今さらですが・・・2月末に行ったスペインの旅。
マドリードから電車でコルドバ、コルドバからバスでグラナダへ。
グラナダといえばアルハンブラ宮殿です。
ナスル朝グラナダ王国は、イベリア半島における最後のイスラム王朝として約250年間存続し、
繁栄を極めましたが、8世紀末から続くキリスト教徒の国土回復運動(レコンキスタ)により、
1492年1月2日にグラナダの陥落で滅亡し、イベリア半島全土がキリスト教徒の手に戻りました。
グラナダの街は香辛料の匂いがします。
香辛料を量り売りする店や露店まであるのです。
そして目についたのは・・・至る所にある歩道と車道を隔てるこのポール。
石畳には果物のようなモザイク。
これ、何だと思いますか?
* 写真はクリックすると大きくなります。
グラナダ到着後、観光案内で薦められたアルバイシンのツアーのガイドさんに聞いたところ
「グラナダ」とはスペイン語で「ざくろ 柘榴」のことを意味するそうです。
そう、これはザクロの実だったのです。
ザクロの木が多く植えられたことに由来しているそうで、街のシンボルです。
ザクロはスペイン語で「granada」、英語では「pomegranate」フランス語では「grenade」。
そして、英語でgrenadeは手りゅう弾。形が似ているからでしょうか?
*アルバイシンは川を挟んでアルハンブラ宮殿の対岸にある丘陵で、ここも世界遺産に
登録されています。狭く入り組んだ石畳で、ジプシーさんが岩を掘った洞窟ハウスに暮らし
夜はフラメンコショーが見れるそうですが、治安はちょっと不安ですが、ガイドさんが一緒なら
大丈夫です。
*このツアー、私たち二人にとてもフレンドリーなガイドさん(アイリーン+研修中のふたり)
が付いてくれて、アルバイシンの丘を歩きながら降りてくるツアーです。
黄昏時には夕日に輝くアルハンブラ宮殿を見ることができるお奨めのツアーです。
セグウェイに乗って回るツアーもありました。乗りたかったなぁ~。 →こちら
たまたまそんな話をしたら、友人から「ザクロ」がらみの耳寄りな話が聞けました。
友人Aさんから「紅一点」の「紅」は緑の中の赤いザクロの花のことを指すのだとの情報です
出典は中国の詩人王安石の「詠石榴」。一面の緑の中に1輪の紅色の花が咲いている(万緑叢中紅一点)と詩に詠んだことからきているそうです。(大辞林より)
友人Yさんからは、鬼子母神は手にザクロの実を持っていたと思うとの情報がありました
これまた大辞林によると、出産・育児の神となった鬼子母神は手にザクロの実を持ち、一児を抱く
天女の姿だそうです。
ザクロは種が多いことから、各地で多産と豊穣の象徴とされているようです。
まさに、「三人寄れば文殊の知恵」のごとく、ザクロ話に花が咲きました。
ザクロでこんなに盛り上がるなんて・・・
アルバイシンからアルハンブラの夕日に輝く姿を見るツアーはとてもよかったです
後ろの山はシエラネバダ山脈
アルハンブラ宮殿の美しいモザイク
アルハンブラといえばライオンの中庭
きれいに手入れされた庭、必ずある噴水。
陶器のコーラの看板 カテドラル 素敵な扉
* * * スペインで気付いたこと * * *
* スペインの治安はちょっと心配だったのですが、オリンピック誘致を意識してか、
夜のマドリッドにはパトカーがたくさん出動していて、街角のそこここに警官が立っていました。
* マドリッドでも、コルドバ、グラナダでも、オレンジの街路樹があちこちに。
見事なオレンジがたわわに生っているのに、誰も取っていく気配なし。
グラナダでガイドのアイリーンに聞いたところ、取ってもいいけれど「不味いよ」とのこと。
渋くって食用にはならないそうです。
*「カルメン」とは?
女性の名前かと思ったら、アルバイシンの家のいくつかに「カルメン」の文字。
グラナダでは、果樹園や中庭のある家を「カルメン」と呼ぶそうで、頼めば見せて下さる
ところもあるそうです。
* スペインの料理は・・・美味し~い!
バールで飲み物を頼むと料理が一皿(タパス)付いてきます
マドリッドの「サン・ミゲル市場」は色んなお店が集まっていて
各店で飲み物を頼んでタパスを食べて回りたかったな。食事の後で行ったのが残念。
* マドリッドのホテルでテレビをつけたら「アリランチャンネル」というのがあって
韓国の歴史や文化、世相など、いまの韓国の姿を伝える番組を放送していました。
全国ネットなのか、ホテルのケーブルTVなのかはわかりませんが、スペインで
韓国の宣伝番組を見ることになるとは。因みにTVはサムソンの薄型壁掛けタイプでした。
日本も海外の人たちに日本のことや日本人の気質を知ってもらう番組を積極的に放送した方が
いいんじゃないのかな~。
2013年2月26日 「グラナダ→コルドバ→マドリッド」
***** 見た 映画 *****
6月9日 「ビッグ・ショット・ダディ World's Greatest Daddy」DVD ロビン・ウィリアムズ主演
う~ん、何とも後味の悪い映画。途中から早回しで見てしまいました
マドリードから電車でコルドバ、コルドバからバスでグラナダへ。
グラナダといえばアルハンブラ宮殿です。
ナスル朝グラナダ王国は、イベリア半島における最後のイスラム王朝として約250年間存続し、
繁栄を極めましたが、8世紀末から続くキリスト教徒の国土回復運動(レコンキスタ)により、
1492年1月2日にグラナダの陥落で滅亡し、イベリア半島全土がキリスト教徒の手に戻りました。
グラナダの街は香辛料の匂いがします。
香辛料を量り売りする店や露店まであるのです。
そして目についたのは・・・至る所にある歩道と車道を隔てるこのポール。
石畳には果物のようなモザイク。
これ、何だと思いますか?
* 写真はクリックすると大きくなります。
グラナダ到着後、観光案内で薦められたアルバイシンのツアーのガイドさんに聞いたところ
「グラナダ」とはスペイン語で「ざくろ 柘榴」のことを意味するそうです。
そう、これはザクロの実だったのです。
ザクロの木が多く植えられたことに由来しているそうで、街のシンボルです。
ザクロはスペイン語で「granada」、英語では「pomegranate」フランス語では「grenade」。
そして、英語でgrenadeは手りゅう弾。形が似ているからでしょうか?
*アルバイシンは川を挟んでアルハンブラ宮殿の対岸にある丘陵で、ここも世界遺産に
登録されています。狭く入り組んだ石畳で、ジプシーさんが岩を掘った洞窟ハウスに暮らし
夜はフラメンコショーが見れるそうですが、治安はちょっと不安ですが、ガイドさんが一緒なら
大丈夫です。
*このツアー、私たち二人にとてもフレンドリーなガイドさん(アイリーン+研修中のふたり)
が付いてくれて、アルバイシンの丘を歩きながら降りてくるツアーです。
黄昏時には夕日に輝くアルハンブラ宮殿を見ることができるお奨めのツアーです。
セグウェイに乗って回るツアーもありました。乗りたかったなぁ~。 →こちら
たまたまそんな話をしたら、友人から「ザクロ」がらみの耳寄りな話が聞けました。
友人Aさんから「紅一点」の「紅」は緑の中の赤いザクロの花のことを指すのだとの情報です
出典は中国の詩人王安石の「詠石榴」。一面の緑の中に1輪の紅色の花が咲いている(万緑叢中紅一点)と詩に詠んだことからきているそうです。(大辞林より)
友人Yさんからは、鬼子母神は手にザクロの実を持っていたと思うとの情報がありました
これまた大辞林によると、出産・育児の神となった鬼子母神は手にザクロの実を持ち、一児を抱く
天女の姿だそうです。
ザクロは種が多いことから、各地で多産と豊穣の象徴とされているようです。
まさに、「三人寄れば文殊の知恵」のごとく、ザクロ話に花が咲きました。
ザクロでこんなに盛り上がるなんて・・・
アルバイシンからアルハンブラの夕日に輝く姿を見るツアーはとてもよかったです
後ろの山はシエラネバダ山脈
アルハンブラ宮殿の美しいモザイク
アルハンブラといえばライオンの中庭
きれいに手入れされた庭、必ずある噴水。
陶器のコーラの看板 カテドラル 素敵な扉
* * * スペインで気付いたこと * * *
* スペインの治安はちょっと心配だったのですが、オリンピック誘致を意識してか、
夜のマドリッドにはパトカーがたくさん出動していて、街角のそこここに警官が立っていました。
* マドリッドでも、コルドバ、グラナダでも、オレンジの街路樹があちこちに。
見事なオレンジがたわわに生っているのに、誰も取っていく気配なし。
グラナダでガイドのアイリーンに聞いたところ、取ってもいいけれど「不味いよ」とのこと。
渋くって食用にはならないそうです。
*「カルメン」とは?
女性の名前かと思ったら、アルバイシンの家のいくつかに「カルメン」の文字。
グラナダでは、果樹園や中庭のある家を「カルメン」と呼ぶそうで、頼めば見せて下さる
ところもあるそうです。
* スペインの料理は・・・美味し~い!
バールで飲み物を頼むと料理が一皿(タパス)付いてきます
マドリッドの「サン・ミゲル市場」は色んなお店が集まっていて
各店で飲み物を頼んでタパスを食べて回りたかったな。食事の後で行ったのが残念。
* マドリッドのホテルでテレビをつけたら「アリランチャンネル」というのがあって
韓国の歴史や文化、世相など、いまの韓国の姿を伝える番組を放送していました。
全国ネットなのか、ホテルのケーブルTVなのかはわかりませんが、スペインで
韓国の宣伝番組を見ることになるとは。因みにTVはサムソンの薄型壁掛けタイプでした。
日本も海外の人たちに日本のことや日本人の気質を知ってもらう番組を積極的に放送した方が
いいんじゃないのかな~。
2013年2月26日 「グラナダ→コルドバ→マドリッド」
***** 見た 映画 *****
6月9日 「ビッグ・ショット・ダディ World's Greatest Daddy」DVD ロビン・ウィリアムズ主演
う~ん、何とも後味の悪い映画。途中から早回しで見てしまいました