元は英国のモンティパイソンのなかで歌われた曲だそうですが、いろんな方が歌っていて
よく知られています。歌詞がとてもいいんです
苦しい時には口笛を吹いて、前向きに明るく生きていこうよ」と背中を押してくれる感じです。





  **************************

 
         世 界 に ひ と つ の プレイブック
                Silver Linings Playbook

   *************************


 < ストーリー >
妻の浮気現場に遭遇し逆上、浮気相手を殴り倒し双極性障害と診断され病院で治療中のパット。
退院し実家で両親と暮らしながら、社会復帰を目指すが時々自分をコントロールできなくなる。
妻への執着は収まらず、接近禁止命令が出ている。そんな時出逢った友人の義理の妹ティファニー。
彼女は夫を事故で亡くし荒れていたが、立ち直るためにダンスコンテストへの出場を決意し、
パットの妻に手紙を渡す代わりに、強引にパットをパートナーにする。
気が乗らないパットだったが、立ち直りを賭けてコンテストに出場する。


スティービー・ワンダーの「My Cherie Amour」


主人公パットにとっては結婚式での思い出の曲であり、不倫を目撃した時に流れていた辛い曲。

妻の浮気現場に遭遇したら…人はどういう反応をするのでしょう?
ブチ切れて暴れるか?、茫然自失で固まるか?

パットは切れて相手を殴り倒し病院へ収容され、8か月治療を受けることに。
以来、自分の感情を抑えられなくなる。
浮気した妻を恨むならわかるけれど、パットは復縁を望み彼女に執着する。
2011年ピープル誌で「最もセクシーな男性」に選ばれたイケメンのクーパーが
立ち直れないダメ男を演じるのが可笑しい。

夫を交通事故で亡くして荒れていたティファニーを演じるジェニファー・ローレンス。
22歳とは思えない存在感。胆の据わったお顔立ちと、ハスキーな声がいい~
年下なのにすっかり主導権を握り、煮え切らないパットをダンスコンテスト出場に引きずり込む。

TVドラマ「私はラブ・リーガル」の台詞で知ったのですが、愛する人を亡くした時、
喪失や悲しみには5つのステップがあるそうです。
  1.否定    denial
  2.怒り    anger
  3.もがき    bargaining
  4.うつ    depression
  5.受容    acceptance
パットは妻を亡くしたわけではないですが、拒否され喪失感を抱いているわけで、
怒り→もがき→受容というステップを踏んでいるようです。

共に心を病んだふたり。
精神的に参った時は体を動かすのがいいようです。頭をからっぽにして汗をかき、疲れて寝る。
突然ダンスなの~?と思ったのですが、リハビリにはうってつけかもしれません。

         
ふたりを取り巻く人たちもちょっと変わってます。
デニーロ演じるパットの父は、かなりキレキャラです。パット以上に危ないレベル。
パットの兄も、友人も、友人の妻(ティファニーの姉)も・・・。

途中から結末は読めるのですが、最後までハラハラ + 笑いあり。
家族の一員でもないのに、「パット、よかったねぇ~」と晴れやかな気持ちになりました。

ダンスの後、パットは別れた妻の耳元で何と呟いたのかしら? 気になる~。


久々登場のクリス・タッカー。
抑え目の演技で…ジャッキ―・チェンと共演した「ラッシュ・アワー」のマシンガントークが懐かしい~。


 にほんブログ村 映画ブログへ




 ***** 見た 映画 *****

 3月19日 「クラウド・アトラス」 @109シネマズMM横浜


アンナ・カレーニナ

2013-03-19 | 映画 あ行
本作は飛行機の中で鑑賞しました。

旧式の機種で、一斉上映システムだと知らず最初に「リンカーン」を選択したのですが、
画像のトーンが暗い上に、時々映像がぶれたりと鑑賞に堪え難いレベルだったので、
「アンナ・カレーニナ」に変更。最初から見るにはどうするのかしら?とあれこれボタンを
押していたら「システムの不備により最初から上映しなおします」のアナウンスで最初から
見ることが出来ましたが、本作は日本語字幕なし。
まぁ、トルストイ不朽の名作でストーリーはだいたいわかっているので大丈夫っしょ。
ただ…豪華なセッティングや衣装を、機内の小さなモニターで鑑賞というのが残念でした。

日本での公開は今月29日からです。


     ****  ***  ***  ***  *****

            ア ン ナ ・ カ レ ー ニ ナ  

     *****  ***  ****  ***  *** 


 < ストーリー >
19世紀、華やかなロシアの社交界。
政府高官カレーニンの妻で、社交界の華アンナは、兄夫婦を訪ねてモスクワへ赴く。
そこで青年将校ヴロンスキーと運命的な出会いを果たし、恋に落ちる。
一度はヴロンスキーを拒むが、彼への想いを断ちがたく、体面を保つだけの愛のない結婚生活と
華やかな社交界を捨て、本物の恋に身をゆだねるが…。

         
       美しいキーラ・ナイトレイ。        ヴロンスキーとの恋に落ちる。

なんとも豪華~で、華麗~、優美な映像です。 
巨大な劇場のようなセッティングで、まるで舞台を見ているような演出です。
本年度アカデミー賞で衣装デザイン賞受賞 ジュエリーはシャネルの協力によるそうです。
そして舞踏会でのダンスは、今まで見たことも無いような華麗でセクシーなダンスです。
映画館の大きなスクリーンで見たらもっとゴージャスでしょうね。

             
  アーロン・ジョンソンは危険な香りが似合うなぁ~。 →「アルバート氏の人生」「キック・アス

ただ…何度も映画化されている「アンナ・カレーニナ」を、いま撮る意味は何なんでしょう?
19世紀末のキリスト教に基づく貴族社会で、たとえ真実の愛であれ、不倫という許されない背徳行為に
走り、自分の居場所を失くし悲劇を迎えるアンナと、
農村で慎ましくささやかな幸せに生きるリョーヴィンとキティ。
家族とは、結婚とは、モラルとは、幸せとは?という問いかけなんでしょうか?
当時と今じゃ、価値観が大きく異なるからなぁ。
「誰かの不幸のうえに築く幸せは長続きしないんじゃないのかなぁ~」というのが私の個人的意見です。

「幸福な家庭はみな同じように似ているが、不幸な家庭は不幸なさまもそれぞれ違うものだ」
何故かドストエフスキーの小説の冒頭の台詞だと思い込んでいたのですが、
これは「アンナ・カレーニナ」の冒頭の台詞だったのですね。


           
 豪華絢爛だけれど、虚飾に満ちた冷やかな社交界。  苦悩する夫カレーニンを演じるジュード・ロウ。 
                                    抑えた演技で、渋いわぁ。
                                    でも、おでこを剃るのは危険です。   
    



  にほんブログ村 映画ブログへ

  

ゼロ・ダーク・サーティ

2013-03-18 | 映画 さ行
本作は、アカデミー作品賞、脚本賞、主演女優賞、編集賞、音響編集賞の5部門でノミネート。
音響編集賞のみ受賞です。
でも・・・監督のキャサリン・ビグローさんが監督賞候補になってもよかったんじゃない?
2009年の「ハート・ロッカー」で監督賞、作品賞を受賞しておられますが、
本作も女性が監督とは思えないような骨太・硬派の作品です
        
   監督キャサリン・ビグロー、ハンサムウーマンね。  主人公マヤを演じるジェシカ・チャスティン。

主演のジェシカ・チャスティンは昨年「ヘルプ 心が繋ぐストーリー」で助演女優賞ノミネートに続き、今年は主演女優賞ノミネート。
「世界にひとつのプレイブック」主演のジェニファー・ローレンスが受賞しましたが、
ジェシカが受賞してもおかしくなかったんじゃないかな~と思います。
当初、拷問シーンなどで目を伏せ、居心地悪そうにしていた彼女が、次第に捜査にのめり込み
上司を腰抜け呼ばわりするシーンなど迫真の演技でした 
 

 ***************************

        ゼ ロ ・ ダ ー ク ・ サ ー テ ィ 
              Zero・Dark・Thirty

 ****************************


題名の「ゼロ・ダーク・サーティ」は軍事用語で、ビンラディン急襲作戦決行の午前0:30を
意味するんですね。

 < ストーリー >
2003年、CIA情報分析官のマヤがパキスタンに派遣されてきた。初めこそ捕虜の拷問に目を背けて
いたが、次第に馴れていく。手元に届くあらゆる情報を分析し、ビンラディンの側近とおぼしき男に
たどり着くが確信が持てない。そんな中、共に働く女性局員が自爆テロで命を落とす。それにより、
ビン・ラディン逮捕に増々のめり込むマヤ。ある情報をきっかけにビンラディンの居場所を確信する。
本当にそこはビンラディンの隠れ家なのか…?


9.11テロから10年が経過し、突如米軍がビンラディンの隠れ家を急襲し殺害したとの報道に驚きました。
そして、この映画で殺害の裏に隠れ家を特定したCIAの女性分析官の存在を知り、またまた驚かされ
ました。

高校でリクルートされCIA分析官となったマヤ。
「グッド・シェパード」などで、アイビーリーグの優秀な学生がCIAやFBIにリクルートされるシーンを
見たことがありますが、高校にもCIAのリクルーターってくるのですね。
分析官としての能力って、どういう風に計るんでしょうね?

パキスタンに赴任してから8年に亘る年月をビンラディンの隠れ家を追うことに専念したマヤ。
8年って、長いなぁ~。膨大な情報の中から針1本を探し出すような作業。
その間にも、世界各地でアルカイダによるテロが起こり、上司からは巨額な予算を無駄にするなと
なじられる。
ところが、いざ居場所を特定して上司に報告しても、今度は上司が、上司の上司が二の足を踏む。
そりゃそうよね。100%の確信があるかって…万が一間違いだったら大失態!ビビるよね~。
世界的に非難を浴び、笑いものになるわけだから…。
最終決定の会議で、情報の正確さを問われた並み居る男性上司が口を濁す中、
キッパリ95~100%と言い切るマヤ。
そして、彼女の分析を信じて特殊部隊に「GO」サインを出すCIA長官。
部下の能力を信じる長官も胆が据わってるね。
そして特殊部隊によるゼロ・ダーク・サーティ開始の緊迫の急襲シーン。
他所の国でアメリカ軍による軍事行動だから、地域の周りにも気を配る厳しい任務です。
         
          特殊部隊による隠れ家への急襲。
     
私たちの知らない所でこんな厳しい日々を送っている人たちもいるんだなぁ~と、
だらけた自分の日常と比べて複雑な思いになりました。
8年間、ただただビンラディンを追跡し続けてきたマヤは、
彼の死後どんな思いにとらわれるのでしょう?達成感と虚脱感?

いやまぁ見応えのある映画だなぁ~と思ったのですが、監督がアカデミー賞にノミネートすら
されなかったのは何故なのかしら?とググってみたら、色んな情報が出てきました。
冒頭、真っ黒の画面で流れる911テロ犠牲者が留守電などに残した音声が無許可で使用された
として、遺族から公式謝罪を求められているとか、
ビンラディンはとっくの昔に死んでおり、この映画はCIAのプロパガンダで事実をうたった悪質な
でっち上げであるという元政府関係者の告発などなど。
因みにこの方、今回アカデミー賞で3部門受賞の「アルゴ」もCIAがベン・アフレックに持ちかけた
プロパガンダ映画で、今のハリウッドはCIAに繰られる政府の宣伝道具とまで仰ってます。

う~ん、本当のところはどうなんでしょうね?
私は素直に、スゴイなぁ~っと圧倒されました。

   
     普通のジェシカ・チャスティンはかわい~い。



   にほんブログ村 映画ブログへ

フライト   FLIGHT

2013-03-17 | 映画 は行
何だかなかなか調子が戻りません
書きかけのものが幾つも溜まっているのに、あと少しというところで止まったまま。
う~ん・・・何だか気持ちが乗らず。困ったもんだ~。


2月後半からアカデミー候補にあがった作品などが怒涛の公開。
早く公開しないかなぁ~なんておもっていたのに、
あの映画も、この映画も、もう公開が始まっていたのねーーー!
その上、期待の映画が月末にかけて続々と公開目白押し。
あぁ~、早く見ないと終わっちゃうーーと、気持ちばかり焦る日々。
「ムーンライズ・キングダム」は・・・? 既に公開が終わってました



  **********************

        フ ラ イ ト   FLIGHT


  **********************



本作ではデンゼル・ワシントンがアカデミー主演男優賞候補にあがっていたのですね。

 < ストーリー >
フロリダ州オークランド。ウィトカー機長は睡眠不足と飲酒の状態が抜けないまま、
アトランタ行きの旅客機に乗り込む。抜群の操縦技術を誇る彼は、激しい乱気流を切り抜け、
機体が安定すると、こっそりウォッカをあおり副操縦士に任せて眠ってしまうが、突然の機体の急降下に
目を覚まし制御不能の機体を立て直そうとする。緊迫する状況の中、あらゆる対応を試み、最後に
背面飛行を決行し住宅街を避け不時着を決行、多くの命を救った。
「奇跡の着陸」と称賛される中、事故後の検査で血液からアルコールが検出される。
果たして、事故原因は機体の故障なのか?はたまた彼の責任なのか?


冒頭から、人命を預かるパイロットにあるまじき麻薬とアルコールに溺れるウィトカ―の
乱れた生活、妻や子供と別れて暮らしていることなどがわかります。
事故調査で、10人のパイロットがシミュレーションしたところ、10人全員が地面に激突し全乗客死亡
という結果に、ウィトカーのパイロットとしての素晴らしい技量が証明されるのですが…。

「Nobody is perfect」この世に完璧な人間などいないけれど、非社会的な行動は困りもの。
ある分野で皆が認める突出した能力を発揮しているのに、社会的に問題有りな面を併せ持ち、
ワイドショーを賑わす方、時々をいらっしゃいます。
個人的な趣味の域ならいいけれど、多くの人の命をあずかるパイロットとなると話は違います。
いくら腕が良くても「麻薬依存症+アルコール中毒」のパイロットに命をあずけたくはないですよね。

 
           

名パイロットとして賞賛を受ける中、事故調査でアルコールが検出される。
賞賛を浴びる腕利きパイロットから、自己を起こした当事者の疑いを受け、マスコミに追われ、
公聴会で証言を求められる立場に。
アルコール摂取が事故の原因と特定されれば、過失致死で終身刑が言い渡されことになる。
    
後半はアルコール中毒患者ウィトカーのハチャメチャな行動ばかり。
一旦は事の重大さに怯え、アルコールを破棄し頑張ろうとするが、
絶体絶命の中、追い詰められて増々アルコールに溺れるウィトカー。
事故原因は機体の欠陥だと主張し、副操縦士やCAに口裏合わせを頼んだり、
平気で嘘をつき、疑いの目を向ける人たちを攻撃する。
一件落着に奔走する上司や弁護士をも裏切り、絶対に飲んではならない場面でのまさかの泥酔。
あぁ~・・・アカ~ン。
やっぱり、アルコール中毒や麻薬中毒というのは一種の病気なんでしょうね。
頭ではわかっていても、自分ひとりの力では何ともならない。それが依存ということなのでしょう。
どん底まで落ちて、究極の選択を迫られることになる。
むかし「覚せい剤やめますか? それとも人間やめますか?」って怖いCMがありましたが、
公聴会の最後の最後、この質問に白を切ればこの危機を乗り越えられるという場面で、
嘘をついて他人に罪をなすり付けてよいのか?と人間として最後の審判に臨むウィトカー。
     公聴会での証言  
やっぱりデンゼル・ワシントンは上手いわぁ~。

アルコール依存や薬物依存が大きな社会問題になっているアメリカ社会で、
この映画は依存に陥っている人へ警鐘を鳴らす「教育的指導」のような目的があるような?
自動車免許の書きかえに行くと、必ず見せられるこれでもかの事故シーンのような効果を
狙っているのかなぁ~と感じました。


ただ、神の手を持つ人ウィトカーがどうして薬中&アル中になり家庭生活が破たんしたのか?
に付いては全く語られません。
素敵な家に美しい妻と息子。一体依存に落ちた理由はなんだったのか?
私はそちらの方が気になってしまいました。





にほんブログ村 映画ブログへ





 ***** 見た 映画 *****

 3月 4日 「フライト」 @ワーナーマイカル茅ヶ崎

 3月 5日 「ゼロ・ダーク・サァーティ」@TOHOシネマズ海老名

       「世界にひとつのプレイブック」@TOHOシネマズ海老名

 3月13日 「ジャンゴ」@109シネマズMM横浜

       「愛、アムール」@横浜ブルク13

リトル・ダンサー  Billy Elliot

2013-03-12 | 映画 ら行
すっかりご無沙汰いたしました

旅から帰って一段落し通常の生活に戻ったものの、期限の迫る懸案事項が気にかかり、
なかなかブログに向かえませんでした。
もともと筆不精なので、一度書くということから遠ざかるとリズムを戻すのに
時間がかかってしまうんです
その上、花粉症が始まりました。例年薬なしでも乗り越えられる程度だったのですが
今年の花粉は多いようで、くしゃみと目のかゆみに悩ませられています。
花粉症のくしゃみはかわいくない
力一杯激しいおっさんくしゃみの連続で、ちょっと恥ずかしいです

昨夜、懸案事項をやっと終え、ようやくブログに向かおうとしたら・・・
NHKBSで2000年製作の絵英国映画「リトル・ダンサー」が始まりました 
大好きな映画の一つです。
横目で見ながらパソコンに向かっていたのですが・・・やっぱりこの映画はスルーできない。
テレビの前に移動し、ティッシュの箱を抱え、ボロボロ泣きながら最後まで見てしまいました。
いい~!
やっぱりこの映画はいいなぁ~!


  *************************

         リ ト ル ・ ダ ン サ ー  Billy Elliot

  ************************* 


 < ストーリー >
1984年、英国北部の炭坑町に住む11歳のビリーは炭坑労働者の父と兄、軽度の認知症の祖母と
暮している。母親は亡くなっており、ビリーが祖母の面倒を見ている。父の意向でボクシング教室に
通っていたが、偶然目にしたバレエ教室に惹かれ、女の子に混じって練習するうちに夢中になる。
ビリーの才能に気付いたウィルキンソン先生は熱心に指導するが、父は激怒し止めるよう言い渡す。
炭鉱のストライキが長引き町中が暗く沈むクリスマスの夜、親友の前で踊るビリーの姿を見て、
息子の才能に気づいた父は、ロイヤル・バレエ学校に入学させる費用を稼ぐため、スト破りを決意する。
ロイヤル・バレエ入団のオーディションを受けに、初めてロンドンに行くビリーと父。そして・・・。


1980年代はサッチャー政権のもと、経済立て直しの思い切った改革が吹き荒れた時代。
不採算炭鉱の閉鎖が決定され、全国炭鉱労組はストを繰り返し、政権と全面対立の後敗北。
舞台となった1984年、そんな英国の厳しい社会背景を反映してます。

長く続く不況とストで経済的に苦しい炭鉱労働者たち。
ミドルクラスのバレエの先生の夫もリストラにあい、夫婦関係はぎくしゃくしている。
苛立つ大人たちや暗く沈む町の空気を肌で感じる子供たち。

ひょんなことからバレエに目覚めるビリー。
「バレエなんて女がやるもんだ。男ならボクシング」という保守的な空気の中、
踊りたいという自分の欲求に素直に、密かにレッスンを受け続けるビリー。
心の中に渦巻く色んな気持ちって…大人でもなかなか言葉にならないですよね。
怒りとか悲しみ、やりきれない思い、踊りたいという願望を、身体全体で爆発させる
ビリーの踊りや表情が、いいんだわ~。

未来のない炭鉱にから身を投じるのは長男と自分だけでいいと、悩んだ末にビリーの未来を
切り開こうと、仲間を裏切るスト破りを決行する父の愛。
父の覚悟を知り、カンパをしてくれる炭鉱夫仲間たち。涙が…止まらんわ。

ロンドンのロイヤルバレエ学校の明るく豪華な建物や生徒たちの上品な立ち振る舞いの中で、
戸惑うビリーの行動。あちゃぁ…あかん。
落ちたな…っと思ったところで、審査員の最後の質問に答えたビリーの言葉に、また涙。

結果を待つ家族の落ち着かない様子。
徘徊していた婆ちゃんがすっかりしっかりしちゃったりして。
ロンドンに旅立つビリーに、父や兄、親友マイケルとの別れのシーン。
男ばかりの不器用な家族の愛の表現に、ストーリーを知っているのにも関わらずまたまた涙。

暗く沈んだ炭鉱町で、
未来に向かってロンドンへ旅立つビリーと、
再開された炭鉱のエレベーターで暗い地下に降りていく炭鉱夫たちのコントラストが
うまいなぁ。

        
当時14歳だか15歳だった主演のジェイミー・ベル君も今や26歳。
光陰矢の如しです。
もう踊らないのかな?


この映画を基にした舞台「BILLY ELLIOT」は現在もロンドンで上演されていました。




にほんブログ村 映画ブログへ

旅行中に見た映画

2013-03-05 | その他
土曜日に帰国し、荷解き、わんこのお迎えにシャンプー、掃除に洗濯、アイロンがけと
元の生活に戻すべく慌ただしい週末を過ごし、昨日から通常の生活に戻りました。

今回、ヴァージン航空は一斉上映なのでなかなかタイミングよく見ることができませんでした。
 
 * 飛行機 往路

   ・「アンナ・カレーニナ」
      キーラ・ナイトレイ、ジュード・ロウ、アーロン・テイラー=ジョンソン主演

   ・「The Perks of Being a Wallflower」日本未公開
      エマ・ワトソン、ローガン・ラーマン、エズラ・ミラー主演の青春映画

   ・もう1本見たのですが・・・思い出せない。思い出したら追記します。

 *renfe…スペインの新幹線のような特急電車(マドリッド―コルドバ間往復)
     ちゃんとケースに入ったイヤホンを配ってました。 

   ・「砂漠でサーモンフィッシング」 ユアン・マクレガー、エミリー・ブラント主演
   ・「君への誓い」   レイチェル・マクアダムズ、チャニング・テイタム主演
  どちらも未見なのに・・・音声も字幕もスペイン語でちんぷんかんぷん。画像を追っただけです

 *ALSA…スペインの高速バス(コルドバ→グラナダ)では「カーズ」を上映してました。
    映画は見ずにスペインの自然の景色を堪能しました。

 @ロンドン 「Wreck-it Ralph / シュガーラッシュ」ディズニーアニメ
     同時上映のサイレント白黒短編アニメ「紙ひこうき」もロマンチックなストーリーでした。

 *飛行機 復路

   ・「ヒッチコック」…「サイコ」製作にまつわる製作会社や妻との葛藤を描く。
      アンソニー・ホプキンス、ヘレン・ミレン、スカーレット・ヨハンセン主演

   ・「The Girl」…トビー・ジョーンズ、シエナ・ミラー主演のアメリカHBOのTVドラマ。      
       これも「鳥」製作中のヒッチコックと主演女優ティピー・ヘドレンとのエピソード。

思い出しながら、少しずつアップする予定です。